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アポロオフィシャルポッドキャスト 超ブログ思考
こんにちは、アポロです。
今日はですね、日本がオワコン化した理由という話をしていきます。
日本の将来は暗いという風に言われていて、
今後ですね、ますます少子高齢化が進むということで、
このままではですね、日本はどんどんダメになってしまうということで、
いろんな人が声を上げているわけですけど、
単純に少子高齢化という問題だけではないんですね。
日本が未だにですね、世界上位の方にいるという風に考えている人って多いと思うんですけど、
確かに国全体のGDPで見ると、まだ上位3位に入っているとかということにはなっているんですけど、
個人あたりのGDPで換算すると、2019年だと25位なんですね。
だからシンガポールとかそういうところにも負けているわけですよ。
東南アジアの小国のシンガポールとかにも余裕で負けているぐらい生産性が低いということですね。
で、なんていうんですかね、他にもいっぱいあって、
例えば世界一仕事が嫌いな国とも言われていますし、
あとはですね、ざっと挙げていくと、
企業活動指数最下位、教育園の公的支出最下位、大学教育レベル最下位、
日本人の労働生産性最下位、平均睡眠時間最下位、
社員のやる気最下位、やりがいを感じている最下位、
仕事満足調査最下位といった感じで、
ありとあらゆるものが最下位になっているわけですね。
なので今後ですね、今まで旧来の日本の在り方というものを変えていかないと、
本当にですね、僕たちの子供の世代とかっていうのは本当に大変な思いをすることになるんじゃないかと。
単純に人口だけの問題ではなくてということですね。
日本人のパラダイムを変えていかないと厳しいかなというふうに思うわけです。
今回のテーマに関してはかなり話が長くなると思うので、
2つぐらいに分けてお話ししていきたいと思います。
ホームページとかブログでは既に発信している内容になるんですけど、
ポッドキャストではもっと深いところまで話していければなというふうに思います。
僕が考える日本の企業とか日本社会がオアコン化に向かっている理由というのをお話ししていきたいと思います。
まず1つ目が年功序列ですね。
これはもう本当にすごく大きな問題というか、
日本人って年上を尊重するという文化があって、
美徳というか、すごくそれは良いことだと思うんですよ。
年上の人を敬うという姿勢はすごく美しいし素晴らしいことだと思うんですけど、
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それを仕事にまで持ち込むということをしてしまったのがすごく大きな間違いだったかなと思います。
年を取っているとか社歴が長いというだけで自動的に給料が上がっていくというふうになると、
上げない人にまで多額の給料を払わないといけなくなるわけです。
そうするとやっぱり生産性も落ちるし、会社もどんどん業績が悪くなりますよね。
やっぱり実力社会なので資本主義というのは。
中学校の部活じゃないんだから頑張っているからとか長くやっているからという理由だけで評価して、
いいポジションを与えたりとか給料を上げたりとかしていれば、
それはやっぱり競争に勝てなくなるのは当たり前ですよね。
若い社員からしてみても、自分は頑張って実力を発揮して、
ちゃんと成果を出しても評価してもらえずに、
単純に年齢とかそういうもので決められてしまうんであれば、
もうそんなのやってられないよというふうになって離れていくと思うんですよ、優秀な人は。
そうすると会社に優秀な人が残らない。
使えない人ばっかりが残るから競争力が落ちてどんどん衰退していくというふうになるわけですね。
だから日常生活とか社会の中で年上を上回るとかっていうのはいいと思うんですけど、
それを仕事に持ち込んで、生産性の低い人も年を取れば自動的に
給料が上がっていくとかポジションが上がっていくというシステムを作ったことは、
そもそも間違いだったかなというふうに思うわけです。
2つ目ですね。
これはお客様は神様であるという考え方ですね。
僕はもうこの言葉本当に大嫌いなんですけど、
これも本当に主役の根源じゃないかなというふうに思います。
ビジネスというのは価値と価値の交換、トレードなわけですね。
取引なんで、一方的にお金を払っている側が偉いという考え方はそもそも間違っているわけですね。
相手はお金を払っているかもしれないけど、こっちは価値を提供しているわけなんで、
基本的に価値はフェアなわけです。
だからこっちも売りたくなければ売らなくてもいいわけだし、
相手が嫌な人だったら売らなくてもいいわけじゃないですか。
例えばお金というものが存在する前の時代、
まだ物々交換をしていた前の時代を考えてみてほしいんですけど、
例えば自分が牛を飼っていてお肉を売りたいと、野菜が欲しいと思った時に、
農家の家に牛を連れて行くわけですね。
肉があるから野菜と交換してもらえませんかといった時に、
相手の人が自分のこと嫌いだったら、
嫌だよ、お前にはやりたくないよというふうに言うこともできたわけです。
そこは取引なわけなんで、
逆に相手が自分のところに来て野菜を持ってきて、
野菜をあげるから牛の肉をくださいというふうに言われた時に、
その人のことが嫌な奴だったら、
