保育と子育ての違い
みなさんこんにちは、保育士のましゅまろです。
今回は、保育士なら子育ても楽勝❗️ではない❗️ということで、お話をしていきたいと思います。
たぶん、子育てをされているお母さんの中で、保育士さんなら普段子供と一緒に過ごしてるし、子育て簡単なんじゃないの?とか、楽勝じゃないかな?って思う方いらっしゃると思うんですけれども
実は、保育と子育てって全然違うんですね。
なので今回は、そういった保育と子育ての違いだったりとか、保育士15年やっている私が子育てでどんなところで苦戦しているかなどをお話ししていきたいと思います。
最後まで聞いてくださると嬉しいです。
このチャンネルは、保育士歴15年目であり、自閉スペクトラム症の3歳の男の子と、やんちゃな1歳の男の子を育てている私が
子育てに苦手意識のあるママに向けて、育児が楽しくなるヒントや気持ちが前向きになるようなメッセージをお届けしています。
1つでも参考になることがあれば嬉しいです。
はい、私が感じる保育と子育ての違い、大きく3つあります。
1つ目がチーム戦か個人戦か、2つ目が1日のスケジュール立てが違う、3つ目が体力の減り方が違うということですね。
私の所感も入っているので、そんなこともあるんだなぁってぐらいに聞いていただけるといいかなと思います。
まず1つ目ですね、チーム戦か個人戦かなんですけれども、保育園は基本的に1人で子供を見ることがほとんどありません。
保育士は子供を中心に見ていて、その他の生活の面ですね、例えばお掃除、お洗濯だったりとか、
あとは事務的な処理ですね、事務処理だったりとか、
あとご飯ですね、ご飯作りだったりとかは業務員さんがいたり、事務員の方がいたり、あとは調理さんですね、調理さんがいてくださったりとかして、
保育園内はチームで動いているんですね。
で、担任を持つといっても、1人担任の時もあればパートさんが補助として入ってくれたりとか、
あとは保育士が2,3人でチームになって1つのクラスを見るっていうことがほとんどなんですね。
でもお家だったらワンオペ、私だけ、ママだけの状況だったりとか、パパと私だけ、ママだけだったり、
で、時々おじいちゃんおばあちゃんがヘルプに来てくれるという感じで、少人数戦だったり個人戦だったりするんですね。
で、こういったところが本当に違うなって思います。
スケジュールの難しさ
2つ目は1日のスケジュールが立てづらいというか難しいっていうのが個人的に思いました。
で、保育園だったら朝登園して、何時に朝仲良いをやって、その後にクラスの活動があったりとか、
その日は散歩行くとか、行事があれば遠足に行くだったりとか、そういった1日の流れが大体決まっているんですね。
なんですけれども、家の中だと結構子供も自由だし、自分もちょっと自由に動いていたりとか、
あと、食べようと思えばすぐ食べ物があるじゃないですか。
で、うちの子は結構ね、腹すかしいなんですね。すぐお腹が空いてしまって、
なんかバナナ食べたいとかパン食べたいとか言うんですね。
で、そういって要求すればくれる環境なんで、私もわわ言われるくらいならあげちゃおうかなって言って食べさせてるんですけれども、
そうすると昼ご飯の時間がずれてしまい、また昼寝の時間がずれたりとか、
バナナを食べてお腹がいっぱいとか、目指された次男がご飯の前に寝てしまうとか、そういったことが起きるんですね。
なんか自分が思い描いていた家での1日が、ちょっとしたことで崩れるというか、予定通りに行かなくて、
なんか押し押し、押せ押せになってしまって、
今日もなんか自分の時間取れなかったなぁとか、
私もちょっと昼寝したかったのに時間がずれちゃったから、休めないなぁとか思うことがあるんですね。
なので保育園と家でのスケジュールの立て方が違っていたりとか、流れが自由だからこそいいっていうところもあると思うんですけども、
なんかちょっと難しいなぁっていう感じる場面があります。
親ならではの体験
で3つ目、体力の減り方がすごい違うっていうところがあるんですね。
保育園では先ほども言いましたけれども、1日のスケジュールが決まっているので、ここで力を出して、
昼寝の寝かしつけではちょっと気を緩めてとか、そういうのができるんですけど、
お家の中だと結構マルチタスクじゃないですか、子供のことを見て、ご飯やって、片付けをして、
でまたお昼ご飯作って、でこう忙しなくいろんなことが、タスクがすごいあるっていう状況ですよね。
なので、手をうまく抜けないんですよね。
これもすごい、仕事をしている時は思い描いていなくて、
なので、ワンオペで子育てされている方は本当にすごいなって思います。
なので、仕事で使っている体力、気力と、家で1日ワンオペしているっていう時の気力と体力の減り方は本当に全然違うと思います。
違いますね。
なので、長男、今年、今年度から幼稚園に行き始めたんですけども、
幼稚園で夏休みがあるんですね。
夏休みはお預かりがないので、
教育に行く日もあれば、1日家で過ごすっていう日もあるんですね。
なのでちょっと、夏休みが怖いです。
長期休みは怖いです。
保育と子育ての違いで3つお話ししていきたいんですけれども、
これ以外に私が大きく違うなって思っていることも思い出したのでお話ししますと、
保育園は狙いとか計画があるんですね。
集団の中で生活する場としてどういった力を伸ばしていきたいかとか、
この子はこういうことが得意そう好きそうなので、そういった場面を伸ばすためにこういった働きかけをしようっていう狙いと目標などがあるんですね。
なのでそれに向けてチームで一緒にどういった取り組みをしていこうかということで計画を立てるんですけれども、
そうすると保育はゴールが決められるんですね。目標、目的。
なんですけれども子育てってずっと続いていくじゃないですか。
何が正解何がゴールかっていうのが見えづらいんですね。
こういった部分も結構ギャップというか大きな違いかなって母親になって思いました。
なので丸字タスクをこなしているまま、1日のスケジュールをこなしているまま、
ゴールが見えない子育て毎日奮闘しているまま、本当に尊敬します。拍手喝采ですよ。表彰ものだと思います。
最後に私が保育士としてパパやママに問いかけたいことがあります。
保育園関係でパパとママがママしか体験できないことってなんだと思いますか?
すごいざっくりした質問で申し訳ないんですけれども、パパとママしか体験できないこと、
それはお迎えの時に見せるお子さんの最高の笑顔なんですね。
これ私いつもいいなって思ってて、新人の時から思っています。
どんなに保育園で安心できる、あの先生がいないと嫌だとか後遺されることがね結構多いんですね私。
で、何々ちゃんこっちおいでなんて抱っこしようかなんて言って抱っこして、
その時はすごい笑顔を見せてくれるんですけれども、
でも、あっ何々ちゃんママ来たよって言うとすんごいいい顔であの入り口の方を見るんですね。
で、お母さんが来てくれてもう嬉しいっていう、もうねもう嬉しさ全開。
で、あのお家の方の元に行くんですね。
これは本当に親でじゃないと味わえない最高の体験、経験だと思うんですね。
で、本当に保育士では引き出せない表情の一つなので、
もしあの保育園にお子さん預けられている方は、
お迎えの時のお子さんの表情に注目してもらえたらいいなって思います。
はい、最後になります。
育児をしていてこれでいいのかなって不安になる日もあると思います。
でもこれでいいのかなって思っているってことは、ちゃんとお子さんと向き合えている証拠です。
で、ママの気持ちはちゃんとお子さんの心に届いているので安心してくださいね。
今日のお話を聞いて少しでも子育てが前向きになってくださったら嬉しいです。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
ではまた。