みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳| マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、あらほうマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ感で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で内情を模索するみなさんのヒントになる視点をお届けしていきます。
淡路市までコピーライトをやってます。ジンボーです。よろしくお願いします。
スタートアップの思いを文化に変える戦略マーケターチーム、株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
今日のテーマは、マーケティングセンスの磨き方とは、アイデアの組み立てから事例とオススメの本です。
さあ、宮本さん、このテーマを取り上げた理由は何でしょうか?
はい。なんかね、あの人センスがいいねとか、マーケティングセンスあるねとかってこう…
言われたい!
言われたいね。言われたい言われたい。すごい褒め言葉よね、このセンスがいいってね。
センスがいいって褒め言葉だと思うよね。
なんか頭がいいと同義だと思うんだよね、ほぼね。
そうね。あの、何かを言っているかよくわからないけど、めっちゃ褒められてるよね。
めっちゃ褒められてる。なんかさ、頭いい人よりちょっと上だと思うんだよね。
あー。
知識とかを積み重ねた、さらにその上にいるじゃん。なんていうかな、運動神経がいいみたいに近いと思うんだけど。
あー、そうだね。確かに。
センスは、なんか頑張って獲得できるものでもあるけど、できないものでもあるみたいな、なんかその絶妙なニュアンスがあってくすぐられますよね。
そうですね。そうそう。なんか本めっちゃ読んでたらできるわけでもなく。
わけでもないよね。
でも知識がないとできないし、知識と経験を踏まえて出来上がったものを見て、センスがいいですねとか、いいですよね。
その謎のセンスというものを。
掴みどころがないのはポイントだね。
そうなんですよ。もうちょっとこう磨き方が何なのかとか、その辺を事例とか踏まえてわかるといいかなと思ってます。
で、今回書いてるマーケティングセンスっていうものは、人が動きたくなるコミュニケーションを作れることっていうところに定義を置いて考えてます。
でこれね、僕結構、前々職のトライバルメディアハウス自体すごく苦手だったんですよね。
なぜならば僕はもともとITコンサルなので、人の気持ちを理解するとか超苦手なんですよ。
てかもう数字でやろうよみたいな、そういうタイプ。
数字はあんまセンスいらないのかな?
数字は別のセンスだからね。
ああ、なるほどね。
ニュアンスとしてこの人きっとこういうこと言いたいんだろうなとかじゃなくて、もうなんか、
好き、75%の人は好きと言ってますとか、そういう数値で言ってくれるとありがたい派。
なので料理とかも塩少々とかじゃなくて、3gとか本当は言ってほしいみたいな、そういうタイプなので。
3g。いやー、俺はもう少々派だな。わからない少々で。
理系としてはね、スパッとわかるようにしたい。なんかこう人間の気持ちとか。
小さじ1杯とかさっきもうほら醤油で小さじ使ってるからもうベチョベチョやからもう塩無理だよみたいなあるんですよ。
そういうことね。
そうそう。
でも俺は少々、少々って言ってもさ、みたいな。小さじ1杯も少々な気がするし、パラパラ振っても少々だし、
何を、どういう気持ちで少々言うてんの?って思ってる。
話進まんわっていう。
そうだった。みたいなタイプなので、もともとITコンサルタントからマーケティターになった時に結構苦手だったんですよね。
で、僕Trivalの入社試験の時に提案したことがあって、Trivalのお客さんはUSJがお客さんだったので、
当時スマホが出始めた時期だったので、USJでスマホをかざしたらジュラシックパークとかの恐竜が入った絵が撮れるようなそういう体験とかやったら受けると思いますみたいな提案とかして、
宮本くんスマホ今何人持ってるか知ってる?ほとんどの人持ってないからこれほとんどの人やらないと思うよって言って、面接の時にダメ出しされるっていうそんなこともあったぐらい。
でも入れたね。
でも入れた、そう。こいつ大丈夫かなと思ったらしいけど。
こいつはうちで育ててあげなあかん子やと思われた。
マーケティングセンス、右脳的なところとか感じる部分は全然ダメだけど、論理的思考とか左脳部分はいけるからなんとかなるんじゃないかっていうそういう採用だったんだと思う。
まあそうだろうね。
僕もいろいろその後トライバルも経験したし、特に僕の中ではメニカで顧客理解とかをしていった中で比較的マーケティングセンスが磨かれたかなと思っているので、
その経験とかを踏まえながらいろいろと話ができたらいいなと思ってます。
おすすめの本とかも紹介をして、ちょうど年末年始なので、センスを磨く本とかも一緒に読んでもらったらいいかなと思ってます。
本編先に収録しましたが、神保さん的に今回の内容、どの辺が明日使える企画ネタになりそうですか?
