日常を楽しむための学び
はい、皆様おはようございます。片付けコンサルタントのまっちゃんです。
このラジオでは、シンプルに自分の日常をちょっとだけ昨日より好きになるための学びをシェアしていきます。
はい、皆様いかがお過ごしでしょうか。
雨で大変な地域もあるということで、雨が少しでも止むことをお祈りしております。
今、テレビで見てて、私が今住んでいる地域との差にすごいびっくりしております。
車とか家とか使って大変そうだなと。はい、雨が止めますように。
今日はですね、最近読んだ本と、私がやっている、最近頑張っている筋トレとかのお話をちょっと結びつけてお話をしようかなと思います。
今日のテーマは、筋トレとお茶、感じる力の共通点という話をしようと思います。
はい、最近読んだ本というのがですね、日々これ好日というお茶の世界のお話なんですが、
これあの映画もやってるらしくて、キキキリンさんがお茶の先生の役をやられてるらしく、
キキキリン、言えないけど、キキキリンさんすごい好きなので、映画見たいなと思っているところなんですけれども、
すごくね、面白いんですよ、この本。
ほとんど、実はほとんどというかエッセイストの方が書いているので、
その本の中の主人公は作者さんと多分同一人物なんですけれども、
お茶を習い始めの時から、今の状態、30何年やってる、今もっとやってらっしゃるのかな、
とりあえず何十年と続けているまでの心の流れ、動き、頭の動き、流れみたいなことが書いてあるので、
お茶よくわかんないってところから続けてって、なんかわかったこと、わかった気もするけどわかんないなーみたいなことが、
すごいいろいろ体験が書かれてて、すごく面白いし、お茶が全くわからない私みたいな人こそ読める本だと思うので、
ぜひ読んだことない方読んでいただきたいなと思うんですけど、
そのお茶の本を読んで、私がまず一番思ったのがですね、
ここ2年ぐらい着物を学んでるんですけど、着物を学んだ時に思ったことと全く同じことが書かれててですね、
それが今日のテーマにある感じる力って話なんですけれども、
着物を学んでて私すごい思ったのが、着物のルール、例えば、
肌襦袢を着て、次に長襦袢を着て、紐はこうやって縛ってみたいな、着物の順番とか縛り方とか、
そういったものに私は最初ね、すごい意識してたというか、そういうルールを覚えて着物って着るものだと思ってたし、
そういうルールを知らないから着れないものだと思ってたから、学んでた最初はすごいメモしようとしてたりとか、
そのルールを頭で振り返ろうとして考えてたんですよ、すごく頭で考えながら着物を着てたんですけど、
先生がとにかく頭で覚えるなと、ただただ繰り返せと、途中で疑問に思ったら、
頭でなんでこうなるんだろうって考えないで、疑問に思わないで、とにかくもう一回最初からやり直せと、
なんか修行みたいなこと言ってくるなって思ってたんですよ、とにかくやると、とにかく繰り返せと、
とにかく毎日着ろと言われてたんですよね。
着物って着方がルールがあるんだったら、例えば1から3までが完璧にできるようになったら先に進むみたいな、
そういうふうにやってた方が効率いいんじゃないかなってすごく思ってたんですよ。
思ってたし、なぜ1の手順をやるのかとか、なぜ2の手順をやるのかっていう説明を先にした方が覚えれるのになって思いながら
やってたんですけど、先生をとにかく着ろと。
で、最後の最後になって、なぜああいう手順だったのかっていうことを言ったりとか、
こういう理由があってこういう流れなんだよということを最後の最後に言ったりしてたので、
なんでかなと思ってたんですけど、全く同じことがこのお茶の本にも書いてあったんですよ。
お茶も皆さんがご想像されるように、私も想像するように着物と一緒で、
着物以上にめちゃくちゃ細かいルールがある厳しい、ちょっとめんどくさい世界だと思ってたんですね、この本を読むまでは。
実際ちょっとめんどくさいかもしれないですけど、そのルールをね、やっぱりお茶も頭で覚えるのではなくて、
とにかくやれと。とにかくこの作者さんも週に1回学生の頃からタンタンタンタンとやってたと。
時にはめんどくさくて嫌になったりとか、お茶よりもやることをたくさん、もっと大事なことあるんじゃないかなと思って休んでた時もあったらしいですね。
しかも最初、着物と一緒でね、その手順の順番をそもそも教わらないと。
とりあえずやれって言われて、やって違ったらその場で治されるみたいな。
で、なぜその作法をやっているのかとか、なぜその順番なのかっていう説明もされないし、着物と一緒でね。
で、お茶でもっと難しいなと思ったのが、ちょっと覚えてきたぞってなったら、
次の季節になるとまたお茶の作法とか使う道具とかがすごいガラッと変わるらしいんですね。
なので今まで覚えてたことがリセットされるらしいんですよ。恐ろしい世界だなと思ったんですけど、読んでて。
で、それの繰り返しだったんですって今までずっと。
で、私着物もね、なんでこんなことをこんな風に、こんな効率の悪いやり方でやるんだと思いながら、
淡々と着続けてて、見える世界がね、やっぱりあったんですよ。
頭では気づけなかった、だからこういう手順なんだとか、だからここで紐を緩めなきゃいけないんだとか、
今日体が苦しかったのはここの紐の位置がきつかったんだとか、自分の体感で学んでいくこととかがすごく多かったんですよ、着物もね。
