2020-10-29 09:34

真似すべきは戦術ではなく戦略

「成功するためにはうまくいっている人を真似すればいい」


とよく言われます。


しかし、真似すべきことを間違えると、大した成果は得られません。


真似するのは戦術ではなく戦略です。


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00:08
こんにちは、ポロです。
今日も音声を聞いていただきありがとうございます。
今日はですね、真似してもうまくいかない理由ということについて話していきます。
モデリングみたいな風に言われることもあるんですけど、
どこかでね、モデリングのお話はしたかもしれないんですけど、
何を真似すればいいのかということについて今日は話していきたいと思うんですが、
よく言われるじゃないですか、成功したければうまくいっている人を真似しなさいという風に言われると思うんですね。
確かにそれが一番シンプルで、かつ再現性も高いという方法だと思うんですよね。
うまくいっている人を真似すれば、当然うまくいくやり方をやっているので、自分もうまくいくという風になるんですけど、
この時に考えないといけないのが、何を真似するのかということなんですよ。
その真似することをしっかりと分かった上で真似しないとうまくいかないということになるんですね。
前回モデリングについてお話したとき、ひょっとすると誰を真似するのかということについて話をしたかもしれないんですけど、
今回の真似することは何を真似するのかということについて話してみたいと思うんですけど、
うまくいっている人を真似しなさいという風に言われて、うまくいっている人のやり方をそのままやるじゃないですか。
そうしたら必ず自分も同じような結果が得られるかというと、そういうわけじゃないと思うんですよね。
なぜなら置かれている状況が全然違うからなんですよ。
例えばあなたがYouTubeを始めたとしますよね。
その時にトップYouTuberが商品紹介をしているから、自分も商品紹介をすれば視聴回数が増えるんだみたいな風に思って、
やっても多分全くというかほとんど結果は得られないと思うんですね、大きな成果というのは。
トップYouTuberがゲーム実況をやっているから、じゃあ自分もゲーム実況をやろうみたいな風に考えてやったところで、おそらく大した成果は得られないと思うんですよ。
でもやり方は真似しているじゃないですか。
トップYouTuberがやっていることと同じことを自分もやっているけれども、全然得られる成果が違うということなんですよね。
これはなぜそういうことが起こるかというと、戦術を真似しているからなんですよ。
03:04
戦略と戦術ってどこかで話したかもしれないですけど、戦略と戦術というのがあるんですよ。
戦術じゃなくて戦略を真似ないといけないんですね、本当は。
戦術って分かりやすく言うと何をやるか、戦略はどうやってやるかですね。
どうやってやるのかという部分を真似しないといけないんですけど、何をやるのかということを真似してしまうと成果が出ないことって結構あるんですよ。
例えばインターネットの情報発信の世界において置き換えるならば、
例えばある大成功している人物がいたとして、その人がお客さんに冷たく当たるというか、
本当に私の商品はやる気のある人だけで結構ですみたいな感じで、ちょっと高みしたというか上から目線みたいな感じで情報発信をするとするじゃないですか。
あるいは何か特定のものに対してすごく批判的な発信をするとしたとしますよね。
じゃあ上手くいっている人がそういうふうにやっているから、自分も同じように言えばいいんだというふうにその人と全く同じことを発信したとするじゃないですか。
でも反応って全然違うと思うんですよね。
同じことを言っても受け取り手の印象って誰が発信しているかによって変わるんですよ。
だからまだ駆け出しの人間が偉そうに上から目線で物を言っても反感を買うだけですけど、
もうすでに大成功しているような人物がその同じことをもし仮に言ったとしたら、おそらくこの人すげえなってなると思うんですよ。
言い方悪いですけど、大衆というのはあまりそういう本質的な価値というものを理解できないので、
結局何をもって価値を感じるかというと、情報とかそういうものではなくて誰が発信しているか。
要するにお金持ちが発信しているのか貧乏人が発信しているのかというところでその情報の価値を見極めているわけですよ。
だから自分がまだ駆け出しで無名でほとんど実績もないような状態で成功者の人がやっているような情報発信を丸パクリしてやったとしてもおそらく結果って出ないんです。
それは戦術、何をやるかというところを真似しているからなんですよね。
真似すべきことは何をするかというところじゃなくてどうやってやっているのかということを真似しないといけない。
なおかつ言うならば同じステージの状態のときを真似しないといけない。
例えば今成功者がやっているような戦略を駆け出しの自分が真似してもそもそもステージが違うからあまり参考にならないわけですよ。
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どうせパクるんだったらその成功者が自分と同じステージにいたときにやっていたやり方をパクらないと
例えば年収100億円の大企業の社長がやっている戦略とまだ駆け出しで起用したばかりの自分が同じ戦略をとってもそもそも全然ステージが違いすぎて役に立たない。
真似するパクるんだったらその人がまだ自分と同じような状態にあったときにどういうふうにやっていたのかということを真似するのがいいんですよね。
なのでこのモデリングというか誰かのやり方を真似するときっていうのはそういうことを考えたほうがいいんですね。
単純に同じことをやればいいというわけではないわけです。さっきのYouTuberの例もそうですし情報発信の例もそうだと思うんですけど、結局そのステージも踏まえて考えないといけない。
やるのであればやり方を真似すると。どういうふうなアプローチで情報発信をすれば信用が得られるのかとかそういうことですよね。
なので真似するときは戦術ではなく戦略を真似するということですね。もちろん戦術も丸パクリして成果が出るものも中にはありますけど、やっぱりそもそもステージが違うとかターゲットが違うとかいうふうになってしまうと全然減られる成果も変わってくるので、
きちんとロードマップを提示してくれてるような成功者がいて、こういうふうにやりなさいよってね。このステージのときはこういうことをやりなさいっていうふうに示してくれてるんだったら、そのままそれを真似すると多分成功というか成果は得られると思うんですよ。
でもそうじゃない場合、単純に自分がこの人いいなと思ってこの人のやり方を真似しようというふうにした場合は、そもそも今その人がやってることと今自分がやるべきことって全く違うわけなのでうまくいかないと。
そしてそもそもの読者とか見込み客とかそういう人たちは信頼関係が違うわけですよね。成功者の人たちはファンがいっぱいいるわけですよ。その人のことが好きでたまらないようなお客さんがいっぱいいるんですね。
だからちょっとふざけたようなことを言っても喜んでもらえたり支持されたりするんですけど、そうじゃない自分が同じことをやってもしらけるだけというか誰も相手にしてくれないみたいなことになるんですよ。
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なのでそういったことも考えた上で何を真似するのか、どうやって戦略を真似するのかということをしっかりと考えていかないとパクったはいいけど全然成果が出ませんでしたみたいなことになるのでそこはくれぐれも気をつけていただければと思います。
では今日は以上です。最後まで聞いていただきありがとうございます。
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