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2025-11-09 25:51

五輪書と普遍的なこと#14


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サマリー

五輪書の研究を通じて、稽古や自己成長を経験し、普遍的な真理に気づく過程が描かれています。特に、技術革新の波に流されず普遍性を大切にする重要性が強調されており、五輪書の解釈を通じて時間が経っても変わらない普遍的な法則に触れ、成功者の言葉の重要性を再認識します。また、基本の構えや心遣いの稽古が価値ある技術の習得に繋がることを探求しています。

稽古の体験
みなさんこんばんは。本日は雨の中、日曜日の稽古に行ってまいりました。
嬉しいことに、私の故郷の方から一人後輩が稽古に来てくれましてね。
何ヶ月かに一度、こちらに用事で来るんですけれども、二刀を使うんですね。
今日は二刀で三本勝負をお願い致しました。非常に良い稽古ができました。
昨日のお話の中に、私が申し上げた、自分の姿をビデオで見たときに、
切り返しの左面が非常に窮屈そうで、きちっと綺麗に打てていないということを、
彼に申し上げて、それで切り返しを見てほしいということを頼みまして、稽古の後に切り返しを見てもらったんですね。
そしたら、間合いが少々近いですって言われましてね。
なるほどね。間合いが近ければ、竹刀が立つんですね。
竹刀の時なんかでしたらもう垂直に立ってますでしょう。
遠間からの面なんていうのは、本当に水平なぐらいまで腕と竹刀が伸びてるんですね。
結局私の切り返しは、間合いが近すぎて、それで腕が上がりにくく伸びにくい状態だったんですね。
それをせっかく稽古するんだから、十分に間合いを取って、きっちり肩の関節を回して、遠くで打たれるようにしてはどうですかって言われましてね。
早速試したんです。そうしましたらね、もう1回目からバッチリできるようになりましてね。
結局ね、相手の進む距離とか、後退するスピードっていうのは人によって違うんですね。
それを、相手の下がるスピードとかに、こちらが合わせずにね、どんどん前に行くなんていうことをしてたと思うんですね、私自身がね。
それで間合いが詰まってたんですよね。そうではなくて、きっちり間合いを取ってみてはどうかって言われてね、はたっと気づきました。
でもそれはもう非常に感謝ですね。大田子に教えられてこのことですよね。本当にね、親子ほど違う子に教えられましたね。
それで、その後ね、県内ではあまり稽古をできない追い込み稽古というのを受けてもらったんです。
非常にきつい稽古なんですけれどもね。連続技を道場の端から端まで行って、また振り返って端から端まで行って、受ける側はもう全力で後ろ向きに走るんですね。下がるんです。
それを追い込んでいくんですけれども、非常に大きな道場なんです。コートにしたら4面取れるのかな。とにかく広いんですね。
それを縦に使ったら、他の稽古している方に当たっては危ないので、横の短い方をだったら5往復できるだろうと勝手に考えましてね。5往復お願いしますと言って、小手面でお願いしたんですね。
そうしましたら、4回目の時にギブアップしましてね。本当もうあかんわーとか言ってましたらね。いやいや、追い込み稽古を稽古しようと思うだけでも素晴らしいっすとか言われて。
でもね、そういうことをしていかないと、ますます若手との差が開いてしまうんですよね。
あまりにも無様な姿を引っ下げて稽古に行けないっていうんでしょうかね。自分の理想の姿からかけ離れてまで行けないっていう気持ちはあるんですよ。自分の中にね。
まさかね、そういうふうな年代を迎えるなんて、少女時代の私にはこれぽっちも予測できなかったですね。本当にそうですよね。
まあでもしかし、こうやって若手と一緒に稽古できるということに対してね、本当に心から満足して感謝しなければいけないなっていうふうに今日思いました。
で今日ね、せっかくね、五輪の章の研究者である先生とご一緒したのに、このね、表第一のこと、昨日読みました部分のその竹刀運びのことをね、確認し忘れて帰ってきたんですよ。
普遍的な真理の発見
まあ今度会した時きっちり聞こうとは思うんですけれどもね、ここは鍛錬すべきなりっていう言葉で締めくくってます。
