大局的な視点の重要性
今はですね、非常に変化が目まぐるしく起こっているような時代なので、物事を大局的に見るということはすごく大事になってきます。
これはもちろんビジネスをする上においてもそうですけど、そういうマーケティングの世界の流れとかも、本当に5年前と今では全然状況が違いますよね。
だからこの後、この例えば世界がどうなっていくのかとか、日本がどうなっていくのかってことを先読みした上で、自分が何をするのかってのを考えないと、
気づいた時にはもう手遅れになっているみたいなことがあるわけですね。
で、例えば日本の今後がどうなるのかってことをまずは大局的に見ないと、今この瞬間が特に困ってないからっていうのに何も対策をしていなければ、
例えば5年後10年後にね、すごい大変なことになるみたいなことがあるわけですよ。
だから今の状況を見て、今後じゃあ5年後10年後どうなっているのかってことをぜひ考えてみてほしいんですけど、
やっぱりこの人口減少っていうのがね、すごく今問題になってますよね。
日本人単体でいうと、2025年に約95万人の人口が減ったっていうふうに言われていて、
で、これって大部分は高齢者の方たちなんですけど、高齢者の方たちがなくなると社会保障費がね、その分削られるからいいんじゃないのって思われるかもしれないですけど、
そういう人たちもね、生きて生活している限りは消費をするので、消費とその社会保障費を相殺したらだいたい1人当たりマイナス80万から140万のマイナスになるらしいんですね。
でなると、その分の消費活動がね、損してしまっているっていうふうになるわけですよ。
これを計算するとだいたい年間1.3兆円ぐらい毎年どんどん損していると。
しかも人口が減れば減るほど企業も投資しなくなる。ビジネスを拡大したりとかっていうことをしなくなるんで、ますます経済が落ち込んでいったりとかしてしまうわけですよね。
前回とかこの間のエピソードで中国人のね、例えば今自粛してますよみたいな話をしたと思うんですけど、あれもだいたい2兆円ぐらいの損失って言われていて、
人によってはね、日本の観光GDPは全体の1.1から2%だから大したことないとかっていう風に言ってる意見もあるらしいんですけど、
AIの試算によるとそれは浅い考えですねっていう風に言ってるわけですね。
というのは、ドミノ効果っていうのがあって、例えば単純にホテルとか飲食店とか土産物屋だけじゃなくて、
そこに例えば卸しをしている業者とかそういうのも全部割り置くわけですね。
ってなるととてつもない経済の損失が出てしまって、しかもそういうインバウンドが来なくなると値下げをして、値下げをすることによって給料が下がって、給料が下がることによってまた消費が落ち込んでみたいな、
そういう負のスパイラルが始まるわけですね。
だからとてつもない損害をこう剥ってしまう。直近で言うとそういう問題ですよね。
今まさにインバウンドが減っていて、この爆害っていうものは大部分は中国人によって起こっているらしいので、
この人口が落ちてしまうことによってかなりの損失になるらしいですね。
ヨーロッパ人とかでは補填できないぐらいかなりのマイナスになってしまっているというわけです。
だからこれもかなりの来年以降また経済にしわ寄せが出てくるんじゃないかなと思うんですけど、
それ以外に例えば、今この現段階で何が起こっているのかってことを考えたときに、
車離れみたいなものがあるわけですよ。
今はもう車を持つ人がだいぶ減ってきましたよね。都会に住んでいるともう車を持つ必要性もないし、
生活が苦しいから車を保有するっていう余裕がない。維持費とか駐車場代とかもろもろかかるんで、
そもそも車を買う余裕がないし、維持するお金がないから都会の人はあえて車を持つ必要がないわけですね。
田舎は田舎でどんどん若者とかが都会に出て行って人口が減っていると。
でなると、車が必須の田舎でも人口が減っていくから車の買う人が減っていくということですね。
これも実際データを試算すると、2024年だと420万台売れていたのが、
2030年だと280万台前後、マイナス30%まで減るって言われてるんですよね。
この自動車関連の仕事っていうのが、大体日本人の550万人ぐらい、
だから全労働人口の約10人に1人は自動車関連の仕事に就いているわけですね。
その550万人が2030年には380万から400万ぐらいまで減るって言われてるんですよ。
これはもちろん自動車を売ってる人だけじゃなくて、そこにパーツを下ろしている人とか、
