2022-10-17 10:38

客目線になるな

ビジネスの鉄則として「客目線になる」というものがありますが、

状況によってはそれがマイナスになる場合もあります。


客目線になることが大切なのは間違いないですが、

コンテンツクリエイターとしてはその意識が邪魔になることがあるのです。

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ファンを生み出すコンテンツがビジネスを加速させる
アポロオフィシャルポッドキャスト
超ブログ思考
はい、こんにちは、アポロです。
今日はですね、客目線になるなという話をしていきます。
このタイトルを聞くとね、どういうこと?っていう風に思う人も多いんじゃないかなと思います。
普通に考えたらね、お客様目線になることが大事ですよ、なんていう風によく言われるので
もちろん、お客様目線は大事ではあるんですけど
状況によってですね、お客様目線、客目線にならない方がいいケースがあるので
それをお伝えしていきます。
僕たちは、自分のビジネスをやっている
企業家だったりとかね、企業家じゃなかったとしても
例えばサラリーマンをやりながらね、自分のビジネスをやっていたりとかっていう人もいると思うんですけど
そういうビジネスをやっている立場であると同時に
コンテンツクリエイターでもあるわけですね。
それが、仮に無料の媒体であったとしても
ブログなりYouTubeなり、ポッドキャストなり
そういったところで無料のコンテンツを出している人っていうのは
コンテンツクリエイターの立場でもあるわけです。
で、そのコンテンツを作っていくときにですね
必要になってくる考え方というか、持っておいた方がいい目線みたいなものが今回のテーマなんですけど
お客さん目線、逆目線になるとどうなるのかということですね。
これをすると独創性がなくなるんですよ、簡単に言うと。
相手が求めている悩みとか問題があって、それに対する答えを掲示するみたいな
そういうワンパターンがコンテンツしか作れなくなってしまう。
そこに面白みはないわけですよね。
その発信者の独自の見解みたいなもの
もちろん物によってそういうのが自分の色を出せる場合もありますけど
基本的には単純に教科書と答えみたいな感じで終わってしまう。
僕も一時期そういうのを意識したことがあったんですけど
そうすると途端に発信ができなくなるんですよね。
今までは自分の思いついたこととか今感じていることとか
そういうことをベースにコンテンツを作ってきて
結果としてそれに共感してくれた人とか
価値を感じてくれた人が集まってくるみたいな
そういうような状態だったわけですけど
このお客さん目線、相手が何を聞きたがっているのかなみたいな
ところばっかり考えるとアイデアが非常に狭くなってしまうんですね。
そうすると途端に何も閃かなくなるみたいな状態になって
僕は今まで通りのスタンスに戻したらまたできるようになったんですけど
ビジネスというところで考えると
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当然相手が何を求めているのかは理解しないといけないわけですけど
やっぱりコンテンツを作っていく
コンテンツはオリジナリティとか独自性とか
自分の色みたいなものを出していかないと
自分である必然性がないわけですよね。
単純な情報だけだったら。
だって自分と同じような情報を発信している人は他にもいるわけだから
だったら自分を選ぶ必然性みたいなものってないと思うんですよ。
そこに自分の色とか独自の見解とか主張とか価値観とか
そういったものを織り混ぜていくから
こっちは良いけどこっちは嫌だみたいなことが生まれるわけですよね。
それをやろうと思うんであれば
やっぱり自分というものを出していかないといけないわけですけど
お客さん目線になって単純に答えだけを出すみたいな
そういう面白みのないコンテンツになってしまうと
他と被ってしまう。
大抵の場合答えって似顔っていうようなものが多いですから
被ってしまうということです。
海外のとあるインスタグラムマーケターが言っていたのが
彼女はYouTubeチャンネルもやっていて
インスタもYouTubeもかなりフォロワーが多いんですけど
YouTubeで失敗したことがあるというふうに動画で言っていたことがあって
それは何かというと検索キーワードを意識した動画ばっかり上げていて
それが自分の犯したミスだというふうに言っていたんですね。
普通に考えたらそれってセオリーじゃないですか。
検索キーワードを自分でリサーチして
それに答えとなるようなコンテンツを作るというのは
むしろセオリーというか
そうすべきだって考えている人が多いと思うんですけど
彼女はそれが失敗だったと言っているんですよ。
なぜかというと
そういうような形で相手が求めている答えだけを出すような
要するに検索キーワードに
ガッチしたような内容のコンテンツを作ると
答えだけ手に入って離脱する人が大量に増えるからですよ。
その検索できた人というのは
自分のコンテンツに興味があるというよりは
単純に何か情報が知りたいだけみたいな
人が来るのが多くなってしまうので
そうすると情報さえ手に入ればそれでいいやってなっちゃうわけですよ。
検索して何か自分が知りたいことがあって
その情報を出している人がいて見たら
ああなるほどこういうことかって終わってしまう。
で戻ってこないわけですね。
だから彼女が言っていたのは
自分のストーリーを語るようにしたとか
そういうようなスタンスに変えたって言っていたんですけど
これがまさにコンテンツだと思うんですよ。
単なる情報だけだと
その答えだけ知ってはいさよならっていう人が大量に増えてしまう。
