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ファンを生み出すコンテンツがビジネスを加速させる、アポロオフィシャルポッドキャスト、超ブログ思考
こんにちは、アポロです。今日のテーマは、ザイオンス効果の限界という話をしていきます。
ザイオンス効果という言葉、ご存知でしょうか?
おそらく、こういう音声を聞く人は、かなり真面目で勉強熱心な人が多いと思うので、
ザイオンス効果についてご存知だと思うんですけど、単純接触効果と呼ばれるもので、
簡単に言うと、接触頻度が多ければ多いほど相手に親近感を抱きやすいということで、
よく情報発信の下りで、このザイオンス効果という言葉が出てくるんですよね。
頻繁に情報発信することによって、相手の目に触れる比率というか、頻度が高くなりますよね。
そうすると、相手が自分に対して親近感を持ってくれるので、
できる限り相手に接触をした方がいいですよというのがザイオンス効果です。
僕も、これは本当にそうだなというふうに思うんですけど、
この、何て言うんですかね、接触が多ければ多いほど相手が自分に親近感を感じるかというのは、
100%そういうわけではないと思うんですよね、僕は。
こういうポッドキャストで毎日配信をしている僕が言うのもなんですけど、
接触頻度が多いと、それがマイナスに働くこともあるんですね。
人間はですね、飽きるっていう習性を持っている生き物なので、
ずっと見たりしてるとですね、もうなんか飽きたなみたいなことってあると思うんですよ。
おそらくあなたもですね、好きなテレビとかずっと見てて、
でもずっと見てるうちになんか飽きたなとか、YouTubeもそうですけど、
なんかあるね、YouTuberが好きでずっと見てたけど、
見てるうちになんか飽きたなこれみたいな感じでもう見なくなったりとかってあると思うんですよ。
だから、でもそれって接触頻度は高いじゃないですか。
毎回のように見てたわけだし、接触頻度はかなり高いにも関わらず、
もういわゆるトゥーマッチな状態ですね。
もういいや、お腹いっぱいですっていう風になって、もう見ないみたいなね。
おそらくこのポッドキャストもですね、そういう人っていたんじゃないかなと思うんですね。
あの、このアンカーではですね、アナリティクスで見れないんですけど、
ヒマラヤだとですね、アナリティクスでなんとなくわかるんですね。
例えば海外の人が聞いてる時にですね、
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このアンカーの場合って本当にもう10カ国以上の方が聞いてるんで、
なかなかわかんないんですけど、
ヒマラヤの場合って日本ともう1カ国ぐらいなんでわかるんですね。
ベトナムとかフランスとかで一時期ドカーンとね、再生回数が伸びた時があったんですけど、
そっからパタリとですね、もう視聴されなくなった。
ってことは彼らはもう僕の音声を聞くのに飽きたってことですよ。
もしくはもう何か聞けない事情ができたかどっちかだと思うんですけど、
かなりの数ですね、聞いてくれていたのに、
それがもう全くパタリとなくなったってことは、
飽きた可能性があるわけですよ。もういいやってなっちゃった。
だから接触頻度はあったにも関わらず、そういうような状態になってしまったってことですね。
日常生活に置き換えて考えてみてもですね、
例えば自分のすごく仲のいい友達がいて、
仮にそういう人とですね、一緒に遊んでいたとしてもですね、
毎日遊んでいると、もういいかなってなると思うんですね。
もうさすがにちょっと、もう一緒に遊ぶのはもう疲れたなとか、
飽きたなとかってなると思うんですよ。
だからそういう人であったとしてもですね、やっぱり
飽きるとかね、もういいやっていうふうになる傾向があるので、
それがましてやですね、全然仲の良くない人、
言うたら僕たちっていうのは赤の他人なわけじゃないですか。
が、そういうような状態で毎日接してくるとなると、
ちょっとね、もういいやっていうふうになるのは当然ですね。
そういうことが考えられるわけです。
だから単純に接触頻度が高ければ親近感を感じるかっていうと、
そういうわけでもないと思うんですね。
例えば仕事の職場の人ですね、
おそらく毎日のように顔を合わせると思うんですけど、
じゃあ彼らに何かご親近感とかね、
いわゆる心の繋がり的なものを感じているかっていうと、
まあそうじゃない。
おそらくその職場に嫌いな人とかもいるでしょうし、
