00:00
スピーカー 2
こんにちは、ササキルです。
こんにちは、テルウです。
こんにちは、会社員をやっております。
スピーカー 1
イラストを描くのが大好きなチャモと申します。
チャモさん、ようこそいらっしゃいました。
スピーカー 2
ありがとうございます。
今日、4回目ということで、新しくゲストをお呼びしてお話を伺おうと思うんですけども、
お誘いした後に判明してしまいました。
聞いたところによると、本日誕生日ということをお伺いしまして、
おめでとうございます。
ありがとうございます。
誕生日の夜に、TRPGの話をするために、
なぜ、参じていただいて、本当にありがとうございます。
なんと、本物なことかと、私は思っております。
スピーカー 1
さすがすぎる。
今年もTRPGの年にしていきたいと思っておりますので、
お二人とも、おめでとうございます。
素晴らしい。
スピーカー 2
いや、もう憧れを持って見てますよ。
これまで、過去3回何してきたかというと、
もう、古代TRPGの話をしてきたわけですよ。
古代。
僕の体験を中心に、僕の体験自体は、
1991年から1997年ぐらいの、お二人がお生まれになっていない頃を含む、
古代の話をしてたんですけども、
年表までありましたからね。
ほんとですよ。
すごい。
で、調べれば調べるほど、
今の盛り上がってるTRPGの話を聞いてみたいと。
で、なんだろうね、早くやってみたいと思ってるわけですけども、
やり始めると、ピュアな感じで聞けないんで、
ちょっと、これ終わったらやろうと思ってるんですけど、
今日は。
早く、早くこれを撮ってやりたいぐらいの感じなんですね、今。
スピーカー 1
私も早く「たく」を始めたいですね、この3人で。
スピーカー 2
「たく」っていう言葉がさっと出てくるのもいいですね。
「たく」ね、「たく」っていうもんね。
スピーカー 1
そうですね、日常用語ですね、もう。
スピーカー 2
日常用語なんですね。
スピーカー 1
日常用語ですね、
「ミーティング」って言葉よりも「たく」っていう言葉の方が使う可能性が高いかもしれないですね。
スピーカー 2
(笑)
そうですよね、「たく」が開かれてるんですもんね。
そうですね。
あと、大浅によるともう、すごい「たく」開かれてるって話ですもんね。
スピーカー 1
そうですね、「たく」は、
月に、でも4回以上はやるかな。
スピーカー 2
週1ペースではやってるっていうことですよね。
スピーカー 1
そうですね、週1ペースくらいでやっていますね。
多い方だと本当に、週7とか入ってるっていう噂もお友達の中では聞くんですけども。
ちょっとさすがに、週7はですね、すごく修羅の道を行くスケジュール感ですので。
03:02
スピーカー 2
いやもうなんか、TRPGって1回やると頭沸騰するじゃないですか、楽しくて。
スピーカー 1
いやほんとそうですよね。
スピーカー 2
なんか、1日1回といえども、なんかもう疲労が半端なさそうで。
すごいな、それ。
いやね、それでなんでこう、ソナイさん呼んだかって言ったの。
会社の中のスラックである日、TRPGっていう単語を見かけて、
で僕はもう、TRPGから離れてなかったんで、
もうなんか、その単語3度見くらいして、
なんか、ん?って、TRPGについて話してる奴が会社にいると思って。
それで、まあ、チャモさんにちょっとまあ、コンタクトを取って、
ちょっと今日はどうか話を聞かせてくれないかっていうことで、
あの、お時間をいただきましたので、
ちょっとこの後、きっかけかな?
今のTRPGシーンまでいろいろお伺いしてみたいと思います。
というわけで、この後、本編です。
メディアヌップ
スピーカー 1
いやほんと、TRPGの卓やってると、
回線の問題がほんとに深刻な問題になっていて、
なんかこの、回線が一瞬死ぬと、
このPL、PCは今沈黙したと思って、
なんか、ざわつくみたいな。
今、何を考えているの?みたいな。
スピーカー 2
意味がね、意味が生じるってことね。
スピーカー 1
変わってきちゃうんですよね、その一瞬一秒、回線の遅れが。
スピーカー 2
やばいな。
回線問題もあるんだ。
俺、そう、俺もう、とにかくね、知らないことだらけでね、
もうなんか、早速いろいろ聞いていきたいんですけども、
今ちょうど、あの、きっかけから聞こうかなと思ったんですけど、
今きっかけよりも、もう、今話し始めた?
もう、今オンラインでやるのは普通なわけですよね。
そのツールもあるし、コロナ禍でもあるし、
いろんな状況が、そういう風に、
オンラインでやることを後押ししているわけだと思うんですけども、
僕のようなね、古代からやってきた人間に、
ちょっと本当、僕のこと90年代の人間だと思って、
説明してほしいんですけど、
一体どうやってオンラインで、TRPGやってるんですか?