それは別に自分も好きになることもないし
ただ単純に情報が欲しいだけみたいな感じになってしまうわけですよね。
これだけたくさんの人が情報発信をしていて
被るような情報もね
ほとんどの人は同じようなことを学んで
同じようなことを実践して同じようなことを発信しているので
違いを作らないといけないわけですよね。
で情報そのもので違いを作るとやっぱり限界があるので
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ってなるとどこにオリジナリティを出していくのかってのは
やっぱり自分自身になるわけですよ。
もちろんこういうポッドキャストなんかもそうですけど
僕のこの声っていうのは世界に一つしかないわけじゃないですか。
この声が好きっていう人もいれば嫌いっていう人もいますけど
そういうものなんですね。
自分っていうのを表現するからそこにこう
一つの選ばれる理由みたいなものが出るわけですよ。
単純にそれが情報を提供するだけだったら
例えばプロのナレーターの人に外注して
ただ原稿を読んでもらうみたいなのでもいいと思うんですよ。
情報を提供するだけだったらね。
そういうプロの人の方がちゃんと読んだりするのは上手なわけだから。
でもそれって当然ですけど
自分らしさみたいなのを表現できないわけじゃないですか。
第三者にやってもらってるわけだから。
だからそこは自分でやらないといけないんですよ。
コンテンツっていうのは自分で作らないといけない。
外注しちゃダメなんですよ。
だから海外のマーケターとかマーケティングの会社も
その代表とか顔となる人間、キャラクタービジネスですから
経営者とかトップの人間が出てきて発信してますよね。
あれだけお金があったらプロのナレーターに
原稿読ましてみたいなのでもいいと思うんですけど
なんでそれしないのって話じゃないですか。
そういう人たちの話し方は上手にもかかわらず
そうしないっていうのは自分っていうキャラクターを好きになってもらうためなわけです。
だからそこってのはどんどん自分を表現していかないといけないわけですけど
お客さん目線になって単純に答えだけを出すみたいな。
そういう面白みのないただの情報の塊みたいなものっていうのは
選んでもらえなくなるわけですね。
よっぽど突出した情報でない限りは。
だからこの独創性とかオリジナリティっていうのを
どんどん出していかないといけない。
それが違いになって選ばれる理由になっていくということです。
お客さんの目線になるなっていうのは
それ以外にもあって
例えばお客さんの目線とは関係ないですけど
テンプレートとかも全部そうなんですよ。
テンプレートにはめるときれいにそれっぽくできるのは確かに間違いないと思うんです。
全くやったことがない人は
そういう型があった方が作りやすいっていうのはあるとは思うんですけど
そういう型にはめればはめるほど
オリジナリティがなくなっていくわけですね。
みんな似たような感じになる。
多いじゃないですか。
例えばツイッターとかでも同じような構成のツイートしてる人っていっぱいいるじゃないですか。
そうすると
同じだから印象にも残らないし
それがあまりにも増えすぎると逆にうんざりされるというか
またこれかみたいな感じになるんで
むしろ逆効果になったりするわけですよね。
テンプレートにはめ込むと。
そこはもっと自分っていう個性を表現したほうがいいのになって僕はすごく思うんですけど
そういうところを考えていなくて
テンプレートにはめればなんでもうまくいくっていう
ことになってしまうんじゃないかなと思います。
なんで、もちろん相手が何を求めているのかとか
お客さん目線になるっていうのは当たり前前提として必要なことではあるんですけど
そこだけにフォーカスしてしまうと
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自分の個性っていうものが消えてしまう。
表現できなくなってしまう可能性があるんで
コンテンツクリエイターとしての意識というかね
ビジネスの企業家とか経営者としての目線であれば
お客さん目線っていうのを最優先に考えるのは
むしろいいことだと思うんですけど
コンテンツクリエイターとしての意識としては
そこにフォーカスしすぎてしまうと
インスタグラムマーケターのYouTube動画みたいな感じになってしまう
可能性があるわけですね。
それだけネームバリューがあって実績があって
すごい人でもそういうようなことが起こるわけですよ。
そこはちゃんと考えていかないと
なんで自分がこういう発信をしているのかっていうところ
それをもっともっと前に出していったほうがいいと思うんですよ。
ただ情報を知りたいだけだったら今の時代ネットで検索すれば
大抵の場合簡単に見つかるので
わざわざ自分がこんなに時間をかけて情報発信をする必要性みたいなものはないわけですよね。
でもおそらくこのポッドキャストを聞いている人も
僕のこのポッドキャストが何か聞きたいから聞いていると思うんですよ。
情報だけじゃなくてね。
喋り方とか物の言い方とかね。
そういったところも含めてここを聞きたいなと思っている方も聞いていると思うんですよ。
そういう状態を作っていくと他との違いになりますよね。
だってこれスタイルが好きだから聞いているってなったら
ライバルと競争にならないじゃないですか。
みたいな感じです。
なのでコンテンツクリエイターとして
コンテンツは何なのかってことを考えながら
発信をしていくっていうのが非常に大事かなと思います。
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