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今日のテーマは、音楽心理学の中の話の、音楽の時間近くは、リズムと拍と拍子があるよという、そんなお話をしたいと思います。
これ、先週時間間隔、時間近くの話をしたんですけれども、それが端的に現れているのが音楽の世界でありますし、皆さんにとっても音楽の構造とか、例えばリズムのあり方とか、
拍とか拍子、よく耳なじみの深い言葉だと思いますので、これを改めて、どんな定義があるのか、どんな活用していきたいのかというのを、実演を交えながらお伝えしたいなと思います。
まず、このリズム、拍、拍子、この違い、分かりますかね? これは割と専門用語なので、一つずつお伝えしていきましょう。
まずリズムなんですけど、これは次々と現れる音の時間軸上での主観的なまとまりというのがあるんですね。
これ次々と、例えばですね、これね、あのタンタンタンタンっていうのが一つのね、塊みたいに聞こえてきますよね。
そういう音がある。そしてちょっと間が空いて、またタンタンタンタンっていうね、この3つの塊、お分かりになりますかね?
こんなような感じで、次々と現れる音の時間軸上での主観的なまとまりで、これ3つのユニットがあるっていうふうに感じていただければと思います。
これあの具体的にですね、一つの音が例えば継続的になる、そんなものがありますね。こういうふうに、どの音を流しますね。
これだとリズムにならないですよね。感じない。しかしながら、2つ以上の音が次々となってですね、
継続的にまとまりのある状態で行われると、リズムが感じられるわけなんですね。これがリズムの正体です。
このリズム、音楽以外でも認知されることが多いです。例えば人の声もリズムがね、喋ったりしてる、喋る時の音と止まる時の音、それが継続的にね、言葉、言語を使うと織りなされていくので、
人の話し言葉でもリズムが感じられることがありますし、あるいはですね、自然音でもあります。これあの、例えば雨の音がね、ザーッとなってくる。
そして雨が止んだ頃にポチャン、ポチャン、ポチャンっていう、そういう状態があると思うんですけれども、そうしていくとですね、なんかこの雨音に対してもリズムが感じられる。
つまり、次々とね、雨音の水滴が現れてくるわけなんですけども、それがポチャン、ポチャン、ポチャンってなってる状態で、これ何か一定の規則があるなっていう、まとまりがあるなっていう、そういうことで感じてもらえるかなというふうな、そういう音っていうのが一つ音楽的な、近くになるとですね、
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リズムということによって、時間的な構造っていうのが自然と感じられるということでお伝えしました。今日はですね、時間の構造、音楽の時間近くはリズム、拍、拍子なんですけど、リズムについてね、今日は集中的にお話をしてみました。明日は、拍、拍子のお話をしてみたいと思います。