00:01
今回は、コンサルタントの役割について話します。
コンサルタントとして活動されている人もいるでしょうし、
これから活動する人もいると思います。
あるいは、コンサルタントをつけるという人もいると思うので、
そういう時の考え方や、どういうものなのかを理解しておいた方がいいと思うので、
今日はコンサルタントについてお話していきます。
コンサルタントの定義は、人それぞれ違うと思うのですが、
何のためにつけるのかということです。
これは一言で言うと、
自分にあった個別で具体的なピンポイントのアドバイスをもらうためにつけるわけです。
だから、誰にでも当てはまるようなことしか言わないのであれば、
コンサルタントをつける意味はないわけです。
そういう情報はネットにいっぱい落ちているので、
例えば、上手くいっている人を真似ましょうみたいな、
それはアドバイスでも何でもないというか、そんなことはみんな知っているわけなので、
上手くいっている人を真似るやり方は具体的にどうすればいいのかわからないし、
どういう対象を真似すればいいのかわからないわけです。
だから、それを教えてあげるというところに価値があるわけであって、
人それぞれ置かれている状況も違うし、向き不向きも違うし、
だから、自分にあった適切なアドバイスというものが欲しいわけです。
だからこそ、そういう個別につけるという意味があるわけですね。
コンサルタントというのはもちろん、知識とか情報とか、
そういうものを与えるというのも一つ役割としてあります。
だからクライアントよりも基本的に、自分の専門分野に関しては詳しくなければならないし、
常に新しい情報とかも入れていかないといけないわけですね。
だけど、ただアドバイスをあげるだけではなくて、
他にも役割があって、一番重要なのは2つですね、ポイントがあるわけですね。
それは何かというと、一つはボトルネックを見つけることですね。
もう一つはレバレッジポイントを見つけること。
この2つを見つけることがコンサルタントの役割だと思います。
ボトルネックというのは問題の根本原因となっているようなものですね。
そこを解消してあげる。そもそもの根本原因は何なんだというところですね。
会社の設備投資が原因だと思って設備を投資するけども、
いやそもそもスタッフの勤務態度が良くないとか、
だったらどんなに設備投資しても会社がうまく回らないとかであれば、
根本原因のスタッフの方に手を入れないといけないし、みたいな。
そういう意味合いですね。
個人ビジネスであれば大抵の場合、根本原因はマインドセットにあるので、
考え方を変えていかないと。
どんなに優れたツールを使っても、どんなに流行りの手法を使っても、
全然成果が出ないという風になる。
それはマインドセットが整ってないからそもそも行動しない。
失敗したらすぐやめるとかね。間違った使い方をしてしまうとか。
であればうまくいかないわけですね。
だからその根本原因をまずは探すわけですよ。
お医者さんみたいなものだから。
いろいろ質問とか相手の話を聞いていく中で、
ここじゃないかなみたいな。
そういうものを見つけていくわけですね。
それに対してアドバイスをしていく。
03:00
もちろん仮説を立ててアドバイスをしていく形になるので、
最初から一発で答えが見つかるわけではないです。
だから常に仮説と検証みたいな状態ですね。
ここにボトルネックがあるんじゃないかなと。
それに対してこういう風にしたら解消するんじゃないかなっていうのを
少しずつ答え合わせをしていくみたいな。
もちろんそれは人によって変わるので、
ボトルネックは一緒でもその解決策っていうのはね、
ある人にはうまくいくけどある人にはうまくいかないみたいなものもあるので、
そういうものをどんどん当てていくわけですね。
この仮説の精度が上がってくればそれだけ成功確率は上がるし、
それが低ければ全然成功できないというか、
その問題は解消しないっていう風になるわけですね。
なので一つ目の役割としてはですね、
ボトルネックを見つけてそれを解消する、
お手伝いをするっていうのが役割だと思います。
もう一つはレバレージポイントですね。
これを見つけると。
レバレージというのは手小の原理のことですけど、
最小の労力で最大のリターンが得られるものっていう風に
考えておいたほうがいいわけです。
例えばいろんな媒体で情報発信をしていて、
ある媒体は比較的楽に成果が出ている。
ある媒体は一生懸命頑張っているけど全然成果が出ないのであれば、
どっちがレバレージポイントなんだということですね。
それを分かっていればクライアント自身がいいんですけど、
分かっていないと無駄なところというか、
余計な時間を使ってしまったりするわけですね。
だからあなたはこっちに時間を使うよりも
こっちに使ったほうがいいですよみたいな。
そういうものを見極めてあげるっていうのも
コンサルタントの役割だと思います。
それが分かっている人は多分自分でできると思うんですけど、
分からない場合っていうのは見つけてあげないと、
リソースを無駄にしてしまうんだよね。
僕たちは時間が資本というか、
時間が武器なので、
その時間を無駄なものに使ってしまったら、
なかなか成果が出るものも出なくなってしまう。
時間がかかってしまったりするんで。
僕の場合で言えば、