接触頻度が多いから相手が自分に対して効果を持ってくれてるかっていうと、
必ずしもそういうわけじゃないということですね。
だからそこは本当に気をつけないといけないなっていうのがあって、
例えばポッドキャストとかブログもYouTubeもそうですけど、
いわゆる街の媒体ですね。
プロ型媒体であれば、
まあ見る見ないっていうのはね、
お客さんというかその読者とか視聴者の人が決めることなんで、
別に毎日配信していてもですね、
いいとは思うんですけど、
例えばメルマガみたいなですね、
プッシュ媒体、
いわゆる攻めの媒体と呼ばれるものですけど、
っていうのは、
変にですね、この接触頻度を上げすぎてしまうと、
もううざいなってなると思うんですね。
この人なんか毎日のようにメール送ってくるけど、
もう鬱陶しいなってなると思うんですよ。
でもそれって接触頻度は高いじゃないですか。
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高いけど、
なんか、
やたら毎日メール送ってくるしみたいな。
めんどくさいと思うんですね。
だからそこは本当に気をつけないと、
ザイオンス効果だって言って、
毎日送ったらいいみたいな感じで送ると、
それが逆効果になることもあると。
もしですね、ファン化ができているとか、
相手がある程度自分に対して
その好感を持ってくれているような、
間柄であれば、
全然毎日送ってもいいと思うんですけど、
そうじゃない場合、
相手がですね、特に自分に対して、
どちらかというと不信感を感じているというか、
この人本当に大丈夫かなみたいな状態の時に、
それもザイオンス効果が働く時もあるんですけど、
そういう人こそはやっぱり、
接触頻度を上げないといけないというケースもあるんですが、
でもやっぱり人によってはですね、
ああ、なんかもう鬱陶しいなみたいな、
毎日毎日みたいな感じになることもあると思うので、
本当に気をつけないといけないなというふうに思うわけですね。
以前、法則と真理という話をしたと思うんですけど、
○○の法則とか、
そういうものは100%ですね、
それが適用されるというか、
それが通用するわけではないんですよね。
このザイオンス効果というのも、
いわゆる○○の法則と同じことなので、
例外が存在するわけですよ。
真理というのは例外が存在しないと言いましたよね。
人間は必ず死ぬとか、太陽は東から必ず昇るとか、
そういうものというのは例外が存在しないんですけど、
法則というのは例外が存在するわけですよ。
偏方性の法則でも、
ギブしても返してくれない人っていっぱいいるわけだし、
ラッキーって言って何も返ししない人もいるわけだし、
それって例外じゃないですか。
でもこのザイオンス効果も同じで、
接触頻度を上げたら嫌がる人もいるんですよね、中には。
特に実社会においてはそうだと思うんですよ。
自分のテリトリーみたいなものってあるし、
あんまり必要以上に人と関わりたくないみたいな人もいるから、
接触してほしくない人もいるんですよね、中には。
そういう人にとったらちょっと嫌がられたりとかあると思うし、
メルマガにしてもね、やっぱメールボックスが本当にたくさん埋まってしまう。
しかもそんなに自分が対して興味のない人のメールで埋まってしまうっていうのはやっぱり嫌だと思うので、
そういう場合は逆に接触頻度が高いのが裏面に出てしまう可能性があるということですね。
だからなんでもこう、僕は全然ザイオンス効果を否定するつもりはないんですけど、
なんでも鵜呑みにして、こういう法則があるからとかっていうふうにやってしまうと、
ちょっとそういう視点が持てなくなる。
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それが全部正しいんだみたいなふうになってしまうと、
もう頭でっかちになって応用が効かなくなるので、
その辺もある程度フレキシブルに考えるというか、
絶対にそういうふうになるんだっていうわけではないということですね。
真理でない限りは、仮に〇〇の法則っていうものが存在したとしても例外が存在するわけなので、
そこは本当に意識しないといけないかなと思います。
このザイオンス効果も大半の場合はそれが本当に言われている通りに働くことが多いんですけど、
状況によってはそうではない場合もあるし、裏面に出る場合もあるということなので、
この点は気をつけないといけないかなと思います。