そうですね。さっきも宮本さん言ってましたけど、宮本さん的なこの試行錯誤の、センスってなんだろうなみたいな、
この左脳的な人がどうセンスを獲得していくかみたいな試行錯誤が見えた。事例の選び方にしてもそうだけどさ。
なるほどね。
そんな感じもあったかなと思って。めちゃくちゃ胴真ん中の有名な事例もあり、
で、わりとちっちゃな事例とかもあり、
なんかね、ああそうだな、こういうアプローチいいよなとか、こういう言い方いいよなとか、
同じことを言うにしても、こういう翻訳の仕方の方が受け取ってくれるよねとか、
多分そういうことの積み重ねを、1個や2個じゃなくて、1000個、2000個とかって、
そうだな、こうだなっていうのを積み重ねていった先に、なんとなく傍容としたセンスが生まれてくると思うんだよね。
そうですね。そんな感じですよね。
そんな感じだと思うんだよね。
例えばファッションセンスがいい人って、多分街歩いてたときにぼーっと歩くんじゃなくて、
やっぱ見てると思うんだよね、ファッションをね。
あーそうだよね、きっとそうだよね。
そう。じゃあ行ってきまーすっつって、ただいまーって言うまでに、
多分100とか200とか、ジャッジしてんだと思うんだよね。
あー。
それの多分、365日とか何年かの積み重ねが、多分センスで、
何なのって言われたら、一個一個の積み重ねのさ、説明はできないけども、
でも多分、ジャッジの積み重ねだと思うんだよね。
これはあり、これはなし、これはあり、これはなし。言語化してなくてもね。
そうだね。
なんかその辺の話かなと思ったね。
確かに確かに。
だから多分あらゆることがインプットになるよね、みたいな話が。
あーそうですね。
あるよなと思ったんで。
年末年始でね、目標を立てると思うんですけど、
目標って必ずしも定性定量的なものじゃなくていいと思ってて、
なんか心構えというか、気持ちの持ちようというか、観点の目標もあっていいと思うんだよね。
今年はかわいいを極めようとかさ、おっさんがさ。
かわいい、今のかわいいって何だろう、みたいな。
一周回って平成レトロがいいとか、そういうことってどうなんだろうとか、何でもいいけど。
あー面白いね、研究テーマ的なね。
研究テーマ的な感じで設定するのもいいと思うんだよね。
あー、そうね。
やっぱセンスとかってそういうのの積み重ねによってしかできないというか、
なんか1ヶ月とか2ヶ月ではできないけど、積み重ねるとできる部分あるもんね。
あると思うんだよね。
なんか今年、今後多分しばらく、ペコパ以降、割とそういうモードなんだけど、
これからより強くなっていくのって多分優しさに対するセンスだと思うんだよね。
ペコパってお笑い芸人のペコパなんだよね。
ペコパはお笑い芸人のペコパ。
割と肯定芸だったりするんだけど、
最近はね、今年で言うと○○界隈とかさ、
やっぱ界隈系とかもやっぱりその、優しさというかこう、なんかくるまれたい感じ?
なんか、自分これ興味ありますけど自分だけじゃないっすからみたいな感じの、
なんかくるまれたい感じとか、自分だけじゃない肯定感みたいなのを人は求めてるみたいだったりするので、
なんかそこの、令和の優しさってなんだろうみたいな感じで、それもセンスじゃん。
なるほどね。
今の優しさと昔の優しさって違うからさ。
そうだね。
そこをちょっと関心を持ってみようかなとかな、それでもいいけど、
なんかそういうのを考えるきっかけになるのかなと思いましたね。
確かに確かに。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。
本編は約40分あります。
途中で聞けなくなった時のためにもここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
よろしくお願いします。
さて、宮本さんの今週のピックアップテーマはこちら。
マーケティングセンスの磨き方とはアイデアの組み立て方から事例とおすすめの本です。
さあどんな内容なんでしょうか。
はい、あのオープニングでも話した通り、
マーケティングセンスという中身がよくわからないものを何でもセンスと言いがちな人類みたいなところがありますが。
センスというサムシング問題になっちゃう。
そうそう、センスってなんやねんみたいな。
センスって言えば何でも言語化しなくていいって思ってるだろう的な感じはあるけどね。
でもセンスだもんな。
そうなのよ、センスとしか言いようがない部分ね、あるんですが。
チャットGPTもセンスねえなとしか言いようがない部分が多いよね。
あるよね、センスとしか言いようがないのはあるんですが。
今回の場合はマーケティングセンスっていうのは人が動きたくなるようなコミュニケーションという定義をした上で、
どういう風にそれを作っていったらいいのか、それを事例を間違えて話していけたらなと思ってます。
で、まず人が動きたくなるコミュニケーションっていう意味を作ろうと思った時に、
一番僕がマーケターとして忘れてはいけないなと思ってるのは、消費者は凄まじく低関与であるっていう前提ですね。
なんかこう、ウェブサイトとかLPとかバーナーとか作ってても、たくさんこういうメッセージを伝えたいからっていろいろ文言を書くんですけど、
文字を書けば書くほど読み飛ばすし、一瞬しか読んでくれないし、
本当マーケターとしては頑張って作れば作るほど読み飛ばされるっていうそういうところがあったりとかするので、
まずはもう興味ないんだと、僕らが作ってるものが基本的に。
興味を持ってくれないものをどう興味を持ってもらうのかっていうね、
まあジンボーさんもよく言うてますが、そこ大事だなと思います。
まずはあれだよね、モテないくんだと思って全てを発想しろっていうのは最初に叩き込まれますけどね。
そうですね、最初にここがもうまず第一関門というか、その前提に立つと。
なんかさ、代理店とかだとそれを叩き込まれるんだけど、
例えばリクルート系の人とか、割とこの売りに近いメディアから入ってきた人って全然ないんだよね、この発想が。
そもそもなんかもうほぼ買うだろうみたいな感じのところからの相手ばかりだから、そもそもユーザー買うのであるみたいな話し方なんだよね。
それをさ、どんだけ言っても伝わらないというかわからないんだよね。
