2025-07-01 09:35

ドーピングする人・させる人

一度不正に手を染めてしまうと、インチキをすることに対して何とも思わなくなってしまいます。


そんなことしなくても勝てるような真の実力を身に着ける。


他力で稼がせてもらうのではなく、自力で稼ぐ力を身に着けることが大事なのです。



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サマリー

このエピソードでは、Kindle出版やその関連ビジネスについて、特に不正な手法に関する批判が展開されています。著者は、実力を身につけることの重要性と、短期的な結果を求めることによるリスクを強調しています。

Kindle出版の現状
今回のエピソードは、かなり毒を吐くことになると思うので、聞いている人によって、ものすごく気分が悪くなる可能性があるので、そういう人は途中で聞くのをやめた方がいいと思います。
一昔前、数年前にKindle出版がすごく流行ってきて、Kindle出版をやる人が増えてきたわけですね。
そういうところに参入する人が増えると、それにまつわるようなビジネスも当然流行ってくるわけであって、
例えばKindleプロデューサーみたいな人がゴロゴロいたわけですね。
今はほとんど残ってないんですけど、Kindleが最近全然売れないし読まれないしみたいなところで、かなり厳しいんですよね、今から始めるっていうのは。
もちろん全く稼げないわけではないし、稼いでる人もいるんですけど、ほぼね、今から始めて数冊出したぐらいでは、全く箸にも棒にも引っかからないみたいな状況になりつつあるわけですね。
だからKindleプロデューサーみたいな人もほとんど見かけなくなったわけですけど、
そういうですね、例えば養成講座とかでそういう人たちを養成して、世に送り出したりとかするわけですね。
それは全然いいと思うんですよ。業界の活性化にもつながるしね。
それでKindle出版が盛り上がって、より市場価値みたいなものが上がっていくんであれば全然いいんですけど、
やっぱり見ているとね、その逆をやってしまう。業界の評判を下げてしまったりとか、イメージを悪くしてしまったりとかっていう風に走ってしまうケースが多々あったなという風に思います。
これはまあ過去にもね、随分前のエピソードでも同じような話をしたんですけども、
僕は別にKindleプロデューサーとかね、そういう人たちが嫌いなわけではないんですよ。
むしろね、そういうKindleってものをどんどん広めてくれた方が僕はいいと思うしね、そういうのを知ってもらう方がいいわけじゃないですか。
その業界が盛り上がっていくしね、盛り上がっていけば自然的にね、コンテンツのクオリティも上がっていったり、優秀な人が入ってきたりするからいいんですけど、
何が嫌かっていうのは、要するにそのかなりグレーなことをやるみたいなね、ドーピングみたいなことをやるわけですよ。
どういうドーピングかっていうと、例えばベストセラー何冠取りましたみたいなね、
要するに内輪で買いあって結局作為的にベストセラー取るみたいな。
それは多分ルール違反ではないんでしょうけど、作られた、人為的に作られたベストセラーなので、ちゃんと実力で取ったものではないわけですね。
ってなると、これはある意味ドーピングみたいなものになるわけですよ。
でもやっぱりその後の売上とかを見ていくと、ベストセラーだけど全然売れてないみたいな。
一発で終わりみたいな。パッと見て何冠取りましたみたいな風に見ると、すごいって思うかもしれないけど、結局その後全く売れない。
最初はね、身内というか知り合いとか内輪で買いあってるから伸びてきただけで、別に本が良くて売れてたわけじゃないから、すぐに売れなくなる。
そしてそういう風にベストセラー何冠とかで取ることによって、初めて見るユーザーからしたらものすごい期待値が上がるわけですね。
そんなすごい良い本なんだと思って読んでみたら全然大したことないってなると、むしろ信用を落としてしまうことになる。
こんな本がこんなベストセラー取るわけないでしょってなるから信用を落とすわけですね。
こういうドーピングをしてしまうと、ドーピングに味を占めてしまったよね。それをやるのが当たり前みたいな。
ちょっとインチキとかね、ルール違反、バレなきゃいいやとかね。
そもそも最初から人を騙すというか欺くというか、ルール違反をするみたいなのが当たり前になってしまうと、感覚的に麻痺してしまうわけですよ。
そういうちょっと不正じみたことをやっても別に大丈夫だろうみたいな風に思ってしまう。
そういうのっていずれボロが出るし、何よりこのドーピングのね、これってもちろんKindleだけじゃなくてUdemyとかそういうコミュニティとか作って買い合ったりしてる人もいるみたいなんですけど、
だけどこういうドーピングってね、何が問題かっていうと本人に実力がついてないわけですよ。
だからその恩恵に預かって何か結果は出たけども、本人にその実際の実力が身についてないから、
例えば2個目3個目っていう風にコンテンツを出していっても売れないんですね。実力で売ったわけじゃないから。
だから結局そのドーピングしてないと勝てないアスリートみたいな感じですね。
常にインチキしてないと勝てないみたいな。実際の本当の実力で勝負したら全く相手にならないみたいなことが起こるわけですね。
ビジネスっていうのはそういう短期的なものじゃなくてずっと続けていかないといけないものなので、
仮に一発ボンと当たってもそれで終わったら意味がないわけですね。
長期的に生き残り続けていくためにはそれだけのスキルみたいなものをちゃんと身につけていかないといけないんですけど、