スピーカー 1
そうですね、まず、一番最初は、
見打ちで一緒にオンラインの、
TRPGをやるときに、セッションって言うと思うんですけど、
オンラインセッションを見打ちで集まって、やってみようっていうので、
最初は始めてみて、
そこで、うま味を知ってしまったわけです。
TRPGってなんて面白いんだと。
で、そこからだんだん、
見打ちの卓だけでは、回数が少ない。
06:00
スピーカー 1
もっとやりたい、もっとやりたいっていう気持ちがでかくなって、
私はまずTwitterを始めたんですね、TRPG用の。
Twitterで、卓を募集している方がいて、
要はこのシナリオをやりたいんだけど、
他には遊ぶ人がいないから、
誰か来てくださいっていうことで、卓を募集している方がいて、
そこに飛び込んでいくような形で、やっていった形ですね。
スピーカー 2
なんか今気づいたのは、コロナとか関係なく、
そういう方法じゃないと、怖くて参加できないですよね。
例えば、初対面の人と男性が混じってる卓に、
3、4時間、TRPGやりましょうって言われて、
はいって言って、行かないですよね。
だから、すごく安全に、しかも趣味の合う、
このシナリオの方向性やりたいみたいなのと、
すごくマッチングされるってことですよね。
スピーカー 1
そうなんです。Twitterを通してやってることで、
まずTwitterのアカウントがあることが前提になっていて、
TRPGやってる方に特徴的なのが、Twitterのプロフィールっていう、
プロフィールカードかな、というものが登録できて、
そこに自分の、例えば名前とか卓ができる時間帯であったり、
あとは好きなシナリオの傾向、通りたいシナリオ、通ったシナリオ、
みたいなことをまとめることができて、
それを見て、この人は自分と同じシナリオを通りたいんだっていうのを分かったりとか、
あとは趣味が合いそうかどうかっていうのを判断したりして、
一緒に遊ぶっていうことがありますね。
スピーカー 2
あれですね、多分、もしかしたらちょっとずれてることを言ってるのかもしれないんですけど、
最近のE-SportsのAPEXも、
Twitterでプレイヤー募集して一緒にチームを組んで、ってやることが多いんですが、
自分が得意なキャラクターであったり、ランク帯であったりっていうところをTwitterのプロフィール、
ないしば募集のところに記載しておいて、
同じ目標というか、遊び方をしたい人同士で集まるのに近いのかなっていうのと、
あと、Pixivとかそういったところで活動されていた方が、
Twitterにプロフィールそういう風に書くような傾向と近いのかなって思ったりしたところがありますね。
スピーカー 1
確かにですね、そうですね、それはあると思いますね。
あともう一個思ったのが、
TRTGの自己紹介シートっていうものがあって、
どういうものかというと、
キャラシーではなくて、キャラクターシートではないんですよ。
スピーカー 2
プレイヤーの方なんですね。
スピーカー 1
プレイヤーのマシートみたいなものがあって、
09:01
スピーカー 1
例えば自分がGMをいっぱいやる人なのか、BLをいっぱいやる人なのかっていうところから、
あとは、例えばエモーショナルなロールプレイが好きかとか、
茶番が好きかどうかとか、
そういうのがどれぐらい好きかっていうのを記してTwitterに載せておくっていうことで、
傾向を判断するんですよ。
スピーカー 2
ロールプレイが好きかどうかっていうところ、結構人によって違いますもんね。
スピーカー 1
すごく重大な問題に発展する可能性があるので。
スピーカー 2
確かに。
古代RPGの、古代TRTGの話をすると、当時はそういうものが全くなくて、
雑誌の後ろにコンベンション開催のお知らせっていうのが載っていて、
コンベンション?
コンベンションっていう、どっかの区民会館とか市民会館みたいなものを借りて、
で、ゲームマスターが、僕が行ったのは6人から8人くらいだったんですけど、
いろんな部屋を何個か、和室を借りて、そこでは3宅立ちますとか、
ちっちゃい部屋借りて1宅立ちますとかって言って、
その場でバーってマッチングされて、わーって行って、
その日に1日使って午前1つ、午後1つとかっていうのをやる、
とにかく集まって、その日バチバチやるっていうイベント、そのコンベンションっていうんですけど。
お店がそういう感じで行われていたんですね。オフラインセッションですね。
で、バーってそれ行くんだけど、みんなどうやるかわからないし、
みんなオラガ村のルールとオラガ村のスタイルでやってるから、
例えば、同宅した方が急に演劇的なね、
オールプレイだからいいんだけど、急に女性言葉のエルフを全力で演じ始めたときに、
凄い挙動るとなるわけね。衝撃は凄くありそうですね、確かに。
こっちはそれがどんな異性のね、僕にとって異性のキャラクターであろうとも、
振る舞いとしてはそういうことやるんだけど、
あの、初話?初話として演技したりはしないわけよ、自分はね。
でも急にそういうの来た時に、お、これはすごいの来たなみたいな、
そういう、あの、マッチングって大事なの。
でも逆にその人はそうやるのは楽しいわけでしょ?
全員がそうだったら多分良かったわけだから。
あの、知らないですか?
それで言うと、どんな派、なんて言うかな、流派というか、プレイスタイルがあるんですか?
スピーカー 1
私は、あの、もうロールプレイ重視スタイルでやってますね。
スピーカー 2
割と、ザー、エモーショナルなプレイをするタイプの方なんですね。
スピーカー 1
そうですね、もうあらかじめ、設定とかも、あの、なんて言うんですかね、
一緒のタクでやる人のキャラクターの設定は、ちょっとこう把握しておいて、
どういう関係性かみたいなのをなんとなく把握しておいた上で、
もう最初からロールプレイで行くみたいなスタイルです。
スピーカー 2
あ、いいな。じゃあ、私その、びっくりする方だね、それ。
12:01
スピーカー 1
そうですね、びっくりされる方だと思います。
スピーカー 2
でも、それも事前に、例えば、Twitterのそれこそプロフィールカードみたいなところで、
こういう方だってわかっていたら、別に同じスタンストラストも楽しむこともできるわけだし、
っていう状況が今あるっていうことですよね。
スピーカー 1
そうですね、そうですね。大体みんなわかってくれているっていう感じですかね。
スピーカー 2
なるほどね。あ、それは、なんか、いいな、やっぱりこう、
そのオンラインの、最近のやり方のすごい優れたところですよね。
すごい、ササキルさんがいい時代になったな、の顔をずっとしている感じがして。
いや、なんか、おそらく、今皆さんがやっているものって、
クテルフだとかのような現代ものとかのホラーとかが多いと思うんで、
ファンタジーじゃないと思うんですけど、
ファンタジーの中だと、冒険者を集めるみたいなのが最初あるじゃないですか。
その酒場で冒険者を集めるみたいなね。
ギルドがあって、酒場があってですよね。
そうそうそう。まさにそれと同じようなことが、
まあ、ツイッターなりなんなりのソーシャルメディアの中で、
こう、一緒にセッションやりましょうって募集があって、
あ、この人たちと今日冒険に出かけようと。
まあ、それが仮にね、あのホラーとか、別の現代ものだったとしても、
パーティ集めるような感じが日々行われているってことでしょ?
スピーカー 1
そうですね、そうですね。
スピーカー 2
やばいね、これ。超楽しい。
いや、ソーシャルにギルドがあるってすごい素敵なことですね。
もう、確実に、
確実に社会人人生とは別のツイッターアカウントが必要になるよね、これ。
そう、そう思ってきた、俺なんか今の気が。
ささきれさんが今、作りたくなっているだけなのではという気が、
着陸しましたが。
いや、なんか、え、なんか、作りたくないんですか?
スピーカー 1
いや、やっぱりそこで出会う人って、
また全然違う交流関係になるんですよね。
なんか、普段社会生活で会うときよりも、
なんか、ぐっと近づいたとこから始まる関係性というか。
スピーカー 2
いや、そうだよね。
だって、1回TRPGのセッション3時間とかですか?
4時間くらいやりますか?
