比べることへのメッセージ
こんばんは、保育士の白石あすなです。
このCandle Letterのコーナーでは、保育士歴15年以上、2人の男の子のママである私が、
今日という1日を精一杯頑張ったママたちへ、心がふと緩むような声の手紙をお届けします。
今夜は、「比べてしまうママへメッセージを送ります。
SNSへ見る誰かの子育て育児保育園に見かけたあの子の成長
同じ月齢の子がもうおしゃべりしてるって聞いた時
うちの子はまだできないなぁ
私の育て方がいけないのかな
関わり方が悪かったのかな
そんな風に思ってしまったことありませんか?
私はあります。
保育士としてたくさんの子供と関わってきていても
やっぱり自分の子供となると不安になることがたくさんあります。
長男と同じ年齢の子を育てているママに
最近指差しがすごくて大変なんだよね
あれ何?これ何?って指差しで聞いてくるの
そう言われた時はそうだねと
そういった一言しか答えられませんでした
長男は全く指差しをしない時期だったんです
でも子供にはみんな自分のペースがあります
できる時期も伸びるスピードも得意も苦手も
その子にとってのちょうどいいリズムがあるんです
長男は3歳になって今では指差しをたくさんして
これが欲しいあれが欲しいってアピールしてきます
他の子と比べてしまうママもたくさんいると思います
ですが比べるのは昨日の我が子でいいんです
昨日よりちょっと成長していたこと
1週間前はできなかったことに今日はチャレンジしていたこと
その小さな変化こそがその子なりの大きな一歩なんです
ママが毎日頑張っていることはちゃんとお子さんに届いています
比べて落ち込む日があっても大丈夫
うちの子頑張ってんな
うちの子好きなことたくさんして輝いているな
そう思っているだけで大丈夫
そして同じようにママ自身にも
よくやっているな自分って声をかけてあげてほしいなって思います
今回は比べてしまうママへメッセージをお届けしました
他の誰かじゃなく我が子と私に優しくなれる日々になりますように
それではまた次回のキャンドルレターでお会いしましょう
おやすみなさい
白石あすなでした