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2024-08-20 08:28

書籍「マルチポテンシャライト」について解説します

◾️note記事: https://note.com/motohiro0215/n/n899f212476b5

◾️youtube動画: https://youtu.be/Y0NVgPQ_rOQ?si=JOuT46udSw-Ttm3C

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サマリー

書籍『マルチポテンシャライト』では、幅広い興味を持ち、さまざまな分野で活躍する人々について説明しています。著者のエミリー・ワプニックは、自身の経験をもとに、この特性の持つ価値を詳しく解説しています。

マルチポテンシャライトの定義
どうも、マルセロ🌈事業プロデューサーです。
今日は、書籍マルチポテンシャライトについて解説します。
転職が見つからない。中途半端で飽きっぽい。
興味の範囲が広く一つのことに集中できない。
何をやっても長続きしない。器用貧乏と言われる。
このような悩みをお持ちの方。はい、あなたはマルチポテンシャライトです。
マルチポテンシャライトとは、さまざまなことに興味を持ち、
多くのことをクリエイティブに探求する人や、その人の働き方を指します。
著者のエミリー・ワプニックさんが冒頭のような悩みを持ち、
自分は社会不適合者なのではと悩んでいた際に出会った言葉。
まさに自分のことだと本テーマを追求し本書を執筆されたそうです。
エミリーさんは、Why some of us don't have one true calling?
天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょうか?
というテッドトークの中で、マルチポテンシャライトについて語り、一躍有名となりました。
以下の5点がマルチポテンシャライトが持つ強みとなります。
1.アイディアを統合できるアイディアシンセシス。
2.学習速度が速いラピドラーニング。
3.適応能力が高いアダプタビリティ。
4.対極的な視野を持っているコンテクスチュアル・スィンキング。
5.様々な分野をつなぐ通訳になれるトランスレーティング・ビトゥインモーズ・オブソート。
それでは順番に解説します。
1.アイディアを統合できる。
マルチポテンシャライトは、興味関心の幅が広く、
異なる分野の知識に精通しています。
それを活かし、異なる分野の知識を統合し、
新しいものを生み出すことに長けています。
エミリーさんは、これぞ最もクールなスーパーパワー、特質と表しています。
2.学習速度が速い。
マルチポテンシャライトの働き方
様々なことに興味を持ち、積極的に学ぶ姿勢を持っています。
年とともに新しく学ぶことが億劫になるとは無縁。
学習には再現性があって、これまで様々な分野での学びを生かして、
新たな物事を習得するため、効率よく学ぶことができることも強みです。
3.適応能力が高い。
マルチポテンシャライトは、楽しみながら様々な環境やニーズに合わせて行動したり、
役割を遂行できたりするプロ。
企業で顧客に合わせた役割が演じられるので、様々なプロジェクトから声がかかります。
学習と同様、相乗効果が効くので、経験を積むに比例して適応力が高まっていきます。
ファースト・カンパニー氏は、適応力を21世紀に成功する上で最も重要な資質であると表しています。
4.対極的な視野を持っている。
彼らが広く、異なる分野の知識を統合することで、独自の視点から物事の関連性を見出し、他の人が思いつかない解決策を提示することができる。
総合格闘技の最強レスラー、不確実性の高まるブーカの時代、この能力が重宝されることは必至です。
マルチ・ポテンシャライトは、世の中の様々な側面を学ぶうちに、それぞれのテーマが互いに関連し、影響し合っていることに気づき始める。
視野が広いので、一つの分野を深く理解しているスペシャリストが見逃しがちなシステム全体の問題に気づける。
そして、ある選択が他の部門に影響を及ぼすことを知っているから、事情をよく理解して思いやりのある解決策を生み出せる、と著者は言います。
分野が異なると、専門用語に限らず表現方法が異なったりして、相互に意思疎通ができないバベルの島状態になることがあります。
営業マンとエンジニアで話が噛み合わない等、そこでマルチ・ポテンシャライトの出番。
異なる分野の幅広い知見を有しているので、適切な言語でコミュニケーションができ、通訳が演じられます。
話のネタや会話の引き出しも多く、チーム内の調整役として重宝されます。
次に、マルチ・ポテンシャライトの4つのタイプ別働き方が提示されます。
1、グループハグアプローチ。
いろんなことを掛け持ちしたい、1つのタスクに集中できないというマルチ・ポテンシャライトにとって、1つの職場でそれが完結する理想的なパターン。
問題はどのようにポジションを獲得するか。
私、いろんなことを同時にやりたいのです、といったところで聞いてもらえません。
そうではなく、マルチ・ポテンシャライトの資質を生かして、いかに会社・組織に貢献できるのかをアピールする必要があります。
著者は、以下のようにアドバイスします。
自分のスキルを仕事に組み込みたいなら、そのスキルを使って会社を大きくしたり、経営を楽にしたりするプロジェクトを考えよう。
そして、プロジェクトを売り込むときは、相手のメリットを強調すること、会社の利益という視点で話すのだ。
会社が大事にしていることは何だろう、このプロジェクトはどんな形で会社に価値をもたらすのだろう、と。
2.スラッシュアプローチ。
いくつかの仕事を掛け持ちし、複数の業界や業種を日常的に飛び回る働き方、
昨今注目を集めつつある副業、パラレルキャリアが該当します。
3.アインシュタインアプローチ。
ライスワークとライフワークを切り分けるやり方、ライスワークで食いぶちを確保し、ライフワークでいろいろやりたい欲求を満たします。
アインシュタインは当時、安定的でのんびり働ける職業として有名だったスイス特許庁の職員でした。
10年間勤務する傍ら、特殊相対性理論などに取り組んだり、発明品を生んだりすることにエネルギーと時間を費やしたことにちなんで、
アインシュタインアプローチと命名されました。
4.フェニックスアプローチ。
ある業界で数年間がむしゃらに働き、ある程度極めた後に方向転換して、異なる業界にライブして再びがむしゃらに働く。
これを繰り返すことでいろいろなことをやりたい欲求が満たされ、結果マルチなスキルが獲得できる。
これをフェニックス・フジ庁にちなんで命名されました。
フジ庁のごとく、未経験の業界にライブする際の6つの戦略が以下のとおり示されています。
1.今あるネットワークを活用する。リファラルや紹介。
2.新しいネットワークを広げる。イベントに参加。新しい講義を受講。
3.ボランティア活動、経験を積む。新しい出会いを生むことも。
4.無償で働く。自ら働きたい業界に売り込む。インターンに応募。
5.トレーニングを受ける。講座の受講。資格の取得。
6.応用の効くスキルをアピール。
私自身、マルチ・ポテンシャライトが当てはまりまくりと感じています。
これまでのキャリアはグループハグ、そしてこれから徐々にスラッシュにシフトしていく。
そんなステージと自分では思っています。
いかがでしたでしょうか。概要欄にノート記事とYouTube動画のURLを貼っておきます。
YouTubeは全然登録者が増えないので、高評価とチャンネル登録いただけると大喜びします。
お聞きくださりありがとうございます。
08:28

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