いきなり初っ端からドーピングみたいなことをやるから、実力が身についてない状態で、
いきなりそういう派手にバーンとやるから。
派手にバーンとやるってことはそれだけたくさんの人に認知される可能性があるわけですね。
期待値が上がって信用を落とすみたいな。
全然大したことないじゃんこの人ってなっちゃうわけですね。むしろ。
そういう逆の悪いイメージ、そういう悪い負のブランディングみたいなものが起こってしまったりする可能性があるんで、
そこは本当に気をつけないといけないし、
やっぱりちゃんと実力を身につけましょうってことです。
そんなドーピングなんか使わなくても勝てるような人になりましょうってことですね。
そうしないとずっとそんなインチキし続けるわけにはいかないでしょうし、
長く続かないんでね。
だからその辺のこう、なんていうんですかね、
どっかのそういうコミュニティとか塾とかに入れば、
そういうふうにそのコミュニティ内でなんとかしてくれるみたいなのはあるかもしれないですけど、
ちょっとそれってね、あんまり本人のためにもならないんじゃないかなと。
そして僕が何よりちょっとね、え?って思うのは、
その業界に携わっている人間自体がそういうことを圧戦してしまっているってことですね。
KindleならKindle、UDEMYならUDEMY。
自分にとって大事なフィールドなわけじゃないですか。
Kindleの評判が落ちたら我々も困るし、UDEMYのイメージが悪くなったら我々が困るわけですね。
だから我々はむしろそのイメージの健全化とかね、
業界の底上げみたいな、そういったことをやらないといけないのに、
それの足を引っ張るようなことをするっていうのはプライドがないのかなとかね、
そういう誇りがないのかなって自分のやっているビジネスに対して。
嫌じゃないですか、自分が一生懸命やっていることとか、
真剣にやっていることを汚す人間が入ってきたら。
すごい嫌ですよね。
実力を身につける重要性
でもそれをその携わっている本人自体がやってしまうっていうのはね、
そういう体質というかそれ自体がそもそも問題なんだと思うんですよ。
だから日本のネットビジネスと呼ばれるものを見ていると、
やっぱり枝端の小手先の部分ばっかりを教えるんですね。
こういうふうに、例えばFacebookでオファー作ってこうやって投げて、
こういうスクリプトで喋ってみたいなね。
それってもちろんそれ通りに習えば何回かに1回はね、
当たりが出たりとか、ちゃんとうまくいったりとかってもちろんありますよ。
でも海外のそういうビジネス系の発信を見ていると、
やっぱりちゃんとマーケティングの本質の部分ですね。
もっと基礎となるような部分。
一番大事な部分をちゃんと教えているわけですよ。
っていうのはここがしっかりしていないと、
その枝端の部分だけ先勉強してもそもそも根本が分かっていないから、
わけも分からず、ただやっているだけみたいになるし、
そういうのは実力が身についていないから、
結局そのノウハウが通用しなくなったら、
もう一気にうまくいかなくなるみたいなね。
土台ができていないわけだから。
っていうことになるわけです。
だからまず最初に土台を作っていく。
そのためにはちゃんと経験して、
自分がプレイヤーとして活動して、
最初から結果は出ないと思います。
でも結果が出ないからこそ苦悩して、
いろいろ考えて知恵を振り絞ってね。
ああじゃないか、こうじゃないかみたいな。
いろんなね、ことを試してみたりとか。
する中で少しずつそういう知恵が身についてきたりとか、
スキルが磨かれていったりして、
いわゆる実力というものが上がっていくわけですね。
それで少しずつ自力で稼げるようになる。
ドーピングしている人たちは自力で稼いでないわけですよ。
足りきで稼がしてもらっているみたいな感じの状態なんで、
その足りきがなくなった瞬間に、
もう全くうまくいかなくなるみたいなね。
それがもういきなりデビューで花々しくね、
そんな感じで1本目からベストセラーみたいな感じになると、
寄りそうになるわけですね。
教える側からしたら自分の受講生とかね、
自分の教え子からそういうふうにベストセラー出ましたってね、
クライアントから出ましたって言ったら、
実績になるから。
それは売りたい、そういうふうになりたいけど、
その人がその後消えようが変わりなんかいくらでもいいからね。
別に新しい人を集めてきて、
またこのベストセラー取りましたっていうのを繰り返していれば、
別にその人がどうなろうがしたこっちゃないみたいな感じになるわけだから。
それだとやっぱり良くないじゃないですか。
自分がそうなりたくないんですね。
だからちゃんと実力を身につける。
ドーピングなんかしなくても勝てるっていう状態を作れば、
そんなことしなくて済むわけだから。
そのためにはちゃんとね、
ビジネスに真摯に向き合って苦悩しながらも一歩ずつ進んでいく。
地道にコツコツとやっていくってことですね。
そうすると自然とそんなことしなくてもね、
稼げるようになるし結果が出るようになるんでね。
もちろんそんなすぐにはならないですよ。
時間かかりますけど、
時間かけてずっとやってたら上手になってくる。
このプロセスが面倒くさいって言って、
やろうとしないからいつまでたっても実力が上がっていかないっていうね。
そこにまずは気づかないといけないんだよね。
これ聞いてる人にはくれぐれもドーピングはしてほしくないし、
ドーピングを発展するようなことは絶対にやめてほしいです。
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