00:00
アラフォーになってくると、自分が所属している分野といいますか、業界といいますか、そういうところでは中堅、あるいはそこからもう少し上ぐらいの立場になってくることが多いのかなと思います。
各有事分も結構、駆け出しの人といいますか、この分野の中の若手の人向けのイベントっていうのを結構主催することがありまして、そこでの立ち振る舞いとかっていうのには少し悩んでいるところがあります。
ポッドキャストとかで、あるちゃんとしたトピックについて議論するときに、ファシリテーター的な人がする行動の中で、ちょっと自分の中でそれはあまり好きではないなということがあります。
それはどういう行動かというと、あえて自分が分かっている物事に対して分からないふりをして解説してもらうというものになります。
例えば何か一つの制度があったとして、この制度はどういうものなんですかって聞いて、そうなんですねみたいな、これはちょっとかなりマインドな表現をしましたけれども、実際には本当にもっと知らないふりをするようなことがあるかと思います。
こういうのは結構動画なりポッドキャストなり聞いていたりしても、結構ファシリテーターの人があえてそういう振舞いをして、分からない人向けの解説を引き出すということがテクニックとしてあるんじゃないかなと思います。
私は正直これは好きではなくて、立場上お前それ絶対に知らなきゃいけないだろうということに対して知らないふりをするというのは、もうあからさますぎて、わざとらしすぎて、ちょっとなんやねんそれって感じてしまいます。
もちろん分からない人に対しての解説というのはやってもらうといけないので、例えばこれは知らない人もいると思うんですけれども、解説お願いしますとか、それで十分じゃないかなと思うんですけど、
わざわざ自分が本当に知らないふりをするというのは、ちょっと聴取を馬鹿にしているんじゃないのかみたいなふうに受け取ってしまいがちです。
実際この私が主催している若手向けと言いますか、掛け出しの人向けのイベントでも、最初になかなか質問が出ない雰囲気になりそうだなとか感じたら、私があえてこんな質問でもいいんだと思われるような質問をしたりします。
その時には当然のことながら、僕が知っていることをあえてもう一度聞くっていうのはせずに、本当に自分が知らない中でかつ基本的なところを聞くようにするというふうにしています。
これは完全に自分がさっき言った通り、知らないふりっていうのが好きではないので、そういうふうにやっているというふうになります。
こういうイベントだけではなくて、例えば1on1とかでも相手の知識がちゃんとできているのか確認をするときに、うまく相手の知識の引き出しを上げてあげるというときに、
知らないふりっていうのは正直あまりにもな感じな対応策だと思うので、うまくそういう質問ができればいいなと思いつつ、なかなか自分の中でまだパーフェクトなものっていうのは見えてきていないかなと思います。
というところで、自分の立場からするとそれなりに立ち振る舞いに気をつけないといけないような年代とか立場になってきていると思うんですけれども、
そういうあえてひどい言い方をすると、そういう小手先のテクニック的なところに酔うことはせずに、何かしらきちんと真摯な対応ができるようにいろいろ考えながら行動を取っていきたいなと思います。