2025-06-19 09:30

大きく稼ぐビジネスより死なないビジネスを作れ

売上金額などで成功を判断してしまいがちですが、仮に一時的に大きく稼げたとしても、途中でダメになってしまったらそれは成功とは呼べません。


死なないビジネスを作ることができるのが、個人ビジネスの最大の利点です。

サマリー

ビジネスにおいては、一時的な成功よりも長く生き残ることが重要であり、そのためには持続可能なビジネスを構築する必要があります。このエピソードでは、LCCの撤退や大手企業の倒産を例に挙げて、収益だけでは測れない真の成功について語られています。ビジネスの成功は短期的な収入ではなく、長期的に持続可能な仕組みを作ることが重要であると述べられています。また、過去の成功に固執することなく、変化に適応し続ける必要性も強調されています。

LCCの撤退と企業の倒産
ちょっと前に見たニュースで、アジアの方でジェットスターが撤退というニュースがありました。
僕がシンガポールに住んでいた時は、このLCCがめちゃめちゃ飛んでいて、当時まだ日本ではそのLCCというものに対してすごく懐疑的だったんですよね。
ああいう安い飛行機は危ないみたいな、そういう世界からはだいぶ遅れているような考え方の時代に、
当時シンガポールとかアジアの各国ではこのLCCが当たり前に飛んでいました。
僕も何度も、エアアジアもそうだしジェットスターもそうだし、あとはスクートという中長距離のLCCがあって、シンガポールからオーストラリアに行ったりとか、
そういうのが非常に安い金額。本当に安いんですよ。高速バスみたいな金額で、スクートは違いますけど、
エアアジアとか、あるいはジェットスターとか、本当数十ドルとかで近隣諸国に行けたんで、めちゃめちゃ安かったわけですね。
それぐらい、アジアではすごくメジャーなLCCの会社が破綻したというかね、撤退みたいな感じになると、
英語精髄じゃないですけど、大手企業がどんどん倒れてきたり傾いてきたりっていうのはありますよね。
ちょっと前だと、アメリカの世界的にも有名ですけど、トイザらスとか、ピーク時は1000店舗以上あったらしいんですけど、
それがアメリカから撤退して、カナダにも一応お店はあります。僕の近所にもあったんですけど、そこは潰れて、
ちょっと離れたところに、まだトイザらスが何店舗か残ってますけど、
だからそういうかつて栄えたみたいなすごく大きな会社も、やっぱり倒れてしまうことがあるというわけですね。
ってなると、成功って何なんだってことですよ。要するに過去の一点だけを見れば、すごい成功しているっていうふうに感じるかもしれないけど、
線で見ると、その後どんどん落ちてきて、最終的に会社が潰れるとか、破綻するみたいなことになったら、
それはじゃあ果たして成功と呼べたのかっていうことになるわけですね。
これは別に大手企業だけとかに限らず、僕たち個人も同じことが言えると思うんですよ。
やっぱりビジネスっていうのはずっと続けていかないといけないので、どっかで倒れてしまったら、そこで終わってしまうわけですね。
だから大きく稼ぐことよりも、どちらかというと長く稼ぎ続けられる、長く生き残り続けることができるビジネスを作ったほうがいいわけですね。
別の言い方をすると、死なないビジネスを作るってことですね。
大手企業は確かに収入とか、収入というか売り上げですよね、収益ですよね。
とかで言うと、もう我々とは比にならない。
下手したら何千倍何万倍収益ってのは稼いでるわけじゃないですか。
でもじゃあ彼らがうまくいったかっていうと、うまくいってないわけですよ。
だって潰れちゃったわけだから。
かたやこっちは、彼らに比べたら本当に何千分の一とかぐらいしか収益ないけども、まだ生き残り続けてる。
死なないビジネスの重要性
じゃあこれどっちが成功なんだってことですね。
単純に金額だけ、売上金額だけで見たら、そういう大手企業のほうが成功していると言えると思うんですけど、
