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しゃべるのが苦手なので動画コンテンツとか音声コンテンツが作れませんという人は本当に多いんですよね。
Kindle出版やってる人ってめちゃくちゃ多いじゃないですか。市場が本当に飽和状態。簡単に誰でもね、文章さえ打てれば出版できるような状態なんで、たくさんの人がですね、Kindleでコンテンツを販売してるんですけど、
AudibleとかUdemyとかね、音声コンテンツ、動画コンテンツになると極端に数が減るんですね。
なぜかというとやっぱりこの音声とか動画になるとハードルがすごく上がるからなんです。その多くの理由はですね、上手にしゃべれない。
文章で書くのはできるけども上手にしゃべれないということですね。だからよく、コピーライティングができればセールストークとかもね、うまくいきますよって言われるんですけど、
確かに構成を考えるっていう力とか、何をどういう順番で話せばいいのかっていうのは確かにコピーライティングがね、そういうパブリックスピーキングに生きるってこともあるんですけど、
慣れてない人はやっぱり上手にしゃべれないんですね。だから必ずしもそのライティングがうまいからじゃあスピーキングもうまいかっていうのはそういうわけではない。
ライティングっていうのはじっくり考えてしゃべれるんで。例えば1行目の文章ね、この文章どういう表現を使うのかとか何回も何回も書き直したりとかね、できるわけじゃないですか。
でもこの音声とか動画っていうのはこんな感じで、しゃべりながら次何をしゃべるのかっていうのを考えないといけないんで、
そんな一文一文ね、しゃべって止まってみたいなことはできないわけですね。だから常に頭をフル回転させてしゃべらないといけないんで、
当然そのライティングがね、うまい人はパブリックスピーキングもうまいみたいな理屈は成り立たないわけですね。
で、音声コンテンツ作ってみたいとか、動画コンテンツ作ってみたいっていう人、だけどなかなかうまくしゃべることはできないんで、
そこで止まってしまってるっていう人はですね、今日お話しするコツみたいなものですね、をまず理解してもらうとね、作れるんじゃないかなと思います。
一つは大前提として、やったことないことっていうのはね、うまくできる方がむしろ珍しいので、何もやったことない。
例えば自分が全く体験したことないスポーツをね、初めてやっていきなり上手にできるなんてことはほぼほぼないわけじゃないですか。
自転車に乗るのだって何回も何回も転んで、練習しているうちに乗れるようになったと思うんですよ。
それと同じで、普段しゃべるっていう経験をしていないのに、いきなりベラベラしゃべれるっていう人の方がむしろ珍しいわけですね。
要するに練習を積むことが大事で、僕はバカ図を踏みましょうなんていうふうに言ってるんですけど、
僕も今でこそこのベラベラベラベラしゃべってますけど、日本でね、ツアーコンダクターとして働いているときは本当にデビュー当時はね、全然しゃべれない。
言葉が詰まるし、頭が真っ白になるしみたいな感じで、全然しゃべれなかったですね。
でも現場にずっと出てて、毎日のようにやってるともう無意識に言葉が出てくるみたいな。
それは別に僕は何かトークスキルを学んだとかじゃなくて、単純にバカ図を踏んで経験が増えてきたから、何も考えずにしゃべれるようになったというだけの話なんですよ。
だからまずはバカ図を踏む。そうすれば勝手に上手になってくるんで、しゃべれるようになるわけです。
もう一つはですね、コツなんですけど、上手にしゃべろうとしないってことですね。
綺麗に丁寧に正しい日本語でしゃべろうとすると、言葉に詰まってしまうので。
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僕が当時、日本でツアーコンダクトやってて後輩に言ってたのは、とりあえずデスマスさえちゃんとできてれば問題ないからと。
尊敬語、謙譲語とかそんなの気にしだしたら、うまくしゃべれない。
言葉に詰まってしまうから、とりあえずデスマスだけしっかりしておいていいよって言ったら、やっぱりしゃべれなかった後輩とかもしゃべれるようになったりとかしたことがあったんですね。
僕自身もそういうふうに意識して、あまり言葉を必要以上に正しい日本語とか考えなくなったら、言葉が出てくるようになる。
特に僕たちのコンテンツ販売みたいな人たちは別に言葉のプロでもないし、アナウンサーでもないし、何か言葉を教えているような人でもないわけだから、そんなきれいな正しい日本語を使う必要はないわけですよ。
むしろそういうふうにすればするほど自分の個性が消えていって、キャラクタービジネスですから、選んでもらえる確率は減っていくわけですね。
