00:05
みなさんこんにちは。やっと私どもの畑を募集できることになりました。
なんか言い方おかしいですね。募集をかけることが可能になって、本日より募集していただくことになりました。
本当に道のりはなごうございましたが、
でも、5月に加藤先生とのお出会いがあって、それから考えましたら、1年かかっていないというふうになりますよね。
それを考えましたら、非常に恵まれたなとは思っております。
当初、約200坪を開始するというふうに計算していたのですが、
なんだかんだございまして、70坪ほどは今年の年末から募集開始できるように、また4条申請をすることになりました。
手前の方がどうにかいけそうな感じではございますが、
最初出した価格がひょっとしてちょっと高ければ、また毎月月に見直していきたいというふうに考えております。
月の始めですので、ちょうどいいのかなと思ったりもしております。
ずっとカナの話をすると言っていたのですが、
この話をし始めましたら止まらないのですが、聞いてくださる方はあるのかしらと思っちゃうのですが、
どこまで話していましたでしょうかね。
とにかく簡単だということを私は言いたかったんですよね、きっとね。
カナが書けるということで、非常に助けられた部分もありましてね。
漢字の先生にはきちっと指示をして漢字を一生懸命やった時期というのが私にはあったのですが、
カナをね、一からという経験がなかったんですね。
03:03
それで大人になってから仕事の関係でカナの先生に出会うわけなんです。
それですぐに入門させていただいて、入門するときに目的ははっきりお伝えしたんです。
娘が結婚するときに百日酒カルターを私が書いて、嫁入り道具に持たせたい、ただそれだけだったんですね。
その当時の先生もね、本当にそれができるかどうかを試したかったんだと思うんですけれども、
よく考えてきなさいということでお手本を何枚かいただいて、これを見ながら何枚か書いてきてちょうだいとおっしゃいまして。
それで書いてまいりまして、入門が叶いまして、最初は百日酒カルターって小さいでしょう。
本当に名刺をちょっと大きくしたぐらいでしょうかね。
その当時最終版というのが出てたんですね。砂子で綺麗に装飾した200枚のカルターがセットになって、
ちゃんと表具屋さんが作った折り畳み式の箱みたいな、そういうのにきちっと入ってましてね。
それで書き存じ用が10枚あったんです。そんな書き存じ用なんてあっという間に消えちゃいました。
私はその後、200枚のうち100枚書き直すというとんでもないことに突入しちゃうんですけれどもね。
本当に、金の教本みたいなのがございますでしょう。現代の作家さんたちが書いた入門編みたいなのがあるんですけれどもね。
もうそれはどうでもいいと思うんですよね。もうそういうことしてる暇はないんですよ、私たち大人には。
06:12
もう書けなくてはダメなんですよね。いきなり書いてもいいぐらい。
そこでね、私が一番助けられたのは筆なんですね。
今日はその筆についてお話ししようと思うんですが、私の金の師匠は、
金はやっぱり日本の字だから日本製の筆で書けるっていうのが考え方でしたね。
私は漢字は中国の筆を使っておりましたが、金は日本製の小筆を使ってたんですね。
でもね、もうどうも上手くいかないんですよね。細い線が書けないんですよ。
それで、もんもんとした練習が続いてたんですが、その練習というのは、
毎週先生が版紙に書いてくださる、その金の100人種ですね。
それを綺麗に書けるように練習してくるんですが、そのサイズがね、だんだん小さくなってくるんです。
最終的にカルタと同じサイズで書かされるわけなんですね。
カルタと同じサイズになりましたらね、太く書いたらぐじゃぐじゃになるんですよね。
見てられないみたいな。
それでまあ、細い線を出すっていうのが、非常に私にとっては苦労だったんですね。
で、その間にまあ、いろんな展覧会も見に行き、国宝の本物の金というのを見たときにですね、
もう圧倒的に、現代の書家と全く別物だというふうに思っちゃったんですよ。
悪いんですけど、書けない私がね、言うのは悪いのですが、全く別物だと。
で、どこが別物なのかなというふうに思ったんですけれどもね、
いろんな要因はあると思うんですよ。
09:03
でもその一つに間違いなくこれが違うって思ったのは、書くスピードなんですよ。
書いているスピードっていうのがね、字から見えちゃうんですよね。
いろんなものを見てきたら、金をなさりたいのであれば、
その先生の書く金のスピード、これは非常に重要になってくると思います。
