自己の適性を重視する
僕はですね、座右の銘というか好きな言葉があって、それはですね、「やってみないとわからないじゃないか」っていう言葉なんですけども、
こうやる前からね、全て可能性を否定してしまうみたいなことって、まあ多々あると思うんですね。
で、それがまだこう自分でね、思い込んでやめてしまうパターンっていうのもあればですね、他者から否定されて、もうそのやりもしないのに無理だって諦めてしまうパターンもよくあるんですよ。
僕のところに相談に来る人の中にはですね、一定数企業塾とかに入って、自分はこういうことがやりたいって言ったけども、そこの主催者にですね、いやそんなの儲からないからこっちやれみたいな風に言われたっていうね、人がいるんですね。
で、そのこっちやれって言われたけどやっぱり全然合わないから、まあうまくいかなくて結局ね、稼げませんでしたみたいな人が、まあ多いわけですね。
まあこれはもう過去に話をしたので、ここではちょっとね、あんまり詳しくは説明しないんですけど、個人ビジネスってもう自分の適性が全てなんで、適性の合わないものを選んだ時点でほぼ間違いなく失敗すると思った方がいいです。
仮にその適性がね、どうこうとかっていうことを考えなかったとしてもですね、そのビジネスを今後もずっとやりたいですかってことを考えないといけないわけですよ。
自分が恋愛に一切興味ないようにね。恋愛が儲かるから恋愛コーチやれみたいな。じゃあ今はいいですよ、それ稼げてたとしても。10年後20年後ずっとそれやりたいですかって言ったら、多分やりたくないと思うんですよ。別に楽しくないから。
この起業する目的の一つってもちろんお金もありますけど、やっぱりこう自分の好きなことをやって、その好きなことで稼ぐっていうね。
それは仮に大金じゃなかったとしても、仮に月収30万ぐらいしか入ってこなかったとしても、毎日好きなことやってね、それでお金がもらえるっていうのは幸福度が高いと思うんですよ。
でもみんなこの楽しさっていうところをあんまり考えずに、まあどうやったら儲かるかなっていうところばっかり考えてるわけですね。
結局それでストレスまみれになってしまったりとかね、お金に振り回されてってなっちゃったら、何のためにね、こう起業しちゃってんだみたいなことになりかねないしね。
やっぱりこの楽しくない。楽しくないことって続かないので。しかも楽しくないから積極的にそれに対して探求したりとかっていうこともしない。
だからスキルも身についていかないし、そういうこれが儲かるからみたいな安易なことを言ってくる人っていうのは売るところしか考えてないわけですよ。
売れたのはいいけど、じゃあその人に結果出させることできますかっていうことですね。
全然自分がダイエットに興味ないのにダイエットコーチやって、仮に50万で売れたとしますよ。
じゃあそのクライアントに結果出させてあげられますかって、無理じゃないですか。全然自分も情熱もないしね。
別に本当は専門家でもなんでもないみたいな。ただ儲かるからダイエットコーチやってるだけみたいな。
それはもう売るところしか考えてないからそういう発想になるわけですね。
そういう人って多いと思うんですよ。
こういうことやりたいって言われたから、やりたいって言ったけどね。
企業塾の主催者に、いやそんなの儲かんないからこっちやれって言われたら。
それで本当にあなたはいいんですかって話ですよ。
赤の他人、まだ友達とか家族とか近い人に言われたらまだわかるけど、赤の他人に言われただけで諦めて本当にそれで納得できますかって話ですよね。
実際自分がやってみて、全力尽くしてこれ以上無理だってやって諦めるならまだわかるけど、よく知りもしないような第三者にね。
いやそんなの儲かんないよって言われて諦めて、本当にこの人生で後悔ないですかってことです。
意外なビジネスチャンス
これね本当に思い込みというか、別に僕たちって個人ビジネスでそんな大金いらないんですよ。
例えばあなたが本当に億万長者になりたいとかあったら、億レベルの収入を考えないといけないけど、
多分そこまでいらないんですね。
億レベルの収入で毎日ストレスまみれとか時間がなくてとかプレッシャーに押しつぶされてっていう生活をするよりは、
幸福度高く毎月30万50万稼いでる、しかも好きなことやってみたいな方が幸せだったりするわけですよ。
お金の代償だけが全てだとは思わないんですね。
だからあなたが例えば今すごい好きなことがあって、それでお客さんが商品買ってくれてって、
ちゃんと生活できるだけの収入があるって考えたらどうですか。
それだけでもハッピーじゃないですか。別に上司とか人間関係もないし、自分の好きなようにできるしね。
好きなことっていうのは思考がクリエイティブになるから。
こういうことやってみたい、こういうことやってみたいっていろんなアイデアが出てくるようになるんで、
そういうふうに考えると企業って必ずしも大金を稼ぐためだけにやることじゃなくて、
そもそも誰かに価値を提供するためにやることだから、自分が儲かるかっていう視点自体がそもそもずれてるというかね。
自分はこういうスキル、こういう経験があるから、これを誰かに届けて役に立ちたい、
貢献したい、価値を提供したいって思うからビジネスが成立するわけだって。
そもそも儲かるからっていう視点で入ってる。