じゃあその長い目で見て、生き残ってるかどうかっていう軸で見ると、個人ビジネスのほうがうまくいってるっていうふうに言えるわけですよ。
だけどやっぱりこのネットの世界なんか特にそうですけど、いかに大金を稼ぐかみたいな、そういう話ばっかりなんで。
こういう大金を稼ぐっていう、そういう大きな金額を稼ぎたいっていう気持ちを持つのはしょうがないしね。
そういう人がほとんどだと思うんですよ。
人間だからね、誰しもそういう意識はあるとは思うんですけど、それ一発で終わっちゃったら意味がないですよっていうことですよ、要するに。
大きな金額を稼ぐってことは、それだけいろんなものをそこに投入しているわけですね。
もちろん労力、エネギーもそうだし、時間もそうだし、大抵の場合は広告とかを使ってるんで。
広告ってやっぱ膨大なお金がかかってるわけですね。
例えば1億円稼ぎましたみたいなことを言ってる人がいたとして、下手したら広告費に9500万円くらいかけてる可能性があるわけですよ。
でも1億円売り上げましたっていうのは嘘じゃないから言えたりとか、実質500万円くらいしか利益が出てないとかね。
っていうこともあったりするわけだし、当然それだけ大きな金額を稼ごうと思えば、それだけたくさん広告費を投入しないといけない。
でもそれが再三が取れなくなったらどうなるかってことですね。
広告費が売り上げよりも上回ってしまった赤字。
赤字が金額が大きくなればなるほど会社が傾くとかね。
立ち行かなくなる可能性が高くなるんで、倒れてしまうわけですよ。
だから大手企業がなんで潰れるかっていうと、稼ぎながら買った時の反動が大きいからですね。
コストが膨大にかかってるからバタンと倒れてしまうわけです。
でも僕たち個人ビジネスっていうのはそれがほとんどないわけですね。
コストがほとんどかかってないから売り上げが出なくても倒れることはないわけですよ。
自分の生活さえなんとかなれば続けることはできるから。
一時的にアルバイトで食いつないでその間も活動続けるみたいなことはできるわけだから、死なないんですよ基本的に。
だからこの死なないビジネスを作っていく。
そうすると別に5年後も10年後も残り続けていくことはできるわけです。
だから僕が起業して未だに生き残り続けているっていうのはそういう死なないビジネスを作ってきてからですね。
大きく稼ぐこと。
だからそういうジェットスターとかトイザらスみたいなところじゃなくて、
とにかく生き残るっていう戦略でずっとやってきたから。
だから未だに生き残り続けていることができるというわけですね。
この辺は仕組みの問題もあって、結局なんで売上げが出なくなるかっていうと、
お客さんが来なくなる、お客さんが取れなくなるからですね。
要するに集客の仕組みとか売上げが発生するような仕組みができてないから潰れちゃうわけですね。
大抵のコーチコンサルっていうのはそれをやってしまうんですよ。
起業していきなり2,3ヶ月でSNSでオファーとか作ってポコンとやって、
一発に一発は当たるけどその後続かないっていうのは仕組みができてないんですね。
その後続くような仕組みがない。
だから既存のフォロワーだけでもう持ち玉がなくなってしまって、
その後次の打ち手がないみたいな。
ジエンドみたいな感じになってしまうわけですね。
でも先に言ったらブログ、YouTube、ポッドキャストとかで、
とにかくコツコツコツコツコツコツコツとずっと発信を続けていくと、
数年後とかに何もしなくても自動でお客さんがやってくるとか、
そういう仕組みが作れますし。
あるいはKindleなりUDEMYなり、そういうところでコンテンツ販売をしておけばですね、
仮に自分の商品が売れなくてもそういうプラットフォームからのフロー所得が入ってくるから、
持続可能なビジネスの重要性
食いパグれることがないというか収入がゼロになることはないわけですね。
