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アポロオフィシャルポッドキャスト 超ブログ思考
こんにちは、アポロです。
今日は、限定性に関する誤解という話をしていきます。
コピーライティング、あるいはDRMとかそういったものを学んでいると、
この限定性ということが出てきて、
この限定性ってのはすごく強力ですよというふうに教わると思うんですけど、
確かに限定性をつけることによって制約率がグンと上がったりすることは当然あります。
限定10名ですよとか、先着何名までですよとか、
そういうような形で人数を絞ることによって、
早く申し込まないと、この機会を逃したら次のチャンスはないみたいなことが起こるわけですよね。
中には、この限定性をうまく利用して、
騙すじゃないですけど、嘘ついちゃう人もいるんですね。
限定何名ですと言いながらも、後で結局追加募集しますみたいな。
じゃあさっきの限定何だったの?みたいな感じのものも中にはあるわけですよ。
でもそういうものに申し込んでしまうと、要するに相手を騙すようなことをしているわけだから、
自分もそういう騙すような人に習うことになるわけだし、
なんなら自分が騙される側になってしまうので、
その辺りはちょっと気をつけたほうがいいかなと思うんですね。
この限定性っていうところは、理由が必要ですよと言われていて、
理由もなく、例えば限定10名ですと言われても、あんまり効果がないんですね。
ちゃんと効果をこういう理由で、
本当にすごく有益なノウハウだから10名にしますとか、
あんまりたくさんの人に知られたくないからみたいな。
と言っておきながらも、後から追加募集しているのを見たことがあるんですけど、
そういうような感じで、この限定性をつけるっていうことはすごく強力なんですけど、
勘違いというか、限定性があれば売れると思っている人もいると思うんですよ、おそらく。
だけど、そうじゃないですね。
この限定性ってどういうときに効果を発揮するのかっていうことを理解しておかないといけないわけですね。
すべてにおいて、例えば先着何名ですかね。
限定何名ですって言ったら売れるかっていうと、そうじゃないと思うんですよ。
例えば限定何名ですって言っても、いらないものはどんなに限定10名ですって言われても買わないと思うんですね。
例えば、わかりやすい例がテレビショッピングとかありますけど、
テレビショッピングで限定100個準備してますとかってよくあるじゃないですか。
でも、限定100個準備してますって言われて、毎回買ってますかって買わないと思うんですよ。
むしろ買わないことのほうがほとんどだと思うんですね。
だって別にいらないわけだから。
いらないものを限定100個ですって言われても、じゃあ買いますとはならないわけですよ。
この限定性っていうのはどういうときに効果を発揮するかっていうと、
相手が多少なりとも興味を示していて、購入するかどうかちょっと迷っているようなときですね。
こういうときには効果あるわけですけど、一切欲しいと思っていないものに対して限定性をつけても何の効果もないわけですね。
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だから限定性をつければ売れるっていうのはちょっと間違いなんですよ。
興味ある人に対して限定性をつければ売れるっていうのは確かに正しいんですけど、
全く興味のない人に対して限定何名ですって言っても効果がないわけです。
それでじゃあ欲しいとはならないわけですよ。
例えば世界に1つしかない石ころですって言われても、別に石ころ欲しくなかったら欲しくないわけじゃないですか。
もちろんそれ以外、例えば世界に1個しかないから1億円の価値ありますとかだったら欲しいってなるかもしれないけど、
物自体だったら別に石ころだろうが何だろうが、いらないんだったらいらないし、
人間っていうのはいらないものはお金を受け取ってでもいらないっていうものもあるわけです。
むしろ受け取ったら迷惑、処分に困るから、むしろ欲しくないみたいな状態のものもあるわけですね。
そういうものをじゃあ限定何名ですからって言ったところで、じゃあそれをくださいとはならないわけですね。
そこを理解しておかないと、コピーライティングとかDRMとかそういう手法は強力ですよって言われて、
じゃあその通りにやれば絶対物が売れるのか集客できるのかっていうとそういうわけではないわけですね。
だから結局のところ、いかに興味を示してもらうか、ちょっとでも欲しいと思ってもらえるのかそこが重要なわけですよ。
あるいは限定10名ですとかって言ったとしても、相手が自分のことを信頼してなかったら多分申し込みしないと思うんですよ。
どう考えてもこの人怪しいなとかね、うさんくさいなみたいな人が、じゃあ私が特別なセミナーやります限定10名ですって言われても、
多分申し込もうと思わないと思うんですよ。だって怪しいわけだし信頼関係が全然ないわけだからね。
だからその前段階が必要なんです。この人は信頼できるとか、この人ならもっと話を聞きたいとかっていう状態。
ただちょっとどうしようか迷ってるみたいな人にはすごく効果的だということですね。
逆にその限定性をつけなくても買う人は買うんですよ。
もう信頼ができていて、自分がこういうの作りましたって言うだけでバーンって買ってくれる人もいるわけですね。
限定性なんかつけなくても。それはかなり信頼が溜まっている状態です。
だから限定性ってのは微妙なところの人ですね。
買う買わないっていう横軸があるとしたら、買う人はもう片方に寄っていて、
買わない人はもう例えば右と左で分かれていて、この真ん中あたりの人ですね。
買う側の人ってのは別に限定性つけなくても買うわけですよ。もう欲しくてしょうがない状態になっているわけです。