ゆっくりゆっくり丁寧に金を書かれる先生っていうのは、金の専門ではないっていうふうに考えてもいいと思います。
でね、筆なんですけれどもね、私奈良県に住んでおりますので、筆の会社はいろいろあるんですね。
その中で私が出会った筆っていうのがね、書道の筆ではなくて、絵手紙用の筆なんですよ。
その筆屋さんでは絵手紙用の筆として売っているんですね。
非常に安い。私が最初購入した時は1本500円でしたね。
今600円じゃないでしょうかね。ですので、660円だったと思うんですけれども。
アカシアさんという会社なんです。平仮名でアカシア。
で、イタチ綿総筆。イタチの毛で作られてます。綿総筆ですね。
綿総筆って言ったら、日本画とか書かれる方が顔の表情とか書くときの一番細い筆ですよね。
それでね、書き始めたら、どんどんどんどん書けていくんですよね。
それでまあ、私の先に100人紙を書いた方は、6年かけて書いたっていうのを、私は2年で仕上げたんですよ。2年足らずで。
で、もちろん、持っていって先生がよしとおっしゃってくださったのを残していくんですけれどもね。
それでもね、1年経ったらね、もう自分の字が嫌になっちゃってね、半分ぐらい書き直しちゃったんですよ、ひそかに。
12:10
そうなっていきますのでね、最初ね、練習ばっかりしてたらね、絶対に上達しないと思うんですよ。本番ですよ、本番。
いやー、だからどういうのを最初のゴールに持っていくかもあると思うんですよ。
一つの軸を作るために半紙一枚を仕上げるみたいなのもあると思うんですけれどもね。
それでもね、その時でもやっぱりお手本は、国宝級の昔の平安鎌倉時代のコヒッツと言われる名品ですね。
あれの中からお選びいただきたいと思います。
いろんな本が出ておりますし、いろんな展覧会の図録にもいっぱい掲載されておりますのでね。
その中から一番お好きなものをお選びになって、絶対書けるようになりますのでね、書いていただきたいですね。
漢字にもカナにも共通して言えるテクニックっていうのがあるんですよ、ただ一つの。
これ両方とも、これが一番大事だと思うんです。
それはね、赤ペンは書きにくいかな。
筆ペンってございますでしょ。筆ペンね、いろんな色が出てるんですけどね。
中のインクがなくなれば、墨汽とか使ってもいいんですけれどもね。
シューの筆ペンってあるんですよ、シュー色。
そのシューの筆ペンを使って、自分の書いた字に、自分がツッコミを入れていくんですよ。
もうこれが一個でも多く書き込めて、真っ赤になるぐらいツッコミを入れるようになったら一気に上達しますので。
もうこれは漢字もカナも、私は今、書道の練習をするときは必ずそれをやっておりますね。
到達したいお手本と自分のどこがどう違うかですね。
細かいところまで言えば、跳ねる角度が違うとかね、跳ねた長さが違うとか、細さが違うとか、最初は全て違うんです、本当に。
15:10
何事もそうだと思うんですけどね、比較検証していくときにいくつ答えられるかだと思うんですよ。
そうしていくうちに、漢字でしたら、私は応用順っていう方の字を一生懸命稽古するんですね。
応用順の特徴というのを何個言えるかですよね。
応用順は古い古い石に彫った字しか残っていないので、それを書道でアレンジして書いた応用順の臨床みたいなのを出していらっしゃる先生のお手本と私の字を比較するときも徹底的にね、
中色の筆ペンでツッコミを入れていくんです。
まあ本当に見事に違いますね。
草が無理でも、左の方の上から下に突き抜けるその線がですね、左からだいたい何センチくらいのところに来ているとかね、
何分の全体の何分の何のところに来ているとかね、そういうツッコミを入れていきましたらね、自分が同じところで間違いをしているっていうのに気づかされるんですね。
もうね、これだけ分かっていても何回書いてもね、何回言わせるねんみたいな、それぐらいね、同じ間違いはやっちゃうもんなんですよ。
でもね、それに懲りずに、もうこれでOKって言うまでね、まず書いちゃうんですね。
次に行く前に、まず一つを書いちゃうんです。
それを私は百人一種で鍛えられたんですね。
読み札と取り札ってあるんですが、取り札の方は下の句だけですのでね、字が大きいんですよ。
割と簡単なの。読み札には、呼んだ人の名前も長い名前も短い名前も全部入ってますのでね。
しかも紙の句も下の句も入ってますので、非常に書きづらいんですね。
18:04
それで、もう与えられたそのカルタの、本物のカルタに変えていくわけなんですよね。
でもこれ間違えたら捨てなければいけない。それがもったいないでしょ。
だからね、かなり上達いたしますね、はっきり申しますって。
