開幕戦の夜勤でちょっと今疲弊しきってる細江克弥です。よろしくお願いします。
この1週間はお疲れ様でした。
お疲れ様です。
私もたまたま朝4時に起きたので、目が覚めたので。
ほんとですか?
はい、お茶飲みに。
今日だ!ユベントス今日だ!って思ってすぐ着けました。
細江さんの解説聞きながらずっと見てます。
そういう人たちがいてくれないと、もう本当にセリアの人気が大変小さくなってしまうんで、ありがたい限りです。
今日はよろしくお願いします。
お願いします。
お誘いしといてなんなんですけど、マジでなんで出てくれたんですかって。
それはお誘いしといてなんですよ。
番組でカルチョでお便りいただいて、それを紹介させていただいたのが7月でしたっけ。
そうですね。テレビ画面でYouTube見てて、もう嫁さん呼んできて、ほら見ろ見ろ!
俺が写ってるわけじゃないですけど。
マレバルって書いてくれたじゃんけ!
そっかそっかって書いとるぞ!みたいな感じでめっちゃ自慢して。
写真撮れ写真撮れ!みたいな感じで。びっくりしました。
読んでいただいて、そのあとDMをさせていただいたと。
実はカルチョ2020のお便りコーナーって、比較的読まれるほうだと思うんですよ。
あ、そうなんですね。
いっぱい数は来てるんですけど、ちゃんと書いていただいてる人たちのは比較的読んでるはずなんで。
そんなに実はハード高くないんですけど。
だから読ませていただいたときに、そういう人たちもいるんだって。
僕らも結局自分たちのやってることで精一杯なんで。
ファンの人たちがどういうコミュニティを作ってるとかどういう発信をしてるとかって、
知ってるようで知らないところもいっぱいあるんで。
結構あのお便りいただいて、なるほどね、そういうケースもあるのねって感じで思ってたんですよね。
このシーズンはこの間もカルチョで、セリちゃんさんの企画を引き継ぐ形で、
セリーは面白いの面白くないのみたいなのやりましたけど。
ああいうのも含めて、自分たちから何か飛び出していって、
いろんなことをやる一年にしましょうっていうのを伊藤さんと話してるんで。
ああ、そうなんですね。
セリちゃんのこの間YouTubeも出たんですけど、あれも伊藤さんのほうに丸ボロくんからオファーが来て、
フィオレンティーナのことを語ってほしいって話だったんですけど、
いやもうだったら二人で出ちゃいましょうよって。
なのでその一環としてこちらにも私がお邪魔させてもらって。
最近気づいたんですけど、ヴィオラとドルチェだったから、あれ伊藤さんのアカウントなんですかね。
そうですよね。
そうですよね。メールしとけばよかった。
僕見つけきれなくて、伊藤さんX上にいねえんだと思いながら。
伊藤さんのアカウントは昔から有名ですよ。
フォロワーしてたんですけどね。あれが伊藤さんという。
サッカーキングのこととかつぶやいてないですよね。
そうですね。伊藤さんはけっこうシャイなんで。
お便り紹介していただいたあと、そこかものビューが聞いてくれる方が増えてきてるみたいで。
昔の第1話、第1節の、あれもちょっとネガティブだったんですけど、
我々のカテナチオはなぜ嫌われるのかっていうタイトルの第1節をやったところが、けっこう伸びてきてまして。
あと最新話も伸びてきてる中で。
このお便りとか、今回出演していただいた中でサッカーキング経由で配信を聞いてる方、
多くなると思いますので、補正さんに向けて我々二人、自己紹介をしたいと。
ぜひ改めて番組内で自己紹介したいと思います。
じゃあ私からいきましょうか。
1984年生まれの41歳、マレブルと言います。
福岡空港の近くに住んでおりまして。
アビスパーのベススターまで歩いて15分なのにほとんど見に行かないという。
行ってくれ!