スピーカー 1
あ、でも3時間くらいからが多いですね。
スピーカー 2
それって、下手したらコロナ禍に入社した新入社員が、
この1年間に経験した飲み会の総時間を1回で超える可能性すらあるからね、それ。
スピーカー 1
ありますね。
スピーカー 2
それはあるかもしれないですね。
1回か、まあ、何回かで。その濃密さ、濃密さで言うとね。
いや、そうですね。
もう、圧倒的に仲良くなるよね、それで。
スピーカー 1
本当に、なんか、私この前、会社の友人と、
まあ、それまでも仲良かった友人ではあるんですけど、
TRPGにほとんど初めてやるっていう子を誘って、
20時間の博をやったんですよ。
スピーカー 2
すっごい長いですね。え、キャンペーンですか?
それはキャンペーンってこと?
スピーカー 1
いや、1つのシナリオですね。
スピーカー 2
すごいや、連続20時間だ。
15:01
スピーカー 2
連続?
連続20時間。
例えば、休憩も入れつつも、まあ、連続で20時間のこと?
スピーカー 1
それは、例えば、平日夜9時から始めて、
まあ、4日から5日くらいかけてやるようなシナリオ。
スピーカー 2
それはキャンペーンじゃなくてセッションだ。
スピーカー 1
セッションですね。
このシナリオだ。
スピーカー 2
1セッションですね。
スピーカー 1
1セッション20時間あったやつをやったんですけど、
なんかもう、すごい仲良くなって、
もうその後すぐ、シナリオ関係で、
そのシナリオちょっと中華っぽいシナリオだったんですけど、
みんなで中華食べに行こうよって言って、中華食べに行って、
その後は池袋のTRPGのお店、
TRPGのお店じゃないか、TRPGをいろいろ遊べるお店に行って、
テーブルゲームを3、4時間くらいして帰るっていう。
スピーカー 2
更にやって帰る。
すごいな。
スピーカー 1
めちゃめちゃのお店さん時間を過ごしましたね。
スピーカー 2
それってなんか、それすごいな。
なんか鉄板屋って吉野家で牛皿でビンビール飲んで、
帰るみたいな。
スピーカー 1
すごい使い方があると思いますね。
スピーカー 2
例えがおかしいけど、それって仲良くなるんですよ。
夜の8時くらいから朝6時くらいまでマージャンして、
飲み屋開いてないから、吉野家で牛皿で延々ビンビール飲んで、
社会人がだんだん入ってき始めるとみんなで解散するってのがあるんですけど、
それに近しい楽しさがあるね。
スピーカー 1
いいですね。
スピーカー 2
なんかあれですね、僕の会社が、
ちょっといろいろ事情があっていろいろメンバーが変わってってなった時に、
「アマンガース」をみんなでやろうっていう話に一回なったんですよ。
僕も全く会ったことがない人たち。
「アマンガース」って人狼系の、今結構流行ってるゲームなんですが、
やっぱりそれをやると、なんていうんですかね、
やっぱり「アマンガース」ってちゃんと人を殺すので、
あいつが僕のことを殺してきたんだって思うと、
年齢とか関係なくこっちもコミュニケーションが激しくなっていくわけですよね。
それ送別会にやるゲームじゃないんじゃない?
送別会でなく、入社くらいの勢いで。
私はウェルカムのタイミングでやったんですけど、
スピーカー 1
もっとやりにくいですね。
スピーカー 2
そうですね、だからその距離感とかすごい測りかねてる時に殺されるんですよ。
そうしたら殺し返すじゃないですか、やっぱり。
そうなると専用になっていくっていう、
ゲームを通した、ゲームというかロールプレイなのか、
できる縁ってすごくあるなっていうのは共感するところありますね。
スピーカー 1
究極のアイスブレイクだなって思うところはありますね。
スピーカー 2
そうですね、間違いなくてね。
そうね、アイスブレイクって意味的には、
本編の前の、溶かすみたいなのがあるんだけど、
20時間やったら、それは何が本編?
温暖化ですよね、多分。
海面がすごいことになっていって、何かが沈んでるまで。
もうみんなで会社やめようぜみたいな感じになるよね。
18:00
スピーカー 1
会社立てるかってなってますよ。
スピーカー 2
いいじゃん、会社とか。
俺たち起業しようぜみたいな、それぐらいなるよね。
それうらやましいな。
チャムさんが、最初、今はそれこそ新しい人間関係の人たちと、
仲良くなるツールで、TRPGOっていうところだと思うんですが、
TRPGにはまり始めたきっかけって何だったんですか?
スピーカー 1
そうですね、私は身近にTRPGにすごくはまっている友人がいて、
その子が毎日毎日、週7ぐらいでやってる子なんですけど、
スピーカー 2
修羅の道を行かれている方が。
スピーカー 1
修羅を生きている、もう1年ぐらいその修羅の中で生きてるんですけど、
その子がTRPGにはまっているってのを聞いて、そんなに面白いんだと。
そんなに面白いんだとやってみたいなということで、
また別のTRPGをすごくやっている友達に、ちょっとやらしてよと、
気軽に声をかけてみたんですね。
で、身内も高校の同級生みたいな感じで集まって、
5人ぐらいでやったセッションが、死ぬほど面白かったんですよ。
それこそ崖に落ちるかのようにはまってしまって、
そこからちょっと記憶がないですね。
スピーカー 2
一回記憶がなくなるんですね。
スピーカー 1
なくなりますね。
スピーカー 2
ちなみに何やられたんですか?
スピーカー 1
その時は「観光バス」っていう、
「クトゥルフ神話TRPG」のシナリオだったんですけど、
Pixivで公開されている無料のシナリオかな。
それをやっていただいて、何が面白かったかというと、
シナリオももちろんすごく面白くて、だったんですけど、
普段一緒に遊んでいる友達が、
TRPGという場において一同に会して、
それぞれが持ってきたキャラを演じて会話をすると、
不思議なことに普段話さないようなことがどんどん出てきて、
そしてそれがシナリオにどんどん絡んでいくと。
スピーカー 2
ちなみに普段話さないっていうのは、
プライベートなことってことですか?
