#226  本の紹介「正欲」
2023-01-18 04:02

#226 本の紹介「正欲」

オーディブルで耳読した、浅井リョウ著「正欲」についてお話ししました。
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おはようございます、やすです。今日もお聞きいただきありがとうございます。
今日は、オーディブルという耳読できるアプリを私使っているんですが、
そちらで読んだ、というか聞いた本のことについて、ちょっとお話をしようかと思います。
オーディブルでは、前月の人気ランキングみたいなのが出まして、それで12月の1位が、「正欲」というアサイヨウさんの本だったんですね。
この正欲というのは、性別の性の方ではなく、正しい欲というふうに書く、一見、あまり見慣れない感じのタイトルになっていました。
私、これは全然あらすじも読んでないし、予備知識も全くないまま、ひとまずと思って聞き始めてみたんですけれども、
非常に考えさせられるというか、自分の思考の枠組みを取り払われるというか、非常に面白い本でしたね。
人気の理由もわかるなと思いました。
正しい欲というふうに当てているのは、最後の方まで読むとそういうことなのかというふうにわかるんですが、
人の欲望ですよね、正欲というものに関して、いわゆるマジョリティのというのと、マイノリティのというのがあるかと思うんですね。
LGBTQに代表されるような。
でもここで話されているのは、さらにマイノリティの中のまたさらにマイノリティの話なんですよね。
そういうことに欲望を見出すということが全く想定されていない方たちのお話が出てくるんですけれども、
周りの人たちはそういうことに当然気づけないし、わからないし、こちらの方じゃないかと思ったり推測されたり言われたりするんだけれども、
でも理解してもらえないという、決して周りに理解してもらえないというような苦しみとか悲しみとか、
いらだちとかですね、そうしたものというのがそれぞれの主人公の視点で書かれていくので、いろいろな見方があるんですよね。
いろいろな方たちのエピソードを通じて、こう言ってみれば、その多様性というものに関して、いろいろな枠組みを外す、
多様性、ダイバーシティって言っているけれども、それでもそう言っている枠組み自体が実際にはまだ限定されているというか、
自分があくまでも想像できたり思考できたりする範囲の中で言っているだけなんだなっていう、
自分が想像も及ばなかったり、全く理解できないっていうものも実はあり、
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そうしたことに欲望を生み出している方たちというのもあり、
だけどそのことはおそらく自分にはなかなかわからないし想像もできないっていう、
そういう現実っていうものが実際にはあるよねっていう、そういうこともすごい考えさせられるわけでした。
自分が考えているものっていうのは本当にまだまだ狭いし、
言葉の定義も想像している範囲の中でしか考えていないんだなっていうことをすごく考えさせられました。
なかなか意欲的な作品だなと思いました。面白かったですね。
もし機会があれば聞いてみるのもいいかもしれませんと思って紹介しました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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