2025-08-28 09:32

甘やかす勇気

まずは自分を大切にすること。


傷ついているのなら癒してあげる必要があります。


「飴とムチ」はバランスよく。

自分を甘やかすことは決して悪いことではありません。

サマリー

このエピソードでは、離婚後にカナダで一人暮らしを始めたホストが孤独や楽しみの欠如に直面している様子を語り、自分を甘やかすことの重要性を考察しています。心の傷を癒し、新たな楽しみや人間関係を見つけることを目指しています。

離婚後の新生活
この度ですね、妻と正式に離婚することになりました。
これから僕はですね、長男と2人でカナダで暮らしていくことになります。
で、今回の話なんですけど、この離婚の話はまた別のYouTubeでお話しさせてもらえればと思うので、今回は割愛しますけども
これからのね、カナダでの生活を考えた時に、ちょっとゾッとするというか、そういうことがあったので
それについてお伝えさせていただきます。特に一人ビジネスをやっている人には多少参考になるような話もあるんじゃないかなと思うので、それについてお話していきます。
何に対してゾッとしたかというと、何一つ楽しみがないっていうことに気がついたわけですね。
僕はこの1ヶ月間、今これ日本で収録してるんですけど、日本に戻ってくる前の1ヶ月間は
一人でずっとね、カナダに残って仕事をしてました。先に家族が日本に行ったので、その1ヶ月後に僕が来てみたいな感じなんで、1ヶ月間は一人だったわけですね。
その時の生活ですけど、ずっと引きこもってるみたいな。本当に1週間に1回出かけるか出かけないか。出かけるにしてもちょっとスーパーに買い出しに行ったりとか、その程度ですね。
特に他に行きたいところもないし、やりたいこともないし、友達もいないしっていう状態でひたすら引きこもって、ただ仕事をしてご飯食べて寝るみたいな、その生活を繰り返していたわけですね。
そんな生活が今後も続くかと思うと、絶望ですよね。
もちろん長男がいるから、完全な孤独ではないですけど、長男ももちろん学校に行ってるし、でも日常の生活において、今までは家族がいた。妻がいたから、じゃあ2人だったら、例えばカフェに2人で行ってね、ちょっとおしゃべりしようとか、こういうとこ行こうとかね。
孤独と絶望
下の子もいたから、じゃあ公園に遊びに行こうとか、そういう楽しみとかがあったわけですけど、今は1人になって、これからたくさんね、もう1人で自由に使える時間がある。
たっぷり時間はあるんですけど、でもやりたいことがない。
特にこれといった趣味がないので、別に時間があったところで何か楽しいことがあるわけではないんですね。
それを思った時にすごく絶望したわけです。
やっぱりこの離婚っていうのは非常に心のダメージが大きいので、まずは自分を癒してあげるっていうことを最優先に考えないといけないわけですけど、
本当に何て言うんですかね、自分に対して怠けるってことを許可できなかった。
甘えを許さなかったというか、そういうふうに言ったらちょっとかっこよく聞こえますけど、
なんかサボることとか、そういう怠けることが絶対悪だみたいな感じで考えてしまっている部分があったわけですね。
だから少しでも時間があったら仕事しないといけないとか、本読まないといけないとか、
もちろん好きでやってるからそれはそこまで苦痛ではないんですけど、余裕がないわけですね。
時間があれば本読んだりとか作業したりしないといけない。
だからその休息と呼ばれるものとか緩みっていうものがないわけですね。
要するによく言われますけどゴムがピンと張った状態なわけです。
ピンと強く張れば張るほどちょっとの刺激でこのゴムがプチンって切れたりするわけですね。
多少こう緩めておけばちょっと刺激を与えたぐらいではゴムが切れることはないんですけど、
もうピンピンに張ってるわけですよ。
一切そういう、だらけるとかってことを許せないから。
例えばテレビを見るとか、ゲームをするなんかってのはそうですね。
だからゲームをすること自体が悪みたいな。
だからそれをゲームやってるんだったらその時間を本読む時間に使えとか仕事する時間に使えってそういうふうに思っていた。
これはもちろん大事なことではある。
ビジネスをする上において必要な考え方だから逆にそれが染み付いているのは良いことではあるんですけど、
今回みたいに心のダメージが大きい時にそういうふうにもうピンピンに張ってる状態なわけですね。
そこで一切そういう甘えを許さないっていうふうになってしまうと完全に心が壊れてしまう。
自分を甘やかす
やっぱり自分が心が壊れてしまったらもう何もできなくなってしまうわけですよ。