手だらけです。
近すぎて逆に行かないという謎のあれなんですね。
めちゃくちゃいいところに住んでますね、でも。
空港まではすぐなので、こないだも北海道旅行とかも。
帰ってきてから歩いて10分ぐらいで家に帰り着くので、めちゃくちゃいいです。
福岡はやっぱり空港と都市の近さがなるべきですよね、ほんとに。
マレブルというのがですね、僕が運営しているオンライン八百屋。
オンラインで農家さんの野菜が直接買えますというサイトの名前を関してまして、
そもそもですね、野菜とか料理のレシピのお話をするためにこのポッドキャストを立ち上げたんですけど、
ちょうどワールドカップが始まりまして、サッカーの話をせないといけないということで、
ワールドカップからの流れでサッカーの話をしてたところ、大輝君とつながって、
フェリエ時のこんな若い子がいるということで、
2人で番組立ち上げようということで、番組内の企画という感じでソッカー・ソーカーも立ち上げて、
前半がマレブルで、後半が大輝君の番組でやってたところ、
今こっちのマレブルのほうでソッカー・ソーカーもという企画で2人で喋ってる。
普段は僕一人で喋ってるという形になってます。
なるほど。
ちょっとね、イネコンではあるけど。
そういう感じですね。
ユベンティーノと名乗ってはおるんですが、バッチョが好きだったということで、
バッチョ・デルピエロ・ジョビンコ・ユルディスが好きという感じで、
ユベントスの10番が好きというイメージですね。
だからあんまり推しチームっていうのはないんですけど、
最近はニコパスを追っかけてますね。
ああいう夢のある、花のあるのが好きなんですね。
花のある、やっぱ不毛の大地にパッと咲く花火みたいなのが大好き。
なるほど。
マレブルと言います。よろしくお願いします。
お願いします。
私は1995年生まれ、今年30歳になりました。大地ですね。
福井県福井市に住んでいて、Jリーグのチームがまだ今のところないので、
ミランに行き着いたんですけど、なぜミランが好きかっていうのは本当に理由がなくて、
いつの間にか好きだということに徐々に気づいていっても、
その理由を後付け後付けで強固にしていってるっていう感じですね。
なぜ好きかっていうのは、自分でもまだ見つかってないけど、好きですね。
で、ポッドキャストは自分の番組とか他の作家好きと一緒に、
サッカーはシンプルだっていうポッドキャストとかもやってたりして、
そこのゲストにマレブルさんも来てくれたりしててっていうつながりで、
そうですね。2年、3年ぐらいか、このソッカーまで話し続けてます。
どっちかっていうとマレブルさんとチームの愛し方っていうのは逆かもしれなくて、
特定のこの選手が好きだっていうのがそんなになくて、
ミランっていうチームに関連してる選手を好きになるので、
ミランに在籍して移籍したらその移籍先でどんだけ活躍してるかなっていうのをちょっと見てみたりっていうような感じなんで、
一番好きな選手、答えにくいけど、
ミランに在籍してくれた選手はみんな好きになるっていう感じです。
対照的な2人でお届けしております。
2人ともでも、ソッカーの捉え方が哲学的でいいですよね。
テディエア見てるとそうなるんですかね。
それはあるかもしれない。
ちょっとした理屈っぽいことにはめていきたくはなる気がする。
理屈で夢を語るのが好きな人たちってのが多分そうなんですよね。
そうですよね。
パリッキーは僕と11離れてますからね。
エトがかぶりそうになるぐらいの勢いなんで。
95年っていったらロベルト・パッチョがPK外して、次の年ですからね。
だいぶ後ですね。
そこから辿っていくかな。
でもそのぐらいの年齢でミランが好きとかっていうのが、今30歳。
例えばミランが好きになってイタリアのサッカー好きって自分に気づいたときに、
どうしたってロベルト・パッチョって名前で触れるじゃないですか。
そこからロベルト・パッチョは一体誰なんだっていうのを、結構深く追っかけたりするもんなんですか。
そうですね。ロベルト・パッチョは個人に関して追っかけるっていうのはあんまりなかったんですけど、
セリエアの歴史っていうほど深くないですけど、
要はカルチョスキャンダルがあったりみたいな。
俯瞰してセリエアを見てたっていうのはやってますけど、
個人一人があって、選手一人があっていう感じではあんまり見てなかったです。
なるほどなるほど。
自分がある程度の年齢になってくると、みんなそれをどうやって知識を蓄えていってるんだろうなって。
僕らの時代って雑誌がやたらあったから。
そうなんですよね。雑誌しかなかったですよね。
だから興味がある人はみんな雑誌買ったし、
雑誌買ってるとだいたいそういう特集をやってくれるから、
見たことない世代の選手でも知識が勝手についてくるみたいなのがあったけど。
世代の若手100人みたいなのがありましたもんね。
そうそうそうそう。今の人たちってね、そこ結構自分から取りに行かないと、
シェフチェンコの前世紀、ミラニスターとしてのシェフチェンコの前世紀を知ってなきゃいけないんじゃないかってなったときに、
どうするんだろうなと思って。
僕は、ミラン好きになったきっかけはうい入れなんですね、やっぱりゲーム。
そこから、やたら点を決める、フィリポイン雑記を使ってたら、
やたら点数が入る、なんだこれってなって、そこから入ったんですけど、
情報源としてはWikipediaが多かったですね。
そっか。
じゃあゲームでそうやって出てきて気になった名前とかを調べるとWikipediaって大体出てくるからっていう感じの世代なのか。
そうそうそう。なので映像では、YouTubeで検索したりもしてましたけど、結構Wikipedia読み漁ってましたね。
なるほどね。
じゃあ特定の選手のスーパープレイ集みたいなのにはあんまり反応しないって感じ?