そうね、いやそこは部署とか経験によってあると思ってて、
例えば僕も事業会社でDNAを働いている時に思うと、やっぱりプロダクト開発系の人は言えば伝わると思っていると思うんだよね。
まあ役割だからね、別にそれが悪いとかじゃなくても、そういう役割分担でしかないんだけど、やっぱりね、せっかくこれだけの思いを作って作ってるんだから、
ここまでわかってほしいとか言えば伝わるだろうっていう思いがやっぱりプロダクト系は強いよね。
プロダクトは入っているユーザーになっている人向けだから、そうなるのも当然だし、自分たちも熱があるし当然だしっていう感じだよね。
だからそこの人とそうじゃないって思わなきゃいけないマーケターの覚悟の間で割と騒音が起きたりしますよね。
ここが一番断裂だよね。
そうですね。手元で検索がすぐにできない時代ってことだよね。
できない時代ですね。iモードはあったので、一応ガチャガチャ、ガラ系で小っちゃい画面で検索すればできるけれども、今ほど便利ではなかった時代に、どうやってその人がテレビのCMを見ている間に検索をする動線を作るのかっていうのが結構革命的だったなと思います。
結構このCMを色々と分析してみると面白くて、中身としてはどういうものかというと、小田切城を演じるサラリーマンが日常で遭遇する様々な選択を迫られる場面で複数の選択肢を示すカード、冒険とか撤退とかそういうカードが出てきて、そのうちどれか一個を選ぶかどうかっていうところで続きはウェブでっていう形でテレビCMが終わる。
このライフカードのウェブサイトの特設ページに行くと、この選択肢、例えば冒険をするとか撤退をするとか、それは女性と仲良くなってこの後冒険をして告白をするのか何も声をかけないのかみたいな、そういう冒険か撤退かみたいな選択肢の中で冒険を選んだら次にどんなストーリーが展開されるのかっていうのがその特設ページで動画であるというようなそういったものでした。
スピーディーな展開とおだぎりのコミカルな演技が若者を中心に人気を集め、特設ページの閲覧数は最高時月間で1000万PVを超えたそうです。
すごいよね、1000万PVって、広告の特設ページではとんでもない数ですよね。
とんでもない数ですよねー。
大体スペシャルサイトって、すっげー作り込んだ割にはそんなに全然見られなかったねみたいな感じが多いよね。
そうそうそうそう。1000万PVとか作ろうと思ったら普通すごいお金かかったりするけれども、テレビCMを使ってそれを実現できた。
これは最初のオリエンとしてはどういうオリエンだったかっていうと、ライフカードっていう、今もありますけどのカード。
これアイフルの子会社らしいですね、ライフカードって。
ロゴタイプを一新してブランドをライフカードに統一したタイミングで、若年層を主要ターゲットにして、ブランド名の認知とイメージの向上を目的としたCM制作をしようと思った。
オリエンとしてライフ社からの要望っていうのは、ライフカードって別に街中に店舗がそんなにあるわけじゃないので、クレジットカードのカードを新規に作るって意味でウェブサイトを有効に活用したいと。
クレジットカード会社って多数あるけど、機能とかでほとんど再生がないっていうところがあるので、とにかく有名にしてウェブサイトに行ってほしいっていうオリエン内容だったらしいです。
確かにライフカードってこのタイミングで知ったんだろうね。それまではVisaとJCBしか知らなくて、アメックスってのがあるらしいって感じで思ったぐらいだから。
でもライフカードもあるんだなって僕もこの辺りに知った気がするんだよね。
そうだよね。だからこの時期に、これってVisa、Master、JCBとかって統一されてるもので、例えば今ってVisaのアナカードとか作れるじゃないか。Masterのアナカードとかも作れるし、このライフカードってのはVisaとかMasterとかのカテゴリじゃなくて、カード発行会社みたいな感じですね。
Visaのアナカードとか、今だとスイカカードとか、山戸電機が作ってるクレジットカードとか、いろんなクレジットカードをカード発行会社が作ってるけれども、楽天カードもそうですね。そういうのの一個としてライフカードっていうのがある。
でもまあね、カードってむずいですよね、別に。楽天カードでポイントつくからとかわかりやすいけど、他にライフカードにするメリットそんなに実際ないと思うんですよね。
もうVisaでいいわって感じだから、低関与中の低関与だよね。 そう、低関与でどうやって選んでもらうねみたいな。認知しかないよねっていう、知ってるからとりあえずそれ作ってみようかなぐらいの感じしかないっていう、中で選ばれるクレジットカードになれるかどうかっていうCMですね。
で、このプランナーを務めた麻生さんは、商品名であるライフカード、人生のカードっていうのにヒントを得て、カードの切り方が人生だっていうコピーを生み出したんです。
なのでこの人生の様々な場面で責められる選択に対して、カードがさっきの冒険とか撤退とかあって、このカードどれを選ぶのかみたいなところと、ライフカードっていうクレジットカードの名前をうまく紐付けたみたいですね。
で、こういろんな選択肢がある中で、その選んだ先にどんなことが起こったんだろうっていうのを気になる状態を作って、続きはウェブでって言われることでウェブサイトを見に行って、あ、小田議司はこの後こうなったんだっていうふうに思わせたっていうのが、この続きはウェブでっていうCMだったみたいですね。
でなんかこの、この続きはウェブでって今では普通によく使われる言葉だけれども、なんかこう、実は発祥はこのCMではなくて、2004年に放送されたネスレのエアロかな?のCMが最初らしいんですけど、でもほとんどそれは忘れ去られていて、
この続きはウェブでっていうのをカードの、ライフカードがやったカードの切り方が人生だっていうCMがすごく印象に残るもので、これをやったおかげで2005年から2006年に〇〇を検索とか続きはウェブでっていうそういった誘導するテレビCMが8倍に増加したらしいです。
なるほどね。
そう。だからそれをライフカードのこのCMを見てみんなが、なるほどそうしたらいいのかって思ったんだろうね。
多分ね、なんか模倣したところはあんまり検索されなかったと思うけどね。
まあそうだよね。
