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超ブログ思考
こんにちは、アポロです。
今日はですね、強みは存在しないという話をしていきます。
多くの人がですね、ビジネスにおいて強みは重要ですよっていう風に言ってますし
自分の強みってね、何なんだろうっていう風に考えている人も多いと思うんですけども
実質の際のところですね、強みというものは存在しませんよと
強みではなくてあるものが必要なんですよっていうことをですね
今からお話していきたいと思います。
そもそも強みっていうのは何なのかっていうことからですね
最初に考えてみたいと思うんですけども
強いということはその逆に弱いという言葉がありますよね。
だから強いというのはですね、必ず何か比較対象が存在するわけです。
何かと比べて強い、何かと比べて弱いという風に判断をするわけなので
単体で強い弱いっていうことはあり得ないんですよね。
自分一人しかいなくて比べるものがないのに強いという風に言うことはできないんですよね。
例えば自分が野球がすごく得意だったとします。
それ野球は自分の強みだという風に感じるかもしれないですよね。
例えば自分が高校の野球部に行ってすごく野球がうまくて県大会で優勝しましたってなった時に
野球うまい、自分には野球の才能があるという風に感じるわけじゃないですか。
ただそれって県内で比較したら自分は野球はうまいという強みになるわけですけど
全国区に行ったらどうなのか。自分よりすごい人がたくさんいるような状況で
戦ったら全然歯が立たなかったってなったらその強みが弱みに変わるんですね。
今まで強みだったものがもはや強みではなくなってしまうわけです。
僕個人の事例で言うと、過去にひょっとしたら同じようなことをお話したかもしれないんですけど
僕はずっと海外で仕事をしてきて、英語はすごい得意なので
昔から英語を武器にして仕事をしてきたわけですね。
日本人で英語がビジネスでペラペラ喋れる人っていうのはなかなか少ないので
日本人の会社で働いていた時は英語は自分で喋ってたりとか
日本人の会社で働いていた時は英語は自分の武器としてすごく使ってたわけです。
他の人よりも英語が上手い自信がありましたし
英語っていうもので困ったことがなかったので
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俺は英語が上手いんだっていうふうに勝手にうのぼれていたわけですけど
日本人の会社を辞めてカナダの現地の会社に入ったわけですね。
そこにはネイティブスピーカーもいっぱいいたし
イギリスとかオーストラリアとかニュージーランドとかそういう国から来ている人もいっぱいいました。
そういう環境に入った時に初めて英語がわからないっていう状況になったんですよ。
カナダ人とかアメリカ人の喋るアメリカ英語は聞き取れるけども
イギリス人しかもマンハッタンから来ているすごくゴリゴリに黙った英語とか
オーストラリア英語ニュージーランド英語っていうのは聞き取れなかったんですね。
となると途端に会話ができなくなるわけです。言葉が出てこなくなる。
自分の英語っていうもの自信が持てなくなって
自分は英語が下手くそだっていうセルフイメージを持つようになったんですね。
そうすると今までよりも英語が下手くそになったんです。
自分は英語が下手だっていうセルフイメージになってしまった。
そういう環境に入ると今まで日本人の会社では自分は英語が武器だっていうね
ような感じで考えていた僕自身がそういうローカルのネイティブの会社に入ったら
英語が弱点だっていう風になったわけですね。
みんなはスムーズにコミュニケーションを取っているけども
僕はそれができなかったわけです。
なので武器も環境によってはそういう風に弱点になることもあるんですね。
結局じゃあ何が強みなんですかって話じゃないですか。
その英語スキルっていうものが強みなんじゃなくて
比較対象によって強みっていうものが生まれるっていうだけの話ですよね。
さっきの野球の話に戻すならば県内の野球のプレイヤーと比べたら自分は野球が強みになるけども
全国のプレイヤーと比べたら自分は野球が下手くそだっていう風になるわけです。
結局のところ強みが存在するのではなくて
比較対象によってそれが強みになったり強みにならなかったりするっていうだけの話なんですね。
つまり強みを見つけようとするのではなくて
そういうものの見方、比較対象をどこに持っていくのかっていうものの見方をするだけで
そういう強みみたいなものは作れるっていうことなんですね。
だから自分が何かスキルとか知識とかを持っていて