それはもう自分のことしか考えてないから、うまくいかない可能性が高いわけですね。
で、その儲かる儲からないっていうのも思い込みだと思うんですよ。
本当に食っていけないのかっていうことを考えないと、
一般的にはあんまり受けないけど、実はそこそこの需要があるみたいなものはあるんですよ。
先日、何の動画か忘れましたけど、海外の企業家、海外でそういう情報発信とかビジネス活動をしている企業家の動画を見ていて、
彼がその中で逆立ち工事をお願いしたとかって話をしてたんですね。
そんなもの僕も全然知らなかったんですけど、逆立ち工事なんてあるんだと思って調べたらあるんですよ、実際。
ちゃんとビジネスとして成立してるんですね。
普通に考えたら逆立ちで飯なんか食えるの?と思うじゃないですか。
でも食えるんですよ、個人レベルとかだったら全然。
だからそこで逆立ちなんかお金にならないよって言って、諦めてやらないのか。
でも逆立ちを極めるとかね、やるのが好きみたいな人はそれでご飯が食えるんだったらこんな良いことはないわけですよ。
でもそういう一般的な常識にはめられて、逆立ちなんかで飯食えるわけないでしょって、
他人に言われて、あそうなんだ、じゃあやりたくないけど占い師やろうかなとかね、
っていう風になっちゃったら、本当にそれは幸せですか?ってなるわけですよ。
だからそういったところを考えていかないと、
単純に本当に売れないのかっていうのは思い込みであるケースが高いわけですね。
インターネットと個人ビジネス
インターネットっていうのは世界中の人と繋がることができるわけですよ。
本当にそれがネットのない時代っていうのは自分の身の回りの人しか接触することはできないから、
当然その中にはマーケットがそもそも小さいんで需要が成立しないっていうのはあると思うんですけど、
インターネットっていうのは何億人っていう人がアクセスしてるわけですね。
何億人の中のほんのごくごく一部でいいんですよ、自分のお客さんっていうのは。
個人ビジネスの場合はそんなにたくさん利益出さなくていいから。
って考えたら、十分食っていけると思いませんか。
例えばあなたがスワヒリ語を教えたいとして、スワヒリ語で本当に食っていくって無理ですかっていうと、
別にネット使えば食っていくぐらいできる可能性はあるわけですよ。
スワヒリ語を勉強したいって人もいるだろうし、必要だっていう人もいるだろうし、
それこそその言語を喋る国に住んでる日本人とかね。
海外に住めばその国の言語が喋れるわけじゃないから、ちゃんと訓練しないと喋れるようにならないんで、
現地で暮らしてるけどスワヒリ語が喋れなくて結構生活に苦労してるみたいな人がいたときに、
ニーズがあったりとかね。
それが何千人とか何万人とかいなくてもいいんですよ。
何十人とかでも成立するぐらいのビジネスだったりするし、
あとはそのマネタイズがね、一個しかないとかっていうこと自体が、
そもそもビジネスとして問題があるわけであって、
そういうコーチとかコンサルとかやってる人っていうのは、
基本自分のバックエンドしか売らないわけですよ。
でも例えばさっきのスワヒリ語だったら、スワヒリ語レッスンとかね、
コーチングの他にコンテンツも売れますよね。
スワヒリ語のオンライン講座とかも売れるし、書籍出してね。
もちろんそれは文法編とか語彙編とか、日曜会話編とか旅行会話編みたいな、
何冊か出したりできるわけじゃないですか。
プラス例えばブログ書いたりYouTube書いたり、YouTubeで発信したりすることによって
広告収入が入ってきますよね。
そんな大金は入ってこないけど月1万、2万とかね。
でもそういう小さなフロー所得をかき集めると、
月間20万、30万とかなったりするわけですよ。
そうすると全然個人としては食っていけるレベルになるわけですね。
だからそもそも収入が1つしかないっていうかね、
キャッシュポイントが1つしかないこと自体が問題なんであって、
あっちこっちにそういうコンテンツとかを出していけば、
そういうのがちまちまと売れていけば結構な金額になったりするし、
そういうさっきのYouTubeの広告収入とかね、ブログの収入とか、
ブログだったら教材アフィリエットしたりとかもできるでしょうし、
熱意と成功
そういう小さな収入を増やしていけばそこそこの金額、
個人で食っていけるくらいの金額にはなると思うんですよ。
でも酒立ちなんかお金にならない、
スワヒリゴなんかお金にならないって言われて、
じゃああなたこれやりなさいって言われて、
納得できますかってことですね。
多分やっても楽しくないし、うまくいかない可能性の方が圧倒的に高いんで。
他人に言われたからじゃあ自分はこれを曲げますってね、
言ってるくらいだったら多分うまくいかない。
子供もそうじゃないですか。
僕将来こういうことを野球選手になりたいって言われて、
親にね、いやそんなん無理だとかね。
笑い芸人になりたいって言われて、いやそんなん無理だって言われて、
諦めるくらいの熱意の人だったら多分耐性しないですよ。
それでも反対されても、いやうちは絶対これでやるんだっていう
強い熱意のある人が結果を出すわけだから、
そんな企業塾の主催者に言われたくらいで、
じゃあ変えますって言ってるようではダメだってことですね。