今ね、江戸初期の宮本武蔵の五輪の章を読み返して思うんですけれどもね、普遍的なことってあるんだわっていうことを改めてまた感じました。
いろんなね、技術革新とか、テクノロジーの進化でね、我々にも本当にスマホ一台でいろんなことができる時代になりましたよね。
特にここ半年間ぐらいって目まぐるしい変化があったと思うんですね。もう本当に2025年ってなんだかこう振り回されるような、室伏のハンマーになったような気分でしたね。
だから、しかしそれをね、最先端を追いかけ、流行の最先端なども追いかけ、失礼しました、それをね、いち早く海外メディアなんかをチェックしてね。
で、それを追いかけてもですよ、それがね、半年後、1年後にどういう結果になっているかなんてわからないですよね。
ましてや10年後、20年後ね、わからないと思うんです。
で、その一方でね、非常に高い視点で普遍的なことを書いてらっしゃる本とかはね、こういうふうに長く人に読まれていくんだわっていうふうに思ったんですね。
そうした場合に、今の技術革新の最先端の部分をね、いち早く身につけることに必死にならなくてもいいんじゃないかって思っちゃったんですね。
まあ、上辺だけを知っておくっていう必要はあるとは思うんですが、そんなに深刻に追いかけまわさなくてもいいんじゃないかしらって思ったんですね。
それはね、あることがきっかけだったんです。私が本当に個別株っていうのはね、絶対買わないっていうふうにしてたんですけれどもね、なんだか、でもちょっとぐらい買ってもいいかなみたいな、ほんの少しですよ、ほんの少し。
買ってもいいかしらとか思って、何の知識もなくですね、その時買える安い株、安ければ安い方がいいって思ったんですよ、その時は。
手元にあるお金を継ぎ込もうなんてさらさら思ってないのでね、個別株なんてプロがするもんだって思ってましたのでね、それを買ったんですね。
それでしばらく忘れてたんですけれどもね、4年目ぐらいに思い出して、配当はね、わずかでしたけどいただいてたんですよ、だから配当が来てるからどっかにあるんだわって思ってたんですけどね、もうログインすらできないような状態で。
まあ、あの、どうせ、それ現金化なんかできないわ、みたいにね、なんか思ってるうちに忘れてたんですね。
そうして、やっとここに口座があって、ログインできるっていう状態までこぎつけたんですよ、4年目ぐらいにね。
で、その会社に、なんかそこから仮パスワードとかをね、郵送、書留とかでね、いただいて、でね、大げさなことだったんですけれどもね、それ大切にね、置いておいたんじゃなくて、そこで新しいパスワードを作って、それでさらにね、1年間ぐらいほったらかしで放ってあったんですね。
そしてね、なんだかね、株のことで、なんだか世間がざわついてるよとか思ってね、入ったらね、ほったらかしのがね、2.5倍、さらにね、そっから2.8倍ぐらいになってたんです。
だからね、だから、あの、IT株とかね、そういうのをね、追っかけるのって非常にナンセンスだなっていうことをね、初めてそこでね、思い知るわけなんです。
投資の教訓
それで、えっと、損切りなんてしたらあかんと思ったんです。素人ながらね。
昨夜でしたか、もう百戦錬磨のプロ、プロの証券マンで非常に信頼する不動産の友人がね、損切りは2割減になったらもう損切りするって決めておいた方がいいっていうね、コメントをね、我々にくださったんですけれどもね。
えっと、ここ5年間のチャートを見たんですよ。その2社のね、えっと、えっと、1社の方だけ見ましたね。
世界的に有名な超大きな銀行ですね、日本の。そうしましたらね、ちっちゃい画面でね、チャートを見ましたらね、えっとね、もう少なくとも2回は大きく下げてるんですね。
で、そこでね、もうあの、動揺して、ああもうダメとか言って損切りしてたらね、もともこもないですよね。で、今度彼に聞いてみようかなって思ったんですけれどもね。
だから、このほったらかしのお話を、そのプロの2人に話した時にね、それが一番正しい投資の仕方ですっていうコメントをね、お二方から同時にいただいたんですけれどもね、私としては何にもしてないんですよ。
ただ、忘れてたっていうんですか、ほったらかし。しかしね、そこにね、5年という時間は流れてるんですね。でも、なんか普遍的なものを感じたんです。
で、かたや、この五輪の書もね、こうやって年を重ねてから読み返しましたら、本当にね、少女時代読んだ時、小娘の状態で読んだ時、