だけど企業する人とか企業目指す人の大半はそうじゃない方に進んでしまう。
デビューしていきなりSNSで情報発信を始めて、
自分のバックエンド商品だけ作って売るみたいなことをしてしまう。
なぜかっていうとそれが簡単だからですよ。
SNSの発信なんてめちゃめちゃ簡単だし、
あんなの一行二行書いて、
今日どこどこ行きました写真貼って終わりみたいな、
そんなんとかやってる人もいっぱいいますし、
気軽に発信できるからハードルが低いんですね。
そのバックエンド商品とかっていうのも作ること自体は簡単だから、
作ろうと思えば30分でも作れますよね。
こんな感じのプログラムを6ヶ月で、
ズーム2回でこんな感じでこんな感じで金額いくらでってやったら、
もう15分でできますよあんなの。
だけどコンテンツってなるとものすごい時間かかるわけですね。
慣れてない人からすると本当に半年に1個とか、
作ってる人もいるわけだから大変なわけですよ。
だから大変だから嫌がるんですねみんな。
大変で時間かかる。
で、儲かるかどうかもわかんないから、
もっとね簡単にサクッとすぐに成果が出るようなものに走ってしまって、
結局うまくいかない。
うまくいってもその後が続かないってことです。
だからそういうちゃんとね、
長く続けられる、長く生き残り続けられるような、
ビジネスの仕組みをちゃんと作っていくことが大事だし、
あとその地理的にうまくいっていてもね、
そこから落ちていったら意味がないわけだから。
そういうかつて私は何十億稼ぎましたみたいな人だったとしても、
今どんどん落ちてきてるんだったら、
そのやり方を自分が習っちゃうと、
自分も一緒に落ちていってしまうわけですよ。
だからそういう過去うまくいってて、
今はうまくいってないのか落ち目なのかとかね、
その辺も見とかないと落ち目の人についていったらね、
自分も落ちちゃうから一緒に。
そういうところも考えてやっていかないとね。
大手企業もそうですけど、結構ね、
ずっと固執してやり続けるような人たちっていうのは、
いずれ時代に取り残されてね、
淘汰されていくわけじゃないですか。
その時代に合わせてやり方も変えていかないといけないわけですね。
だから古いやり方ってのはどんどん通用しなくなってきて、
それはネットの世界もそうだし、
特にこの業界っていうのはすごく進化が早いというかね、
その変化がすぐに起きてしまうんで、
ちょっと前までうまくいったことが急にうまくいかなくなるってのは
よくあることなわけですね。
そういうことも考えてやっていく。
そうすると普遍的なことをずっとやってる方がいいわけですよ。
そういうトレンドとか一時的なものみたいなものに
手を出すんじゃなくて、
ちゃんとね、そういう長く続けられるようなものを
ちゃんと持っておくことで生き残り続けることができると。
だからビジネスの成功っていうのは何なのかって、
もちろん大きなお金を稼ぐことも一つの成功なのかもしれないけど、
それは点で見てるだけ。
何百億稼ぎましたって言っても、
その後会社潰れて、
じゃあ数千億借金抱えましたってなったら、
それは失敗ですよね、どっちかっていうと。
だからそういう単純に一時的な売上とかで判断するんじゃなくて、
自分がやっていて本当にハッピーに感じられてるのかとかね、
あと長く続けてられるのかとか、
っていうところを考えてビジネスを作っていく。
そこから逆算して、
じゃあ自分はどういうふうにやっていけば
そういう状態が作れるのかなって考えないといけないんですけど、
そういうふうになってない人が多いなっていう。
目先の大金をどうやって早く稼ぐか簡単に稼ぐかっていうふうに、
9割以上の人は走っていってしまうんで、
これ聞いてるあなたはそっちじゃなくてね、
そうじゃない方に行ってほしいなと思います。
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