1. めでラジ
  2. #89 逃げずに戦おう。教会旋法..
2022-09-11 1:41:55

#89 逃げずに戦おう。教会旋法に。

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本放送で参考にした書籍

Heat therapy: mechanistic underpinnings and applications to cardiovascular health
応用生理学の研究で、サウナや温熱ストレスの心血管への影響を分子メカニズムの観点でレビューした論文です。
温熱ストレスを加えたねずみが炎症とか酸化ストレスに強くなったらしいです。完全な受け売りです。

中世音楽のまうかめ堂
「中世音楽の音階、ソルミゼーション、旋法」というページにて教会旋法について非常に詳細に纏められており、多くの部分を参考にさせていただきました。
正直ルネサンス期以前の教会旋法までであれば本ラジオを聞くよりこのサイトを読んだほうが

「対位法」 パレストリーナ様式による (Shimazu Takehito official page内)
作曲家、指揮者、音楽教育家である嶋津武仁さんのホームページ内のコンテンツです。
本資料内の「2. 「パレストリーナ様式」による対位法」項で特にテトラコルドの説明箇所を参考にしました。

中地 雅之, "音楽家教育における教会旋法を用いた即興の意義", 岩手大学教育学部研究年報 53 (2), 107-117, 1994-02-28.
教会旋法の歴史的背景およびモードジャズの説明の一部で参考にしました。

楽典―理論と実習 石桁 真礼生 他
黄色い楽典です。楽典的な説明や基礎的な用語について参考にしました。

音楽大事典 平凡社
いくつかの用語の意味(特にテトラコルドのギリシヤ語表記)を参考にしました。

ギタースケールモードの名前の由来 - 色んな音階スケールがありま... - Yahoo!知恵袋
ミクソリディアの誤った語源に関して引用しました。

00:00
めでラジ第89回、私、レギュラーパーソナリティーのめでたいです。
レギュラーパーソナリティーのふさやかです。よろしくお願いします。
お願いします。
お願いします。
メールからまた読ませていただければと思います。
はい。
ラジオネーム、よしこちゃん、小55。
小55。
めでさん、たいさん、ふさやかさん、こんばんは。
いつも運転中に楽しく聞いています。
前回の悪魔払いの回も面白かったです。
これ、前回のゲスト回が公開される直前くらいに送られてきたので、その前の回のオカルトバスターの回のことかと思うんですが。
悪魔払いの回も面白かったです。
さて、実体化してめずおくんで提案です。
秋口になると文化祭、学園祭シーズンになるので、それらしく潜入して知名度を上げるというのはいかがでしょうか。
あとやっぱりハロウィンですよね。
保育園とか幼稚園にいてあげると子供たちも喜ぶと思います。
これからも頑張ってください。
曲のリクエストで、アイドルマスターの曲でサビがドスコイインデアカみたいな曲、うまく聞き取れなかったので汗をお願いします。
そんな曲はないです。
ありがとうございます。
どっから聞くか。
まあ、ハロウィン。
ハロウィン。
そういえばもう9月だから、ぼちぼちハロウィンなのか。
学園文化祭シーズンとか。
実際は我々ハロウィン界的なことやったことないので。
やることなんかあるか。
でも面白いかもね。
意外とハロウィンってハロウィンっぽい曲みたいなのもあるし。
ハロウィンに限らず、
アメリカに限らないのか。
行事的なところで結構、
ハロウィンソングとかクリスマスソングとかイースターソングみたいなのもあると思うから。
そういうのでやってもいいのかなとは思うんですけど、
ハロウィンを公実に幼稚園とか行くとかはやんないですね。
ぼちぼくんは。
ぼちぼくんは。
ないです。
呼ばれたらその限りじゃないけど。
これなんか、潜入してそれらしくとかって書いてあるんで。
やばいですね。
確かに呼ばれてるならと思うけどね。
ひそやかさ持ってしても、このドスコイインディアカみたいな曲はわからなかったと。
多分ですけど、お願いシンデレラかなと思って。
03:01
CMとかで流れてた。
そうそう。
ドスコイインディアカに聞こえるんだと。
なんか、米の品種みたいな歌って思ってた。
そういう風に聞こえたのかもしれないですね。
逆によくアイドルマスターだと認識できたなと思うんですけど。
そんなわけで。
今怒りがピーキー出しすぎてノイキャンかかってる。
そんなわぐらい。
そんなわぐらいからあとずっとカスカスカスって。
俺もね、結構考えた。
ドスコイインディアカみたいなアイドルマスターの曲ってなんだろうってすげー考えた。
逆によく出てきたなって感じやけど。
わかんない。俺が正解かもわかんないし。
もしこのよしこちゃん小学55年生さんは。
なんで流伝してんだよこれは。
これがわかったらぜひまた送っていただきたいなと思うんですけれども。
メール以外でもこれ、ひそやかさんに届いた個別の話なんで。
ひそやかさんから送っていただいてもいいかなと思うんですけど。
前回のオープニングでサウナの話をちょっとしたんですよね。
サウナって医学的にどうなんだみたいな。
ヤバそうだなみたいな話をしたんですけど。
おそらくひそやかさんのお知り合いの方から。
そうですね。ちょっとLINEが来まして読み上げると。
去年だけどサウナや温熱ストレスの心血管?心臓の心で。
心血管への影響を分子メカニズムの観点でレビューした報告がありましたってリンクが送られてきて。
温熱ストレスを加えたネズミが炎症とか酸化ストレスで強くなったんだってコメントが書いてあったんですよ。
開いてみたらアメリカンサイコロジカルソサイエティのガチの英語の論文が出てきて。
我々も受かつっちゃ受かつだったんですよね。
サウナって健康的にどうなんだとかって結局イメージだけで語ってしまったっていうのがあるけど。
ちゃんとこういうのやってる研究とかあって、しかもちゃんとジャーナルとかになってるんですね。
ね。だからマウスに急に熱を加えたり温めたりして、ちゃんとデータ取ったやつがあるんですね。
これ言われて思い出したけど、これちょっと裏取れてないとかあるんですけど、
銭湯とかのコスターとかで交互浴、サウナーだったり普通の風呂と水風呂とかを行き来すると、
06:03
ヒートショックプロテインになるものが作られて、免疫が強くなりますよみたいなのが書いてあったんです。
だからこれはおそらく神経管のストレス耐性みたいな。ちょっと違うかなと思うんですけど。
やっぱり耳が取れそうだとかバグらせてるみたいな、そういう印象とかも実際それはそうなんだろうけど、
普通に体に良さそうだっていう研究もあるっていう。
私もちょっと前からオカレットバスターなるものを名乗ってたわりにちょっと適当なこと言っちゃったなと思って。
世の中はね、噂や曖昧なことがこうやって明らかになっていく。
そうですね。
我々は音楽を中心にとかって言ったんですけど、それ以外の世の中の曖昧なことみたいな、
いろんな研究で実は明らかになってるんですよ。我々は単に知らないだけかもしれないですもんね。
そうね。情報ありがとうございました。
ありがとうございました。
曖昧でよくわかんなかったっていうところで話を今回したいんですけど、
2年前のちょうど今ぐらいの収録会で、
同型鍵盤の会を私やったんですよ。