お茶もまさにこの作者の方がおっしゃってたんですけど、
淡々とよくわからない、そして怒られるし、意味がわからないし、よくわかんないまま淡々と繰り返していった先に、
初めて雨の音がきれいだなと思う瞬間があったりとか、お茶をたてる音がすごく素敵だなって思う瞬間とか、
今までただの文字だった掛け軸の意味がすごく立体的に心の中に入ってくる瞬間があったりして、
その新しい世界が見えた瞬間というのが癖になって好きすぎて、お茶がやめられなくなったっていう話が出てて、
まさにそうだなと思ったんですよ、着物もお茶もね。
ピラティスと体の使い方
私が最近やってるのが筋トレ。
私の友人にピラティスのインストラクターがいるので、彼女にピラティスを教えてもらってるんですけど、
ピラティスもね、やられてる方もいらっしゃると思うので、頷いていただけたら嬉しいなと思うんですけど、
ピラティスもお茶とか着物と一緒で、頭で考えるだけじゃ本当にダメなんですよ、できないんですよ。
例えばこの姿勢で足を持ち上げるのを10回1セットやればいいって、
肌から見たらそう見えるんですけど、骨盤の位置とか筋肉の使い方とか、呼吸の仕方とか全てフル動員してやるんですよね、ピラティスって。
だから多分自分で差し替えるのちょっと難しいものでもあるので、ぜひプロの方に最初は教えていただきながらやるのがすごくいいと思うんですけど、
なのでピラティスもね、ピラティスだけじゃなくてヨガとかジムとかも本当はそうなんですけど、
頭で考えるだけじゃなくて、体で感じながらやるものなんですよね。
片付けも実はそうで、片付けに結びつけますけど、片付けも肌から見たら物を捨てて、取っておく物は収納場所を決めて、
使ったら元に戻してみたいな感じなんですけど、ちゃんと感じながら、感性を使いながら、
自分の心の動きとか、自分の体の動き、自分が実際日常生活の中でどう動いているのかっていうのを汲み取れるようになると、
自然とこれは例えばお金が高いからとか、人にもらったからとか、まだ使ってないからという基準で物を持つようになるんじゃなくて、
自分が心から大切にしたいものを持つようになりますし、自分の性格に合わない場所、自分の行動の中にない場所に収納場所は作らないようになりますし、
すごくこのお茶とかね、ピラティスとか着物の話と片付けもすごい結びついてるなと思って感動したんですね、本を読んで。
本を読んだりピラティスをしながら片付けに思いを馳せて私は感動してたわけです。
やっぱり頭と体っていうのは両方使ってバランスをとっていくものなんだなと。
でもやっぱり今のこの世界とか社会の作りっていうのが、頭の方が優先的だし、頭の方を使うことがやっぱり多いですよね。
学校の授業からしても体育の授業より数学とか英語とか絶対的に頭を使う授業の方が多いから、どうしてもバランスがね、社会人になったら直されるんですけど頭の方が強いですよね。
体疲れたって、頭疲れてないんだけど体が疲れたっていう一日って社会人になるとなかなか日常的にスポーツをやるような人じゃないとない気がするんですよね。
昔は畑仕事とかね、体の労働っていうものがありましたから、昔と比べて体を使う機会がどうしても減ってるし、
自分の感覚ですね、今雨が降っててすごく心地がいいなとか、ご飯を集中して食べて、なんかこのご飯すごくおいしいなって心から感じたりとか、
二つのことを同時にやらなくて目の前のことに全力で感じながら集中するっていう機会がすごく減ってるなって思うので、この筋トレとかお茶とか着物とかを通して改めて片付けもそうですけど、
感じる力を、感じるっていうことを改めて再認識しましたし、大事っていうことをね、その感じるっていうことをしていくと今まで見えてなかった、見落としてた世界が見えてきてめっちゃワクワクするというか、
日常の中での気づき
違う世界が見えてくるんですよ。
もやがかかってた世界がきらめいていくような感じがあるんですよね。
具体的に言ったら片付けだったら、今までなんとなくそこにあってたものが、自分にとってすごく大切なものだって気づいたときにはすごく輝いて見えますし、今まで使えてなかった筋肉とか骨が使えた瞬間には、私の体、もっと動くじゃんっていう世界が見えますし、
たぶんお茶とか着物も、今まで見えてなかった、例えば布の柔らかさとか、お茶やったことないかわかんないけど、その本に書いてあったには、雨のすごい綺麗な音とか掛け軸の文字の深みとかね、そういった今まで見えてなかったというか、今まで見落としてた綺麗な世界が見えてくるんですよ。
なのでぜひ皆さんにそういう世界があるんだよっていうことを伝えたくて、今日はこんなポッドキャストを撮りました。
たぶん私が今日テーマに出したこと、筋トレとかお茶とかピラティスとか着物だけじゃなくて、たぶん皆さんがすごい好きで突き詰めてる分野だったら、そういう世界見てるんじゃないかなと思うので、それだけじゃなくて日常の中のちょっとした睡眠とか、
友人との会話とか、食事とか、散歩とか、そういったものにもっと感じるっていうことを使って、良かったなとか、今日も一日良かったなって思えるといいなって思います。
はい、まさに自分の日常をちょっとだけ昨日より好きになるための素晴らしい方法だなって思いました。はい、ではここまで聞いてくださりありがとうございました。また次回のポッドキャストでお会いしましょう。今日も皆様一日味わい尽くしてください。ではでは。