そうではなくて。
スピーカー 1
プライベートで話さないようなことも話していくし、
自分とは違うようなキャラを持っていくことも多々あるので、
普段だったらこの子にこんなことは絶対に言わないみたいなことも、
スピーカー 2
TRPGの場では言える、言っちゃう、みたいなところがあって。
スピーカー 1
そうですね。
そうしたら、その言われた相手も、
普段は私にこんなこと絶対言ってこないんだけど、
TRPGのこのキャラの場合は、私にこういうことを言って、
そこから始まる新しい対話が生まれるっていうのが、
21:05
スピーカー 1
ものすごく面白かったんですよね。
スピーカー 2
わかるなあ。
その楽しさは多分、
僕、今何で「わかるな」って言ったかっていうと、
僕がやってた若い時にもそういう感覚はあったんですけど、
つまり、普段自分が持ってる社会的な役割とかキャラクターみたいなものを
解き放たれるじゃないですか。
兄貴キャラとかね、弟キャラとか、うるさい奴とか、
色々あるのを全然バラバラになりますよね。
そういうのをやってみると、
普段接してるこれっていうのもその人の全てじゃないんだっていうのが
なんかわかって、すごく仲良くなるじゃないですか。
そうですね。
今やったら面白いんだろうなと思ったのが、
僕の中高生の時よりも自分が持ってる社会的な役割とか、
「あ、あの人ってああいう人だから」っていうキャラクターって
固定化されてると思うんだよね。
年もとれば、年上だと思われる時もあれば、
人によってはまだ若いと思われる時もあれば、
偉い人だとか、新入社員だとかそういうのあるけど、
全くそういうの取り払った時の爽快感って
若い時よりもでかそうだなと思って、
今の方が面白いんだろうなってめっちゃ思った今の話聞いて。
スピーカー 1
絶対そうですよね。
私、色々取り払ってやるの難しいと思いつつ、
会社のメンバーでやったら相当面白いなって思っていて。
スピーカー 2
相当面白いよね。
スピーカー 1
本当に。やっぱりどうしても普段の自分も、
ロールプレイをしているわけですよね。
スピーカー 2
そうだよね。
社会人というロールプレイをしているわけですね。
深いね。そう、今ね、ありがとうございます。
俺が言いたかったのそれ。
つまりロールプレイゲームをすることで、
普段の自分も既にロールプレイしているんだってことに
それが剥がれるっていうことを言いたかったんですけど、
もうありがとうございます。
いただきました。
いや、カメラ。
今日の佐々木菜さんがすごいですね。
いつもロードストー戦記の話であったり、
TRPGの話で目を輝かせている時とは
ちょっと違う楽しみ方をしている気がしていて、
なんか疲れているのかなってちょっと今思っちゃうところがあって。
いや、違う。
前回まではTRPGの話というかね、
どちらかというと小説の、ロードストー戦記の小説の話だったんだけど、
今日は本当にただのTRPGって
クッソ最高のゲームだったよなっていう話だから、
もう蘇ってきて、もう本当に夢中になってね、
あの時週5かな、僕の場合週7はやらなかったけど、
高校終わったら、
高校終わった途端に友達引き連れて自分家に来て、
やるっていうのが週5?
平日全部っていうのをやってたんで。
スピーカー 1
めちゃめちゃ羨ましい。
スピーカー 2
それが蘇ったね。
僕見たことないですけど、
見たことないって言いながら例えに出すんですけど、
釣りバカ日誌みたいなことなんですかね?そういうのって。
ちょっと説明を要するね、今の。
釣りバカ日誌って見たことないんですけど、
24:00
スピーカー 2
なんとなく聞くに、会社の社長と普通の社員みたいな人が、
釣りという共通の趣味の上で立場が逆転して、
釣りが上手い社員が、
社長を弟子に取るというか、教えを講うみたいなメソッドがある気がしていて、
そういうロールプレイが変わっていく中で、
見えてくる関係性であったり、
なんだったりがあるのかなっていうところを、
釣りバカ日誌メソッドなんじゃないかなっていうようとして、
僕見たことないのにちょっと名前を挙げちゃったんですけど、
今わかりました、そうね。
逆転するのってそうですよね。
社長もひらしゃいも一つのロールプレイだよね。
いや、確かに。
スピーカー 1
でも、TRPGの面白いところは、
立場の逆転とかだけじゃなくて、
自分の中に多重なキャラクターをどんどん蓄積していくわけですよね。
もうなんか2つじゃなくて、
もう無数のキャラクターが自分の中に入ってくるんですけど、
その中で、例えば相手と話していて、
自分が思っても見なかった挙動を、
自分のキャラクターがすることがあるんですよ。
そういう時に、何かこう、
自分の中のまだ見えてなかった部分が出てきちゃった
みたいな感覚があって、
それってなんかすごいことだなって思うんですよね。
それDividualだね。
スピーカー 2
文人?
スピーカー 1
文人。
スピーカー 2
文人っていう言葉、個人に対する文人とかね、
こういろんな人に面する社会的な役割ごとに
いろんな自分のキャラクターというか、
人格があるみたいなやつですけど、
確かにゲームやるとそういうのが無数に出てくるし、
無数に出てくるだけじゃなくて、
その一つ一つがどんどん掘り下げられてくってことですよね。
スピーカー 1
うん、ですよ。
スピーカー 2
あれ、なんか最近のTRPGについて基本的なことを聞きたいんですけど、
1回のゲームのことをセッションと言いますよね。
で、その同じキャラクターを連続して
いくつものエピソードをやるときって、
それをキャンペーンとかって言いますよね。
で、僕はその昔ファンタジーのやつをやってたときは、
同じキャラクターを使い続けて、
そのキャラクターがレベルアップしていったり、
あるいはその手にするアイテムが、
ちょっとずつ+1、+2とかでちょっと強くなってたりするんですよ。
魔法のアイテムだったりするとね。
そのアイテムを大事に無くさないように持って、
だんだん強くなっていくみたいなことをやってたんですけども、
今、チャモさんがやってるやつは、
毎回その場その場限りなのか、
同じキャラクターを繰り返し使うキャンペーンみたいなものなのか、
スピーカー 1
というと、どっちなんですか?