このCMはやっぱり最後に3択とかで行動を選ばせるところがラストシーンになってるからこそ、次の検索って行動に結びつくわけじゃないですか。
そこの失格系をあまり理解せずに続きはウェブだけを模倣しても全く意味ないよね。
意味がないよね。
だからこのテレビCMは小田切情が選択を選んで、ウェブに行ったらその続きが見れるっていう仕組みを作っているからこそ見に行こうと思うっていう感じですね。
そこまでテンションの上げ方が大事だよね。
上げ方大事ですね。すごいクリエイティビティがあるし、センサーあるなと思う。
センサーあるね。
人が動きたくなるコミュニケーションを、当時誰もがまだ気づいていないコミュニケーションを作ったっていうのはすごいかったなと思いますね。
基本的にめんどくさいじゃないですか。検索して何かをするとか調べるとかって。
VRとかなんとかとかいろいろあるけど、基本的にはほぼ見られないのはここに原画って。
コード換気の助走を15秒とか30秒とかでどうつけるかが大事だよね。
相当助走つけないと多分、ここまで行ってくれないぞっていうのを。
ユーザー目線だと分かってるはずなんだけど、みんな作ってる時はテンション上がってるかどうか知らないけど、見てくれるだろうみたいな感じで。
そうですね。
見てるようだね。ずっとね。
ようだね。
まあでもやっぱり慣れてないとそう思うよね。どうしても自分がマーケティングやってる時はすごく好感用だし、ちゃんと文章も。
文章書いてる側だからめっちゃ読むし。
こんだけ言ってるのになぜ伝わらないんだろうって思う人たちが街を歩いてる時にほとんどの広告を読んでいない見ていないっていう。
自分、そうだからだよって感じはね。
そうですね。1個目の事例、ライフカードの事例でした。
2個目の事例、最近見たウェブサイトで、もちろんさっきのCMとかは大きな企画なので、ちっちゃい系で2つあるんですが、
オンライン英会話のレアジョブのウェブサイトの価格の見せ方がめっちゃ秀逸やなと思った書き方で、
オンライン英会話のレアジョブって月額会員制でそれを払うとオンライン英会話が受けられるっていうそういうサービスなんですけど、
価格の書き方が、1レッスンがコーヒー1杯以下の価格でって書いてあるんですよね。
これどういうことかっていうと、月額、初月は3990円です。
で、毎日25分受けようと思ったら受けれるので、3990円のレッスンをちゃんと本当に毎日受けたら、1レッスン129円で受けれると。
なのでコーヒー1杯以下の価格で、入会金教材費無料で1,2万英語レッスンが受けられますと。
これコーヒー1杯より安いってなるとめっちゃ安いよなって感じるなと。
まあそうですね。120何円だからね。ドトールより安いもんね。
マックより高いかな。
いやいやいや、細かいな。
これでもすごく表現方法が秀逸だなと思ったのは、これ実際毎日受ける人少ないと思うんですよ。
そうだね。
毎日受けれるけれども、実際は秀逸だと思うんですよね。
実際はそうかな。随分高くなるね。
高くなるんですよ。
でもあれだよね、受けようかなって思ってる時って若干ちょっと前延びりな感じだから、理想論的な自分を想像してるよね。
そう、そうなんですよ。
ということは、毎日受けるよっていう想像が働きやすいね。
毎日受けるんだったら、ワンレッスンにたった129円で受けられるんだったらめっちゃいいじゃんと思って申し込んで、実際やり始めるとどんどん受ける量が減っていって、
1週間に1回だったのが2週間に1回になり、1月に1回になり、結果的にワンレッスン7908円になってるっていうことはあり得ると思う。
でもあれだよね、ワンレッスン2回しか受けなくて、ワンレッスン3000円くらいかかってるなと思って、3000円だったらリーズナブルな方だよなって勝手に当初の計算はどこに行ったんだっていう感じやけども、
でもそれで納得して、辞めるっていう決断をするコストを払うぐらいなら、みたいな。
肝心の法則が働くからね、人間にはね。
こういうのジムとかもそうですよね、入るときは月額1万1000円かと思って、でもまあちゃんと定期的に通ったらそんなコスト倍かと思って入るけど、
だんだんと行かなくなり、でも辞めるの大変だしなって言っとって、なんとなく続けちゃうっていうのは、こういうサブサービスはありますよね、ネットフリックとかそういうのもね。
なんでもそうですね。
でも最初の導入を、英会話とコーヒーって別に比較してないじゃないですか、普通はね。
でもそれをあえて比較したところに、人を動かすマーケティングセンスを僕は感じました。
3つ目が、これは僕最近駅広告で見て、これなかなか面白いインサイトついてるなと思って、マーケティングセンスあるなと思ったのは、
DMMオンラインクリニックのおうちAGAの広告で、スマホとかPC一つで医師の診療が受けられる月額2097円からのAGA治療っていうものですね。
どんな広告かというと、アンガールズの田中が出てくるんですよ。細長い人ですね。
説明の仕方よ。
なんて言ったらいいんやろな。
山根も細長いし。
確かに、アンガールズ2人ともそうで。
宮本さんも細長いし。
まあまあ、そうね。
このアンガールズの田中が忙しかったりとか、アンガールズの田中がめんどくさがりで、でもAGA治療したい、でも通院行こうとすると、
嵐に会っている、そういう動画があって、嵐の中通院しなきゃいけないみたいな。そんな時はおうちAGAみたいなね。
おうちで受けれるんだ。
そう、おうちで受けれるんですよ。
あと、迷う田中とかで、アンガールズの田中が色々迷ってたりとか、待つ田中で、これは病院の待合室で待ってるケースですね。
いつになったら診察始まるんだろうみたいな。
で、あとは会見の時に、いくらお金がかかるんだろう、高いんじゃないかなって不安になっている田中って。
っていうのがあって、そんなあなたにおうちAGAって言ってるんですけど。
で、これいいなと思ったのは、サービスとしてはスマホとかPC一つで医師の診療が受けられるAGA治療なんですけど、
ストレートに言うと、スマホで受けれるから便利だよって言いそうなところを、そこを言わずに、
病院に行くってめっちゃ大変やし、負がありますよね、そこっていうことを言ってるのが上手いなと思ったんですよね。
便利ですって言うよりも、病院行くの大変じゃないですかっていう方が、確かにそうかもって思わせる?