いわゆるピアノ鍵盤じゃなくて全部の音が同じ形の鍵盤で、
店長とかがしやすいような設計みたいな話で、
その中でピアノの鍵盤の歴史みたいなのをチラッとしたんですよね。
今のね、一般的な。
八犬国家に分かれてて、それで十二音でみたいなのがいつ頃からあったのかっていう。
そのときにそれまでの形っていうのはいろいろあったけど最終的に、
1300年代の北ドイツの教会で採用されたのが始まりだろうと言われてるみたいな話になったときに、
それまでは何に使われてたかっていうところで、
当時グレゴリオ聖歌が盛んに歌われてたから、
そこで使われてる教会戦法の音を当てはめられてた場合が多かったらしいみたいな話をしてたんですよね。
そのときに、私も正直分かってなかったから、
教会戦法の話は、また今度機会があれば勉強してやりますみたいなことを言ってたんですよ。
言ってたか。
言ってた。
正直、調べてもよく分かんなかったんで、また調べてもまとめますみたいなことを言ってて、
09:04
2年間手をつけてませんでした。
ちょっとそろそろ逃げちゃダメだなと思って。
逃げちゃダメだって。
そう、リトルイカリシンジが。
だからちょっと今回教会戦法を真面目にちょっと学んできたって言い方あれだな、
ちょっとお勉強してきたんで、ちょっとこの辺り話していけたらなっていう回になります。
すごいね、ちょっと俺もまだ勉強中というか、勉強道半ばというか、完全に。
そうですね、私も理解してるわけではないんですけど、自由研究として調べてきたことをお話しするみたいな。
これ聞いてる人がどのくらい教会戦法を知ってるかだよね。
先に言っとくと、もともとグリゴリオ聖歌みたいなところと一緒に話そうと思ってたんですけど、
思ったより教会戦法を話すこと多そうだったんで、今回これだけでやって、
またグリゴリオ聖歌は勉強して機会があれば。
同じこと言って。
2年後くらいに、あの時実は。
デンジャラス爺さんの運動なら何でも沸かせたいみたいな。
デンジャラス爺さんも今分かんないです。
教会戦法、これ聞いてる人にどれだけ分かる人がいるかっていうところなんですけど、
簡単に言っちゃうと、今のメジャースケール、マイナースケールっていうのも、
教会戦法を元に作られたと言っても過言ではないというか、ルーツはそこだと。
だから今日の我々がやってるいわゆる音楽にも必ず切っても切り外せない関係であるというところは言えると思うんですけど、
じゃあまあそもそも教会戦法って何ぞやって話じゃないですか。
教会戦法って。
どこのご家庭にも一冊絶対に黄色い学転ってあると思うんですけど。
いえいえいえ、ないです。
あれ、ないですか。
どこの家にもあるわけないだろう。まあうちはありますけど。
うちにもあったから、Nイコール2で。
関西におけるたこ焼き機じゃないんだから。
黄色い学転。黄色い学転じゃなくて学転は一冊あると思うんですけど。
黄色い学転で教会戦法を扱ってるページがあったので、そこを引いてみたんですけど。
そこでは、中世紀、ローマ教会だ古代ギリシャの戦法、かっこ音階を元にして種々の戦法を定め、
12:02
当時発達していた教会音楽に用いた、これを教会戦法という、という説明がされていました。
はいはいはい。
わかります?
でも、当時の教会音楽で、そもそも一般的なドリームファストラスト以外にもスケールみたいなのはいっぱいあるけど、
そのうち、教会音楽に使われていたスケールというか、日本語で言うと戦法っていう意味ってことなんじゃない?
まあまあまあ、そうですね。
実際、黄色い学転だと、この説明プラス教会戦法の例として、音階の音符が並んでいるような五線譜の例がいくつか示されてたんですけど、
本当に2ページぐらい。
2ページぐらい?
2ページも持ったかもしれない。かなり少ない、そういうのもあるから参考程度にね、ぐらいの説明しかなかったんです。
はあはあはあ。
でも私、たまたま手元に別の学転もあったんで。
なんでだよ。
そっち見てみたら、そっち半ページのわてで。
はあはあ、全然書いてないんだ。
そっちは例も示されてなくて、当時こういうのがあったよぐらいの話で。
はあ。
だからもう、ある種、参考書で絶対触れなきゃならないけど、説明したくないから一応名前だけ出しといたぐらいの。
で、だから、音楽ちょっと勉強しようと思った人も、あんまりわかんない人もいるんじゃないかなっていうのがあって。
ただ、あれですね、最近のポピュラー音楽だと、チャーチモードみたいな形でこう。
そうですね。
うん。
特にジャズでは。
はいはいはい。
使われるようになった。モードジャズっていうジャンルで、特にチャーチモードっていう概念が使われるようになったのは、実に有名な話ですね。
まあそれはもう、基地の事実であると。
はい、基地の事実です。
はい、正確にチャーチモードと教会戦法、イコールじゃなさそうっていうのが今回調べてわかったところではあるんですが。
うん。
で、私も最初調べるにあたって、ブログ講座みたいなやつとか、あとそういうYouTubeとかでチャーチモードについて教えてるやつとかを結構見たんですけど。
うん。
そこで言われてたのは、教会戦法って7種類あると。これをチャーチモードとして使ってますみたいな話。
はいはいはい。
で、例えば、こう、ドリアンっていう教会戦法のチャーチモードの並びだと、普通のメジャースケールの3番目と7番目の音がフラットになってますよっていう。
15:13
ああ。
だからこれを応用していろんなところで、第3音と第7音をフラットにすれば、このドリアンスケールが完成しますよみたいな。
こういう感じで教えてるところが多かった。
じゃあだから今後、基準が同じってこと?
まあ、教会戦法から見ると、合ってない。
合ってないね。
そうですね。その、まあ、ぶっちゃけチャーチモードとして、そのモードジャズとしては合ってると思うんだけど。
うん。
ルーツからは離れちゃってるかなと。
ああ。
で、その、なんか、第3音と第7音がフラットでみたいな、それなんか全部のパターンで覚えるのって結構辛くないですか?
まあ辛いよ。
だしなんか、覚え方としても効率悪そうだしなーっていうのがあったし、そもそも教会戦法って7種類じゃないんですよ。
ああ、そうなの。
今でこそ、まあ多分7種類ってのはまあ、例えばドレミファソラシでそれぞれあるから7種類っていう。
うん。
あの、ちゃんと教会戦法の解説してる本、辞典、あとサイトとか見ても、7って知ってるのはどこにもなかったんすよ。
えー。
まあ結構揺れというか、まあその教会戦法定義によって数字数っていうのは結構違うんだけど、7はなかった。
へー。
え、じゃあ逆に少ないとか多いとか?
えー、そうっすね。あ、少ないはない。あ、少ない。
まあそれはそうか。7はあるわけだから。
えー、8か12か14。
へー。
あ、でも、あ、そうね。あ、それかまあ4っていうのもあるけど。4はまああんまないけど4もある。
おー。
けどまあ4、8、12、14ぐらい。
4、8、12、14、まあまあ多い。
多い。だからまあそこもなんか別にオカルトバスターではないけども、なんか一応なんか元のルーツみたいなとこ知った方がいいのかなっていうのをちょっとその辺も触れていこうかなと思うんすけど。
うん。
まあそれ言ったらなんか学典にきちつけんのもなんですけど、なんか最初の中世紀ローマ教会で古代ギリシャ戦法を元にして、なんたら当時発達して教会音楽に用いた、これもなんか違うんす。
あははは。
なんか微妙というか。
出典不明ってこと?
