フロントエンドとバックエンドの概念
個人でビジネスをやっている人で、ある程度勉強している人は、フロントエンドとバックエンドの2ステップマーケティングという概念を理解していると思います。
ビジネスを大きくスケールしていきたいのであれば、ある程度の高単価商品を持っていないと、なかなかビジネスはスケールしていかないわけです。
私も最初はコンテンツ販売しかやっていなかったので、ある程度までは稼げるようになったんですけど、そこから収入が頭打ちになって、やっぱり飛躍的にバーンと収入が伸びたのは高単価商品、バックエンドを売るようになってからです。
もちろんこのバックエンド商品というのは、最終的には持っておいた方がいいんですけど、この考え方ですね。
例えばもうすでに自分が何かしらのビジネスをやっていて、長年ビジネスをやっているような人とか、バックエンド商品が確定しているみたいな人、
もう自分はずっと何かを研究してきて、これだけでずっとやっていくというのは決まっている人はちょっと別ですけど、そうじゃない人ですね。
そもそも何をやろうかもあまり定まっていない人とかに対する今回の話になります。
生地ですね、このバックエンド商品とかフロントエンドとか、2ステップマーケティングを知っているだけにですね、このバックエンドをどうにかということで最初に考えてしまいがちな人もいると思うんですよ。
人によってはですね、バックエンドをまずは最初に決めて、そこから逆算してフロントエンドを作れみたいに教えている人もいるので、
別にそれが間違っているというわけではないんですけど、僕はこの順序よりも、まずはこのフロントエンドを先にやるというか、
情報発信から始めてお客さんを集めてフロントエンドを作って、フロントエンドを売ってからバックエンドを決めるみたいな、そういう流れでもいいと思うんですね。
なぜかというとですね、例えばバックエンドから先に決めてしまうと、それがもし全く売れないようなものだったときに、今までの苦労が全部水の泡になるからですね。
だからそもそもバックエンドが売れるのかどうかというのは、実際に売ってみないとわからないわけですよ。
でもそこを決めてしまっているが故に、もう軌道修正ができないとかいう風になってしまう。
特に素人とか初心者の考えで売れると思うようなものって大抵売れないことが多いので、そこから最初に決めてしまうと全部が狂ってしまうみたいなことになってしまうわけですね。
だからそういう風に決めない方がいいというのはありますし、例えば最初にフロントエンド商品とか低単価なものを売っていって、
お客さんをある程度集めていればですね、自分のお客さんが何を欲しているのかというのはある程度わかってくるんですね。
その状態でバックエンドを作った方が当然制約率が高くなるというかね、相手が何を欲しがっているのかがある程度把握できているわけなんで、
自分のお客さんがどういう人なのかって分かった状態でバックエンドを作るんで、精度が上がるわけですよね、そのバックエンド商品の。
そこから作っても遅くないと思うんですよ。
実際情報発信をしてみると自分が想定していた人と違う人が集まってきたりとかね、ということもあるわけです。
だから結局そのバックエンド商品を作ったけど全然違う人が集まってきたら売れないということもあり得ますしね。
そもそもなんで先にバックエンド商品を決めて逆算してフロントエンドを作れって言われているのかというと、そこの整合性がずれてしまうとまずいからですね。
バックエンドとフロントエンドで全然違うものを売ってしまったら結局バックエンドの販売に繋がらないので、
なので逆算して作るみたいな風に言われているわけですけど、別にフロントエンドを作ってもそこからね、自分のお客さんが欲しがっているものが分かれば、
整合性がずれることではないと思いますし、このバックエンド商品というのは商品を売っているわけではなくて結果を売っているんですよね。
コンテンツ販売のノウハウを教えますっていうバックエンドを売るんじゃなくて、
例えばフロー所得で毎月30万入ってくる状態を作りますみたいな、その結果と50万なら50万を交換しませんかって言っているだけなんで、
商品の中身がどうこうというよりは、どのような結果を提供できますっていうこととお金を交換しているっていう考え方なんで、
商品の中身はそんなに詰めなくてもいいんですよね。結局大抵の場合個別でそういう何かしらのサポートを提供するっていう形になるんで、
情報発信の重要性
個別になると人によってやっぱり教えることとかも変わってくると思うんですよ、サポート内容。
初心者の人もいればある程度経験積んでいる人もいるわけだし、スタート落ち点がバラバラなんで、
全員に同じカリキュラムでってなかなか難しくなる。そうすると自然的にオーダーメイド型にならざるを得ないんで、
あんまりこのカリキュラムを詰めてもしょうがないっていうところはあるかなとは思うんですけど。
そもそもですね、フロントエンドを売ったことがない人がいきなりバックエンドを決めるっていうのは、ちょっとこれはあまりにも時期早々すぎるというかね。