そうですね、多いのは、
新しい探索者をどんどん作っていく、
新しいキャラクターで作っていくパターンが多いですね。
ただ、同じキャラクターを何度も連れていくっていうのも、
スピーカー 2
やったりはします。
27:01
スピーカー 2
じゃあ両方ある。
じゃあその掘り下げ、
キャラクターの掘り下げが起こるときっていうのは、
同じキャラクターを他のセッションにとか、
何回か連れて行ったりしたときに、
スピーカー 1
それが起こると。
スピーカー 2
そうですね。
でももしかしたらゲーム性もあるのかなと思って、
例えばソードワールドで言うと、
ちょっとのキャラクターをどんどん強くしていくって、
ある方向性だと思うんですが、
クトゥルフって強くなることがあんまりないというか、
死ぬ死みたいなところもありますよね、多分。
スピーカー 1
そうなんです。
なので、連れて行きたいキャラとかいるんですけど、
連れて行けないんですよ。
どんどん愛情が深まるのに、
どんどん死ぬ可能性が高くなるから、
もう連れて行けないみたいな子とかいっぱいいて、
スピーカー 2
どうしようみたいな。
確かにな。
でもクトゥルフ切ないね。
スピーカー 1
切ないです。
もう産地十五しかないから、
どこにも行けないじゃん、みたいな。
暗号してないよ、みたいな子とかいるんですよ。
産地十五しかない。
スピーカー 2
何しても反対失敗しちゃう。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
すぐ狂気入っちゃう。
でもその他のところは好きなんですよね、そのキャラの。
自分が与えた見た目、その他の能力とか、
そういうのは好きなんですね。
スピーカー 1
大好きなんですよ。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
手放せない、でも行きたい。
スピーカー 2
そう考えると、
ソードワールドっていうか、
ファンタジーだとリザレクションっていう、
復活する、蘇生される魔法なんかがあったりしたりしたりし。
だし、人間の精神力みたいな概念はないので、
肉体の死と精神の死が、
多分クトゥルフだと別々にあると思うんですが、
ソードワールド的なものだとないですよね。
スピーカー 1
そうなんですね。
スピーカー 2
いや、クトゥルフ、本当に死ぬんだと思った。
そうよね。
そういうことだね。
スピーカー 1
本当に死んじゃうし、
結構死んだ、ロストした探索者を復活させるシナリオってのはなくはないんですけど、
これが、地雷ない人もいるんですよ。
地雷ってのは、
スピーカー 2
邪道って捉える人もいますよね。
スピーカー 1
これ絶対やりたくないっていう人もすごくいて、
私もどっちかっていうと、
簡単には救済したくないみたいなタイプなんですけど、
スピーカー 2
高が深い話ですね。
スピーカー 1
そうなんです。
より死が怖くなる。
スピーカー 2
でも、死が怖いってところをベースにゲームしないと、
普段の緊張感もないしね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スリルがなくなっちゃうんで。
スピーカー 2
なるほどね。
じゃあ、やってみたいな。
すごいね。
あのBGMが聞こえてくる感じがしますね。
スピーカー 1
セッションやってると、
結構皆さん、
プリのBGMとかを使ったりとか、
あとまあ、
BGMを販売している人とかで、
有名な方がいて、
その方のBGMを使ったりとかする人もいるんですけど、
だいたいやばいシーンになったときに流れる音楽が、
30:01
スピーカー 1
数回セッションやってると分かってくるんですよね。
この音楽流れてると、
やばい、死ぬかもみたいな。
スピーカー 2
わかる。いいね。
それってあれなんですか?
コテコテなところだと、
キャロルなのかなって思うんですけど。
スピーカー 1
キャロルが私は分からないかもしれない。
スピーカー 2
キャロルってなんですか?
なんか、テンテレレンテンテレレンみたいなやつ。
スピーカー 1
それです、それです。
スピーカー 2
やっぱりそれなんですね。
それはニコドーによるDRPGブームの時から変わってないと思うんですか?
おそらくそうですね。
僕はニコニコ動画でKUTLUFのリプレイをよく見てるんですが、
KUTLUFといえばその曲ぐらいのテーマソングみたいなものがあって、
出てくるときには流れるんですよね。
逆角殺演出みたいな感じになってるような、
名曲ですね。
なるほどね。
スピーカー 1
キャロル聞くと背筋が凍りますね。
覚悟します。
スピーカー 2
絶対にそこそこ大きいダイスを振らなきゃいけない感じがしますもんね。
その産地が減っていくダイスが。
スピーカー 1
ここで産地チェックに失敗すると、
死ぬかもしれないという恐怖と戦いながらその音楽を聴くんですよね。
スピーカー 2
ちなみにダイスは、オンラインセッションの時は何でこう…
なんですか?
僕なんかは今KUTLUFやってないから、
音楽が聴いて背筋が凍る感じはイメージできなかった代わりに、
実際にサイコロを握る手が汗ばんで、
当時はコタツの上に、
コタツの上にこう、えいっつって、
6面ダイスを2個転がして、
半手2D、10以上、
2個転がして10以上なきゃいけないとか、
熱をこもって、必死にこうやって、
コタツ囲んでる5人ぐらいが、熱いまなざしで、
合計値を見るみたいなのは思い浮かぶんだけど、
でもサイコロはオンラインでどうやってるんだろうと思って。
スピーカー 1
そうですね、オンラインセッションだと、
今だとCocopholiaというツールが一般的に使われていると思うんですけど、
Cocopholiaにはですね、
ダイスの機能が実装されておりまして、
HD100とかをテキスト欄に入力をすると、
ダイスを振ってくれるっていう機能が最初からついているんですね。
なので、サンチチェックの時は、
HD100を入力して、
スピーカー 2
HD100のダイスチェック、相当な時ですよね、多分。
スピーカー 1
そうですね、そうですね。
あともう一つ、Cocopholiaの特徴的な機能として、
外部からキャラクターシートを読み込みできるんですよ。
イヤキャラっていうキャラクターシートの保管をしているデータの、
33:06
スピーカー 1
そうですね、データベースというか、個人が使えるようなデータベースがあるんですけど、
そこと連携して、キャラクターシートをCocopholiaに読み込む。
そうすると、例えばサンチチェックの値とか、
アイデアの値とか、そういうのを読み込んでてくれていて、
我々はテキストチャットというか、項目選択肢の中からアイデアを選んで、
エンターキーを押すと、そのままアイデアの判定をしてくれるっていう風になってるんですね。
スピーカー 2
なんて便利な世の中なんだ。
スピーカー 1
すごく便利です。
スピーカー 2
今も俺、古代から来たから、便利すぎて、
どうやってるか浮かばないぐらい便利ですね、それ。
すごいな。
いや、俺、なんかね、それで逆に思い出したのが、
ソードワールドっていうのを一番よくやってたんですけど、
それはルールが文庫本なんですけど、結構分厚くて、
しかも追加ルールなんかがあるから、分札になってるんですけども、
あまりにもよく使う判定の、何て言うかな、数字が載ってるところとか、
修正値が載ってるところっていうのは、
もう目つぶってても、例えば350ページある文庫本の中でも、
ピって一発で、左手の親指一発で開けるぐらいになってて、
スンっていけちゃうんですね。
でも、それをなんか俺当時、やり込んでて、
俺楽しいなと思ったけど、そんなのいらんわけですよね。
スピーカー 1
やっぱもう、そろしい話ですね。
スピーカー 2
すごいな。
でも、あれですよね、クトゥルフってどっちかっていうと、
周辺機というか、世界観がすごい整ってるゲームじゃないですか。
それこそラブクラフト問題がきちんと仕上げてきた世界観があって、
僕、お恥ずかしながらクトゥルフシーンは
TRPGはプレイしたことないんですけど、ダイスを買ったことがありまして、
そっちだけ買う?