18:01
いや、あのちょっと後々この学典に触れていくんですけど、なんか結果的にあってはいるけど、なんか違うんだよなみたいな。
あー。
これはちょっとわかったので、まあ今日の話はこの辺り、ちょっと長い時間使って、まあ今日こんな話しますよみたいなこと言っちゃったんですけど。
でけたらと思うんですが、なんでそんな学典っていう、今音楽を作るみたいな本に古典的音階、教会戦法っていう、今使われてないようなやつが出てくるかってわかります?
いや、わからないです。
別にまあその、はいどうぞ。
どうなんだろう。
答えっぽいかもしれないけど。
もう当てちゃっていいっすよ。
当てちゃっていいっすか。
はい。
マンネリダハ。
あー、違いますね。
違う?
えっ、メジャーとマイナーしかない世の中の音楽へのカウンターじゃなくて?
あのー、それはなんていうか、もう進みすぎてるというか、別に学典ってこれから発展させていこうって人のためのものではないからね。
あー。
まあ私もなんか、答えっていうよりは見てて感じたぐらいの話なんですけど。
うん。
なんで出てくるかっていうと、教会戦法こそがその、そんな音階とかレベルじゃなくて、
例えば和製だったり大法とかみたいな、
はい。
西音楽の作曲技法がもう、教会戦法が礎となってるから。
へー。
もう、
逆だ、完全に逆だ。
そう。
そっからなんだ。
もう、教会戦法からどんどんいろんなものが派生していって、今の音楽があるという意味では、
まあ、学典で一番最初に学ぶというのは穴勝ち、間違ってないのかなと。
思想なんだね。
うん。
というところで、これでもう聞いてる皆さんもまあ、教会戦法はなんだかわかんねーけど聞いてやるかみたいに思っていただけたかなと思うんで。
本当かな。
改めて、教会戦法とは何かというのは、ちゃんとした辞書で弾いてみたっていう。
音楽のともしては新音楽辞典学号っていうやつで弾いてみたところ、
中世から16世紀までのヨーロッパ音楽の音組織。
音組織。
グレゴリオ聖歌の集大成とともに組織化されたもので、基本的には全音階上の8種の1オクターブ音列である。
21:03
ここでも最初のほうの説明、学典だとかの説明っていろいろ食い違ってると思うんですけど。
まずは、学典のほうは、教会戦法っていうのを定めて発達していた教会音楽に用いたっていう流れになってたんですけど、
逆で、当時いっぱいグレゴリオ聖歌っていう歌がいっぱいあって、
これはどういう感じで作られてるんだろうっていうのは、逆に後から大規模化していったっていうのが教会戦法ってことですね。
ルール先ではなくて、世にある音楽のルールを探していったら、どうやらこういう音列を使ってるらしいと。
そこはまず一つで。
あともう一個は、全音階上の8種の1オクターブ音列である。もう8ってここで言っちゃってるってところですね。
だから音の数が8?
違う違う違う。
音というか、教会戦法が8。
7ではないと、少なくとも。事象的には。
さっきちらっと言ったけど、教義でも、いわゆる原理主義的な考え方だと8。
そうじゃなくて、教会戦法ってこんなもんだよね、では12。
14はほぼ、中性音楽の研究みたいなことをしてる人では、14って言ってる人は見たことなくて。
14はもう完全に、近現代の考え方で14存在するって感じですね。
なるほど。
で、教会戦法どれくらい言えます?その名前。
いやこれはね、昔ね、理論をちゃんと頑張って勉強したときに一回覚えたんだけど、おー抜けた、抜けたね。
いけませんね。
えっとね、でもね、2と5はよく使うんだよ。
はいはいはいはい。
2がドリアンで、5がミクソリディアン。
それ以外がね、ちょっと怪しいんだよね。
最後の方にその2つめっちゃ使うって話も出てくるんですけど。
もう完全に、手のひらの上。
答え言っちゃうと、おそらく言いたいのは、ドリアンって言ったりドリア戦法って言ったりするけど、今回一応原理主義的には最後に戦法ってつけるのが正しいらっぽいので、
24:08
ドリア戦法、フリギア、リディア、ミクソリディア。これが第1、第3、第5、第7戦法ですね。
それぞれに対して、ヒポドリア、ヒポフリギア、ヒポリディア、ヒポミクソリディアっていうのが、第2戦法、第4、第6、第8で入って合計8つ。
もう1回上から行くと、ドリア戦法、ヒポドリア戦法、フリギア戦法、ヒポフリギア戦法、リディア戦法、ヒポリディア戦法、ミクソリディア戦法、ヒポミクソリディア戦法。
現代のジャズとか、あとはポピュラー音楽に使われるチャーチモードとは呼び方が違うんだよね。
呼び方が違うってのもあるし、それぞれに対してペヤっぽいのがもう1個ある。
はい、ヒポ○○って。
さらに言うと、ドリア、フリギア、リディア、ミクソリディアにはそれぞれ、プロトゥス、デルテウス、トリトゥス、テトラルトゥスって別名もあるんですけど。
これは本当に、グレゴリエ聖歌勉強してる人ぐらいしかあんまり聞かない気がするんで、一旦スキップして、これが8つだと。
これが8世紀から13世紀ぐらいまで使われてた戦法の1つ。
そこから時が経って、16世紀頃までに確立したのが4つありまして。
それがエオリア、イオニア。
あー、聞いたことある。
それぞれヒポエオリア、ヒポイオニアってのがついてると。
これが12。
これが第9戦法から第12戦法までそれぞれ番号がついてる。
ここまでが、いわゆるグレゴリエ聖歌としての境界戦法。
でも、以下2つはあんまり認められてないこともある戦法なんですけど、ロクリアとヒポロクリア。
これに至っても認められてないんで番号ついてないです。第13戦法とかないです。
それを入れて14って言う人もいるけど。
ここら辺認めてないんで、12が最近の主流。
ロクリアまで含めて14あるうちで、ヒポがついてるやつは覚えなくてもよさそうじゃないですか。
27:06
だから温大受験用で、イドフリミエロって覚え方があるらしいんですよ。
水平リーベ僕の船みたいな。
イドフリミエロってそれぞれ頭文字で、イリア、イオリア、ドリア、フリギア、リディア、ミクソリディア、エオリア、ロクシアみたいな。
ロクリアか。
ぶっちゃけ、この回やるのに、論文、原稿みたいな3本くらいと本2冊くらいとか読んでたら覚えたんで。
そんぐらいあれば覚えます。
これから受験する皆さん、本を何冊かと論文を何冊か読めば境界戦法覚えます。
ぜひ参考になれば。
絶対これより別のとこで時間を割いたほうがいいけど。
じゃあ戦法の話戻って、ひぽがついてない覚えたほうがよさそうなほうが正覚戦法って呼ばれてるやつですね。
正覚戦法。
正しい覚。覚付けの覚かな。
ひぽがついてるほうが変覚戦法。変な、変わった覚。
バリエーションってこと?
バリエーションで間違いないと思う。
って呼ばれてると。
ひぽのほうは置いといて、正覚戦法のほう。
ちなみに、ドリアとかフリギアとかミクソリディアとかいろいろあるけど、何語だと思います?
