1. 沈まぬまくら
  2. #124 情報量が溢れる夜
2025-07-07 43:00

#124 情報量が溢れる夜

\ 沈まぬまくら、いにしえのロマンを求めて…124回目 /



今回のテーマは…

【 情報量と熱中力 】



▶︎ 怖いよ怖いよ〜逃げてーーー!!!

▶︎ メープルさん、ありがとう♡

▶︎ 情報が貴重だった時代

▶︎ 懐かしのダイヤルアップ

▶︎ 2人の情報摂取の仕方の違い

▶︎ 情報過多はいい時代?

▶︎ 鍵について話させて!!!



お便りコーナー「夜のモヤモヤ回収便」では、安眠のために無くしたいモヤモヤの回収を行なっております。お便りフォームより、お気軽にご投稿くださいませ。

#まぬまく で ご感想をツイートをいただけますと安眠効果抜群との噂が…!



⭐️ お便りの中にあったエピソードはこちら ⭐️


#117  盗撮犯に悩む夜

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サマリー

このエピソードでは、メープルさんからの投稿をきっかけに、無許可で撮影された写真の肖像権やSNSでの利用について議論されています。カフェでの撮影やフォトグラファーの資格についても触れられています。現代の情報環境では、多くの情報が簡単に入手できる一方で、熱中することが難しくなっています。特に、雑誌の情報のように精査されたコンテンツが求められ、情報の取捨選択が重要であることに気づかされています。情報化社会において、人々は感情や情報に敏感になり、その影響で心がそがれることがあると語られています。しかし、実際の人付き合いと同様に、情報との向き合い方を考えることで、自分を守る術を見出すことが重要です。

