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アポロオフィシャルポッドキャスト 超ブログ思考
こんにちは、アポロです。
今日はですね、機能力、演繹力を磨けという話をしていきます。
機能・演繹、一度は聞いたことあるんじゃないかなと思うんですけど、
おそらく高校時代のですね、現代文の授業なんかでね、聞いたことがあるかなと思うんですけど、
機能法、演繹法みたいな感じで使うことがよくあるんですが、
まず最初に、この機能と演繹というものについて簡単に説明していきます。
以前もどこかでね、お話したことがあるかもしれないんですけど、
まぁいまいちおさらいということでね、聞いてもらえればと思うんですが、
機能法というのはですね、複数のものを調べて共通点を導き出して法則を作るみたいな感じ。
例えばカラスという生き物がいて、カラスA、カラスB、カラスC、カラスDみたいな感じでカラスを見るわけですね。
そうするとカラスA、カラスB、カラスC、カラスD、全て黒いと。
ってなると法則が導き出せるわけですよ。
カラスイコール黒いっていうね、法則が導き出せる。
これが機能法です。
複数のものを調査して、その共通点を抽出して法則を導き出す。
これが簡単に言うと機能と呼ばれるものです。
演劇ってのはその逆で、法則を各個別のものに当てがっていくっていうのが演劇なわけです。
さっきはね、共通点を抽出して法則を導き出すって言いましたけど、その逆ですね。
法則を当てはめるのを演劇っていうふうに言います。
例えばカラスイコール黒いっていうね、法則があるわけなんで、
そうするとカラスAは黒いっていうふうにね、当てはめることができますね。
で、カラスBも黒い、カラスCも黒い。
なぜなら、カラスイコール黒いっていう法則があるからってことですね。
これが演劇ってことです。
で、これが機能法と演劇法の簡単な説明なんですけど、
この機能力、演劇力っていうものが特にですね、
一人でビジネスをしているような我々企業家、個人企業家にとっては重要なスキルになるかなというふうに僕は考えています。
で、機能力、演劇力の略ってすごく重要になってくるわけですけど、
これどういうことかっていうとですね、
例えば、いろんな成功法則とかってあると思うんですよ。
こういうふうにやったらうまくいきますよっていうような成功法則ってあると思うんです。
みんなそういうものを学ぶんですけど、いまいち結果につながらないとかってあると思うんですよ。
それはなぜかっていうと、その理屈だけ理解していて、
それを自分の個別の事例に落とし込むことはできていないからです。
こういう法則があります。
じゃあそれを自分にどう当てはめていくのかっていうところができないからです。
だからうまいち結果が出ないってことになるんです。
だから単純に法則とかセオリーとかそういうものだけを学んでも、
それを自分に落とし込めなかったら意味がないわけです。
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法則って絶対的なものじゃないから。
以前に真理と法則っていうエピソードでお話したことがあるんですけど、
真理っていうのは覆りようのない事実ですよね。
太陽が東から昇るとか、地球が回るとか、地球が回るとか、
そういうのはもう覆りようのない事実じゃないですか。
夜と朝が必ずあるとかね。
でも法則っていうのは例外が存在するわけですよ。
例えば変法制の法則なんてね。
マーケティングの世界はよくありますけど、
何かをあげたらお返しをしたくなるのが変法制の法則。
でももらってラッキーで止まっちゃう人も一定数いるわけなんですよ。
そうするとそれって100%じゃないじゃないか。
あげたら絶対にお返ししたくなる気持ちになりますよっていうのは、
ほとんどの人には当てはまるのかもしれないけど一部例外もいると。
これが法則と真理の違いなわけですね。
法則っていうのは例外が存在するわけですよ。
法則って例えばザイオンスコーカーとかもそうですよね。
食品度が上がれば好感度が上がるって言ってますけど、
嫌いな人と何回会ってもね、より一層嫌いになるだけ。
これもやっぱり一部例外が存在してるってところに当てはまると思うんです。
例えばバンドワゴン公開ですね。
みんなやってるから私も欲しくなる。
そういう集団意識というか、特に日本人そういうのは強いと思うんですけど、
みんながやってるからじゃあ自分もやる。
でも一部は僕みたいにひねくれ者がいて、
みんながやってるんだったら僕はやりたくないみたいな人間もいるわけですよ。
そうなると一部例外が存在するわけですよね。
こういうような形で法則ってのは必ずしも絶対的なものじゃないんです。
だからビジネスとかでこうやったらうまくいきますよみたいな法則を勉強しても
いまいちうまくいかないっていうのは、
それが100%全てのことに通用するわけではないからってことです。
これをどういうふうに変えていくのかっていうと、
自分の事例に落とし込むわけですよ。
さっきの演劇にあたるものです。
そういう法則を自分にどう当てはめていくのか。
自分のケースだったらどういうふうにそれを使っていくのかってところを考えないといけないですね。
考えるって能力がない人はなかなかビジネスがうまくいかない。
自分で考えて、じゃあそれをどういうふうに自分は使いこなしていくんだろうってことがある。
考えることはできないわけだから。
当然結果も出にくいってことですね。
逆にじゃあ機能法は必要なんですかって思う人もいるかもしれないんですよ。
別にわかりましたと。
法則があってそれを自分に当てはめないといけないっていうのはよくわかりましたと。