ラテン語とか。
当てに来ましたね。
だってギリシャ文字とかだからそういうの。そんな感じじゃん。
実際、これギリシャ語なんですよ。
何のギリシャ語かというと、なんだと思います?
何もないとこから名前つけないじゃないですか。
ギリシャ語で一応何かではあるんだ。
そう。
数字とか。
数字ね。
違うんですよ。
はいはい。なんだろう。
ギリシャの、当時のギリシャの地名とか民族の名前由来。
フリギアだと例えば、今で言うトルコの中西部のあたり。
30:03
リディアだと、トルコのアナトリア半島って半島の先のほうだったかな。
あとドリアは、ドリアって言うとあれだけど、ドーリアっていう。
ドの後伸ばすのが、当時の民族の名前。
多分ドーリア人のなんとかとか世界史で出てきたような気もするんだけど。
っていうのが、今のペロポネソス半島のあたりにいた民族だと。
でもそのペロポネソス半島というか、いわゆるスパルタのあたり。
神話とかに出てくるスパルタのあたりに住んでた民族の名前だと。
でも一説だと、その地方でこの先輩が好まれてたからみたいな説もあるんですけど。
それはちょっと後付っぽい気もするんで。
それは言うつもりかなと思うんですけど、とにかく名前としては地名がついてたと。
つまり固有名詞だったってことね。
そうですね。
でもさらに言うと、もともとギリシャに古代ギリシャ戦法っていうものがあって、ピタゴラスとかそのあたり考えてた。
そこの名前から、今の教会戦法が名前がつけられてる。
だから古代のギリシャの人が自分たちの住んでるところの名前を当てはめてたのを参考にして、
どこのあたりか、イタリアなのかフランスなのか分かんないけど、その教会戦法の名前つけるときに引用してきたという。
ただまあ、ドリア、フリギア、リディア、ミクソリディアとかって、
リディアとミクソリディア紛らわしいねんって思ったことないですか?
ちょっとありますね。
他は違う名前なのに、この2つだけミクソって何?みたいな。
ヨントゴだっけ?
逆にジャズのヨントゴがあれだけど、第5と第7。
しかも完全にそっちで覚えちゃってるから、0が1だと思っちゃってる。
あーやばい、俺は逆にドレミファスラシドの順番で覚えちゃってるわ。
ファとソ開始だから、4と5。
で、このミクソっていうのがミックスされたっていうような、
33:07
窃盗時っていうのかな。
だから当時リディア双方っていうのもともとあって、
そこの派生とした後から作られたからミクソリディアって名前がつけられてるのかなと。
いうのが見解ですね。
もともとはドリア、フリーギア、リディアしかなかったところに、
新しく作る必要があって、そこでミクスしたリディア双方ですよ、先方ですよってところで、
後付けしたっていうのがそれっぽいかなと。
余談なんですけど、ググったら知恵袋かなんかで、
ミクソリディア南リディア地方ですよ、みたいな説明出てきたんですよ。
あれがどんな質問したんだよ。
その人はまさにこのドリアとかフリーギアとかって、
どういう意味なんですかみたいな質問して、
回答者はこれは地名由来ですよって言って、
ドリアとかフリーギアっていうのはこういう地名があって、
ミクソリディアは南リディア地方、リディアの南の方っていう、
だからこういう名前なんですよって書いてあったんですけど、
これ、合成です。
合成!?
合成です。
バスター出てんじゃん。
一応、念のために、
DPLっていう翻訳のやつで、南リディアでやったら、
ノーティアスリディアスって出てきたんで、ミクソではないです。
ミクソはもう完全にミックスされた、複合されたっていう意味なんで、
知恵袋は信じちゃいけないです。
調べたら知恵袋ソースで、
ツイッターでこうなんだ、知らなかったみたいなこと言ってる人もいたんで、
ちょっとやっぱ、ネット情報は怖いな。
よくないですね。
このラジオがどれだけ人に届くかわからないですが、
もし聞いていらっしゃれば、
南リディア地方って意味はないですよって言ってあげたいです。
っていう話はともかくとして、
これで、しおかさんでも、
ドリアからミクソリディアまで全部覚えたと思うんですけど、
他にヒポってついてるやつもあったと。
ありましたね。
これヒポは、やっぱりこれも窃盗字で、
下っていう意味がある。
はいはいはい、何々の下ってこと?
多分英語みたいに読むとハイポってなるのかな。
これ例えて出してわかるかわかんないですけど、
ハイポセッス。
セッスが終始論文みたいな、論文って意味で。
36:05
論文明大の下で仮説って意味なんですけど、
ハイポセッスって。
そういう感じで、
ヒポ何とかっていうのは、
例えばヒポドリアだとドリアの下みたいな。
それぞれに対応する変化系っていう見方で間違いないと。
なるほど。
ここまでをまとめると、
ドリアからヒポミクソリディアまでは、
第一から第八まで第一戦法第二戦法みたいな感じで番号が付けられていて、
それぞれにドリア戦法ヒポドリア戦法みたいなペアが存在していて、
さらにドリア戦法は正確プロツス戦法とも言うし、
ヒポドリアは変格ドリア戦法とも言うし、変格プロツス戦法とも言うと。
この辺はもう、いいっす。
ドリアヒポドリアこれだけ覚えてください。
なるほど。第一のね。
最初の。
おいめでたいよ。これを聞いてる人もいるかもしれません。
散々名前ばっかり上げやがって。
誰だ誰だ誰だ。
実際今までどんな音なのか全然教えてくれないじゃないかと。
そんないつものごとく口だけでベラベラ喋りやがってっていう。
イヤホンつけながらブチギレてる方もいらっしゃると思うんですよ。
車で聞いてる人もいるかもしれない。
車でもう、そこで頭一に登ってアクセルとか思いっきりやって事故ったとか、
そういうことはあっちゃいけませんから。
今回はちょっと私も考えてきました。
ちゃんと音で紹介しようと思います。
ちゃんと、結構原始的な方法ですけど、音鳴るような方法を持ってきたんで。
音で何をやりたいかっていうと、それぞれどういう音なのかっていうのをお伝えしたいなと思ってて。
例えばだけど、ドリア先方っていうのは、
フリーギアが、リディアが、最後ミックスリディアが、っていう感じなんですけど。
ちょっとずつ違うよね。
でもこれ何かって言うと、今のピアノの鍵盤が手元にある方見ていただきたいんですけど、
39:06
そのコッケンはもう完全に無視してもらって。
発見。
発見だけで、例えばドリアだったら、
でからそのまんま8音、上に発見だけ弾くっていう。
そうですね。
で、フリーギアだったら逆にミからそのまま発見だけを見て8音弾く。
っていう感じで、コッケン無視してそのまま発見横に弾けば境界先方になるっていう。
非常に分かりやすい。
これはむしろ古典的なのは第一第二でバラバラだけど、
ポピュラー音楽ではこの順番に習うからね、ドレミファソラシドの。
そうですね。
まだちょっと出てこないけど、
イオニア、いわゆる一番って言ってるやつだと、
で、なんか長調界っぽいやつで、
で、イオニア、単調界っぽいのは、
っていう感じで、
それぞれドから8音弾いたやつとラから8音弾いたやつ。
って感じになってるんですけど、
これってどうやって作られたと思います?