逆の反対側ですね。買わない人。この人はどんなに限定性をつけても買わないですね。興味がないわけだから。
限定性をつけるっていうのはこの真ん中あたり。
どっちに行こうかな、買うと買わないのラインを行ったり来たりしているような人たちに対してつけるから売れるみたいな感じになるわけですね。
そこをそもそも理解していないと、何でもかんでもそういうテクニックとかっていうものを使えば売れるかっていうとそういうわけではない。
でもやっぱりそういうふうに献伝してしまっているわけですね。
特にコピーライティング最強だみたいなことを言っている人たちは、
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これやれば何でも売れるみたいなことを言っちゃうわけですけど、
おそらく自分も実践したことあると思うんですけど、そういうものをやっても買わない人は買わないし売れない時は売れないしね。
商品が全然良くなかったりとか相手が1ミリも欲しいと思っていないものだったらやっぱりそういうことを言っても売れないんですね。
そこを鵜呑みにしないっていうのが大事なんです。
それやったら売れるんだみたいな感じで信じてしまって、何でもかんでも限定性をつけてしまう。
ってなると、この人毎回限定してんじゃんみたいな感じで限定性の効果が薄れていったりするんですね。
だからこそ理由っていうのは必要になるわけですよ。
今回はこういう理由で何名ですとかね。
だったら毎回理由が違えばあれですけど、何の理由もないのに限定何名ですとかって言ってもね、
どうせまた次回も限定何名でしょうとか、いつまででしょうみたいな感じであったりするわけだから。
だからそこはちゃんと理由が必要だし、毎回毎回やるとどんどん効果も薄れていくみたいな感じ。
しかもそれが後からね、冒頭で言ったみたいな追加募集しますみたいなことを言ったら、
もう限定性すら信じてもらえないわけですよ。
どうせ限定って言ってるけど、どうせ後で追加募集するんでしょうみたいな感じになったり。
あるいはよくあるじゃないですか、ロスタイムみたいなね。
なんとかなんとかの理由で本当はここで終わりでしたけど追加募集しますみたいな。
ああいうことばっかりやってると、どうせまた追加募集するんでしょうとか、
そういうようなふうに思われてしまったりとかね。
なんならもうね、この人平気で人に嘘つくんだみたいな、
ふうに思われてしまうわけですね。
そういうちょっとしたことを本人、売る側にとってはね、あんまり気にしてないのかもしれないけど、
売られる側、見てる側からしたらそういうちょっとしたところで、
この人信用できる信用できないっていうところがね、思われてしまったりするわけですよ。
だからそうちゃんと約束したんだったら約束は守るべきだと思うし、
限定の意味がないわけですね、追加しちゃったら。
結局あるんかい、みたいな感じになるんで。
気象価値もクソもないわけですね。
気象価値を高めたら確かに価値って上がるのかもしれないけど、
気象であればじゃあ何でもかんでも価値が高いかっていうとね、そういうわけじゃないと思うんですよ。
世界に例えば1個しかないね、さっきのじゃあ石ころ石ころでいいですよ。
石ころって言われても別にそれ欲しいと思わないじゃないですか。
金銭的価値が付加されれば欲しいと思うかもしれないけど、
これ世界に1個しかない石なんですよって言われてもへーとしか思わないと思うんですよ。
その価値っていうのは結局相対的なもので、
ある人にとっては宝物でもある人にとってはガラクタみたいな、そういうものがあるわけですね。
何に価値を感じるのかって人それぞれ違うわけですよ。
全く価値のないものに対してそういうふうに限定性とかを付けられたとしても、
価値を感じないわけですね。
だからその価値っていうのはそもそも相対的なものであって、
限定性を付けたから絶対的に価値が上がるかってするわけじゃない。
もちろん市場的な価値は上がるのかもしれないけど、
そこにもし金銭的なものが一切乗ってこないんであれば、
限定性を付けることによって全く興味ない人が
それに価値を感じて欲しくなるみたいなことは基本的にはないってことです。
日々そういうのを見ていて、お店でもいいですけど
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限定何個ですってものが売られていて、別にそれ欲しくなかったら買わないじゃないですか。
今日10個までしかありませんって言われても、
それが理由で欲しいと思わないと思うんですよ。
買うつもりのないものだったら。
でもそこに少しでも興味があるものだったら買ってみようかなってなるわけです。
状況によりっきりなんですよ。
あと人の性格にもよりますけどね。
そういう性格の人は買いやすいとか買いづらいとかってあると思うんですけど、
ただあまりにもそういうコピーライティング市場主義とかDRM市場主義みたいな感じで、
そういうテクニックを使えば何でも売れるみたいなのがあまりにも浸透しすぎちゃってるから
それを鵜呑みにしてしまうってとこはあるんですけど、
そもそも本質のところで言うと、さっきも言いましたけど、
この人の商品だったら何でも欲しいって思える状態を作れば、
そういったことは言わなくてもいいわけですね。
もう出しましたって言うだけで買いますってなるわけだから。
理想はそこを目指していく。
もちろん全ての人にそうなってもらうのは基本的に不可能なんで。
でも一部の人だけでもそういう状態を目指す。
一切自分が宣伝とかそういうことをしなくても、
相手の方から買いたいですって言ってもらえるような状態を作る。
それだけ信頼をためていくっていうのが理想だし、本質だと思うので、
そこだけずれないことが大事かなと思います。