そうだね。なんかね、広告だからいいことを言いたくなるけどね。
そうじゃなくて、人回り、先回りして、なんで行きたくないんだろうって思った時のこの憂鬱感を先回りしてあげてる感じなんだろうね。
そうですね。特になんか僕もちょっとAGA治療やったことないからわかんないですけど、AGA治療って通院結構めんどくさいと思うんですよ。
なんかこう、紙を生やしたいけど、なんかそのために病院並んでたりするのとか、ちょっと恥ずかしいなとか思いそうだし、
待合室でね、「あ、この人もAGA治療受けてるのかな?」とかさ。
確かに。待合室で見渡したくなりそうな感じ。
そうそうそう。で、「あ、俺はこの隣の人よりは髪が生えてるぞ。」とかさ、そういう病院に行ったら神のことしか考えなくなると思うんだよね、その瞬間って。
それ専門のクリニック的な感じなのかな。
そうだと思うよ、AGA治療とかってね。専門の。見渡しちゃうと思うんだよね。やっぱりね、そういうの嫌だと思うから。
病院に行きたくないけどAGAは治療したい。でもこう、市販の育毛剤とかでは効果がないんだってなった時には、
あ、スマホで簡単に行けるんだったらいいじゃんっていうのは結構刺さるんじゃないかなと思いましたね。
確かにね、でもなんか、スマホでできるんだっていうのは割と発見があるかもわからないですね。
そうなんですよね。なんかこう、病院で処方される薬って病院に行かないともらえないものだって思ってましたけど、
最近ちょっとずつその辺も規制改革されていってますよね。ウェブでオンライン診療でお医者さんと話をして、医師で送られてくるっていう、
そういうサービスができてきてるんで、それのAGA版だと思うんですけど、
普通知らないと思うので、病院行かなきゃと思ってるから、そこは結構これからのビジネスとして面白いんじゃないかなと思いましたね。
そうですね。フェンス。ユーザーというか、ニコミ顧客の憂鬱感をうまく拭いとるセンスみたいな感じかな。
そうですそうです。気づかせるというか。これね、スマホだから便利ですだと言ってること同じなんですけど伝わらないと思うんですよね。
そんな広告アプローチいっぱいあるよね。
いっぱいある。いっぱいある。で、まあみんなそう言うよね。
絶対しないよね。
そうなのよね。そうなのよ。そりゃまあスマホだと便利だろうさって終わっちゃうので。
そりゃそうだよね。
そう、言ってることは正しいんだけど伝わらないことって意外とたくさんあるからね。
そうだよね。なんかね、プレゼンの基本は全てのワードがニュースであることって言われたんだけど、だから、「へえ、そうなんだ。」みたいな。
なんかそういう要素がないとさ、スマホでできますとか便利ですって大体そうだからね。
そうって思うよね。
そうでしょうね。でしょうねって普通思うことが多いよね、最近。
確かにね。
大体のコミュニケーションはそうですね。
そうなっちゃってますよね。そう。なのでまあそこを解決しているのはここはセンスがある。
そのマーケティングセンスの訓練方法なんですけど、大きく2つだなと思ってて。
1つは自分が実際商品を購入したくなった時とか、広告を惹かれた時の自分の心の動きを思い返す、トレースするっていうのが1つの訓練方法だなと思ってて。
まさにこの僕が見たこのDMMオンラインクリニックのおうちAGAの広告も、ふと山手線の中で見て、思わず見入ってしまったんですよね。
僕はAGAでもないにも関わらずですよ。これは何だろうって思って、ああそういうことか、うまいなーって思ったんで。
自分が広告とかを見て興味を持ったりとか、何だろうとか貼ってみたいと思った時に、あれ今これなんでそう思ったんだろうなっていうことを思い返すと、1つ勉強になるかなと思います。
あとはマーケティングの基本ですけど、顧客理解とかインタビューっていうところで、僕自身昔よりマーケティングセンスが上がったなと思ったのは、
やっぱりエニカをやってる中で、顧客インタビューとかコミュニティの中でいろんなお客さんと話をして、
こう言ったらこの人に伝わるだろうな、こう言ったら伝わらないだろうなっていう肌感を持てたのが大きかったので、
やっぱりそういった顧客を理解したりインタビューする機会がいいんじゃないかなというふうに思ってます。
顧客理解インタビューはね、そういう立場じゃないとなかなかできないけどね。日常でできることとか補えることってあるのかね。
まあでもそれ1個目じゃないですか?広告に惹かれた時の自分の心の動きをトレースする。
あー確かにそうか。
ちょうどこれ放送日が年末年始28日なので、いろいろといつもテレビを見ない人もテレビを見て、いつも見ない広告を見たりテレビCMを見たりすると思うんですよね。
そうなった時にこれ面白いなと思ったのはなぜ面白いなと思ったのか。
まあでもね僕は香川に帰ってCMを見るんですけど、年末年始の地方CMってびっくりするぐらいローカルなやつがあるからね。
そうだよね。
どこどこ製作所です。新年のお喜びを申し上げますみたいな。
あるよね。