え?分からない。
だって、前の話、今日出てきた話だけで言っても、
この先方での8世紀から13世紀頃までで作られたと。
ただ、最初に言ったんですけど、
北ドイツの初めてピアノ鍵盤が採用されたオルガンっていうのは、
14世紀くらいになって初めて出てきた。
だからまだないんですよね。
だからそんな鍵盤横に弾いたらできたとかじゃないんですよ。
そっかそっかそっか。なぜなら鍵盤ないもんね。
だから何かしらの方法で、
音の並びっていうのを決定して、
こう弾くにはこの形がいいよねって言って、
鍵盤ができたと考えるのが妥当。
逆なんだ。
そう。
全部逆なんだ。
そうなると、これはどうやって作られたかってなるじゃないですか。
まあそうね。卵が先か鶏が先か問題解決しちゃったから、
じゃあこいつどっから来たんだよ。
テトラコルドとかテトラコードって聞いたことあります?
ぼんやりだけど、今興味そんな聞かないアートだな。
そうなんです。
42:02
古代ギリシャからある話なんだけど、
ギリシャのちょっと違ったりもするから、
今使われるやつで、
4度。
ドレミファソラシドだったらドとファの間に2音挟まってる。
ドからファで4音みたいなのをブロックにして、
テトラが4って意味なのかな。
だから4音で4度のブロックを作るときに、
そこの間の音の間隔をどう分けるかっていう。
だから4度で、完全4度でいいかな。
完全4度で間に2音入れて合計4音にするってなると、
3パターンしかないんですよ、その全音と半音の入れ方は。
どれかを半音にしないといけないから。
だからそう、全音2つと半音1つっていう。
だからドから始めると、
っていう全音全音半音っていうのと、
っていう全音半音全音ってやつと、
っていう半音全音全音っていう、
この3つのブロックがあると。
これの全部言ってしまえば組み合わせなんですよ、戦法って。
あ、なるほど。
組み合わせとか、もっと言っちゃうと、
1つの型が2回繰り返されるんだけど、
その繰り返す型と繰り返す方法だけが違う。
だから例えばドリアっていうのは、
間に全音挟んで、
全音全音半音っていうブロックを2つ使う。
だから多分音で鳴らした方が分かりやすいって思うんですけど。
全音半音全音か、全音半音全音。
ここが全音空いてて、
ここが半音空いてて、
ここが全音空いてるっていう。
っていうブロックをもう1回繰り返すと、
このピースをね。
そう。
同じパズルのピースを2つ横に並べると。
だからそれさえ覚えてれば、
例えばドから始めた時も。
なるほど。
45:00
だから当然ピアノの発見を元にしてとかじゃないんだよ。
そう。で、
フリギアは半音全音全音。
違う。
ド。
うん。
だから、で、
難しい。
で、これさえ覚えてれば簡単に作れるんですよ。
うーん。
そう、なるほど。
いや、ちょっとそれは発見なんだ。
発見国権だけに。
発見国権にそんなことを言わないです。
だから今、全音階。
ヨニアもその方で、
全音全音半音の繰り返しだと。
うーん。
っていう感じでやってるんだけど。
おい、めでたいよと。
誰?誰?
さっきこのテトラコルタは3種類しかないって言ったじゃないかと。
ああ。
で、3種類って、それでこの繰り返しだと、
合計で3つしか先方作れないじゃないかと。
おい、嘘つきやがったなっていう方もいると思うんですけど。
いや、いないと思うんですけど。
いや、待ってくださいよと。
いや、まだかそう時しかいないよ。
繰り返し方にも種類があるっていう話をしらっとしたと思うんですけど。
例えばリディア。
リディアは全音ブロックブロックっていう構成なんですよ。
全音ブロックブロック。
ということがあるというと、
ブロックで1音あけてブロックじゃなくて、
最初に1音があってブロックとブロックが後に存在するっていう。
だからリディアはファから始まるからなんですけど、
最初ここで全音があると。
ファから始めてソからがブロックの開始なんですけど、
ブロックがリディアは全音全音半音なので、
普通の象徴界のドレミファと一緒か。
次の音を弾かずにこの音からもう1回ブロックを始める。
なるほど。
違う。
今のは変わってた?
48:00
今ちょっと分け方間違えちゃった。
ここととがあると。
これを連続で弾くとになるみたいな。
難しかったな。
どこからスタートだ?
リディアだと難しいけど、誕生回だと多分分かるかも。
誕生回も全音プラスブロック2つで、
ブロック2つがドレミファのブロックと一緒。
違う。
ミクソリディアと一緒だから難しいな。
ここで1音開いて、半音全音全音を2回やるんです。
ここからがブロックってことか。
最初に1音やってから、
専門的な用語を使うとルートはそのままやって、
第2音から2から5までがブロックで、
5から8までがブロックっていう感じ。
難しいな。単に2つの組み合わせ以外にも要素があるな。
分かっちゃえば楽なんですけどね。
1音あって、半音全音全音のブロックを使って、
半音全音全音のブロックを作ると。
同じところ弾いたところをくっつけると、
違う、2音になると。
これが例えば、
エオリがこれでまた紹介したいのは、
ミクソリディアとかは、
ミクソリディアはみたいな感じで。
やっちゃうとそうなんですけど、
自分で弾いてもらった方が早いのかなって思う。
多分そうだと思う。
実際にここが半音で、ここが全音で、みたいなことを覚えた方がいいんだろうな。
一回覚えちゃえば、他にも点音めっちゃできるようになるし。
51:01
いいと思うんで。
ロクリア、詩から始まる仲間外れにされてたやつ。
これだけ特殊なんですよね。
これだけブロックブロック全音っていう形にしないと説明つかない。
正確に言えば、半音全音全音を2回やって最後に全音つけるみたいな。
だって今までは、とりあえず全音飛ぶパターンは最初か途中しかなかったもんね。
そう。これだけこじつけに近い。
詩から始めるためにこじつけた感じのやつになれるか。
なんでロクリアだけこんな仲間外れだしこじつけになっちゃってるかという説明も最後の方にあるんですけど。
少なくとも、
ブロック3つかける2パターンプラス仲間外れ1で、
いわゆる今チャーチモードとかで使われている7音は全部できると。
でもここまで大事な説明すとばしてたんですけど、
このテトラコルド、名前ついてるんですよ。
この全音全音半音とか、全音半音全音ってやつ。
この3パターンに。
だったらそっちで教えてくれた方が覚えやすかったんじゃないかっていう人もいると思うんですけど。
全音全音半音っていうのがドリス型っていう名前で、
全音半音全音っていうのはプリギア型。
半音全音全音はリュディア型っていう。
似てるというか、これこそが古代ギリシャ戦法の元になった形。
ドリスっていうのは後ドリアになって、プリギアがフリギアになって、リュディアがリディアになったみたいな。
じゃあドリアはどういう組み合わせかっていうと、
プリギア型プラス全音プラスプリギア型。
フリギアはリュディア型プラス全音プラスリディア型。
はい、分かった分かった分かった。
もうバラバラなんですよ。
なるほどなるほど。
だからちょっとあえてこれで説明したら紛らわしくなるかなって。
リディアは全音プラスドリスドリス。
暗記芸ってこと?