だって、まずはこのフロントエンドを売りましょうよってことじゃないですか。
その売る力がない人、安い商品を売る力がない人に高い商品を売ることはできないので、
まずはそこでしっかりと売るっていうね、まあそういう経験を積む。
それである程度売れるなっていうね、自分にも売るスキルが身についてきたなとかっていうところで、
バックエンドを作るのでも遅くないと思います。
先にバックエンドを作ってしまってっていう風にやっても、そもそもフロントすら作ったことがないみたいなね。
売ったことがないどころか、作ったことすらないみたいな人がいきなりバックエンドをどうこうっていうのは、あまりにも話が早すぎると思うんで。
やっぱりまずはそういう低単価な商品を自力で売るっていうスキルを身につける必要がありますし、
バックエンド商品っていうのはね、かなりの金額をいただくわけですよ。
なると当然こっちも責任を持ってね、ある程度のちゃんと結果をサポートできるというかね、結果を提供できるような状態をしないといけない。
要するにそのフロントエンドとか、まあそういう低単価商品である程度自分の買ってくれたお客さん、クライアントに対して、
結果を出さすことができるっていう状態を作った上でそういうバックエンドを提供すべきだと思うんですね。
結果を出させることができるかどうかも分からない。そういう経験値すらないのに、お金だけもらってね、なんかとりあえずサポートしますみたいな。
これはちょっとね、買ってくれる人に対して失礼だと思いますし、もらっている金額が金額なだけにですね、あまりにもちょっと無責任すぎると思うんですね。
だからまずはちゃんとビジネスとして、低単価な商品で自分の購入者がある程度結果が出るみたいな、
そういう経験を積んでからバックエンドを提供する。
っていう風にするとバックエンドも買ってくれた人の結果が出る確率というかね、再現性みたいなものも出てくると思うんですね。
だからそういう順序でやっぱり僕はやっていくのがいいんじゃないかなと思うんですけど、やっぱりこの理論とかね、理屈とか、
そういうものだけ学んでいる人はやっぱりちゃんとバックエンドを決めないといけないんだっていうところに縛られすぎてしまって、
フロントエンドどうしようかなみたいなところも決まらないとか。
このバックエンド先決めてしまうとよくやりがちなのはね、脱書しみみたいなね。
フロントエンドで教えちゃうともうバックエンドで教えることないからみたいなことで脱書しみをしてしまってね、
フロントエンドがしょぼくなってしまったりとかっていうのもありますし、
あとあえて言うのはですね、バックエンドって別にいいことは限らないんで、
別に何パターン持って行ってもいいわけですね。
人によってAっていう商品はいらないけどBっていう商品はいるみたいな、
そういうパターンもあるわけなんで、必ずしも一個に絞る必要はないわけですよ。
だからそういう発想を持って行けばもっと柔軟にできると思うんですけど、
そこがない、固定してしまうとそれに縛られてしまって、
もうそういう軌道修正ができないというか、難しくなってしまったりという可能性があるので。
だから僕は最初はまず情報発信から始めて、
まずはお客さんを集めて信頼を溜めておくっていうところからスタートすべきだと思うんですね。
信頼をある程度溜めてきて、そこからフロントエンドとか低単価な商品を販売して、
で、売るという順序ですね。
だからこの順序を間違える人は結構多くて、最初に商品作っちゃうんですけど、
売る相手がそもそもいないとかね、信頼がゼロとかね、
全く溜まってないとかだったら商品作っても誰も買ってくれないので、
そのためにやっぱり事前にお客さんを集めておく、信頼を溜めておくということが大事になってくるので、
やっぱり何からすべきかっていうと、僕は情報発信だと思います。
情報発信である程度そういうのを慣れるからコンテンツも作れるようになるわけであって、
情報発信していれば自分のお客さんがどういう人なのかっていうのもある程度把握できるようになるわけですよ。
だからそういう低単価な商品、例えばフロントエンドとかそういうものも売れやすくなるし、
よりバックエンドも作りやすくなる。
どういうふうな商品を作れば自分のお客さんが喜んでくれるのかってことが分かるわけです。
世間一般の見込み客がどう考えているかじゃなくて、自分のお客さんが何を欲しがっているかなんで、
同じようなビジネスをしている人にも自分のお客さんと例えば競合のお客さんって違うじゃないですか。
持っている価値観とかね、ステージとかが微妙に違ったりするわけですね。
だから自分のお客さんが何を欲しがっているのかってところを見る必要があるので、
そのためには実際に自分が動いてみないと自分のお客さんってどういう人なのかはっきりと分からないので、
そういう点においてもバックエンドっていうのは先に作るべきではなくて、
先に情報発信とか集客とかそういうところから始めていって、
徐々に答え合わせをしていくというか、
擦り合わせをしていってバックエンド商品の構成とか、
そういったものを組み立てて精度を上げていくっていうのがいいと思います。