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2023-04-07 12:01

#1906 ティンホイッスルに学んだ移動ドとシンプルな音楽の考え方② from Radiotalk

#1906 ティンホイッスルに学んだ移動ドとシンプルな音楽の考え方②

・ティンホイッスルは「ドレミファソラシド」しか吹けない
・民族楽器はできることが限られている
・そもそもキー(調)とはなんぞや?
・12平均律と西洋楽器の発展
・固定ドと移動ド
・リコーダーとティンホイッスル
・移動ドで弾くことで音楽がシンプルになる
・ティンホイッスルを持ち替える=調を変える

#202304n
#音楽理論
#ティンホイッスル
#移動ド
00:00
はい、前回の放送の続きです。 ティンホイッスルに学んだ移動ドとシンプルな音楽の考え方というテーマで話しています。
はい、ちょっと自分の考えがまだまとまっていない中で話しているので、話がちょっとね、ごちゃごちゃしちゃうかもしれないですけれども、ご了承ください。
はい、で、音楽ってね、すごくシンプルなものだよっていう、基本的にはドレミファソラシドさえ覚えとけばOKだよっていう話を最終的にしていきたいと思うんですけれども、
そこに至るまでの道のりがね、少し長いかもしれませんがご了承くださいっていう感じですね。
はい、で、前回はティンホイッスルについて話しておりました。ティンホイッスルというのはすごくシンプルな構造で、基本的にドレミファソラシドしか吹けません。
で、これはレから始まるドレミファソラシドで、細かく言うとDメジャースケールなんですけれども、でもドレミファソラシドなんですね。
はい、で、これはさっき言ったようにレから始まるドレミファソラシドなんですが、これをミから始まるドレミファソラシドで吹きたければ、コンティンホイッスルでは吹けないですね。
だから、E感っていうのがあるかわかんないですけども、そのE、ABCDEのE、Eっていうのはミのことなんですけども、そのEから始まる音が吹ける楽器を用意しなきゃいけないんですね。
で、こういう楽器が、昔は民族楽器にいろいろあったらしいんですね。
つまり民族楽器っていうのは基本的にドレミファソラシドしか吹けませんと。
で、それが何の音から始まるのかっていうのはその楽器によって、例えばファから始まるんだったらファから始まるドレミファソラシドしか吹けません。
まあそういうのを例えばF感って言ったりするんですけれども、そういう感じでね、民族楽器っていうのは基本的にそういうもんだったんですね。
だから今の僕らからすると、いちいち楽器を長が変わるたびに持ち替えなきゃいけないのはめんどくさい、一つの楽器で何でも対応できればいいのにって思うじゃないですか。
それがギターとかいわゆるピアノとかリコーダーみたいなもんなんですけれども、それがどうしてそうなったかっていうのをまた後で細かく話しますが、
まあそういうことなんですね。つまり何が言いたいかというと、基本的にはドレミファソラシドしかもしかしたらなかったんじゃないかっていう話なんです。
昔の人たちは。だって僕らみたいな音楽理論とかをまだ詳しく知らない時代の人たちが自然に作った各地の民族楽器がだいたい同じような構造をしているっていうことが不思議じゃないですか。
って思いますよね。だから多分ね、じゃあそもそもね、いわゆる蝶っていうのは調べるっていううちね、トチョウチョウとかの蝶ですね、蝶とか木っていうのは一体何なのかっていうことを考えていくと、
これから話す話、僕が聞きかじった話を僕らの解釈でしゃべるので、細かい学術的なことは多少間違っているかもしれないのでご了承くださいって話を一応断っておきますけども、
じゃあ蝶って何ぞやって話をちょっとしていきたいと思うんですけれども、この蝶、木っていうのは、例えば民族楽器を昔の人が考えたとするじゃないですか、
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それで音が出ましたと。ギターの弦とかでもいいですし、弦だったら糸をピンと張ってチャンってなったらピンってなるじゃないですか。
そのピンってなった音にちょっとバリエーションを付け加えたいって思いますよね。
例えば笛だったら、あるね、長さの筒がありますと100センチの筒があります。100センチ、まあ適当に言ってますけど100センチの筒があって、それをフーってなりますよね。
その100センチの筒を鳴らしたときにフーってなって、それをちょうど真半分のところでチョキンと切ったら、そしたらオクターブの音が出るんですね。
これはねざっくりと今概念で言ってますからね、それがちょっと本当に正しいかどうかわかんないですけど、だいたいそんな感じ。
それをそのある一定の長さのものを真半分に切るとオクターブの高さの音が出るんですね。
ギターの弦みたいなもんだったら、弦楽器とかだったら、例えば100センチピンと張った弦をピンと鳴らすと、ある音が鳴りますと。
それを真半分にして50センチにした時にピンと鳴らすと、その音のオクターブ高い音が出るんですね。
でも半分っていうのは折り畳めれば誰でもできるじゃないですか。
だから昔の人もそのあんまり細かいことわかんなくても、何か半分にすれば、なんかその高い音が、より高い音が出るぞみたいな感じで多分発見したと思うんですよね。
だからオクターブっていうのがまずあったんですよ。例えば今の用語で言うんだったら、例えばドっていう音だったらオクターブ高いドっていう音があって、これがその音階の始まりなんですね。
だからドっていう音があります。
で、この笛でも弦でも何でもいいんですけども、この音に対して同じ筒を半分の長さにカットすると、こういう音が鳴りましたと。
なんか違う音が鳴った、面白みたいな。で、ギターの弦みたいな弦楽器だったら、ある長さがあって、その長さを真半分に切ったらこういう感じの音になった。
短くしたらこういう高い音が出るんだなみたいな。そういう感じになりますよね。