タイヤとか小さな部品とか、そういうのも全部割り送るので、
これが2025年だけでも400社以上が配傭しているらしいんですよ。
それだけ車が売れなくなってきているところですね。
日本のメイン産業というか、かなりのGDPの大部分というか、
結構大きな割合になっているのがこの自動車産業なんですけど、
そういうふうに車が売れなくなってきているってことは、
関連の仕事に就いている人たちもどんどん雇用がなくなっていって、
未来への備え
収入が落ちていって、みたいなことが起こるわけですよ。
それがもう2030年には、自動車のGDPの寄与が、今10%なのが大体6%か7%ぐらい。
トヨタの販売も100万台割るんじゃないかというふうに悲惨が出ているわけですね。
という形でどんどんドミノ形式で、
例えばガソリンスタンドが潰れていったりとか、
タイヤ工場が閉鎖、メンテナンス工場が閉鎖とかね、
というふうにどんどんいろんなところが潰れていくわけですね。
ということがわかるわけですよ。
今人口が減っていて、東京に出る人が増えていて、
経済に余裕がないと何が起こるかというと、
車とか持っている余裕がないし、都会に住んでいたら車がいらないからということを考えると、
車が売れなくなるなとかということがわかるわけですね。
車が売れなくなるとどうなるのかというと、
車関連の人たちの売り上げが落ちていって、
そうなるとその関連の企業が潰れていって、
潰れていくと当然そこの人たちが職を失うから消費が落ちていって、
みたいなことが読めるわけですね。
となると、今何をしないといけないのかというと、
これは明白で自分で稼げるようになる必要があるわけですね。
すべての人は起業する必要はないけれども、
会社に勤めながら何か復業し、
プラスで収入を得るような形。
最悪会社がなくなったとしても、
自分で生きていけるくらいの力を身につけておかないと、
大手の会社でも突然倒れてしまったりとかってありますし、
誰もが知っているような名のある会社でも大赤字を、
何億とか何十億の大赤字を抱えていたりとかってよくあると思うんですけど、
本当にいつ何時どうなるかわからないわけですよ。
そういうのを見越して今から動いておかないと、
よく言われるのが揺れ返る現象というものですよね。
今この瞬間危機感を感じているわけじゃないから、
気づかないけど気づいたときには完全に揺れ上がってしまうみたいな、
そういう状態になりつつあるということですね。
これは僕だけが言っているわけではなくて、
みんなだいたい言っているわけですよね。
イーロン・マスクとかあの辺の人たちも言っているわけですよ。
ジム・ロジャースとかね。
ということを言っているわけですね。
だからイーロン・マスクであれば、
出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、
日本はいずれ消滅するだろうと。
ジム・ロジャースは、日本は借金づけの国になりつつある。
このままでは日本は終わる。
もしあなたが10歳なら日本を出ていくことを勧めるというふうに言っていますし、
外国人の人だけじゃなくて、ユニクロの柳井さんとかもね、
少数生で仕事をするということを覚えないと、
日本人は滅びるんじゃないかというふうに言っていると。
だからそういう人たちは、
大局を見ているというかね、
今後も見据えてということを考えているので、
であればもう自分たちもね、
自分たちで生きていく力というのを養っていかないと、
会社に依存してそこだけの収入、
自分の人生を全て託すというのはかなりリスクだなと思いますし、
今は本当にインターネットを使えばね、
小学からでも自分で稼ぐということが始められるので、
当然その稼げるようになるまで時間がかかりますから、
今のうちからその準備をしておいたほうがいいですし、
やっぱり世の中の流れとか、
今のは経済とかそういうものでしたけど、
もちろんマーケティングとかもね、
今後どうなっていくんだろうということを考えていかないと、
AIを使っていくと今後AIを使わなかったらどうなるんだろうとか、
AIを使い続ける人が増えたら今後どうなるんだろうとか、
そういう長期的な目線で見ると、
今自分が何すべきなのかって分かりますしね。
そういうところに目を向けないと、
気づいたときには本当に手遅れになっているみたいなことがあるので、
本当にこういう情報というのは常に頭に入れて、
自分で考えてね、今後どうなるんだろうということを、
考えることがすごく大事かなと思います。