別にあなたとは取引したくないから行ってくださいというふうに言うことができたわけです。
でもそれはお金というものを返すことによって、
何かお金を持つパワーがあまりにも大きすぎて、
お金を持っている方が一方的に偉いという考え方になってしまって、
もう逆であればどんなわがままでも通るみたいな風になってしまったわけです。
そういうふうにすると、やっぱり社員とか従業員とか、
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そういう人たちが疲弊するわけですよね。
一方的にただの言いがかりみたいなクレーマーを真面目に相手にしないといけないというふうになると、
当たり前ですけどね、社員が疲弊しますよね。
そういう本来やらなければならない業務に時間を取れなくなる。
クレーム対応、どうでもいいクレーム対応に時間と労力を取られて、
本来すべき業務がおろそかなってしまったわけですね。
日本って本当にクレーマーに弱い国というか、
すぐクレームが出たらそれに従うじゃないですか。
例えばCMとかテレビとかも、ちょっとクレーム入ったらすぐもうやめますみたいな風になったりとか、
本当に狂気のスターターじゃないなと思ったのは、
女優の金がうるさいっていうクレームがあってから女優の金もうやらなくなるとかね、
そっちの方を聞いちゃうんだみたいなこととか、
別の話で聞いたことあるんですけど、
電車の中の釣り広告に異人たちの名言みたいなものが貼ってあって、
そういうのを見るとやる気が出るじゃないですか。
でもそれを見てすごく嫌な気分になったからみたいなクレームが入ったら、
もう釣り広告やめたみたいなのがあったりとか、
そっちの方を聞いちゃうんだみたいなね。
クレーマーの意見を尊重して、
その他大多数のまともな人の意見をないがしろにするっていうことをすれば、
やっぱりどんどんおかしくなっていきますね、社会が。
もうごねた者勝ちみたいになるじゃないですか。
わがまま言った者勝ちみたいな風になって、どんどんおかしくなっていく。
社員が疲弊して生産力が下がるだけじゃなくて、
社員が疲弊して心がすさんでくると、
今度はその人がモンスターになって、
また別の人にそういうクレームを言ったりするようになるわけですよ。
日本人は経済的にそこそこ豊かなのに、やっぱり心が貧しいっていうのは、
そういうストレスが多いからですね。
一方的にお客さんが偉いんだっていうことで、
無理に何台押し付けられて、それでも相手にしないといけないっていうのが、
結構問題かなというふうに思います。
3つ目ですね。
主に3つかなというふうに思うんですけど、
否定の多い環境ですよね。
っていうのが本当に問題かなと思います。
日本ってやっぱり原点方式ですよね。
悪いところを見つけて、悪いところを批判することがベースにあるんで、
とにかく何でもかんでもダメだダメだとね、
相手のことを肯定しない。
否定して伸ばすっていう考え方もあるのかもしれないですけど、
今の時代はそういうの考え方はそぐわないわけですね。
否定をされればされるほど、人間ってのは萎縮をして、
どんどん自信を失って、より一層パフォーマンスが下がるんですよね。
Googleのアリストテレスっていう実験があるんですけど、
人間が最も優れたパフォーマンスを発揮するときっていうのは、
攻められない、否定されない、攻撃されないとかね、
そういう批判されない環境にいるときが、
一番優れたパフォーマンスを発揮できるんですけど、
それと逆のことをしてるわけです。
特に日本ってパワハラとかね、
そういうものって当たり前のようにあるじゃないですか。
そうやって上司は知った激励をするつもりで言ってるのかもしれないけど、
むしろ逆効果になってるんですね。
そういうことをすることによって、
より従業員とか社員とかのやる気も下がるし、
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パフォーマンスも下がるわけですよね。
セルフイメージも下がるじゃないですか、否定ばっかりされてたら。
より一層生産力が落ちてダメになっていくっていうので、
やっぱり人間とかネガティブな人が多いじゃないですか。
そういうのが普段から否定を受けて育つ。
子供の頃からあれはダメだ、これはダメだとね、
こうあるべきだみたいな、
あるべきみたいな観念が非常に多いんですよね、日本って。
絶対にこうでなければならないみたいな。
そういうものが多ければ多いほど、
そこにはまらない人っていうのは否定されてしまうわけです。
僕みたいなひねくれ者とか、
ちょっと普通のそういうことが苦手な人っていうのは
ずっと否定されていくわけですね。
僕自身はそれが本当に嫌で、
本当に日本の生活が合わなくて、
海外に出てから心にも余裕が持てるようになったし、
でも日本にいた頃は否定ばっかりされてたんですよね、
こうじゃなきゃならないみたいな。
本当にそれが僕は嫌だったんですよ。
なのでやっぱりもっと多様性を認めるようにしていかないと、
古い価値観でいつまでも生きていたらやっぱり
真価ってないんですね。
これはまた次回のエピソードでお話したいと思うので、
今回は主にこの3つですね。
年功序列、お客様は神様であるという考え方、
そして否定の多い環境。
この3つが日本を衰退に導いていった
諸悪の根源かなというふうに思います。
次回また続きお話していきたいと思います。