-
-
スピーカー 2
インナーチャルドを客観視できるようになったら抑えつけられていた感情を出し切るということなんですが、
これは結構大変じゃないかなと思うんですよね。感情を出し切るっていうのはね。
スピーカー 1
大変ですね。この今の項目は全部ちょっと大変かなって思います。
実際にやるとするとね、本当に傷ついている場合はとても大変だと思います。
スピーカー 2
そうですね。気づくのも大変だろうし、気づいた後も大変だと思うんですよね。
スピーカー 1
そうですね。過去は過去って言っても、やっぱり過去があって今があって、そういうふうに割り切れないっていうまた苦しさがあるわけで、
それは本当になかなか簡単ではないですね。
スピーカー 2
まだ傷が癒えてない状態で、こういうことはなかなか難しいんじゃないかなって思いますよね。
スピーカー 1
そう思います。
スピーカー 2
だから、本当に時間が経つしかないですね、これ傷が癒えるっていうのはね。
スピーカー 1
そうですね。ただ時間が過ぎても変わらないので、どれだけ時間があっても、だから辛くても向き合っていきながら、
やっぱり自分がどう変わりたいのかっていうこともあるし、
まずどうして傷ついたのかっていう、さかのぼってみて、まずそういうところからですけども。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
で、今現在の自分がどういうふうにしていきたいのか、どう変わっていきたいのかっていうところでしょうね。
順番があると思うんですけど、気づいていく順番というか、見ていく順番。
スピーカー 2
なかなかこういうことも難しい状態ですけれども、こういうことをしないと自分のインナーチャイルドを癒すことは難しいということなのでね、
結構ハードルはちょっと高いかなって思いますね、これはね。
スピーカー 1
確かにそうですね。プロの人に手伝ってもらうっていうことも、もちろんね、本当に大変な思いをされている程度問題というかね、
傷に差はつけられないですけど、その人の性格とか環境とかいろんなことがあるので、
この人の方が大変で、この人の方が大変じゃないとかは全然言えないですけど、
でも深さは多分あると思うのでね、だから一概に自分一人で癒し切ることがいいとももちろん言えないですし、
プロの方にお願いサポートするということも必要になってくる方もいらっしゃると思うので。
スピーカー 2
そうでしょうね。なかなかね、自分の過去の思い出というか、傷を出すというのは本当に大変だと思うので、
誰かに手伝ってもらってもできないこともあるかもしれないですね。
スピーカー 1
そうですそうです。それは自分が常にそこに中心になっていかないと、あくまでもサポートなのでね、プロの方であっても。
スピーカー 1
だから自分がその気持ちにならなければ難しいですね。
スピーカー 2
そうですね。自分が変わろうとしないとやっぱりダメでしょうね。
次5番目ですね。インナーチャルドを癒すとどうなるかということなんですが、
インナーチャルドが癒されるとまず1番目、過去を理解し現在と切り離して考えられるようになる。
つまり過去に起こったトラウマのせいで現在もそれが起こるように思ってしまうので、
癒されると物事を客観的に見ることができるようになって過去にとらわれなくなるということですね。
なので、過去は過去、現在は現在というそういった割り切って考えられるということだそうですね。
その次、インナーチャルドを癒されると2番目、自分の行動パターンを理解できるようになる。
自分の思考パターンを理解することでいつもとは違う行動ができて、負の感情から解放される。
負の連鎖を止められるということですね。
なので自分の行動とか考え方を認識できるので、その自分の悪いパターンを認識して、これは良くないんだということで、
そういった負の感情から解放されるということですね。
そしてインナーチャルドを癒されるとどうなるか、3番目なんですけど、本当の自分の感情を理解できる。
自分の感情を抑えて他人に合わせようとするので、自分の感情がわからなくなってくるんですね。
でも癒されると自分の感情に目が向いて、自分の気持ちを理解できるようになるということですね。
あと自分の気持ちを表現することは悪いことではないと思えるようになる。
これは結構大事だと思いますね。自分の感情に気づくということですね。
結構自分の感情を抑えている人は多いなって思うんですね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
私はオーストラリアに住んでますので、オーストラリア人って結構自分の感情表現とか自己主張とかするんですよね。
そういう人たちを見ていると、日本人の人っていうのは結構自分の感情を抑えて他人に合わせているなっていうのは感じられるんですね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
それを見ていると、例えばお店の店員さんだとすごくよくしてくれるんですけども、
その裏で結構ストレス溜まってるんじゃないかなって思う時もありますよね。
スピーカー 1
そうでしょうね。
スピーカー 2
だから結構日本人の方は自分の感情を抑えている人が多いなとは感じてますね、ずっと。
スピーカー 1
本当にそれは小さい頃から比較的皆さんそういう風に言われてきてるっていうのも大きいんでしょうね。
スピーカー 2
そうやって教育されてますからね、日本人は。
スピーカー 1
自分は自分として生きるっていうことだったり、客観視できるというのかな。親のことを。
なるほどね。
スピーカー 2
そうですね。小さい頃っていうのは親っていうのは一番頼れる人物だし、この親がいなくなったらやっぱり自分は生きていけないっていう状態なので、
どうしても受け入れなきゃいけないっていう部分も多いと思いますけれども、
その親も他人なんだなっていうか、別の人間なんだなっていうふうに思えれば、気持ち的にも割り切れるっていう感じでしょうかね。
スピーカー 1
でもなんか親のことって本当に嫌いになれないっていうのも苦しかったですね、私は。
大好きじゃないですか。子供って本当に親のこと大好きなんですよね。
だからそこの葛藤みたいのもありましたね。
嫌いになれたらどんなに楽なのかってね、思いますよね。
スピーカー 2
ね、やっぱりずっと一緒に暮らしてますしね、いろいろしてくれますからね、親っていうのは。
だから本当に嫌いになれるっていうのはちょっと難しいかなって思いますね。
スピーカー 1
そうですね。まあ、ならない方がいいですけど。
スピーカー 2
そうですね。嫌いになる必要ないですけど。
でもね、それだけにやっぱり気持ち的にはね、すごく辛い思いも多いかなと思うんですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
で、結局そのことをお母さんに伝えたんですか?
スピーカー 1
そうです。長年かけて、まあそういうこと、でももう無理だと思ってたんですけど、伝えることはね、本人に。
だけどそういう、私が私として生きられるようになってからですね、それでそういうタイミングが、いいよ決して言おうとかっていうことではなく、
ちょうどそういうタイミングが来て、言える時っていうのをなんかもらえた時間だったんですけど、
で、その日も話そうとかっていうには思ってなかったんですけど、なんか話の流れでそういう話ができたんですね。
それではっきりと、褒めて欲しかったんだよっていうのを伝えたんですよね。
それをはっきり言えたっていうのは大きかったですね。本人に言えたっていうのが。
スピーカー 2
そうですね。本人の前で言えるっていうのはすごいですよね、やっぱね。
スピーカー 1
そうですね。なんか長年悩んできたことがね、そういう形で、言えたから達成したとかそういうことではないんですけど、
言うことによって、そこでいろんなことをちょっと思い出しながら、とはいえ、全てのことを傷ついたことやいろんな出来事を一つ一つ並べて言うわけにもいかないし、
その時に思いついたいくつかのことっていうのがあるわけですよね。
で、そういうことを決して時系列で話してたわけでもないですし、その中で思いついたことをいくつか話したっていう形だったんですけど、