僕はただ稼ぐためだけのコンテンツ販売っていうものは教えたくないんで、
自分のポリシーを持ってこの業界の健全化というか、そういうクリーンなプレイヤーを増やしていきたいっていうのもあるし、
やっぱりそのコンテンツを作る楽しさみたいなもの、自分のスキル、知識、経験を形にするその楽しさとか、
そういうものですね。もちろん稼ぐことも大事だけど、それだけじゃなくて、
クリエイターとしての喜びみたいなものも感じてほしいなって思いがあって活動しています。
普段僕は自分の商品をこういうブログなりYouTube、ポッドキャストとかで、
全面的にプロモーションして宣伝することっていうのはないんですけど、
今回はちょっと特別な作品というか、なのでちょっと話をさせてもらうんですけど、
この度、オーディブルの方から新作のオーディオブックが出て、
これがですね、人生について考えたっていうタイトルのオーディオブックです。
このポッドキャストのエピソードのサムネ画像をオーディオブックのカバーアートっていうか、
サムネにしておくので、どういう変物なのかっていうのは見てもらったら分かるんですけど、
僕と息子が二人で写っている写真が表紙になっているわけですね。
今でもこの写真を見たらちょっと涙が出てくるんですけど、
最後の日、妻と次男が日本に帰る最後の日に公園で二人で撮った写真なんですよね。
今回、いろいろ離婚とかすることがあって、
人生とか離婚を通して考えることがあったので、
それを自分が発信することで誰かに伝えることができたらいいなっていうので、
今回このコンテンツを作ったわけです。
だから単純にビジネスで稼ぐ方法とかそういうものだけじゃなくて、
やっぱり自分が体験したことだからこそ伝えられるっていうのがあると思うし、
それで一人でも二人でも救われる人が出るのであれば、
作る意味はあるかなっていうふうに思いましたしね。
あとは自分がいろいろ発信していきたい、単純に吐き出したいっていうのもあったので、
今回ああいう講座を作って、離婚という出来事を通して人生についていろいろ向き合う時間があったので、
その時に考えたことを一つのオーディオブックとして作品としてまとめたっていうものです。
そんな普段インスタで発信しているようなネガティブな話とかは出てこないんですけど、
人生って何なんだろうとかね、ということを深く考えたい人にはちょっといいんじゃないかなというふうに思います。
なのでそういうものってコンテンツ、本来そういうものであるべきだと思うんですよ。
本とかもそうじゃないですか。
著者が人生をかけて経験したことを次の人たちに伝えてくれてるっていう、それが本っていうものだと思うんですよ。
今はもうデジタルの時代だから必ずしも紙の媒体っていうものだけに限らず、音声とか動画とかも全部そうですけど、
結局提供の形式が違うだけで、本質は一緒だと思うんですね。
作り手が人生で経験したことを他の人たちに届けてあげるっていう、そこの提供手段が違うだけの話なんで、
それがコンテンツのあるべき姿だと思うんですよ。
だから今回自分がああいう体験をして非常に辛い思いをしたのであれば、そういうものを形にして、
同じような失敗を犯す人を減らすとか、今人生で行き詰まっていて本当に生きていくのが辛いみたいな人の救いになればっていうのがある。
それが本来のコンテンツっていうものの価値だと僕は考えてるんです。
だから全然これが売れなかったとしてもいいし、そもそも売れるつもりで作ってないんで、
なんで別にそこはいいかなっていうふうに思うんですよね。
だからぜひこれ聞いてる人もコンテンツの意義みたいなものをちゃんと考えて作ってほしいんですよね。
なんかやっぱりただのお金儲けの集団みたいな感じでやってる人がほとんどだから、なんかそれってすごい悲しいしね。
ちゃんと一人一人やっぱり生きてきた人生ってのは違うと思うんですよ。
ぶち当たった問題とかもそうだしね、それを乗り越えた方法っていうのも人それぞれ違うと思うんですね。
それを伝えてあげてほしいんですよ。
それが自分にしか伝えられないメッセージだったりするんで、
本来はそれをコンテンツにするべきなんですけど、みんな売れるかどうかっていう視点から入っちゃうんですよ。
もちろんそれもビジネスをする上においては大事な視点なのかもしれないけど、
じゃあ売れればいいのかっていう話ですよね。
存在意義のない誰も幸せにならないようなものを何億円売ったとしても、たぶん心は満たされないと思うんで。
僕はそういうやり方はしたくないし、やっぱり自分の信念に背くような行動はしたくないので、
クリエイターとして一つ作る楽しみみたいなものを感じながら作りたいものを作っていくっていうのと、
自分の人生を集約したようなコンテンツを増やしていきたいなっていうふうに思っているので、
これまだ聞いている人も別にこの有料媒体である必要ないと思うんですよ。
別にそのKindle、Audible、Udemyとかそういうとこだけじゃなくて、
普通のこういうブログなりYouTubeなりポッドキャストなり、
こういうところでもそういった情報ってのは発信できるんで、見てる人は必ずいるんでね。
それを見たり聞いたりして救われる人も絶対いるんですよ。
だからそこをあんまり直接的なフィードバックがないので、
自分が発信していることに関してすごく無力感を感じる。
誰も聞いてないんじゃないか、誰もこんなの価値があると思ってないんじゃないかって勝手に自己完結しちゃうんですけど、
そうじゃないよってことは。
もちろん最初は無名なんでね、誰も見てない聞いてないっていうのはしょうがないんですよ。
発信し始めたばっかりだから。
でもずっとやっていたら絶対誰かが聞いてくれるしね。
だからそれをずっと続けていく。
そうするとその発信を聞いて救われた人があなたに対して信頼を寄せてくれて、
それが最終的に勾配につながったりとかっていうふうになっていくわけです。
だからやっぱりその辺のコンテンツの本質とか、
そういうものをちゃんとこれを聞いている人だけでも理解して、
そういう健全なプレイヤーというか本当のコンテンツの持つ意味みたいなものを理解した人が
コンテンツビジネスっていうものをやってほしいなっていうのが僕の切なる願いです。