そうなんです。プレイしたい欲求だけ高まっていった結果、
ダイスだけ買って何もできないってことになっていったんですけど、
相手がいないっていう話があるんですけど、
ダイスがまたクトゥルフしたダイスがあるんですよ。
10面ダイス2個と、あと6面ダイスいくつかだったかな。
そのおぞましいようなダイスがあって、
またそれを回すのも一つ一興っていうところもあって、
もちろんオンラインセッションのダイスも一つありますし、
多分オフラインセッションでクトゥルフやってる人も多分いて、
それで回してるとかっていうのもあるんじゃないかなとは思ったりはしますけどね。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
ぜひクトゥルフダイスで検索していただけると出てくるかなと思います。
ちなみにダイスで思い出したんですけど、
さっき池袋のお店に行きましたって言ってましたよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
それってイエローサブマリンとかですか?
スピーカー 1
イエローサブマリンじゃなくて、
スピーカー 2
ジェリージェリーカフェというボードゲームカフェがあるんです。
ボードゲームはメインじゃメインですけど、TRPGもあるんですね。
36:03
スピーカー 1
TRPGもあったはず。
すいません、嘘だったらごめんなさい。
ボードゲームもいっぱいやったりする。
スピーカー 2
すごいなんか…
わかりました。
僕、ダイス買うと言えばイエローサブマリンだったんで、
今もそうなのか。
あるいはボードゲーム自体は、
ここ20年ぐらい、いつから流行ってるって言っていいんだろう。
20年ぐらい。
あるいはもっと長い間定着してるんで、別なところで買うのかと思ってました。
そうかそうか、ジェリージェリーカフェですね。
スピーカー 1
ここは、1日そこに店舗にいろんなボードゲームとかが置いてあって、
その中から好きに選んで遊ぶようなカフェなんですけど、
実際にボードゲームを買ったりもできて、
っていう感じで遊べるんですが、
ただボードゲームとかTRPGやっている、実際にやっている子は、
イエローサブマリンで買うって言ってましたね。
スピーカー 2
やっぱり今でもイエローサブマリンは存在感あるんですね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
なるほどね。
今なんでそんなの気になるかって言って、
こんなに面白いゲームだから、
それを作ったりする人たちが儲かってほしいなって思うわけですけど、
今チャモさんがTRPGハマってると思うんだけど、
お金払うポイントってありますか?
言い換えると、今のビジネスモデルってどうなってるんだろうって、
なんかあってですね。
どういう感じなんですか?
スピーカー 1
そうですね。私がお金を払うタイミングは、
まず一つはルールブックを買うとき。
ルールブックすっごい高いんですよ。
スピーカー 2
高いですよね。サプリメントも本当に高くて。
スピーカー 1
そうなんですよ。私も今日ね、
プロデルフ2010買おうと思ったんですけど、
4000円かと思って、ちょっと。
そうなんですよね。
ちょっとうんってなったんですけど、
でもいつか絶対いるんだよなって思いながら。
スピーカー 2
それはプレイヤーでも一応は買わなきゃいけない?
スピーカー 1
そうですね。買って読んでおくのが、
なんというか、敷き足りみたいなところは若干ありますね。
なくても楽しみはすると思うんですけど。
スピーカー 2
そうだよね。だからやっぱりそう、
GMだけが買えばいいっていうと、買う人少ないから、
プレイヤーも買ってね、買うとよりいいよみたいな。
で、やっぱりこう、それプレイするには買っとかないと。
オフセ的な意味もあって買っとかないと。
みたいな、ちょっとそう、
カルチャーとしてあることですよね。
そうですね。
うん。逆にそれ過ぎたら払うところはない?
スピーカー 1
それを過ぎると、私はシナリオを買うときに、
お金を払うんですけど、
例えばオンラインのショップで、ブースなどで、
個人がシナリオを出しているときに、
39:00
スピーカー 1
シナリオを買うお金として払ったりとか、
あとはオンラインセッションで使うときに、
BGMや素材っていうものを買ったりするんですけど、
スピーカー 2
それは自分がGMやるときですか?
はい。私がGMをやるときに買うんですよ。
それってプレイの環境ってどういう環境になるんですか?
BGMとかSEとかってどういう風に演出していくんですか?
プラットフォームでできる感じなんですか?
スピーカー 1
プラットフォームでできますね。
すごい。
ココフォリア君が本当に有能で、
スピーカー 2
とんでもないや。
スピーカー 1
BGMとかも全部アップロード、
アップロードというのはココフォリアの中だけでアップロードして、
流せるようになっているので、
それで全部設定していくような感じですね。
スピーカー 2
すごいな。
スピーカー 1
シーンごとにBGMを設定できるんですよ。
スピーカー 2
シーンごとにっていうことは、シーンの概念があるんですね。
スピーカー 1
そうなんです。シーンが遷移していくという感じです。
スピーカー 2
すごいな。なんかすごいね。
オンラインだとBGMとか、
シーンごとに切り替えるみたいなものをあらかじめやれるわけですね。
はい、そうですね。
スピーカー 1
町から森に移ってきましたっていう時も、
町の写真から森の写真に移り変わって、
BGMも森のBGMに変わるってことが一発でポンとできると。
スピーカー 2
やばいな。すごいな。
僕、高校生の時とか、ちょっと待ってねって言ったの、
CDプレイヤーで番号までスキップして、
そういうふうにやってたんですよ。
ちょっとCD入り替えるかなって言って。
でもやってたんですね。
あの、やってた。
BGMはね、あるとなしで、
もう全然雰囲気違うから、頑張ってやってたんですけど。
いや、まあそうだよな。
一回一回ストップはするんですよ。
あ、ごめん、ちょっとCD入り替えるかなって言って。
やったりするんだけど。
でもやっぱ雰囲気は、
そのシーンが終わるまではリピート再生してて、
やるとかなんだけど、
それがもっと簡単にできて、
しかも当時なんかCDあんまり持ってなかったから、
数少ない中であったけど、
これ好きだなとか使いたいなと思うのを買って流せると思ったら、
今買っちゃうなと思った。
いや、そうですよね。
しかもあれですよね、
仮に現代の話で言うと、
不正だったとしても、
サブスクというか、スポーティファイみたいなものがあるわけじゃないですか。
演出の使用なんて、
いくらでも幅が広がってるわけですよね。
スピーカー 1
なんで?
スピーカー 2
いい時代ですね。
すごいな。
スピーカー 1
結構私とかがやっているシナリオの中でも、
エモーショナルなTRPGが多くなっている気がしていて、
スピーカー 2
エモーショナルなTRPG?