あるよね。そんなお金かからないとはいえもうちょいコミュニケーションこだわったらいいのにと思うけど。
言えば伝わると思ってる方アプロしてあるよね。
っていうことだね。とはいえ新年のご挨拶CMで流さんでもいいのになぁと思うけど。
僕はさっき思ったのは顧客理解インタビューの代わりになるものとしてはやっぱり会話だと思うんだよね。
だから小学校に帰った時に、たとえばお1個目1個と喋るとZ世代の考え方がわかるとかさ。
あーなるほどね。
ちょっと意識的にインタビューのつもりで聞いてみるとかも結構いいんじゃないかなと。
いいですね。確かに。
じゅんもさんあれですもんね。女性に会ったらシャンプーの目柄聞くって言ってましたよね。
そうそうシャンプーの目柄。
今さっきは聞いてないけど。
1度目は4を聞いてましたね。
あー確かにね。それとかいいよね。トレーニングとしてはね。
そうだね。あとはもうあれだな。
1個目1個目に会うと聞くのはヒカキンって本当に流行ってんの?とか。
あー。
全然流行ってないとか言われて。
はいはいはい。
やっぱそうだよね。
感覚、なんかね若いからってそんなに変わんねえんだなって思ったり。
まあそれもね、タイプ?クラスターによるんだろうけど。
なんかそんなもの発見があるというか、こうだろうな、こうだよなって思ってることの確認ができたりとか。
それが一個一個で割と解像度が高まってくると思うので。
そうですね。
じゃあなんか妙に振りかぶらなくていいと思うんだよね。
女性向けだからこうだとか、若者向けだから、Z世代向けだからこうだとかって、
わかんないことに関しては妙に振りかぶって変な方向にボールが飛んでいってしまうことが多いんだけど。
よりわからなくしているというかね。
そうそう。
わかりやすくするためにやってるはずなのに、結局わからないもんね、それだとね。
そうだね。
だからその辺を割と自然体にできるようになるにはやっぱりね、ちょいちょい解像度上げとかないといけないみたいなのがあるかもので。
確かに確かに。
インタビューできたら一番いいけど、できなくてもなんかね、一個一個の会話を意図的に意識的にやるの大事だなって最近思いますね。
ですねー。もうなんていうか、そういう意味でも時代を先取りしてるというか、Kindleがあるから大丈夫だろうって思って書いた本なんかは知らんけど。
上山梨子さんの本で、エロが苦手だった女子大生がおなほD2Cを立ち上げ成功するまでの全過程を書いてある本ですね。
でもなんかおじさんの僕でも相当抵抗感があるというか、なんかすげービビるんだけど。ここまでのタイトルの本はすごい怖いね。
ちょっと買えない、読むの恥ずかしいよね。でも書いてある中身はね、しっかりしてるんですよ。
ちゃんとおなほを使ってる友人とか男性に一人一人にインタビューをしていて、マッチングアプリとかでもインタビューさせてくださいっていう理由みたいな感じでいろいろマッチングして話を聞いて、
全く女性やからさ、使ってる人の気持ちも自分とは全く関係ないしわからないけれども、インタビューを積み重ねてコンセプトを考えて売れる商品を作ったっていう、そういうストーリーでしたね。
ちょっと年末年始ね、ご家族がいる場所で読むには読みづらいかもしれませんが。
ちょっとありますが、こういった誤差つの本。実際に取り組んだマーケターの本で、全部流れというか、実際そういうあった時に私はこう考えてこうしました、でもこういう失敗もあってとかって、ちょっと小説っぽく読める本なので、この本たちは全部。
なのでビジネス書ではあるんですが、読みやすいんじゃないかなと思います。
そうですね。僕も昔、アパレルガイドを募るサイトのスペシャルサイトに電話したことがあって、女性のアパレルとかって全然わかんないじゃないですか。
まさしくオナホール的なことをやって、社内でアパレルとか好きそうな女性に10人ぐらいインタビューして。
あなたが学生時代にアパレルのバイトをやるとかに関してどう思っていたか、心理的抵抗とか、憧れはあるが実際はこうだとか、店頭で売ってるものを買わないといけないとかあるじゃん。
買ってきて立たないといけないとか、全然儲かんないとか、いろいろネガもあるので、どうなんだ、実際どうなんだ、憧れていけるのかなとか。
でもネガも一定普及してる中でどうなんだろうとかっていう、その辺のリアルな肩感をヒアリングし、課題はここです、だからそれを払拭するためにはみたいな感じで企画を立てることがあって。
へー。えらいね。
すごいでもね、全然わからないことでもなんとか乗り越えられるんだとは思いましたね。
素晴らしい。
その時に気づいたのは、相当今はネガな部分が立ってるから、なかなかアパレルバイトとかっていかないんだけど、だいたい絞られてくるんだよね、このネガな懸念というか。
だからそれをテンポよく解消するインタビュー企画みたいな感じで、それをポンポンポンポンって解消してあげると逆に乗ってくるみたいなことかなという感じでやりましたけどね。
へー。
でも代理店でもちゃんとそういうインタビューやる人ってやらない人いません?
