兄弟喧嘩への共感
こんばんは、保育士の白石あすなです。
このCandle Letterのコーナーでは、保育士歴15年以上2人の男の子のママである私が、
今日という1日を精一杯頑張ったママたちへ、心がふとゆるむような声の手紙をお届けします。
今夜は、兄弟喧嘩が絶えない毎日に疲れたママへお話ししたいと思います。
兄弟って何であんなに喧嘩するんでしょうね。毎日本当にお疲れ様です。
私も弟が2人いるんですけれども、年の近い弟とは本当に喧嘩ばかりしていて、
母に何度も怒られた記憶があります。
ほんと、些細なことで喧嘩して、
おもちゃの取り合いだったり、順番がどうとか、
あれ言った、これ言った、言ってない、そんなことですぐ火がつく。
そしてママのところに泣きついてくる。
そっちが悪い。
お前こそ悪い。
言ったのに聞いてくれなかった。
順番守んなかったそっちが悪い。
そんなことばっかりでママの心はフル稼働ですよね。
本当は仲良く笑顔で一緒に過ごしてほしい。
喧嘩しないでほしいなって。
そんな気持ちがまたイライラの火種になってしまう日もありますよね。
でもどうか知っておいてください。
兄弟喧嘩は決してママが悪いから起きるんじゃありません。
ママの対応が間違っているからでもないんです。
喧嘩って子供たちにとって感情の出し方だったり、人との距離感を学ぶとても貴重な時間なんです。
だからこそママが間に立つことに疲れてしまうのは当たり前のこと。
ママだって人間です。
疲れることもあるし、もう喧嘩しないでよって叫びたくなることもあります。
もう勝手にしてよって言いたくなる日もあっていいんです。
それでもママは今日も一日子供たちの真ん中で頑張っていましたね。
泣いたり、怒ったり、叱ったり、悩めたり。
そんな繰り返しの毎日でも子供たちは確実にママからたくさんのことを学んでいます。
ママがいてくれることが子供たちにとって何よりの安心です。
ママの笑顔が家族の笑顔になります。
ママがどれだけ子供たちに愛情を注いでくれているか、ちゃんと子供たちは感じているし、しっかりと見ています。
兄弟喧嘩で怒ってしまっても大丈夫。
どうか明日も笑顔になれる時間がありますように。
それではまた次回のキャンドルレターでお会いしましょう。
おやすみなさい。
白石あすなでした。