だから本気で上達したい人は、私たちは練習の時は版紙を使うんですが、色紙を使いになったらどうでしょう。
一番非常に高価な色紙とか。
まあでもね、自分で自分の字を、そのお手本との違いをね、シューで書き込んでいくことを思えば、最初は練習用の版紙でいいと思いますね。
で、真っ赤になって、だんだんとシューの部分が少なくなってきて。
で、これでOKのところに来たら次に行くんですね。
まあそういう風にするのであれば、カルタを作るっていうのは非常に上達の早いツールだと思うんですよ。
それとか、物語一冊全部写しちゃうとかね。
非常に根気のいる作業ではありますが。
それでね、カナでイタチメンソーを使うようになってから、私はね、漢字のね、1.4ミリっていう字に挑戦したんですね。
非常に綺麗な縦一直線のね、銀色の線が描かれているのかなって思うぐらいの般若心経の細い普通の軸の半分ぐらいの軸でしょうかね。
私今、家の廊下の突き当たりに描けてるんですが、25センチくらいでしょうかね。
その標具を見た時にね、もうなんて美しいんだろうと思って、私もいつかこれを描きたいと思ったんですよ。
そうしましたらね、カナで鍛えたその小さな字を描く技術っていうんでしょうか、細い字を描く技術が、それを完成させてくれたんですね。
21:03
まさにカナが漢字を助けてくれた場面です。
あれが完成した時は嬉しかったですね。
標具屋さんのところに持って行きましたよね。
部屋に引きこもって、一気に4時間で描いちゃうんですね。
4時間半でしょうかね。
いや違う違う違う。
4時間半で描いたんですよ。
4時間半で描いたんですよ。
4時間半で描いたんですよ。
4時間半で描いたんですよ。
最終的にはそれが2時間ちょっとで描けるようになったんですよね。
それを一番中にね、
一番最初はね、4時間半くらいかかったね。
最終的にはそれが2時間ちょっとで描けるようになったんですよね。
で、それを
一番目立つね、上から3分の1くらいのところで
ちょっと曲がっちゃったんですよ。ほんの少し曲がっちゃったんです。
でも一応ね、兵庫屋さんに天地が収まったのでね、天と地が
もうこれでいくっていう風な感じで持っていったんですよ。
ちょっとだけここが曲がったんですけどね、って言って出したら
兵庫屋さん見るなりね、書き直しましょうって
一言おっしゃったんですよ。
まあでもね、それ言われて、なんかスッとしたような気分ですね。
やはり後々残るものですから
それをね、そんな中途半端な気持ちで出したらね
これ後々残るんですよ。後々ずっと見るんですよって
兵庫屋さんに言われましたね。書き直してくださいって言われました。
本当にね、でもね、まあ帰ってきてね、夫に言ったんですよ。
あれだけ必死でやってね、兵庫屋さん持っていったらね
書き直してって言われたのよって言いましたらね
それは兵庫屋さんに感謝だよって言われましたですね。
まあね、普通、その、まあご商売だけでやってるね、兵庫屋さんでしたらね
はいはいわかりました。綺麗に書いてますね。
どの記事にしましょう、この記事にしましょうか、あれにしましょうかみたいなね
24:03
お話になって、一刻も早く売り上げを作ろうとするのがね
本来の姿ちゃうって言われて
それをね、いつになるかわかれへんのにね、書き直してくださいってね
なかなか言われへんよって言われて
それは、まあね、君のことを思って言ってくれてるんやからね
まあその兵庫屋さんには感謝やよってね、言われましたね。
で、まあその兵庫屋さんと話をしてね
私は自分で何回長い紙を半分に折ってですね、自分で半分に折って
で、その横に般若心経を小さく縮小コピーしたものを置きながらですね、書いてたんですよ
小さくってね、限界、そんなに小さくじゃないですね、多少小さくね
で、右には物差しを置いてですね、何センチになにここまで書くっていうのを計算をしてね、ずっとやってたんですよ
そうしたら兵庫屋さんが、それはやめましょうっていう風にね
とにかく私が最初、その真ん中で、私が折り目を入れますのでって言われたんですよ
私が折るのと兵庫屋さんが折るのとでは全然違うんだなって思いましたね
兵庫屋さんは180センチくらいの長い紙の、あれ、何センチでしょうね、縦
半折って何センチでしょう、それがすっぽり収まる、それより長いステンレスの物差しをお持ちですからね
そこでぴったし折ってしまうので、外表にして折ってしまうので、それで天と地を何センチか空けてそこを折り目をつけて
それで折ったままで書いてくださいって言われたんですよ
普通ね、そういうのって書き手が考えることやと思いません?