正直参考集じゃなくて、音楽時点からこの名前引っ張ってきたんで、名前で覚えない方がいいと思う。
ここはもう名前は多分あんま出てこないんで。
54:00
全音全音半音とかブロックで覚えちゃった方が余計なことを考えずに。
最初の説明だけで言った方がいいと思うんですけど。
だからそのブロックが何かでとりあえず覚えるべきだってことね。
そうですね。
じゃあ、なんでこんなバラバラなんだって思うじゃないですか。
はい。
最初の方に、ローマ教会で古代ギリシャの戦法を基にして、戦法定めって言ってたと思うんですけど。
まずこれがちょっと間違ってて。
ほう。そうだね、最初言ってました。
グリゴリオ聖歌って、ギリシャ音楽由来じゃないんですよ。
ギリシャとか名前ついてるのに。
オクトエコスっていう東ローマ帝国のほうの、
ヴィザンティン聖歌っていう別な聖歌の体系が元になって、このグリゴリオ聖歌っていうものが生まれたらしくて。
どっちかというとルーツ、シリアとかイスラエルとかあっちのほうっぽいんですよね。
ギリシャ戦法と関係性はない。
もう、なさそうとかじゃなくてないって書いてあったんです、いろんな本に。
ただ、名前ついてますよね、ドリアみたいな。
そうですね。ギリシャ語で。
教会戦法みたいに作るぜって、当時の学者が息巻いて作ってたときに、
どうやら古代ギリシャにもそういう戦法みたいなのがあるから、
そっちと名前統一したほうがわかりやすいんじゃないですかって話になったっぽいんです。
だから、同じような大人ラピだったら、名前一緒にしたほうがわかりやすいんで。
どうやらそのときに間違えたらしい。ミスが起きたらしい。
そんなもんなんだ。
翻訳間違えたっぽいって説と、ギリシャのスケールって加工音階らしくて、
トシラソファミレイドみたいな感じで記載してることが主で、
そこで読み間違えたらしいって説。
どうやらそっちの校舎のほうの読み間違えたほうが有力っぽい。
だからめちゃくちゃややこしいんです。
今の旧海戦法っていうのは、古代ギリシャの戦法と同じ名前がついてるけども、
直接の関係はなくて、ただ名前をつけるときにそっちを参考にしてるけども、
57:00
名前をつけミスったから、因果関係とかもはや全くないと。
複雑だなぁ。
一回今まで全て無日記して統一してもいいだろって思った。
そこそこ時間も経ったんで、あとはお話みたいな話なんですけど、
ちょっとだけ最後、音の話続けると、
いわゆる今のメジャースケール、マイナースケールとかだと、
トニック、ドミナント、サブドミナントってあるじゃないですか。
ルートがあって、5度を俗音って言ったりとか、ドミナントって言うみたいな。
教会戦法とかチャチモードとかの説明でもそれ使われることもたまにあるんですけど、
正式には終止音。
終わる止めるで終止音。
中心音って言われてて、こっちはいいと思うんですけど。
いわゆる5度が支配音。
支配する音って書いてる。支配音。
ドミナントが直訳みたいな感じにも思えるけど、
俗音ではなく支配音って名前がついてると。
もしくは当時の読み方で、終止音がフィナリス。
で、支配音がテノール。
多分語源的に歌のテノールと一緒だと思うんだけど。
っていう呼ばれ方がしてると。
ただ最近の教え方だと、終止音ドミナントっていうペアが多そう。
の呼び方が。
そうですね。
だから終止音ドミナントでちょっと説明しようかなと思うんで。
ドリア戦法だとまたちょっと音出すんですけど、
これだとこのレの音が終止音で、
5度上のこれが支配音。
ドミナントになると。
ここは非常に分かりやすいですね。
今と一緒なんで。
ただちょっとだけ違うことがあって、
フリギア、ミから始まるやつ。
はい。
これだけ、
終止音一緒なんですけど、支配音がドなんですよ。
うん。
6度。
うん。
なんでだと思いますか。
5度じゃない。なんでだ。
ヒント。
1:00:04
5音はこの音ですね。
普通に鳴らせば音源的にちょっとうなるけど、
まあ普通に完全に音なんですけど。
周波数の関係?
いや、これ死の音を避けるためです。
うーん。
これでさっきの話に戻るんですけど、
ロクリアって死から始まる音階無視されてたじゃないですか。
うん。
なんで無視されてたかという理由の一つが、
当時、境界戦法とかで死っていう音は存在しなかったんですよ。
へー。
まあ存在しなかったというか、家庭で使うことあっても、
表だって使わないというか、
しょうがないときだけ使うみたいな。
だから死を避けるためにわざわざ支配音まで変えて、
6度にしてまで対応してた。
はー、はっはっはー。
まあそういうことらしいんですね。
ちなみにこのロクリアは、
ドミナント無いです。
あ、そうなんだ。
なんでだと思います?
誰も決めてないからとか?
答えは、あの、
もうこれ鳴らしちゃったら楽なんですけど、
この音の5度を鳴らすと、
全然じゃん。
あの、原5度になるんですよ。
はー。
ちなみに下の4度も、
増4度。
はー。
濁りまくると。
なるほど。
まあ多分これも、
ロクリアが意味嫌われて無視されてた理由だと。
使い勝手悪すぎるもんね。
その、そう、
当時その、なんか、
転調してみたいなのはないんで、
こんなもん使えるかってところで使わなかったと。
はっはっは。
いうところらしいんです。
でまあ、ちなみに、もう、
散々説明すっ飛ばしてきた変格戦法、
ヒポなんとか、
は、
まあ、ある意味異常だ、
ではないけど、
例えば、
例えばてかまあ、
ドリアに対するヒポドリアだったら、
正確戦法、
のドリアの、
終始音を第4音にする形で開始する。
なんか、
言葉だけ言ってもアレだから、
また弾くんすけど、
これがドリア、
だとすると、
このレの、
はじめレの音が第4音に来るようにして始める。
え?
1:03:01
あ、でもなにかより悪い。
そう、ただ、
ただ、なんか始まりが違うだけで。
はあ。
だからまあ、今、
今考えちゃうと、
そう、
でまあ、こっちの変格の方はもう、
ラから始まる、
これなんで、
もう、
エオリアと一緒。
うん。
単調回と一緒。
うん。
なんすけど、
この終始音と、
ドミナントの位置が違うと。
うん。
えっと、
ドミナントは基本的に第6音だから、
終始音があるうちの2音上だから、
のうちの、
終始音が、
ここで、
支配音、
ドミナントが、
ここ、
ファ、
ファになる。
うん。
でまあ、今と一緒で、
当時は、
その、
支配音っていうのが、
まあその、
調を決定付ける、
結構重要な音になってて、
どんな音楽でも最後は、
終始音で終わらなければならない、
みたいなルール、
セーカー、
グレゴリオセーカーのルールがあったっぽくて。
うん。
だからまあ、
始まりはどっから始めてもよかったっぽいんですけど、
その、いわゆるドミナント、
緊張を与える音っていうのは、
その、
先方で決められた音にすべきだし、
終わる音は、
必ずそこの先方の音にしないといけない。
うーん。
という意味で、
エオリアとこのヒポドリアは分けて考えられてた。
うーん。
でもこれは今でも考え方ありますよね。
その、
まあ一応、
ハチョウチョウとイタンチョウ、
CメジャーとAマイナーが、
全く同じ音使うけど、
別問題みたいなとか。
それはよく言われますね。
うん。
一緒でまあ、
そういう、
音楽の傾向とかで、
こう使い分けてたものだと思います。
うーん。
でもこっちでも、
ヒポフリギア、
だけ死を避けるために、
ドミナントが一個ずれてるとかは、
あるっぽくて。
うーん。
基本的に死に当たりそうなときは、
一音上げるだから、
まあそこは覚えやすいかなと思います。
ああ。
っていうのは、
あって、
まあここまで、
ほとんど、
ここでほぼ終わりなんですけど、
その先方地点説明は。
ただ一個だけ、
重要なルールまだ触れてないんですけど、
何だと思います?