そうですね、このメッシーとかクリロナーとかのプレイ集っていうよりも、
このなんかディフェンダーのカット集みたいな、そういういろんな選手のインターセプト集みたいなのは見てましたけど、
選手のプレイ集っていうのはそんなに見てなかったです。
まあ見ますけどね。
ペナチオの国らしい人ですね。
ディフェンダーのマルディーニのスライディング集とか。
自分だったっていうのもあるんですけど、自分プレイしてたときのポジションだったっていうのもあるんですけど。
あー、なるほど。
っていう感じですね。
本日せっかくなので、細井さんにいろいろ聞きたいと、この時間を使ってということで、
アンケートされてたじゃないですか、テックスで。
2400件ぐらい集まったということなんで。
びびりましたね、あれはちょっと。
もちろん2人とも、ここマレブルも大輝も。
送りつけましたよ。
送りつけましたので。
ありがとうございます。
まあせっかく時間をいただいたので、2431分の1ということで、
2人からこの場をお借りして、細井さんといろいろザックバランにお話をしていきたいなというふうに思ってます。
いいですね。
じゃあアンケートを書いていただいたけど、その話を直接聞けるってことですね。
めっちゃいいじゃないですか。
贅沢だな。
特権ですよ、これは。
3年も突破も続けてよかったねっていう。
これじゃあリスナーじゃなくて我々のための回ですね、今回は。
そうです、もちろんそうです。
いいですね、いい回だ。
じゃあまず大輝くんから。
いきましょうか。
はいはい、分かりました。ありがとうございます。
僕、今日ずっと言ってるようにミラニスターでACミランっていうチームが好きなんですね。
なので試合見るときももちろんミランの試合を見るし、ミランの試合で一騎一遊するんですよ。
リーグが過強になってきたら、CL県内にどのチームが入れるかっていうことで、
ミラン以外のチームを、ここが負けてくれないとミランに勝ち点が不利になるっていう意味で、
ミラン主観で他のチームを応援したりしなかったりっていう楽しみ方をしてるんですけど、
細井さんって推しチームがないっておっしゃってるじゃないですか。
その感覚がいまいちわからなくて、
どうやって一騎一遊してどうやってサッカーを楽しんでるんだろうなっていうのを聞きたいですね。
いいですね。
解説の仕事始めてから特に、あなたはどこ推しなんですかっていうことをめちゃくちゃ聞かれるし、
セリやパンの人、初めて会った人には大体聞かれるんじゃないかなと。
不思議に思われるケースはやっぱり結構多くて。
こないだもセリちゃんの収録でも、
セリちゃんが集めた質問の中に、「細井さんはどこ推しなんだ?」っていう質問がめちゃくちゃあったらしくて、
まあそうだろうなと思うんですけど、
こっち側の視点からすると、「よくそんなに入り込んで応援できますね」っていうほうがむしろ疑問なんだよね。
今回僕がアンケートを募った2400何本の中にも、「あなたの一番好きなクラブはどこですか?」っていう質問がありましたけど、
ないっていう答えが一定数あるんですよね。
つまり僕と同じ性癖みたいなものですけど、そういう人が一定数いるんで。
そこはそういう層があるんだなっていうことでご理解いただきたいところは一つと、
もう一つは、解説業の仕事をやっていくと、どこ推しっていう観点がすっぽり抜けるんですよね、単純に。
どこのチームが好きですかって言われたら、本当にイタリア代表は好きで。
子供のときに、それこそロベルト・バッチョやら、好きなイタリア代表の中心にユベントスの選手が何人もいて、
ユベントスが強い、ミランの後の時代ですけど、
ユベントスが強くなってたときにちょうど自分で行動できる中高生とかの年代だったんで。
だから必然的にその流れで中学、高校、大学ぐらいまでは、
つまり就職するまではユベントスを応援してたし、そういう点で見てたんですけど。
だけど仕事始めてから、特にカルチョの編集部に入ったときからは、
そもそもイタリアのサッカーが好きで、っていうタイプだから、
本当にその感覚がどんどんどんどん薄れていって、薄れていったって感覚ですね。
