2024-05-28 09:36

「違いを作る」とはどういうことか?【マーケティング】

違いを作ることは大切ですが、表面的な意味だけで解釈すると失敗することになります。


どのように違いを作ればいいのかお話します。

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こんにちは、ポロです。
今日は、「違いを作る」ということについて考えてみたいと思います。
最近、他と違いを作ろうとか、違うことをしようという、そういうことを言う人が少しずつ増えてきて、
一昔前とかちょっと前までは、他人を真似しろとか、完全にパクれとか、そういう話をしている人ばっかりだったんですけど、
最近になってようやく、違いを作れみたいな話が出るようになってきて、
これは、そもそも時代の流れを見ないといけない。業界の流れ、流行りしたりなんかを見ないといけなくて、
例えば、まだあんまり参入者がいない時代に先行者を真似してやるというのは、成功事例があるわけだから、
それを真似すれば、うまく確率が上がるわけですけど、市場が飽和しているような状態ですね。
同じような商品があふれ返っているような状態で、今さら先人を真似しても、
もう類似品がたくさんあるわけだから、より埋もれてしまって違いがわからなくなってしまうんですね。
だから市場が今どういう状態なのかっても見ないといけなくて、
例えばコーチとかコンサルとか、もう完全に飽和しているわけじゃないですか。
それで、じゃあうまくいってる人を真似ましょうってやっても、似てるものがいっぱいあるんで、
逆に違いがよくわかりづらくなったり埋もれてしまったりするわけですね。
で、この違いを作るとか差別化っていう時に考えないといけないのがですね、
違いを作ればいいってもんじゃないですよ。それ求められてるのかっていうのが1個あるわけですね。
例えばタクシー会社がね、じゃあ何か他のタクシー会社と差別化しようと思った時に、
じゃあうちのタクシーはね、お絞り配りますってね。
これがまあうちの差別化ですってなった時に、
まあ確かにないよりはあった方がいいかもしれないけど、
じゃああそこのタクシー会社ね、お絞りもらえるからあそこに頼もうってなるかって、
多分それが選ばれる理由にはならないと思うんですよ。
結果論としてなんか乗ったら気分いいなぐらいの感じだと思うんで、
今すぐタクシー乗りたいのに、じゃああそこはお絞りあるから、
じゃああのタクシー会社乗ろうとかね。
まあその辺の流しのタクシー止めればいいのにね。
わざわざそんなことするかしないと思うし。
金額で比較されて、やっぱりお絞りくれるけど金額がそこそこ高い。
でもこっちはそういうのないけど金額安い。
どっちが選ばれるか。
まあ普通は金額の方ですね。
みたいな感じで意味のない差別化というかね。
違いを作ってもそれはほとんど効果がないわけですね。
なんで違いを作るかっていうと、
選ばれる理由を作るためにそういう違いを作る必要があるわけであって、
それが求められてないんだったら意味がないんですよね。
この求められているっていうのもう一個意味があって、
それは何かっていうと、
自分に対して求められてるのかってことを考えないといけないわけですよ。
確かに市場のニーズはあると。
そういうニーズは確かにあるけども、
それって自分に求められてるのかっていう話ですよ。
これは分かりやすい事例で言うと、
例えばお笑い芸人とかね、いますよね。
お笑い芸人がいて、一発芸芸人かな。
一発芸芸人がいて、そのネタがすごく面白くてみんな見て喜ぶわけじゃないですか。
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で、テレビに出てきて、
あのネタやってくれるのかなと思ったら、
なんか新ネタとかね。
こっちは期待してるネタと違うのをやりだしたら、
いやそれじゃないんだけどなみたいな。
自分が見たいのはあのすごい今ね、
大流行りしたあのネタが見たいんだけどなみたいな。
っていう感じになったりとか、
お笑い芸人が売れ出してくると、
歌手デビューしたりとかしてね。
確かに歌は聴きたいけど、
別にそのお笑い芸人の歌が聴きたいわけではないみたいな。
あなたには求めてないですよっていう。
歌を聴きたいのは歌手とかアーティストには求めてるけど、
別にお笑い芸人には求めてない。
お笑い芸人に求めてるのはお笑いですよみたいな。
そういうニュアンスですよね。
だから歌聴きたいとかそういうニーズはあるけども、
でもじゃあそれ誰から聴きたいかっていうと、
プロの歌手だったりアーティストだったり、
そういう人からは聴きたいけども、
別にお笑い芸人とかタレントの歌を聴きたいわけではないと。
なったら、ニーズはあるけども自分には求められていないっていう風になるわけですよね。
だから単純に市場でそういうニーズがあるからといって、
じゃあそれ果たして自分に求められてるのかってことですね。
だからそこをお互いがガッチしないとうまくいかないんですね。
だから自分に合わないものをやってもしょうがないし、
自分に求められていないことをやっても、
誰も振り向いてくれないという風になるんで、
例えば僕の発信だったら、結構尖った発信とかあるから、
そういうのを期待して聴いてる人がいるわけですよ。
それで僕は完全に丸くなってしまって、
ありきたりなことしか言わなくなったら、
なんか思ってたと違うなとか、
自分は聞きたい話は聞けないなってなってしまうと思うんですね。
だからそれはやっぱり自分という人間がどういう人間で、
何を聞いてる人たちが求めてるのかっていうのを
理解していかないといけないということですね。