並び方は聞いた?
並び方聞いた。
呼び方も聞いた?
はい。
ちなみにヒントというか、
実は前に、
1:06:01
一回だけそこについて、
喋ってはいるんだけど、
触れてないだけで。
ああ。
何だと思います?
ちなみに、
大ヒントとして、
触れたのがその、
新音楽時点から引いた、
引用した部分で、
中世から16世紀までのヨーロッパ音楽の音組織、
グレゴリオ世界の集大成だと思い、
組織化されたもので、
基本的には、
全音階上の8種の1オクターブ音列である、
っていうところなんですけど。
何だろう。
1オクターブ。
はい。
どこから始まるかが決まってない。
ああ、惜しいっすね。
もうね、
あのー、
当てにいくもボケも思いつかなかった。
答えは、
逆で、
その1オクターブの中しか許可されてないんです。
はえー。
じゃあ、上とか下とかいけないんだ。
そう、だから、
さっき例で、
っていうのがドリアだと、
言ったんですけど、
だから、
ただ、この音の次の上、
ここの音を使いたいな、みたいな。
は、できない。
そうなんだ。
だからもう、
1オクターブの中だけが定義されて、
基本的に上下は存在しないと。
へえー。
だし、
その、だから、
先方っていうのは、
例から始まる、
実から始まる、
完全にガッチリ固定されてて、
うん。
だからまあ、
オクターブがなければ、
まあ、例えば、
わざと必要もないっすもんね。
まあまあ。
だから、
転調がなかったんす。
はあー。
逆にね。
だからもう、
だから、
正直、
チャーチの例と今の例が、
全く同じ例かっていうのは、
わかんないというか、
たぶん違うと思うんだけど、
例えば、
ドリア先方の音程を、
例えばミとかファから始めたら、
ちょっとそれ違うじゃん、
ってなってたっていうことっすね。
へえー。
だから、
チャーチモードの逆っすね。
なるほど。
その複雑な音とかじゃなくて、
もう完全にガッチリ決められた、
完全にもう、
ルール化されたところでやってたと。
はは。
ただまあ、
一応なんか、
後のほうの時代とかで、
移行とか移線はあったっぽいっていう。
移行っていうのは、
なんか歌いやすさ重視で、
オクターブ上げて歌うとか。
うん。
まあ、あったっぽいけど、
これも曲の途中で上げ下げするっていうのはなくて、
うーん。
もう、
最初から最後まで、
上げ続けるか下げ続けるか。
あーなるほど。
だけだった。
移線っていうのは、
あの、
先立、
先方を移るって書いて移線。
うん。
だから、
1:09:00
曲の途中まではドリアだったけど、
途中からエオリアになりましたよみたいなのもあったらしい。
あー。
だから今で言う点調みたいなことだったんだ。
もう先立がそのまま違うっていう。
へー。
やってたし、
なんなら、
まあ、ちょっと、
なんか、
後の話なんですけどその、
多声でこう、
和声みたいなのが生み始められた時ぐらい、
は、
なんか、
別々な先方が重なってたりもしたらしい。
あー。
だから上の人は、
リディアで歌ってて、
下の人は、
エオリアで歌ってたみたいな。
あー。
ただなんか、
それ聞くとなんか、
それってできんのかってなるじゃん。
なんか、
まあね、
全然違う。
そう、複雑なやつ、
無理やり組み合わせて、
それで綺麗に歌えるのかって、
なると思うんですけど、
うん。
歌えなかったんですよ。
歌えなかったんかい。
当時の人をもってしても。
だからまあ、
そうやって、
まあ最初は、
まあそもそもグレゴリス世界って、
基本的に単声音楽だから、
モノフォニー。
うん。
だから、
まあ最初はそれでよかったんだけど、
だんだんそうやって、
複雑なことやりたいなーとかって思って、
こう例えば、
大砲的に、
二声をそれぞれ、
なんか、
バラバラに動かしてみたりとか、
うん。
あと和声みたいな、
ハーモニー作ろうとした時に、
ボロが出始めたと。
違う戦法使ってるからね。
そう。
もう音ぶつかるわ、
なんか、
うまく映れないよ、
みたいなとこあった時に、
その時になんか、
思いきからちょっと、
外れちゃったりとか、
あー。
終始音じゃないとこに終始しちゃったりとか、
あと、
第7音がこう、
変化したりとか、
うん。
が、
なんかだんだんこう、
広まっていくようになっちゃったと。
うーん。
まあ、
特に、
多声音楽が結構成熟してきて、
もう和声みたいなシステムができ始めてくると、
もう、
完全に暗黙の了解的に、
この時はもう、
この歌こうしましょう、
みたいなルールがもう、
完全に案に決められてくるようになっちゃったと。
あー。
例えば、
イオニアとかミクストリーディアとか、
リディアとか、
まあ、
名前で言ってもあれですけど、
だと、
1音と3音の関係、
3度が超3度になるんですよ。
はいはい。
ただ、
ミクストリーディアだと、
この音かな。
だと、
まあ、
いわゆる超超的な変化がするから、
あの、
第7音、
いわゆる同音が、
半音上がると。
うん。
だとちょっと、
なんか響き的に微妙だから、
に、
なったと。
うん。
まあ、この方がなんか、
1:12:00
和声として使えそうですよね、
その展開とかが。
うん。
逆に、
ドリア、エオリア、
フリギアとか、
ロクリアとかは、
3度が単3度になると。
例えば、
ドリアは、
これなんですけど、
うん。
単3度になるから、
逆に、
第7音が半音下がったと。
が、
違う。
これ、ドリアはいいのか。
まあ、
そんな感じで、
なんか、
こう、
あれかな、
え、ちょっと待ってね。
はい。
フリギアとかの方が、
分かりやすいかも。
あ、嘘ついた。
まあ、
まあいいや、
あの、
そういう感じで、
なんか、
いわゆる同音みたいなのが、
考えられてきて、
7度の。
うん。
そうすると、
半音上がったり、
下がったりみたいな、
こう、
暗黙のルールとして、
こう、
勝手に変化するようになってきて、
ただ、
まあ、
なんか、
だんだん、
なんか、
当時の人の耳に、
聞こえやすいような感じで、
全部変わってくんすよ。
この、
ミクソリディアとか、
リディアとか、
ドリアとか、
いろいろあったのに、
だんだん、
同じような感じになってきちゃったと。
ふーん。
で、
その合理化されていく中で、
だんだん、
この、
イオニア、
エオリアっていう2つに、
こう、
だんだん集約されていった。
ふーん。
でも、
これが、
イオニアが、
長調界で、
エオリアが短調界のルーツだと。
だから、
まあ、
7個ないし、
まあ、
8個ないし、
12個、
あったのに、
まあ、
使いやすさとか和製とかを、
考えていった結果、
最終的に2つになっちゃったっていう。
が、
今の長調短調と。
そう。
だからまあ、
最初、
競技では8個で、
まあ、
今は12個っていったのは、
まあ、
ここがルーツで。
ふーん。
最初は、
えー、
ミクソリディアまでしかなかったんだけど、
こう、
こっちのほうが使いやすいよねって言って、
イオニア、エオリアが出てきてきて、
で、
そっちが、
もうメジャーになっちゃったみたいな。
ふーん。
まあ、
これは、
1547年に出版された、
あの、
ドデカコルドンっていう、
音楽理論書で、
初めて、
イオニア、エオリアが出てきたらしいと。
へー。
ドデカコルドン。
なんか、
コイン出して読みたい、
スイス語かな?
