松尾潔のCatch Up
2023-11-06 10:48

松尾潔のCatch Up

音楽プロデューサー 松尾潔
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毎週月曜日のこの時間は、松尾潔のCatch Up、音楽プロデューサー・松尾潔さんです。
さあ、Catch Upでは松尾さん、どんな話題でしょうか。
はい、ご存知の方も多いと思いますけれども、世界で最も有名なロックバンドと言ってもいい、
The Beatlesのきちんとした形では、ずっと存在が確認されていながらも、
きちんとした形のように出なかった、Now and Thenという曲がございました。
これ、Beatlesの27年ぶりの新曲としてリリースされましたので、今日その話をしたいと思います。
まさか、新曲がっていうんですね。
びっくりですよね。
はい、27年ぶりっていうのは、これは橋行さんが生まれて初めて出るということですね。
そうだ、そうですね。
今、23?
今、23です。
じゃあ、27年前はどういうことだったかというと、
Beatles、ご存知のように、ジョン・レノンという方が、1980年に悲しい事故で亡くなってしまうんですね。
襲撃されるということですね。僕なんかそれも記憶に残ってますけれども。
その時点でBeatlesは解散してましたけれども、ずっとBeatlesは常に復活が期待されていたバンドでもあったんですよね。
ジョン・レノン、4人の中でもポール・マカニットと並ぶソングライター、フロントマンとして知られていたジョン・レノンが亡くなったことで、もう亡くなったなっていうのが1980年の話なんですが、
それから15年ですかね、1995年に、アンソロジーといって、いわゆるベストアルバムのような、94年か、94年からジョン・レノンが残したデモを元に、
他の3人のメンバーがそこにオーバーダビングという、スタジオ録音をすることで、Beatlesの新曲として発表しようというプロジェクトがあったんですね。
その時に世に出たのが、フリー・アザ・バードっていう曲と、リアル・ラブっていう曲、これが2つ続けて出たんですね。
その時点でも結構な事件でした。
そうですよね。
この辺りになるとね、田畑さんも、
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学生時代に、びっくりしました。
特にフリー・アザ・バードっていう曲は、Beatlesの、それこそ鍵カッコつきであるんだけど、新曲ってことで、大変世界的なヒットになりましたね。
94年、95年くらいの時点でも、こんな技術があるんだと。
当時の技術で、ジョン・レノンの歌声をテープからどこだけ抽出するっていうことをやったわけなんですけど、
その時に、実は、ナワンド・ゼンっていう今回の曲も、発表する予定があったとなんですね。
それに合わせて、当時はまだ生きていたジョージ・ハリスン。
ジョージ・ハリスンも含む3人で、音を重ねたりしていたんだけれども、
逆に当時の限界っていうのもあって、
残されたテープっていうのが、ジョン・レノンが自宅でピアノに向かって撮ったというカセットテープだったんですね。
お連れ合いの小野陽子さんが、こんなの家にあるわよって言って、
メンバーに託したものだったらしいんですけど、
そのカセットテープからピアノの音と、ジョンが弾くピアノとボーカルっていうのを分離させようと思っても、
90年代の技術だと無理だったんですって。
それがテクノロジーの発達で、いわゆるAIのご登場ですよ。
これAIの技術で今だと、ちょっとびっくりするぐらい綺麗に、
ボーカルとピアノを分けて抽出できたんですね。
これ感動的とも言えるような、メイキングのフィルムっていうのができておりまして、
これのYouTubeで皆さんご覧いただくことできますけども、
The Last Beatles Song Short Filmってこれ12分半ぐらいの曲にまとめられているんですけど、
この元の曲を4年分が、70年代にニューヨークのバコッタハウスに住んでたところで、
撮ってから今までどうやって日の目を見たかっていうのをまとめたフィルムがあるんですね。
2年前ですかね、Get BackっていうBeatlesのドキュメンタリー映画があったのご存知ですか。
屋上でのライブなども収めたドキュメンタリーでしたよね。
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ディズニープラスで配信されて、今ではパッケージでブルーレイとか売ってますけど、
ピーター・ジャクソンっていうニュージーランド出身のロード・オブ・ザ・リングで知られる監督が作ったドキュメンタリーだったんですけど、
今回もこのピーター・ジャクソンがBeatlesのダウン・オブ・ゼンの映像化の中でも大活躍しておりまして、
この映画の中でも、このスタジオでのリンゴスターの音楽との熱い信頼関係があるということなんですけども、
僕が今ここで話したことっていうのは、さっきお話したショートフィルムに見ればよりわかりやすいですのでぜひご覧いただきたいんですが、
まずはここまで引っ張りましたけども、曲の方を聴いていただきましょうか。
Now and Thenという曲ですね。
これ11月3日、ほんの2日くらい前に公開されたピーター・ジャクソン監督によるビデオが、もう2日間であっという間に世界中で2000万人くらいの方がご覧になってますね。
すごいですね。
びっくりしちゃいます。
ビートルズの生前のプロデューサーだったジョージ・マーティンっていう人いますけども、
その人の息子さんにあたりますジャイルズ・マーティンっていう人がストリングスのアレンジなんかを重ねたりしているんですけども、
ちょっと面白い話があって、それストリングス取ったりするときに企業秘密でもあるんで、
ポール・マカートニー本人さえ口を滑らさないように、ストリングスのヴァイオリンだとか、
こういう奏でる人たちには、これビートルズの曲だって言わずに、ポール・マカートニーのプロジェクトの一つであるかのような体で取ってたらしいんです。
これぐらいずっと誤金詰めてきて、やっと日の目を見たプロジェクトなんですけども、
ただこれ、昔からさっき話したように、デモテープの存在はずっとあると言われてたし、
一回レコーディング試みてたものでもあるわけですよ。
そのときの音源っていうのもちょっと流出したりしてるんですね。
そのときっていうかそれ以前のものとか流出してるんだけども、
そのときにあったAメロBメロとかっていう曲の構成の中のあるBメロなんて言われてるところが、
今回カットされてわりとシンプルな形で出てるんですよ。
そこが良かったのにみたいなことを言うマニアの人たちも世界中でたくさんいたのが数日前なんですけど、
今YouTubeにはそこの部分も再現したファンによる新たなロングバージョンもできてるっていう大変な時代でございます。
すごいですね。
カットされた部分こそジョン・レノンっぽいっていう言い分も分からなくもないので、
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そちらの方も聴いていただければと思いますが、
何にせよテクノロジーAIのハッピーな使い方ということで、
今後も語り継がれていくんじゃないかという歴史的な1曲でございました。
ビートルズ最後の新曲と言われております、Now and Thenについて松尾さんに語っていただきました。
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