スピーカー 1
ストーリー、シナリオ自体がとてもエモーショナルに作られていて、
それこそ、そのシーンやBGMの切り替えがうまくいくと、
42:01
スピーカー 1
本当にみんなの胸にグサッとくるようなシナリオになっているっていうのが、
結構たくさん出ていますね。
スピーカー 2
それ簡単に言うと泣けるみたいなこと?
スピーカー 1
いや、
スピーカー 2
ではない?
もうちょっと複雑な感じ?
スピーカー 1
泣けるもあるんですけど、
みんな心に傷を負って帰ってくるみたいな。
スピーカー 2
なんだろう、ミストみたいな感じなんですかね。
スピーカー 1
立ち直れないみたいな人が結構いますね。
スピーカー 2
ごめん、それみんなが知っているような映画とか漫画とかで例えると、
何を読んだ時のような感じになるんですか?
えぇ!?
スピーカー 1
TRPGの衝撃がすごすぎて、全然例えが思い浮かばない。
スピーカー 2
例えられないという世界です。
これもやるしかないですね。
例えば、これも古いけど、
ダンサー・イン・ザ・ダーク映画を見ると、
こういう感じかって言って、ダメージを負って帰るみたいな、
映画とかエンターテイメントなんだけども、ダメージを負うエンターテイメントあると思うんですけど。
スピーカー 1
ダンサー・イン・ザ・ダークは結構近いかもしれないですね。
でも、ダンサー・イン・ザ・ダークの3倍くらいのダメージを受けて帰ってくるんですよ。
スピーカー 2
だって、自分がちゃんとロールプレイしてるわけですもんね。
演者を見てるわけではなくて、演者が自分なんですもんね。
スピーカー 1
ダンサー・イン・ザ・ダークの主役が自分だと思って、
その先の展開もわからない中で踊ってたら、
展開がバーンと出てくるみたいな感じなので。
スピーカー 2
ごめん、ダンサー・イン・ザ・ダークの3倍って言われた時点で、
一般に流通してるエンターテイメントで例えられるものないわって意味がわかりました。
ないね。
スピーカー 1
恐ろしいゲームです。
スピーカー 2
すごい不思議な話だなと思っていて、
ロードストー戦記から始まって、未来編4チャプター目にあたると思うんですが、
未来というポジティブな方向に向かっているやつなのに、
今一番心に重みが深いチャプターになっているなという気がすごいしてますね。
スピーカー 1
そうですね。私の友達とかも、
すごいTRPGやっている子とかの様子を見ていると、
毎日毎日死にそうなんですよ。
それは忙しさとかじゃなくて、
精神的に傷を何個も何個も負いながらも、
なぜか走り続けなければいけない。
どうしてかこの足が動くんだみたいな感じで、
ずっと走り抜けてて。
スピーカー 2
すごいな。いろんなネットミームが頭に浮かんでくるな。
やばいね。
俺も今完全に、
クツルフやったことないんですよ。ルールブックだけ持ってて。
でも小説のね、元祖の小説の主人公たちの狂いそうになりながら、
なのに、なのにっていうところですよね。
逃げてる映像が浮かびましたよ。
今ちょうどインスマスを追う影の主人公が、
45:03
スピーカー 2
町から逃げているところと、
週7で狂いそうになりながらやってる人が今被って。
いやでもごめんなさい、僕本当にリプレイの知識しかないんですが、
やっぱりアーカムの時代っていうのって、
1920年代くらいの話であるものだと思うんですが、
現代のクツルフのサプリメントで2010とかっていうのが出てる中で、
現代に当てはめるクツルフ、またこれも面白いんですよね。
何て言うんだろう、
正体のわからなさみたいなものって、
結構クツルフの大きな面白みだと思うんですが、
わかることが多くなってきた中ですっごいわからないんですよね、クツルフ。
何と言ったらいいのかわかんないんですが、
それが魅力なのかなとも思いますし、
小規度削れていくことが楽しさにつながっていくゆえんなのかなとも思いますし。
スピーカー 1
そうですね、やっぱりちょっと現実の設定だからこそ、
感情移入もしやすいし、そこで起こる不可思議なことって、
本当に怖いんですよね。
そこで自分のキャラクターや自分が立ち向かっていった先に、
待ち構えていた結果がどのようなものであるかはわかりませんが、
ハッピーエンドにしろ、バッドエンドにしろ、
かなりの精神的ダメージといいますか、感動かもしれない、
あるいは感動、あるいは恐怖、あるいは狂気かもしれませんが、
大きな問題がありますね。
スピーカー 2
今、TRPGでクツルフやる人って、小説の昔の大体の人が何かしら読んでるんですか?
といったもの読まずにやってるんですか?
スピーカー 1
読まずにやってる人が多いと思います。
過去言う私も実は小説はまだ読んでいなくて、
ゆくゆくは読みたいと思っているけど、まだ手をつけてないっていう人が多いんじゃないかなと思いますね。
スピーカー 2
でもすごい親切なことに、クツルフのゲームブックにちょっと書いてあるんですよね。
クツルフ神話の概念がわかるような一説があるので、
結構それでわかるっていうのがあるんじゃないかなっていうのと、
リプレイでわかるっていうのもあるんじゃないかなと思いますしね。
書くゆう私もね、いかにも昔から読んでますみたいなマウンティングした風にちょっと言っちゃったんですけど、
クツルフ神話って解説本の方がいっぱいあるじゃないですか。
僕も最初あれだけ読んでて、いろんな神様とか名前とか覚えて知った気になってて、
去年、一昨年だったかな、新調文庫から新訳、新しい訳が出て読みやすくなったやつが出て、
買って初めてこれ読みやすいと思ってスラスラ読んだんですけど、衝撃を受けましてめちゃくちゃ面白いんですよ。
クツルフ、ラブクラフトの最初に書いたやつって、すごく文章がひどいとか、
48:05
スピーカー 2
なんか筋がわからないとかよく言われたりするんですけど、読むと決してそんなことはなくて、
これが90年前とか、ものによってはまもなく100年するような、そんな昔のやつって思えないような、
結構現代的な感じで面白いんですよ。
いや、神話なんですよね、きちんと。
だし、その神話から切り取られてくる、おぞましい生き物たちの生き様も含めた物語もすごく面白いのよ。
原点はすごく面白い。これ絵アップだから僕たくさん読んでるんですけど。
そう、周辺知識で。
そうなんです、周辺知識だけで読んでるんですけど、本当に話がすごく魅力的だし、
そのわからない面白さをきちんと追求されてる感が根底にあるんですよね。
僕ね、小説読んで思ったのは、設定とか神様の姿形、
まあ、姿形って形容できないはずなんだけど、一応設定集とかだとね、一応何らかあるんでしょ。
だから、全体像を知った状態で読み始めた、ゲームとかのルールも知ってたんだけど、小説読むと主人公の目線になるから、
全くそういう背景設定とか古代の恐ろしい神々がいるって思わずに読み始めるんですよ。
普通に暮らしてる人たちが、なんかちょっと奇妙なことが身の前にグルっと起こるんですよね。
で、その背景にとんでもない世界があるって思ってないんですよ、主人公。
だから、読み始めるとその気持ちになってるから、
あの、ちらっと覗いたところにゾッとするようなものが、ちらっと感じるみたいな、そこでさっと終わるんですよ。
これがね、面白いなと思って。
あの、で、それを読んで、始めて、もう改めてクトゥルグTRPGに興味を持って、
設定から読んじゃうとあれこれ知っちゃってるんだけど、
一、登場人物の目線に戻って、その人何も知らないはずじゃないですか、だってね。
その目線で体験できるのすげえいいなと思って、改めて興味を持ちました。
めちゃくちゃやりたくなってるじゃないですか。
めちゃくちゃやりたくなってる。そうね。
いやもう、この1ヶ月、TRPGのことばっか考えてるから。
もう、ちょうど収録もいいお時間なので、もう、エンディングに向かって早くTRPGやりに行きましょう。
じゃあ、最後になんかありますか?