それを自分よりもすごい人と比べると全然強みじゃないなっていうふうに思うわけですけど
比較対象を変えて自分よりもちょっと下の人とかそういう人を比べると
これは強みだなっていうふうに感じられるわけですよ。
往々にしてほとんどの人は自分よりすごい人と比較するわけですよね。
自分は全然大したことない、こんなのは強みじゃないっていうふうに思い込んでしまうわけですけど
それってじゃあその能力自体が強みにならないのかっていうと
実際そういうわけじゃないんですよ。
十分それがビジネスとして成立するだけのものであったりとか
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普通の人よりも十分優れているものであったとしても
比較対象によってそれを強みと感じることはできないわけですね。
例えば何か自分がスキルがあったときに
職場の人間と比べるとします。
そのときに職場の人間っていうのは自分と同じような仕事をしているので
それが当たり前にできるんですね。
周りの人も当たり前にできるわけです。
そういう人たちと比較したら
こんなの何の強みにもならないとか何の取り柄にもならないっていうふうに考えると思うんですけど
その会社を飛び出して業界の人じゃないとか
そういう会社の人じゃない、同じ仕事の人じゃない人と自分を比べたときに
おそらくそれって強みになると思うんですね。
その会社ではみんな当たり前にやっているから
そこでは何も感じなかったけども
そこから一個枠外に出て考えて
そうじゃない人たちと比べると
このスキルっていうのはすごく強みになったりとかっていうのがあるわけです。
強みって何だろうっていうふうに考えていても
結局その自分の視点が変わらなければ
強みっていうのは見つからないんですね。
上には上がいますから。
例えば自分が年収5000万だったとして
自分はお金持ちはすごいんだ、成功者だっていうふうに考えたとしても
じゃあ年収10億円、100億円の人と比べたら
ひよっこもいいところなわけじゃないですか。
その人は果たしてお金を稼ぐっていうことに関して
才能があるのかないのかっていうのは分からないと思うんですよ。
比較対象になって変わると思うんですね。
そうじゃない、例えば年収300万とか500万の人と比べたら
自分はお金持ちになる才能があるっていうふうに感じるかもしれないけども
10億とか100億とかそういう人と比べたら
全然才能もない、本当に凡人もいいところだっていうふうになるわけです。
でも結局持っている能力とか才能とかっていうものは変わってないわけですね。
結局変わっているのは自分の視点が変わっているだけの話です。
なので強みが見つからないという人は
自分の能力とかを見るというよりは
物飲み方を変えるっていうことのほうが重要だと思うんですね。
その物飲み方が変わらない限りは
いつまで経っても強みなんて見つからないです。
というのはやっぱりいくらでも上にすごい人はいるからですよね。
あるいは自分と同じような人って周りにいくらでもいるから。
でもそれはそういうところばっかりを見ているから
自分の持っている才能とかっていうものは気づけないわけであって
ちょっと視点をずらすとそれが簡単に強みになったりするわけです。
なので結局何事も考え方一つというか
それを見つけることができるのがやっぱりビジネスが上手い人じゃないかなと思うんですね。
ユニークセーリングプロポジション、USPなんていうふうに言いますけど
あれもどういうところの視点を持つのか。
自分自身がこれが強みなんだっていうふうに
それが思っているかもしれないけど
もっと自分よりもすごい会社があるかもしれないわけじゃないですか。
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でもそれは単純にそこを見ていると強みにならないけど
それともそうじゃないところを見ると
これって強みだなっていうふうになったりするわけです。
結局切り口とかコンセプトとか忘れてたところにもかかってきますけど
どういう角度から物事を見るのかっていうのが一番重要になってくるので
自分自身の能力とかっていうところだけを見てしまうと
なかなか気づきづらいわけです。
なのでもし自分には強みなんてないんだっていうふうに感じる人は
その能力とかそういったものだけを見るんじゃなくて
物事の見る角度を変えるような習慣をつけてもらうと
ひょっとしたらこれ自分の強みかもしれないなとか
これちょっとビジネスに使えるかもしれないなっていうところに気づくと思うので
この視点を変えるっていう習慣をぜひつけてみてほしいと思います。