そうだね。僕の場合も完全にわからなかったから、その時は。
その時はもう本当にお手上げだったんで、でも欲しかったな、案件。
だからめっちゃ頑張ったけどね。
でも分かった風な商品だと割と分かった風でやっちゃうことも多いだろうね。
確かに確かにね。本当聞けばね、もっといろいろと発見があるかもしれないけど。
でもそれでもいいんだよね。本当にリアルな顧客に聞くとかじゃなくて、自分の身近な人で聞ける人に聞くっていうのだけでもすごい学びになりますよね。
学びになると思いますよね。
マーケターとかの良いところって、人生の節目節目で何かしら取り組んでる課題があるじゃないですか。
今回はクラフトビルだとか、今回はシャンプーだとかなんかあるから、何かしら誰かと会ったタイミングである切り口で聞けることによって人間理解が進むみたいなのがあるかもわからないよね。
ありますね。僕この間忘年会で話の引き出し多いですねって褒められたんですけど。
マーケター妙理やなと思いました。
そうだよね。そうやっていろんな角度で商品を通じて人間のことを、しかもあらゆる世代のあらゆる生物の人間のことを考えるから、若干引き出しは広くなるかもね。
そうだよね。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか。
ツイッターゲインXのハッシュタグマーケターのマイナカラジオかLINEコミュニティで教えてください。
LINEコミュニティのURLは概要欄からご覧ください。誰でも匿名で気軽に参加できます。
さて今週のアシタツカエル記念座長マーケターのマイナカラジオもそろそろ締めのお時間となります。
今回ライフカードの事例を説明するために、ライフカードのCMをYouTubeでいろいろ見てたら、概要欄にミクシーコミュニティのリンクが貼ってあって、
どうするどうすんの俺コミュニティっていうミクシーのコミュニティがあって、4万4千人コミュニティに参加してるんですけど。
2005年くらいのミクシーユーザーがミクシーコミュニティで。
すごいね。誰もコミュニティに属してると思ってないね。
いやそうですよね。なんか当時やっぱこういうの流行ってたなぁと思って。
そうだね。
で、切羽詰まった時にどうするどうすんのってなったらこのコミュニティに相談するっていう場みたいです。
そんな切羽詰まってる時にコミュニティのレッスン遅いぞ?
いやでもね、電車男とかあったじゃないですか。昔ね。
あったね。
そう、そういう時代だから、そういう流れでこういうのもあったのかなと思って、ちょっと懐かしいなぁと思っていた時に、
12月16日ですか、ミクシー2ができたりとかね。
できたね。
急にいろんなところで。ヤフトPにも載ってましたね、ミクシー2できたって言って。
そうですね。収録である今日はできて翌日なんでね。でも割と盛り上がってるなーって感じだけどね。
ね。まあ28日放送日にはどうなっているのかわからない。
出列的な感じになるのかどうか。
そうそうそうそう。初期はね、盛り上がるけどね。
初期は盛り上がるよね。
でもこうね、スレッズもそうだし、そういうのがFacebookとかX上で次のSNSが拡散するのも面白いなと思って。
うん、確かにね。
でもまあ僕、なんかミクシー2は流行るのか議論ね、最近みんなやってますけど、
僕の中では結局スレッズとかクラップハウスみたいに簡単に拡散できるものはスターレルもスピードも速いと思うので、
まあダメなんじゃないかなと思ってますね。
そう。
そこまで流行らないんじゃないかというのが僕の試験でございます。
あー、なるほどね。
なんかこれまでとは違うみたいな感じのことを言う人もいますよね。
あー。
何が違うかちょっとわからないけどね。
そうそうそう。やっぱね、もうちょいもっと大きく変わらない。
例えばInstagramが出てきた時って画像のSNSってなかったから。
そうだねー。
Instagramは画像だし、TikTokはショート動画だし、最近若者の中で流行っているBリアルだと瞬間を切り取るとか、
そういう意味でやっぱ体験自体を大幅に切り替えないと、似たようなサービスだともう移行するのが手間なので、難しいんじゃないかなーって思ってます。
そうだねー。
うん。
だから僕はもうスリップストリーム型人生を歩んでいるので、
うん。
あのー。
どういう人生?