もう、自分のことに追われ、家族のことに追われ、子育て、埋身している時に読んだような、読んだ時の感想、深く読んだのは今回は、今回ほど深くは読んでないんですけどね、いずれもね。
でもね、この時間が流れても変わらない法則っていうのがあると思うんですよ。それは時間が経ってしまわないとわからないと思うんですよ。
だから、なるべくお年を召した成功者っていうんでしょうかね、そういう方のおっしゃることをもう一度かみしめるべきかなっていうふうに思いましてね。
株の時はね、私は株をしませんので、ご近所のすごい親さんがいらっしゃるんですよ。まさか私が自分で親業を目指そうっていうふうに思っていない時からしてるんですよね、奥様も含めて。
で、その時にね、株と不動産のことを私に結構話してくださった機会があったんですね。
で、その時にはまだ母も父も元気でしたし、畑と田んぼをね、引き継いで夫がね、相続してね、いろんなことが目の前に次から次へと展開されるなんていうことは予測してなかった。
これぽっちもね、してなかったので、まあ左から右だったんですよね、お話聞いた時に。
株はね、下がった時にそこの会社を助けやすいんだと。下がった時こそね、助けてあげたらね、これほど面白いゲームはないぞとか言って私に言ってくださったんですよね。
ああ、このことなのかと思いましてね。いや、ちょっとは読んだ方がいいのかもわからないので、次の1段落だけ読んでみますね。
1つ、表第2の次第のこと。基本の2番目ということですね。
これね、非常に大切なことを書いてくれださってると思うんですけどね、何回なんですよ、文章が。
だからちょっと、体育学部の教授、古文書研究者に聞いてこなければいけないんですけれどもね、基本第2でしょ。第2の構え、太刀の運びは上段の構えである。2番目は上段だと。
一番基本は中段だと。相手が打ちかけるところを同時に打つ。相打ちみたいな感じですよね。相手を打ち外した立ちはそのままにして、また相手が打ってくるところを下からすくい上げて打つ。
もう一つの打ちも同じように打つ。これひょっとして2刀の説明をしてるんでしょうか。
基本の構えの太刀運びにおいて様々な心遣い、色々な拍子があり、基本の構えの太刀運びによって2.1流の稽古を積むならば、5つの太刀の道筋をきめ細かに落ちどなく知り、どんな利用であっても価値を得るであろう。稽古を積まなくてはならない。
というのが現代語訳ですが、現代語訳でもちょっと難解ですよね。
とにかく相手が打ってくるところを見切って先に打つということですよね。最初の一行は。
相手が打ち外した太刀はそのままにしてという表現がよく出てくるんですけどね。
一瞬の出来事なんですがそのままにしてというのは、また相手が打ってくるところを下からすくい上げて打つ。
ということは擦り上げて打つということですね。
相手が打ってくるところを擦り上げ技で返す。上段から打ってくる技を擦り上げて返す。
基本の構えの太刀運びにおいて様々な心遣い、色々な拍子があり、基本の構えの太刀運びによって二天一流の稽古を積むならば、
五つの太刀の道筋をきめ細かに落ちどなく知り、どんな利用であっても価値を得るであろう。
だから基本の太刀運びを様々な心遣いで、色々なリズムで稽古せよと。
様々な心遣いって、その心遣いをいちいち変えて稽古したことに一度もないですね。
最近作戦を立てていくということは非常に無駄なことであるということを知りましたけれどもね。
作戦自体が邪念となって重りになるんですよ。
本当に全て雑念ですね。
今日は話が大きくそれましたが、普遍的なことは何かということを考えさせられるきっかけとなった一冊ですね。
基本の構えと稽古
まだ水の巻きですが、2巻目ですが、まだずっと続きますので、どうぞ皆様もあれでございます。
何だかね、こんな進み方でいいのかしらと思いますが、書く方は全然進んでおりませんが、
お付き合いいただきますようにお願いしておきます。
あのいいねとかコメントと本当にありがとうございます。
いつもね、あのいいねをポチッと押してくださる方、
どこから私のね、心の中に入ってくるのか、
そういう方もね、何人もいらっしゃって本当に感謝ですね。
では、日曜の夜を楽しくお過ごしいただきますように。
では、ご視聴ありがとうございました。
ごきげんよう。
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