だからまずはそこを立て直すっていうことを最優先に考えないといけないわけですけど、
今の状態、何の楽しみもない状態、しかもその家族を失ってっていう非常に心の傷が大きい状態でこれから生きていく上で、
まあそれをね、まず最初にその楽しみを何かね。
例えば仕事をやって、なんかゲーム続きやろう楽しみだなとかっていうのがあればまだ頑張っていけるというか、だと思うんですけど、
だからそれをまずは作らないといけない。今まで飴と鞭だったらとにかくもう鞭ばっかりだったわけですね。
飴が全然なかったわけですよ。
だからそれをまず何か作らないといけないなって、何か楽しみを作らないともう生きていけないなっていうふうに思ったんですね。
だからこれからちょっとね、今まで本当に友達っていうものを現地で海外で作ってこなかったから、
友達とは呼べなくても誰か横のつながりを増やしていくってもちろん考えてますし、
あとはふと思ったのが、ちょっとゲームを買おうかなと思って。
もう長らく大人になってからゲームってやってこなかったですけど、
でもちょっとね、ハマったゲームとかも多少あったんですよね。大学生から今に至るまで。
そういうのって本当に夢中になって没頭して、やっぱりやってる時はすごく楽しかったし、楽しみなわけですね、続きをやるのが。
だからそういうものを買ってやってみようかなと。
それって今までの自分だったら絶対に許せなかったことなんですけど、そういう楽しみが一個増えることで、何かちょっと
毎日を乗り越えていけるかなっていうふうに考えてるんで、今自分の実家に帰ってきて急遽、兄からもう使ってない携帯ゲーム機をもらって、
ソフトも買ってちょっとね、やろうかなっていうふうに思ってます。
こういうものって、何だろうな、
砂糖とか甘いお菓子とか、そういうものに近いんですよね、ゲームとかって。中毒性があるから。
だから一回取ってしまうとどんどんどんどん取りたくなる。でも一回砂糖を取るとか、一回甘いお菓子を食べるだけだと害はないわけですよ。
それを取り続けるから、体にとって害になるわけであって、ゲームとかエンタメ系のものとかっていうのはもちろん存在意義はあるわけですよ。
その存在そのものが悪なのではなくて、それに依存してしまうとか、
そういうどっぷり使って抜けられなくなる、中毒になってしまうっていうことが悪なわけなんで、ゲームをやること自体は僕は決して悪じゃないなっていうふうに今回は思ったんですね。
多少だって、むしろやらないくて、ピンピンに張って余裕がない状態の方が苦しいんじゃないかなっていう。
だから単純に休むっていうこと。仕事をしないとか、意図的に休めみたいな話も以前しましたけど、休むだけじゃなくて、本当に甘やかすというか、そういう怠ける。
だから今までだったら例えば一切砂糖は口にしないとかっていう状態だったけど、でもそれはそれで不健康だったりするわけじゃないですか。
いろんな栄養素を摂らないと体っていうのは、いわゆる健康な状態とは言えないけども、極端にそういう炭水化物とか砂糖とかを避けてしまったが故に健康を害してしまうみたいな。
であれば適度に摂ることも大事なのかなっていうふうに思ったので、特に今みたいに心の傷が大きい時なんかはそういう何か楽しみがないと、
なかなかずっと心に余裕がなく、仕事、仕事、仕事ってなってしまうときつくなるかなって思うし、それがやっぱり今後何年も続くってなるとかなり厳しいので、
なので今回ね、その怠けるっていうこと、自分は甘やかすっていうことをやってみようかなと。今までそれがなかなかできなかったですけど、
そういうものを増やしていって、人生を楽しむというか、日々の生活を楽しめるもの。もちろんそれに中毒性があるから依存してしまって、ダラダラとやってしまうとまずいですけど、
適度にやりながら楽しいことを一つずつ増やしていく、楽しみを増やしていくっていうことをしないといけないなっていうね。今までは家族がいたから、家族のことに時間を取られて、
時間が大量に余ってやることないなとかね、そういうふうに感じることはなかったし、妻がいたから、どこを出かけるにしてもね、その出かける相手がいたりとかしたんで、そういうふうに感じることはなかったですけど、
一人になってみるとね、本当に何一つ楽しみがないなっていうのがあったんで、そういうふうにね、そういう自分を甘やかすことも決して悪いことではないなっていうのを今回気づいたんでね。
すごくコン詰めてやってる人、心に余裕がない人は時には自分を甘やかしてあげることも大事かなと思います。
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