最初がユベントスっていう最初からガーッて広まっていく感覚なんですか。
そういう感じですか。
広まっていくというか、最初からそうだったことに後から気づくって感じですかね。
情報源がユベントスにどうしても偏ってしまってたからっていう感じですね。
俺は結局全部好きなんだってことに後から気づくみたいな感じで。
面白いですね。
僕らの業界の大先輩で、時々カルチョでも名前を出す戸賀氏さん。
戸賀氏洋一さんと一緒なんで。
その人はもう大のインテリスターで。
戸賀氏さんがインテル勝って喜んだりするのを見てすごく、それが嬉しかったり。
ミランがチャンピオンズリーグの決勝に行ってリバプールにやばい負け方すれば、それはそれで悲しかったり。
その都度、単純にイタリアのサッカーに対して、全体的に普通に一騎一駆してきたんで。
それはたぶん、本当にそういう性格なんだと思うんですけどね。
僕も細江さんより、ほぼ一緒で。
ロベルト・バッチョから入ったんで、彼の同僚が増えていく中でいろんなチームを見ていくと。
今はもう、いいサッカーが見たいっていうだけで。
ユベントスが6-0で負けても、相手チームが素晴らしかったらいいもん見れたなって思うけど。
逆にユベントスが1-0で勝って、「なんかこのつまらん試合は夜中にこんなもん見てやがって」ってときもあるので、そんな感じです。
一緒です。まさに一緒です。
例えばイタリアダービー開設した後とか、
僕は昔子供の頃にユベントス応援してましたってことは言ってるんで、
本当はユベンティーノなんだろってめちゃくちゃ言われるわけですよ。
解説が多少試合によっては、例えばユベントスが3-0で勝ったら、
ユベントスのことを褒めることを言うじゃないですか。
まあそうですね。
そうするとインテリスだからお前やっぱりユベンティーノだなって言われるわけです。
解説者としてはどうしようもないから、どうにも対処できないから。
好きなことは言わすとけと思ってるし。
でも実際のところ本当に、チャンピオンズリーグでインテルが優勝しそうになったらマジで応援してるんで。
それは僕も応援しますね。気持ち的に応援したくないけどしちゃう。
そうそう。だからその辺は完全に僕は全体としてイタリアが肌に合う。
そういう感覚なんですよね。
大輝は、ミランが負けた次の日はステックされてるわけ?
内容にもよりますけど、だいたい元気ないですね。
課題が多く見つかって解決できそうな課題だったら、まあまあよしとしようかってなるんですけど、
そのまま元気ないまま仕事しますね。
奥さんとかになんか言われるわけ?
今日負けたん?その態度は。
そこまで出さないです。
あとね僕ね、正直勝ち負けにあんま興味ないんですよ。
単純にサッカーそのものが楽しいと思ってるから。
勝っても負けてもあんま関係なくて正直。
だからイタリア代表がワールドカップを逃したところで、別に実はなんとも思ってないんですよ。
あーそうなんですね。すごいな。
それは正直、本当にそういうタイプな、ちょっと変わってるかもしれませんけど、
そこに対して心から悔しいとか心から嬉しいっていうのはあんまりないんで。
そういうとこもあります。
結局外国のサッカーなんで、イタリア人が悔しがるならわかるけど。
僕最近、妻がイタリア語の勉強をしてて、イタリア語の先生をつけてるんですけど、
その周りのイタリア人の人たちって、
この間のユーロの決勝にイタリアが進んだねって先生に言っといてって言ったら、
え、そうなの?知らなかった。え、すごいねみたいな感じで。
イタリア本国が逆にもうサッカーだけじゃないじゃないですか。
いろんなスポーツがある中で、今陸上も結構強くなってきていて、
SEAとかも強くなってる中で、多分カルチョポリの後ぐらいからサッカーなんてじゃないけど、
ワールドカップも優勝したし、4回も優勝してるから、
もう良くね?ぐらいの、25年に1回優勝できたら良くない?みたいな。
俺ら見れたしぐらいの感覚が、僕も結構ワールドカップ優勝するとこも見れたし、
ユーロ優勝するとこも見れたんで、生きてるうちに。
あとはユベントスがチャンピオンズリーグ優勝するとこだけがまだ見れてないぐらいで、
ミランの優勝も見たし、インテルの優勝も見たんで。