27:02
兵庫屋さんがそこまで考えてくださってね
それでね、こういうふうにして書いてるって言いましたらね
もうそしたらそれ、完全に約4ミリ角まで今ある応用順の般若心経を縮小コピーしてやりましょうっていう話になったんですよ
でもね、応用順が書いた般若心経を4ミリ角にしたところで応用順らしさが出るんでしょうかっていう話なんですね
それであれば、それに似たフォントできっちりエクセルの中に
っていうかワードでもいいんですけれども
打ち込んだ方がいいんじゃないかっていう話になってね
私と兵庫屋さんとの話の中でね
私は全部ワードで縦書きに般若心経を打ち込みまして
それを4ミリ角になるまで縮小しまして
で、プリントアウトして繋げて細い細いお手本を作ったんですね
で、それをその折り目の左にきっちり置きまして
ひたすらその大きさに合わせて書いていったわけなんですよ
そうしましたらね、右側の折り目っていうのは入ってないんですけれどもね
見事にまっすぐになりましてね
で、その時、紺色の紙に銀で書きまして
で、紺色の紙に銀で書いてクリーム色の表装にしていただいたんです
30:06
で、それはね私の幼馴染の漁師の男の子が買ってくださいましてね
もうびっくりしますでしょ
売れちゃったんですよ最初の一作目が
本当に売れるとは思いませんでしたね
あれ全く知らない人やったら私は絶対ね6万円で売ろうと思ってたんですけどね
アマチュアのくせに
でもまあ漁具屋さんに2万5千円払ってるので
電話でね、もう3万円ちょうだいみたいなね
もうねそこはねもう幼馴染ですから
いつでもええわ言ってね
で、あの次の同窓会帰る時にじゃあとかいう感じでね
まあでもね
一作目は同級生の家に行ったんですよ
で、それでね
私はそれをね
紫
えっとね
よくあの般若心経とか書かれてるあのお寺に軸とかございますでしょ
あれ紺とか紫多いと思うんですよ
紫でもあの紺紙って言うんですけどね紫がかった
だから
その紺紙も今非常に少なくなっているらしいんですけどね
ブルーの紙はまず使いましたと
で次にね私はその紫がかった紺紙にね書きたかったんですね
それに金で書きたかったんです
で紫の紙に金で書いて
それで薄紫の表装にしたかったんですね
でそのイメージを
兵具屋さんにお伝えして
二作目
二作目も兵具屋さんに追っていただいて書いて
で今我が家に書けてあるんですけれどもね
まあ本当にね
金の話から何故か般若心経になってしまいましたが
うちは般若心経ってあのあれです
本当はねあの宗派が違うんですよ
ご近所に親しい
信仰宗の
ご住職さんもいらっしゃるんですけれどもね
夫の方も代々西本願寺
でうちの実家
33:03
里も父方も母方も
常渡新州西本願寺派なんですね
で来た時お経の本が一緒だったから大喜びでしたね
何故か非常に懐かしい気がしましてね
非常に喜びましたね私は
でなのになぜか
親しいご近所に
信仰宗のお坊さんいらっしゃいますでしょ
であの画学習ってるところは常渡州のご住職様でしょ
ねそんであのうちのご住職様ももちろん
常渡新州のご住職様
まあほんと
でまた古文書を習ってるところは常渡新州さん
もうね
画学習ってますその常渡州のお寺さんでね
今度ね
キリスト教の聖歌を歌わせて
いいのでしょうか
バッハのカンターター147番
もう
ねオルガンが見つかったら即そういうことをね
しちゃうってどう思いますもん本当にお寺で
まあねご住職様大喜びでカンターター楽しみしてます
もう10日なんですよね披露するのが
今週いっぱいですよ
大変なことになってるんですけど私の頭の中ではね
まああのそういうことで
今私
カナーの筆のことを言いましたっけ今日
そうですね筆は一択です
イタチメンソ筆です
サイズは中です
はい
あのスポンサー料何もいただいてませんが
奈良の株式会社アカシアさんのイタチメンソ筆
中サイズ660円
もうこれ最高に私は大好きな筆です
本当にね
そんな安い筆を信用してはあかんとかそれ中国製やとかいう先生いらっしゃいますけどね
書いてみなさいって言うんですよ
全然違いますからって
本当にそんな100人種カルターね普通の筆で書けないですって
36:01
綺麗に
まああの
だから
かな
勉強したい一刻も早くスラスラ書けるようになりたい読みたいっていう方は
まず
イタチメンソ筆中サイズ
660円
これをお買い求めくださいませ
はいではこの続きはまた
はい次回ということで
はい皆様あのどうぞ寒いので
ご無理のないように
あの
動物も人間も
冬はねあの運動不足になりますので
どうぞあの日常で
ストレッチとか
クラシックバレーとか踊りながらお過ごしくださいませ
はいではごきげんよう