で、さらにその真半分じゃなくて、その半分にせずとも、例えば75センチとかね、その数はちょっと厳密に違いますよ。
ざっくりと言ってますからね。例えばその半分じゃなくて、半分にもいかない、その何て言うんだ、これを4分の3みたいな、分からない。
半分にせずともその半分よりは長いんだけど、その半分の、半分みたいな感じ。
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だから、2分の1プラス4分の1か、だから4分の3ぐらいの長さにカットすると、それはですね、オクターブじゃなくて、オクターブのちょうど真ん中ぐらいだから、これ5度って言うんですけども、
5度ね。これは5度。だからドだったらドレミファソのソのあたりに、また新たな音ができるんですね。
そういう感じで、そのある一つの長さのパイプなり、もしくは弦なりを半分にカットするとオクターブの高さになります。
4分の3ぐらいの長さにすると、そのオクターブとオクターブの間の音になります。これを5度っていう風に後に言ってるんですけども、これがドソウなんですね。
ドソウドってなるわけですね。で、その間に、じゃあ今度はまた、ドソウドだけだとちょっと間隔が広すぎるから、またちょっと他の音も入れてみようと思って、じゃあ今度はこう
っていう風にド、ミ、今で言うところミですよね。 じゃあちょっとまた間に入れてみよう。
また間に入れてみよう。 これでオクターブの間に他にも1,2,3,4と4種類の音が出てきました。
それで最後にオクターブの同じ音が続く。これが全部で5種類の音があります。 オクターブの音を同じ音と考えると、1,2,3,4,5でまた同じ音。
1,2,3,4,5,1ということで、 オクターブって音があって、真半分にカットした時に出るオクターブ高い音があって、
その間に他の間を埋めるような音で、ちょうど真ん中あたりにできるその音があって、 そしてその間を埋めるように適当に音を散らばしていくと、
こういう音階がまずできます。これを5音音階、ペンタトニックスケールと言いますけれども、 この5つに分割した音階というのが、いろんな民族の音階に自然発生的に生まれた音階に存在しているらしいんですけども、
だからこれは多分、どの民族でもそういう細かい理屈とかわかんなくても、なんとなく適当にやってたら、こういう音階ができましたみたいなものがあるっぽいんですよね。
だからこれってすごく自然に発生的にできた音階なんですよね。これが5音音階ってやつですね。 だからある一つの基準の音があると、元の音があって、これを主音、主な音って主音って言うんですけども、
この主な音のオクターブ高い音があって、その間を埋めるようにオクターブ高い音があります。 その真ん中あたりにまた一つ音を置きます。
それをその周りを埋めるように、また適当に音を散らばしていって、5つの音階ができます。
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そうすると、いわゆる長っていうものができますよね。キーができますよね。 だからある一定の一つの音を中心にして、
その音階っていうものができるんですね。 だからこうやって考えると、その一つの楽器には基本的にはその一つのキーしか存在しないっていうのが、
なんとなくわかりますか? だってもう、ある筒があったとして、その筒を半分の長さに切る。
半分の長さに切るっていうのは、笛だったら、階段状に笛の長さが連なった笛、見たことないですかね。
多分それが原始的な笛みたいなもんだと思うんですよね。 じゃあそれを一本の笛で再現するにはどうすればいいかっていうと、穴を開けるんですよね。
まさに今の僕らが使っているリコーダーであるとかティーンホイッスルみたいなもんなんですけども、この穴を塞ぐっていうのは、そのままの長さで鳴らすっていうことですね。
塞ぐっていうことは、もうそのホースそのままじゃないですか。その筒そのままじゃないですか。
で、穴を開放するっていうのは、そこで穴を開けるっていうことは、そこでもうその筒をカットするっていうことと同じようなことなんですよ。
わかりますかね。そこで穴が開いちゃってるから、もうそこで筒がカットされているので、筒の長さをカットしていく。
で、筒の長さをちょうど半分ぐらいにカットすると、ちょうどそのオクターブの間ぐらいの、4分の3ぐらいの長さでだいたいカットすると5度の音が出る。
で、ちょうど半分ぐらいのところでカットするとオクターブの音が出る。みたいなそういう仕組みになっているんですね、ざっくり言うと。
で、ギターも同じですね。ギターも弦をピンと張った状態が、その本来の弦の音が出て、ちょうど真ん中あたりを押さえるとオクターブ高い音が出る。
で、真ん中あたりを押さえるというのはどういうことかというと、それはもう弦を半分カットしたっていうことに等しいんですね。
つまり真ん中で押さえると、そこで弦がミュートされるわけですから、それ以下のフレットの音はならないので、
例えば12フレットを押さえたら、12フレットっていうのは多分ギターの弦のちょうど真ん中あたりなんですね。
はい、だからオクターブ高い音が鳴るっていう、そういう仕組みなんですね。
はい、わかりましたかね。ちょっと話がごちゃごちゃしたかもしれないですけども。
つまり、民族楽器っていうのはそういう発想からできておりますので、ある一つの基準の音が出る楽器がありました。
それを半分にしてオクターブ高い音が出ます。
その半分の半分、つまり4分の3の長さにすると5度の音が出ます。
それをだんだん細かく割っていくと、よくある5音音階っていうのがどの民族にも現れますと。
そういう感じで民族楽器ができていった。それが僕らが知っているキーとかですね、チョーみたいなものの始まりなんじゃないかっていう話でございます。
はい、ちょっと続きはまたね、次のチャプターで話していきたいと思います。
はい、以上ありがとうございます。
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