こう、TRPGやったことない人に、ここが面白いって、もし一言で言うとしたら。
スピーカー 1
そうですね。
やっぱり、狂うという体験を一度味わうと抜け出せないものなので、
ぜひ皆さん、狂いたい人は一度、TRPGをやってみることをおすすめしますということで。
51:01
スピーカー 2
えー、メディアヌープ、山地が下がる辺になりましたが、
聞くと山地が下がるラジオになってきましたね。
いいね、狂いたいね。
確かにね、一回こう、沼に落ちたいね。
スピーカー 1
すごいですね。
スピーカー 2
メディアヌープの流れとしては、一度沼に入って、丘に上がって、ちょっと高いところからものを見て、
なんかものを喋ろうと思ったんですけど、
丘に上がったら、あとはもう一回沼に行くしかないよね。
この往復ですね。
スピーカー 1
崖に落ちるとこまで。
スピーカー 2
崖に崖って言ってたね。
スピーカー 1
崖から落ちて、沼にもう一回はまって、買うんっていう感じですね。
スピーカー 2
丘の先、崖だったんですね。
その下、沼があるんですね。
沼、丘、崖、沼、丘。
スピーカー 1
このサイクルですね。
スピーカー 2
なんか景色が思い浮かんできたな。
きっとラブクラフト味がある、おぞましい景色だと思いますけども。
というところで、一回…
ありがとうございました。
これ、エンディングは一応…
いや、一応っていうか、あれですよね。
エンディングだけ最初に撮っちゃった方が、あとでいつ終わってもよくなるから、そうしましょうか。
そうですね。どこだっけ?
これ、あれですよね。茶摩さんも言っていただく形でやりますよね。
はい。
ありがとうございます。
じゃあちょっとここから、エンディングやりたいと思います。
はい。
はい、というわけで、前エピソード4つを通じてやってきた、あなたの知らないロードストー戦記の世界なんですけれども、
テールさん、どうでした?
みなさんとお話ししてみて。
そうですね。
一番最初、もうTRPGというか、ファンタジーの全般ぐらいまでいく勢いで入っていって、
ロードストー、TRPGの古代、佐々木玲さんがおっしゃった形での古代、そして今、現代のクトゥルフっていう風に来て、
今思っていることが、TRPGやりたいですね、今すぐ。
もうね、それしかないよね。
そうですね。早くやりたいです。
あとね、僕思ったのは、その霊面編の時に、指輪物語から歴史を始めたんだけど、
そうですね。
今ね、エピソード4終えてみたら、クトゥルフ神話から始めないといけなかったなと思った。
20年ですもんね、1920年。
1920年代に出たところから始まってるんだなと思って。
ファンタジーの文脈かどうかで言うと難しいですが、
TRPGだったんだっていう風になってくると、そうなってくるかもしれないですね。
そう、TRPG内緒、シェアドワールド、一つの世界観をいろんな作家が描くっていうとこから始まって、
それがすごくTRPGと神話性が高いから、いろんな人がシナリオを作って、いろんな人がプレイをしてるっていうのは、
54:06
スピーカー 2
やっぱりクトゥルフって元祖だなと思って、ファンタジーの元祖は指輪物語でいいとして、
シェアドワールドとかTRPGの元祖っていったら、クトゥルフ全然全く外せないなと思って。
そうですね。
多分、そういう風に思い立ったところも、チャモさんのクトゥルフへの深い愛と凶器が伝播した結果なんじゃないかなと思いますが。
スピーカー 1
本当に沼に誘ってくれた友人には感謝しかありませんね。
スピーカー 2
沼川からのコメントもあります。
だってこの遊びってさ、あと一章楽しいでしょ、これだって。
スピーカー 1
もう一章足りないですよね。あと二章くらい欲しい。
スピーカー 2
キャラしてもう一枚持ってこないといけないですね。
スピーカー 1
二、三章欲しいんで。
スピーカー 2
二、三枚、二、三章。
でもね、パラノイアっていうゲームだったら、二、三期、四期といけますからね。
スピーカー 1
素晴らしいですね。パラノイアもやってみたいんですよね。
スピーカー 2
そう、パラノイアもお話いただいてやってみたいと思いましたね。
TRPJがやりたいっていう結論で終わるところはありますね、正直。
そうだね。
はい、じゃあこんな感じで。
ですかね。
楽しかったなっていうところもありますし。
はい、じゃあ最後に番組からのお知らせで、メディアヌープではニュースレターの配信とDiscordのサーバーも公開しています。
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お便りはニュースレターの中のリンクからお送りください。
お便りが採用された方には番組特別のNFTをプレゼントする予定です。
このNFT、今進捗としては掘られています。
今、木版画で掘ってますね。
想像を超えた感じになってるんで、すごい出来上がりが楽しみなんですけど。
1回目の時はすごいことになってますね、くらいの温度感で話していたものが。
掘られているものを開幕に見せていただいて、非常に驚いた記憶がありますね。
掘ったクズだけね。作っている土地のものを見せてもらえなかったんですけど。掘ったクズだけ。
いやー狂気でしたね。
山地がね。
素晴らしいです。ぜひお便りお待ちしております。
スピーカー 1
ここまでのお相手は、ササキルと、テルト、チャモでした。
スピーカー 2
ありがとうございます。次回お楽しみに。
お楽しみに。
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57:04
スピーカー 2
ご視聴ありがとうございました!
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