じゃあ機能法はいるんですかってところなんですけど、これも同じで。
結局、例えば自分のターゲットは、私のターゲットは駆け出し起業家ですっていうふうになったときに、
自分はそういうふうにターゲットのつもりで設定していたと。
でも実際お客さんを見てみると、9割以上の人がサラリーマン。
別にこれから起業するっていう人ではなく、副業として稼いでいきたいみたいなサラリーマンが実際のお客さんだった。
ってなると、これは食い違いが生じるわけですよ。
自分のターゲットとしては、駆け出し起業家をターゲットとしてだけども、
実際に集まってくるお客さんは副業のサラリーマンが集まってきている。
っていうふうになると、この自分のお客さんっていうものを共通点を抽出するわけです。
そうすると、副業をやっているサラリーマンが自分のお客さんなんだっていう法則が出てくるわけですね。
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そうすると、自分のお客さんっていうのは副業サラリーマンなんだってことが導き出せるわけです。
じゃあ副業サラリーマンに向けてどういう発信をしていけばいいのかってことがわかるようになってくることですね。
これをやっぱり一般のセオリーとかで言うと、駆け出し起業家がいいですよっていうふうになっちゃうと駆け出し起業家を狙っちゃうんですけど、
でもそれは自分のターゲットではない。
自分は駆け出し起業家を狙いたくても、相手に求められていないであれば、そこは成立しないわけですね。
実際に求められているのが起業家ではなくサラリーマンに求められているんだったらサラリーマンを相手にしたほうがうまくいく。
これが結局自分の事例に落とし込めているか、自分自身の法則として導き出せているのかってところなんです。
だから機能法っていうのはすごく大事なんですよ。
自分に個別にカスタマイズした機能と演劇が重要になってくるってことです。
これができないと、なかなかですね、こういうふうに言われているからこうやったらいいんだっていうところで思考停止してしまうわけですね。
自分の頭で考えるっていうね、いわゆる知恵を使うってことをやらなくなってしまうので、
うまくいく時も当然あるんですけど、なかなかその後一人で何とか自立してやっていくことはできない。
僕もコンサルやってますけど、コンサルの仕事っていうのは機能と演劇をしてあげることなんですね。
そういう知識をいっぱい持っているわけですけど、それをじゃあ実際の自分のクライアントの事例に当てはめて、
というところまで具体的にしてあげるのが僕はコンサルの仕事だと思っているんですね。
単純にこういうセオリーがあるからこうした方がいいですよっていうのは別にコンサルじゃなくてもいいわけです。
教材買ったりとか講座受けたりとかセミナー行ったりとかそういうところでも学べるわけなんで、
それだとコンサルって個別のマンツーマンっていうところの意味はないと思うんですね。
そうじゃなくて、それぞれの個別にカスタマイズしてあげる。
個別にカスタマイズした機能と演劇をしてあげるってことが、
僕はコンサルの一番の役目じゃないかなというふうに思うわけです。
やっぱりそれができない人が多いからこそ、自分が何をすればいいのかわからない。
どういうふうにやっていけばいいのかわからないっていう人が非常に多いのはそういうことなんですね。
だから、もちろん法則っていうものは大抵の場合、それが正解である可能性が高いから、
その通りにやっていればうまくいくっていう人もいるんですけど、
やっぱりそれを自分の事例にどう落とし込んでいくのかってことを考えないと、
やっぱりどこかで頭打ちになってしまったりとか、それ以上先に進むことができないっていうことになってしまうので、
普段から知恵を使って、自分はどういう状況なんだろうってところをしっかりと見て、
機能と演劇をしながら、こういう法則があるから自分はこうなんだ、
自分のお客さんはこうなんだとか、さっきの見込み客の事例もそうですけど、
そういうような形である程度の法則性が見えてきたりとか、
こういう特定の成功法則があったら、自分のケースだったらどう置き換えていくんだろうと。
やっぱり自分とAさんとか、やっぱり状況が全然違うわけですよ。
持ってるスキルも違うし、既にお客さんの数とか信頼関係とか全然違うわけじゃないから、
当然リソースも違う。
ってなると全ての人が同じやり方やって同じ結果が出るわけがないですよね。
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そこをいかに個別に自分にカスタマイズして当てはめていくのかっていうのは重要なところ。
だからその機能力と演技力を磨けっていうことなんですね。
それができないとなかなか一人でビジネスをやっていくって厳しいんです。
これって企業家とかね、ビジネスやってない人は特にそこまで必要なスキルではないんですけど、
ビジネスをやってる人はもう絶対必要になるスキルと言っても過言ではないかなと思います。
さっきコンサルって話をしましたけど、コンサルしてなくても、
結局自分っていう人間で考えてやっていかないといけないわけだから、
それができる人はコンサルいらないと思うんですけど、
もしコンサルをつける場合にせよ、つけない場合にせよ、
やっぱりこういう能力を磨いておくっていうのはビジネスをする上で非常に重要になってくるので、
機能と演技ですね。
用語の名前自体は覚える必要ないんですけど、
そういうスキルを身につけた方がいいですよってことはぜひね、
頭の片隅でも置いておいてもらえればと思います。