人の風邪切った後で楽して走るみたいなことをやりたいですね。
あー、そういうことね。
アーリーアダプターの皆さんよろしくって感じですね。
あー。
もう十分に遊び尽くして、ここはもう大丈夫、遊べるってなったら、レッドカーペットを敷いてもらって僕が登場する感じ。
あはははは。
なるほど。
やっぱね、アーリーアダプター的な、まあそうだな、そもそもモチベーションもないしってのもあるけど、
どうせ好かれるんだったからね、なんか無駄な感じするじゃん。
っていうか、多すぎたからさ、これまでスリップスクラブハウスとか。
そう、多すぎるんだねー。
正直、導入コストって割と馬鹿にならないから、人生の中でそういうの無駄なことは嫌だなーと思って。
でもまあこう、なぜみんなが一気に殺到するのかっていうと、結構こういうSNSって最初にそのSNSを極めると、
例えば最初にSNSをやり始めた人ってフォロワーも後から付きやすかったりとかするので、先行者優位みたいなのが取れるっていうのがあって、
新しいSNSができたらみんなが飛び込むのがブームみたいになってるんですけど、
もうなんかね、ここまでみんなが飛び込むようになると、もう先行者優位もクソもないからね。
そうだねー。
昔はね、そういう時あったけどね、フェイスブックページを作ったらプレスリリースする時代とか、
2009年とかあったんで、その頃は確かに新しいSNS作ったら誰よりも先にアカウントを作り、
情報発信し、そこで事例を作ってっていうのが勝ちパターンだった時はあるんですけど、
もうそういうんじゃないよなーって思います。
で、僕が次来るならこんなSNSあったらいいんじゃないかなって妄想したのは、
AI型のSNSができたらいいなと思って。
どんなものかっていうと、もう自分の友人の話じゃないのとか色々とおすすめとかおすすめ欄とかも、
意味知らない情報ばっかり、ニュースばっかり流れてきたりとかするのとか面白くないんで、
自分の友人とかが、あなたのやってるこの行動に興味持ちそうですって言われたら投稿したくなるなと思って。
例えば、AI型SNSは僕が今日何したかを全部知ってるわけですよ。何を飲んだか何をしたかを知っていて、
で、そのAI型SNSが、きんぼさんが今日飲んだビールについて興味を持ちそうですよとか言うんですよ。
で、今日飲んだビールの感想を教えてねって言ったら、
ああ、なんか晴れ風うまかったなとかって言ったら、それが投稿されるっていう。
で、それがじんぼさんに届くっていう、そういう投稿も誰かの興味があるから促されるパターン。
タイムラインも自分の。
で、まあなんかあれですよ。アニメとかガンダムとかでなんかあのぴょんぴょん飛んでるキャラクターとかいるじゃないですか。
あのAI型のドラえもんじゃないけど、こう対話型AIみたいなもんなんですかね。
そういうのが生活をサポートしてくれるようになって、
SNSとかもそれと融合していくんじゃないかなみたいなことは妄想しました。
でもあれだよな、やっぱり問いを投げかけるというか、問いを生むことってやっぱりAIと一番真逆な感じもするんだよね。
なんか最後に人間に残るのってやっぱり問いを投げかけること?課題の創造とかだと思った時に、なんかどうかな。
AIに言われて。だからこれはあれですよ、AIが言ってるんですけど、AIじゃなくて、友人のジンボさんが興味を持ちそうですってAIが言うっていう。
あの俺が思うのはね、AIOかな。SEOのAIオプティマイゼーション版みたいな感じで。
そっちの逆かな、だから友人がAIエージェントをみんな使い出すじゃないですか。自分の必要な情報なりを探索していくよね。
だからAIエージェントがこういうことを探索してますよっていう、その探索されてることを迎えに行くオプティマイゼーションを発信するみたいな感じのことが必要になるんでしょうな。
そうね。SEOのAI版はね。今後ちょっとどういう仕組みでやっていったらいいのかは謎だが、なんかテクニックとしてはありそう。
それもAIがやるんだろうね。対応がね。
人間は何をしたらいいんだろうってなってくるよね。
人間はビール飲んでりゃいいんじゃねえの、究極は。
でもやっぱりこのAISNSが大事だなと思ったのは、人間はビール飲んでたらいいんだけど、AIとしてはそのビールの感想をめっちゃ聞きたいわけですよ。データ化したいから。
AIはビールの感想がわからないから、何がしたか、その人のアクション、何をしたかは多分AIがわかるはずなんですよね。
でもそれの感想はAIは聞けないけど、人間が知りたいのは感想なので、それをうまく引き出す場がSNSでAIと融合していくんじゃないかなって。
究極はあれだよね、ヘッドセットみたいにつけて、ノウハウとかドーパミンがどう出てるとか、その辺のやつをちゃんとAIに教えてあげたら、ちゃんといけるんだろうね、その辺の接続はね。
あ、そうね。
だから感想って言ったらさ、適当なことしか言わないもんね、うまいとかさ。
今日は昨日よりおいしいとか適当なことしか言わない。
でもね、そんなノウハウとかで測られた感想を聞いても、聞く側は面白くないからね。
ジンモさんは晴れ風邪を飲んで、ノウハウが何ポイントで、アルファベータ波が何パーセント出てとか言われても、こっちはなんかわからないからね。
そこは人間としては意味不明でも、昨日飲んだビールよりうまいなって言われた方が、その情報に信頼性はないけど。
人間としては理解できるけどね。
そうだね。なんかあれじゃない?俺が一杯目のビールを飲んだ時のイメージ画像を生成してくれるじゃないの。
それはちょっとわかりやすいかもね。
ワインのあれなんだっけ、なんとかのしずくという漫画のやつだと、だいたいさ、ワイン一杯目飲んだら、ん?って暗転してさ、ここはどこだ。
あ、そうか。ここはあれだ、中世ヨーロッパのなんとかだ、みたいな。
ハープを引いているみたいな。
まずここはどこか、どこだ、から始まるみたいな。あっち系のやつの一コマ目を生成してくれるとかあったら、面白いだろうけどね。
すごいね、ワインだけでそこまで想像力を広げられるってすごいね。
そうだね。
ビールはそんなに奥深くないんだよな、課題はな。
でもワインも言ってるだけというかさ、そういうふうに言う人いるけどさ、なぜそう思うんだろうって思うけどね。
あと体調にもよると思うんだよね、その辺ね。
絶対そうよね。
あとは多分、知識情報も入ってると思うよ。
これはボルドーで作られたからフランスの香りがするみたいなさ、それ情報から言ってるだけですよねっていう。
そうだね。
まじかよな。