面白みのない、人間みのないコンテンツになってしまうわけです。
だから自分の色を出すっていう点においても、自分の言葉でしゃべるってことがすごく大事なんです。
仮に癖のあるしゃべり方だったとしても、そのしゃべり方が好きっていう人も中にはいるので、それでいいんですね。
だからデスマスだけしっかりしておいて、あとは自分の言葉でね。
とにかくあんまり上手にしゃべろうとしない。
上手にしゃべろうとすると言葉が出てこなくなるので、それを意識するっていうのはいいかなと思います。
あと、動画コンテンツを作ってみたいっていう人、ただ上手く作れない。
いつまで経っても上手にできない人にオススメの方法というかあるんですけど、
それは他の人の、例えばYouTubeとか何でもいいんですけど、
例えば何かのツールを解説する。キャンバーならキャンバーとかで検索して、何か動画出てくるじゃないですか。
短いやつでいいんで。3分とか5分とか短いやつの動画を見て、その動画と全く同じことを説明するわけですね。
その動画の中で説明していることを今度は自分で同じことを説明してみる。
それは誰かに公開するためのものではなくて。
公開しちゃったら丸パクリになっちゃいますからね。
公開するためのものではなくて、自分の練習用ですね。
だからその見本を見せてくれてるわけですよ、YouTubeとかで。別にゆでみとか買ってもいいですけど。
他の人が作ったやつを自分が全く同じような形で説明してみる。
その時にポイントとしては全く同じ言葉を使う必要はないんですよ。
説明するポイントだけ押さえておけば、あとは自分の言葉で伝えるってことですね。
発信している人と同じ言葉遣いをしようとすると、やっぱり自分のしゃべり方じゃないからうまくいかないので。
そうじゃなくて、しゃべるポイントだけ押さえておいて、頭の中で理解して自分の言葉で伝える。
ただ伝えるポイントっていうのは必ず見本の人と同じようなポイントを押さえて説明するっていう。
そういう練習をするわけですね。
やりやすいのはツールの解説です。何かのツールの解説している動画とかを見て、
こういうとこ解説してるんだなっていうのがわかったら、実際に自分でこうやって収録して撮ってみるとか。
っていう風にすると、いい練習になる。
そうすると、それを何回も何回もやっていると、考えなくてもできるようになってくるし、
どういったところを説明すればいいのかって感覚的にわかるようになってくるので、
動画コンテンツがあっさりというか比較的簡単に作れるようになるので、
そういう練習がすごくおすすめなので、動画コンテンツを作れないという人はぜひやってみてください。
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やっぱりテキスト媒体っていうのは作りやすいっていうメリットがある反面、
これはデメリットでもあるんですね。
作りやすい誰でも簡単に作れるということは、それだけ参入者が多くなって市場が飽和して埋もれてしまうということなので、
メリットでもありデメリットでもある。
だけど音声コンテンツ、動画コンテンツを作れる人っていうのは本当に少ないので、
そこでコンテンツを出すだけで、圧倒的に競合の数が減るわけですね。
だからそこをやっぱりやらないっていうのはすごく不利になるし、
それこそテキスト媒体っていうのはやっぱりなかなか高額で売りづらいわけですね。
だけど動画とか音声になれば金額帯もちょっと高めて販売することができたりとかってあるので、
そこで止まってね、できないできないって言ってるんじゃなくて、とにかくできることから始めてみる。
しゃべるのが苦手っていう人は、ポッドキャストとか無料の媒体でできるんで顔出しもしなくていいし、
ポッドキャストとかでとにかく慣れるとかね、何でもいいからしゃべる練習でいいんですよ。
これをやってみる。
ということから始めて何回も繰り返していたら、もう簡単にしゃべれるようになるんで。
これは僕だけじゃなくて、僕のコミュニティの人とかもそういうのを実感してたりとかするんで、
ぜひしゃべるっていう経験をやってみてほしいと思います。
どうしても苦手だっていう人は、例えば動画コンテンツでも音声コンテンツでもありますけど、
対談形式とかでコンテンツにしてる人もいるわけですね。
ホストがいて自分がゲストみたいな形で何か質問されてそれに対して答えるみたいな、
そういう動画を作ってそれを抗議にして販売してたりとかっていう人も中にはいるんで。
そういう誰か、もう一人つけて質疑応答形式でコンテンツにするっていうのもできなくはないんで。
そっちの方がやりやすいという人はそういう形でもいいんじゃないかなと思います。