いろんなプラットフォームでコンテンツを販売してますけど、
KindleとかAudibleとかUdemyとかありますけど、
多分一番レバレージポイントとしてはUdemyなわけですね。
Kindle頑張るよりもUdemy頑張ったほうが
成果は何倍も大きいので。
だからある時を境にそっちにシフトしたわけですよね。
一定期間というか、結構長い間Kindle出してないっていうのは、
Kindleを出すよりもUdemyとかやったほうが成果が大きくなるから。
同じ時間使うんだったらそっちのほうがいいなってことで、
そっちに舵を切ったわけですね。
こういうふうにレバレージを見つけてあげるっていうのはね、
これもすごく大事になってくるんで、
ボトルネックを解消してレバレージにね、
よりリソースを投入すれば、
かなり大きな成果って得られると思うんですよ。
だからそこを一緒に見つけていく、
プラスそういう具体的な方法論とか、
そういうところのアドバイスとかお手伝いとかね、
そういうことをしてあげるっていうのも役割だと思います。
だからもう教科書に書いてあるようなことを
ただ言うだけっていうのは何の意味もないわけですね。
06:01
そうじゃなくてその人にあったアドバイスが
必要になってくるっていうことです。
だからそういうことができるようになるためにはやっぱり、
実践経験が必要なわけですね。
実践経験があるからこそ、
こういう時はこうしたほうがいいよっていうことが言えるわけです。
要するに引き出しが増えるわけですね。
こういうケースの時はこうしたほうがいいとか、
こういうケースの時はこうしたほうがいいって。
でもその実践経験がないと、
そういうことは言えないわけですね。
だから教科書に書いてあるような情報しか提供できないとなっちゃうんで、
基本的にそのコンサルタントになるんであれば、
自分が少なくとも実践経験のある分野とか、
あるいはコンサルタントを選ぶんであれば、
相手が本当にその分野で、
プレイヤーとしてちゃんと結果を残しているのかとかね、
っていうところを見ないと、
コンサルタントでするなんて誰でも名乗れるから。
そういう一流のコンサルティングファームとかに入っている人は別ですけど、
我々みたいに個人で活動している人なんで、
名乗っちゃえば誰でもなれるんで。
そこが本物か偽物かっていうのを見極めるために、
やっぱりそういうところも見ていかないといけない。
ちゃんとプレイヤーとして活動しているのかなとかっていうところ。
で、活動実績浅いとか。
そもそも活動している形跡すら見られないんであれば、
あまりそういう人に頼まない方がいいと思うんで。
なので、そういうところも見極めるポイントの一つとしてあるかなと思います。
あとはやっぱりその相性もあるんで。
相性と信頼関係ですね。
だからやっぱりどんなに一流のすご腕の人でもですね、
やっぱり会わない場合は成果ってなかなか出ないと思うんですよ。
自分のタイプが違うとかね。
例えば別にその人のアドバイスが悪いとかそういうことではなくて、
単純に自分に合わないやり方だったりとかね。
そういうケースもあるわけですよ。
だから自分に合う人がいいと思うんですね。
僕もかつてコンサルタントをね、付け知ったことありますけど、
その人は結構僕に自由にやらせてくれたんですね。
だからうまくいったんじゃないかなと思うんですけど。
もしそれがね、絶対このやり方でやってくれみたいな風に言われてたら
多分成果は出なかったんじゃないかなと。
そこを見て、この人はあんまり余計なこと言わないほうがいいなと。
好きにやらせたほうが多分うまくいくなと。
多分思ってくれたから好きにやっていいで、感じで言ってくれたと思うんですね。
でもそれは僕だからそうなったわけであって、
人によってはちゃんと手取り足取りゼロから教えてほしいって人もいるわけですよ。
そういう人はね、ちゃんと型みたいなものを教えてあげて、
こうやってくださいっていうほうがうまくいくだろうし。
だからそういう相性とかね、っていうところも見ていかないと、
すご腕だからね、この人に頼めばうまくいくとも限らないということですね。
だからそういうところ価値観が近いのかとかね、
例えばビジネス系のコンサルタントでもね、
価値を提供していきましょうっていう自己主張をしているコンサルタントもいればですね、
とにかくもう儲けろ儲けろみたいな、
もう何でもいいからとにかく売りまくって儲けろみたいな人もいるわけですね。
それは価値観の違いなんで、どっちについていくかっていうのは自分で決めることだと思うんですけど、
そういう価値観の差があったりとか。
あるいは相性とか信頼関係ですね。
信頼できる、信頼できないっていう。
09:01
やっぱりここの信頼関係がないと、
アドバイスしてもクライアントが動いてくれないとかね。
そのアドバイスをもらったときに、いまいち確信できない状態で行動するとか。
この人の言うことだったら信用して大丈夫だなと思ったら、
多分自信を持って行動できると思うんですけど、
それ本当にそうなの?みたいな風に思ってたら、やっぱり腑に落ちないというかね。
なかなか行動に移せないみたいなことがあると思うんで、
そういったところも大事になってくるわけですね。
だからコンサルをやるときとかコンサルを頼むときっていうのは、
そういったところを意識してやっていく必要があるということです。