スイス語っていうか、
まだ当時あれか、
ラテン語かなんかかもしれないけど。
アトキンス、
スーツギガールみたいな。
スイスの理論家の、
グラレアヌス、
っていう人が、
ドデカコルドン書いたらしいです。
まあ、
そう、勝手に変化していくのは、
結構当時、
1:15:00
もうなんか結構、
昨今の日本語の乱れみたいな感じで、
なんか、
音楽の乱れみたいな感じで、
言われてたっぽいですけど。
ふーん。
なんか、
だから、
ムジカフィクタ、
偽りの音楽だって言われてたらしいです。
かっこいい!
だから、こう、
グリゴリオセガでも、
バチバチにこう、
ねえ、
原初的な、
こう、
教会音楽歌ってる人たちは、
そういう、
なんかどんどん、
きらびやかなって音楽を歌うに対して、
あいつらムジカフィクタだって。
訳前も訳後もかっこいいね。
偽りの音楽だって。
素晴らしい。
だからまあ、
そういう感じで、
最初、
モノフォニーだったのが、
まあ、
そういう、
大法的な感じで、
ニオンが生まれて、
それで、
和製が考えられるようになって、
まあ、
今の音楽に至ると。
なるほど。
はい。
ただまあ、
そんな、
ねえ、
教会音戦法も、
まあ、
時は、
今のグラディアン、
あの、
ドデカ・コルドンが、
1547年に出版。
まあ、
この時期、
もうそろそろバッハとかが出てくる。
はい。
あの、
いわゆるバロックなんですけど。
ちなみに、
まあ、
視聴者さん、
バッハどれくらい詳しいかわからないですけど、
バッハで、
例えば、
イオニア戦法の曲とかって、
わかります?
いや、
もう全然わかんない。
多分、
イオニアはまあ、
蝶々会だからあれだけど、
多分、
エオリア戦法だとか、
ヒポリリア戦法だとか。
いわゆる、
蝶々団長じゃないやつ?
じゃないやつ。
いや、
わからん。
ほぼないんですよ。
ないんだ。
もう、
このバッハ、
バロックに入ってから、
もうバッハでさえ、
もう、
これ、
イオニアとエオリアでいいやんって。
使われなくなっちゃったんだ。
そう。
でも、
そっからは基本的に、
なんかそういう、
ミサ曲みたいな、
そういう、
グリグリは聖火ルーツの宗教音楽みたいな、
やりたい人とか、
あと、
民族音楽で、
そういう、
戦法がちょっと残ってたりもしたから、
そういう民族音楽感を出したい場合、
とか以外は、
基本的に使われなくなっちゃったっていう。
そっから時は、
300年くらい経って、
ドビュッシーだったり、
カールオルフとかが、
使い始めて、
これ使ってみるのもアリだなみたいな、
再評価のみ、
ようやく、
300〜400年ぶりに見ることになったと。
その間でも、
使われてるケースは、
いくつかあったらしいですけど。
例えば、
有名な、
ドボルズアークの新世界。
9番の、
四楽章の主題。
1:18:00
ちょっとこれも、
弾くか。
ってあると思うんですけど、
これ、
まあ、
言っちゃえば、
Am、
Em、
っぽいんですけど、
どうやら、
なんか、
Eの、
ミの音を主音とする、
エオリアらしい。
解釈として。
だから、
どことなく民族感感じるのは、
そこなんじゃないか、
みたいな。
話だとか、
あとまあ、
一番有名なやつだと、
あの、
ブラームスの、
後極第4番。
二楽章の主題が、
みたいな感じなんですけど。
これ、なんか、
がっつりなんか、
そういう、
今の感覚で、
頑張って解釈しようとすると、
えっと、
CドアからAドアへの転調。
途中で無理やり転調してると。
だから、
波長、
CメジャーからEメジャーに、
なんか変わってる、
って読めるんだけど、
そうじゃなくて、
フリギアで、
弾いてるって考えると、
まあ、
一発ですんなり行くと。
フリギアだから、
っていうので、
ミから始まってるけど、
このファシャープ使わずに、
ファフラットで行ってるから、
そっちのほうが、
考えとしては、
いいと。
だから、そういうとこで、
なんかちょくちょく使われてるケースは、
あったらしい。
けど、
ぶっちゃけなんか、
そういう人たちって、
なんか、
私はフリギア奏法使います、
とか言ってるわけじゃないから、
まあ、だから、
後の人の考察みたいな部分もあるから、
まあ、
本当のところは、
本当なのかわかんないけど、
まあ、なんか、
知ってれば、
なんか、
そういう、なんか、
ここは、
転調転調転調で行ってるんだ、
って思うよりは、
まあ、
ここは、
境界戦法のこれ使ってるんで、
って自然な解釈に
たどり着けるかもしんないですよね。
うーん。
その響きを知ってればね。
そう。
っていうのがあって、
ただ、
ドビッシーとかはもう、
完全に、
もう、
がっつり戦法で、
こう、
散りばめて曲作って、
これはすごい、
ってなったらしいんですけど、
それがもう20世紀の話で、
うん。
1:21:00
20世紀頃になってくると、
まあ、
菱彦さんも、
ご存知の、
いわゆるチャーチモード、
モードジャズ、
ができてくる。
うん。
モードジャズで、
まあ、有名な人というか、
発祥みたいな人って、
名前出ます?
ワイルス・デイビス。
おー、さすが。
もちろんです。
そう、
ワイルス・デイビスが、
モードジャズの発祥というか、
って言われてるらしいと。
はい。
ただまあ、
最初の方に、
ちらっと言ったんですけど、
チャーチモードってのはもう、
境界戦法の考え方を借りてるだけで、
まあ、
ほぼほぼ、
なんか、
その、
なんていうか、
信念みたいなのがもう、
完全に変わってしまってると。
うーん。
まあ、
例えばもう、
一音、
この音に終止しなければならないとか、
このオクターブで納めるとか、
そういうのはもう、
完全になくなって、
うん。
ある種、
今回の形だけが、
残ってる。
なるほど。
うん。
だからまあ、
久々の中で多分、
シードリアンとか、
なんか、
イードリアンみたいな話、
言い方聞いたことあると思うんですけど。
全然聞いたことあるけど、
これはもう、
昔の人が聞いたら、
頭に血が昇っちゃうような、
そう。
これはもう、
偽物の音楽だと。
もうだから、
クラシックにはないんですよ、
シードリアンみたいな言い方って。
なるほど。
だからドリアンは、
Dから始まる、
8音に過ぎないから。
はいはいはい。
でまあ、
最初の方の話だったんですけど、
まあ、
基本的に、