この違いを作るっていうのも考えないといけないことがあって、
まずは自分軸ありきで考えるっていうのが大事なんですよ。
ライバルの隙間を狙うみたいな話があるじゃないですか。
だけど隙間はあるかもしれないけど、
それじゃあ自分が果たしてそこに適性があるのかってことを考えないといけなくて、
たとえ隙間があったとしてもですね、
それが自分に合わなかったらうまくいかないわけですよ。
だからまずは自分ありきで、自分が何が得意でとかね、
っていうことがあった上でじゃあここを狙っていこうだったらいいけど、
隙間がある。ライバルがこれやってるから、
じゃあ自分はそれと違うことをやろうっていうのは、
これは他人軸ありきの差別化なんですね。
だから他人をベースにしてるから、
自分っていうものはそこに介在してないわけですよ。
だからそれが合わないとかね、自分の苦手なこととか、
っていうものだったら仮にそれ違いを作ってもうまくいかないという風になるわけです。
だからそこまで考えて違いを作るとか、
差別化をするっていうことをやってるのかってことですね。
表面的に違いを作れみたいなことをやっても、
あまり意味がないわけですよ。
それだけだったらすごく単純で簡単なんですね。
周りがこうやってるから自分こうやろうみたいな感じでやればいいだけだから。
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でもそれだけではうまくいかない。
もっと本質の部分を考えて違いを作っていかないと、
ただ違いを作るだけでは意味がないってことですね。
だからそういうところまでちゃんと違いを作ろうだけではなくて、
言ってあげないと表面的な言葉だけみんな組み取って、
勝手に違うほうに解釈しちゃったりとかね。
だから他人の真似をしようとかっていうのも、
あれもすごい表面的な言葉なわけですよ。
真似をするっていうのは要するに置かれている状況とかが似てる人、
あるいは適性がね、適性というかキャラクターとか個性が近い人を真似しないと、
全然タイプの違う人を真似してもうまくいかないんですね。
置かれている状況も違うしタイプも違うみたいな。
相手はすごいインフルエンサーで人気もあってファンもいっぱいいる人と、
全く無名の自分が同じことやって同じ結果が出るわけがないし、
タイプも全然違えば、
大人しく淡々と喋るような人は、
バズってる人がすごい明るいから自分も無理して明るく振る舞って、
じゃあ上手くいくかって上手くいかないと思うんですよ。
だからそういう他人を真似しましょうみたいなのは、
そこの表面的なところしか伝えないからみんな間違えてね、
全然違うことをやってしまうわけですよね。
おそらく言ってる本人もあんまり理解してないから、
そういうことになってしまうと思うんですけど、
だからそういう言葉ってのはちゃんと自分で考えて、
どういう意味なんだろうってところで考えてやらないと、
逆に真似をしたことによってうまくいかなくなったりとか、
その表面的に違いを作れって言葉を表面的に解釈して、
間違ったことをしてしまったりとか、
っていうことになりかねないので、
本質の部分、どういう意味でそういう風になっているのかってことを
考えないといけないということですね。
だからようやく時代がそういう違いを作れみたいな考え方になってきたかなと思うんですけど、
正直もうかなり遅いと思いますけど、
でも本当にやっぱりこの違いを作るってのはすごく大事なんで、
どうやって違いを作るのかっていうのはね、
基本はやっぱりプロダクターと志向だと思うんですよ僕は。
まずは自分ありきで自分が言いたいこと、自分がやりたいことを発信していると、
それに共感した人、共鳴した人が集まってくるんで。
ニーズありきでやっちゃうと被っちゃいますからね。
結局ニーズなんてほとんど共通しているわけだから。
まずは自分を出していく。
だからこのキャラクターとか、僕のこの発信もそうですよ。
このスタイルが気に入らないって人も当然いるわけですけど、
これでもいいですって人もたくさんいるわけですね。
だからそれでいいんですよ。
それで集まってきた人が自分のお客さんだから。
だから自分の言いたいことを自分のスタイルでやっていく。
フリースタイルというかね。
変な型とかに縛られずに。
型にはめちゃうから被っちゃうんですよ。
そういうことをしないってことですね。
自分のそのままでいいんですよ。
別にそのセオリー通りにやらないとうまくいかないなんてことはないわけだし。
実際僕はセオリー全然そういうの無視してやってますけどうまくいってるから。
だからセオリー通りにやらないとうまくいかないってわけでもないし、
セオリーと違うことやってからうまくいかなくなるわけでもないんですね。
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それは自分で見つけていかないといけない。
自分の得意なやり方でやっていかないと。
でもそれでも絶対に一定数の人はこっち振り向いてくれるし、
共感してくれたりとか応援してくれたり、いいですねって言ってくれたりするわけだから、
基本はやっぱり自分を出していく。
変に取り繕って別の自分になろうとしない。
自分のありのままでいいんですね。
必ずそれでも受け入れてくれる人。
ネットでこれだけたくさんの人が見てるわけだから。
一定数自分のことを受け入れてくれる人はいるんで、
とにかくそういうような形でやっていく。
そうすると自分軸の差別化というか違いみたいなものを作れるようになります。
以上になります。
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