お便りの紹介
スピーカー 3
お便りコーナー、夜のもやもや回収便。
本日は、まぬまくネーム、メープルさんよりいただいております。
スピーカー 1
メープルさん、ありがとうございます。
スピーカー 3
さにぃさん、おTARさん、こんばんは。
スピーカー 1
こんばんは。
スピーカー 3
いつも楽しい配信をありがとうございます。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
117回目の高速犯に悩む夜のエピソードを聞いて、
もやもやしたことを思い出したので、お送りいたします。
スピーカー 1
何ですか、何ですか、怖いですね。何か怖い感じがしますね。
スピーカー 3
主人と二人で美術館に行った時の話です。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 3
流れている映像を立って見ていたのですが、
若い男性二人が急に私たちに近寄り、
スピーカー 2
写真撮られてるよ、と言うのです。
スピーカー 3
急に話しかけられてびっくりした私たちに、その人は
撮られていることを教えようと思って、
スピーカー 2
写真を撮った人の写真を撮ったよ、と言って、
自分のスマホを見せようとしたのですが、
主人がありがとうとだけ言って終わりました。
スピーカー 3
私はその話しかけてきた男性にもびっくりして、
スピーカー 2
え?となり、写真を撮った人なんかいたのか?
スピーカー 3
いたとしたら誰が何で?と、ちょっともやもや&
嫌な気持ちになりました。
スピーカー 1
また、とある日に二人でカフェへ行った時です。
スピーカー 3
カフェにはカメラを持った男性がいて、
スピーカー 1
お店の中を撮影しているようでした。
スピーカー 3
私はカフェ用の写真を撮っているのかな?と思っていながら
座っていたのですが、こちらを見ているような気がしたので、
ちらっとその人を見ると、さっとカメラを下げたのです。
あれ?店内やコーヒーを撮っているのではないか?と気になった私は、
スピーカー 2
後日、カフェのインスタからその人のインスタを見つけました。
彼のアカウントはフォトグラファーとなっていました。
スピーカー 1
そして私たちがカフェに入ってきた時の写真がインスタに上がっていました。
スピーカー 3
実際には複数枚のうちの最後の方なので、
インスタを開けただけでは私の顔は見えませんが、
写真自体には私も主人も顔が写っています。
フォトグラファーと名乗っている人がこっそり人の顔を撮っているんだと思いました。
彼のインスタにはたくさんの人が写っていて、どれも自然なショットです。
ですが写っている人は私のように知らずに撮られている人も多いのかなと思いました。
撮られた写真自体は素敵な感じだったのですが、
この日は別のカフェでランチを食べた後だったこともあり、
スピーカー 1
リープもついていない血色の悪いオバハンが写ってしまいました。
スピーカー 3
もうちょっと漏れていたらよかったのに、ともやもやしました。
SNSに顔が載ることに、私以上に気にする主人にはこのことを伝えていません。
よそ様のインスタに載ってしまったことは私だけの秘密にしていたのですが、
もやもやしているのでお便りさせていただきました。
長文になり失礼いたしました。来週のほどよろしくお願いいたします。
肖像権の問題
スピーカー 3
メープルとのことでございます。
スピーカー 1
なるほど。
おい、フォトグラファー。やってんな。
スピーカー 3
ねえ。
スピーカー 1
明らかにそういうことでしょ。
メプラさんたちを被写体として扱っているってことでしょ。
スピーカー 3
はい。そうですね。
絵になるから撮ったんでしょうね。
スピーカー 1
それ、お前、許可取れん。
スピーカー 3
それはそうですよ。
スピーカー 1
この間言ったのさ、風景の一部として写ってるものに関しては、
異名じゃないのっていうことを俺は言ったけど。
スピーカー 3
おたあさんはね。
スピーカー 1
明らかにそれは、被写体として撮ってるわけじゃん。
これは桜の木を撮ってる風に女性を撮ってた気持ちの悪いおじさんと一緒でしょ。やり口は。
スピーカー 2
そうですね。フォトグラファーかフォトグラファーじゃないかしかないですよ。
スピーカー 1
その気持ち悪いおじさんをフォトグラファーって名乗ってたら、
同一の中で戦い合うわけでしょ。そのフォトグラファー対決で。
これは良くねえ。被写体として使ってるならそれは許可取らなきゃだろうな。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 1
俺さ、この話聞いててさ、
スピーカー 2
これちょっと使うかどうかはあなたに判断してほしいんだけど、
竹造に娘がおりましてね。
スピーカー 1
その娘が10代の頃、ちょっとそういう表に出るようなお仕事をしてたんですよ。
スピーカー 2
わりとSNSとかに顔とか出てたんですけど、
スピーカー 1
そういうお仕事をしてるから、いいんじゃないとは思ってたんですよね。
でも、そのお写真が無許可で、
ニリリオっていう。
本人に許可なく、水商売の接客されてる方の募集欄にその写真が使われてたらしいです。
こういう子が働いてますよ。
それは結局、法的なほうに訴えるとか訴えないとかっていう話にはなったらしいんですよ。
法律事務所に相談して、そこから掲載したところにお電話が行って、
事案が解決するのかしないのか、そこまで行くのかどうかなのかっていう話を何分だけ聞いたことがあったんですよ。
その後どうなったか知らないし、わからないんですけど。
勝手にそうやって乗っけちゃったら、そういうことにもつながりかねない。
だって顔がわかるというか被写体として使ってる状態だから。
メイプルさんが本当にそれが嫌だったら、そういう法的な措置にも訴えられるわけでしょ。
スピーカー 2
そうですね。それはもちろんそういう権利がありますよ。
というか、勝手に無許可で撮って載せてる時点で肖像権の侵害ですから。
写真を仕事にしてる私がなぜスナップショットとかを撮らないか。
人がいるところでの風景写真を撮らないかっていうと、使えないからです。
スピーカー 1
だから街中で写真撮るにしても、人の目線で撮らない。
スピーカー 2
人が写らないように撮るとか、人が写ってる状態で撮るにしてもそれはもう記録ですよ。
完全な場所の記録だったり、個人で思い出を振り返るための記録。
なので一切外に出ることはない使い方しかしないですけど、
一つ思い出したことがあって、
ある女の子をメインでお祭りか何かの時に撮って、
その写真を公募店に出した人がいて、多分カメラマンだったんですけど、
それが優勝したと。グランプリを取ったんですけど、
ただその子の肖像権があるから、
ちゃんと許可取ってたか取ってなかったかみたいな問題が出て、
これ割と肖像権の話で有名な事件なんですけど、
取ってなかったみたいで、取ってなかったものがグランプリになっちゃった。
でもグランプリになったことでまた拡散された。
で、後から許可取るか取らないかみたいな、取れよ、取ってこいよみたいな話になって、
揉めたことがあったんですよ、写真界は。
結局確かそれは許可取ったは取ったと思うんですけど、
同様の事例で許可が取れなくて、
結局もうその写真は出せなくなったみたいな話とかもあるので、
昔は街行く人をメープルさんの事例みたいに取ったものが、
芸術写真みたいなものを取って評価されたりすることはありましたけど、
スピーカー 1
今となってはもう許可を取って撮影してるものじゃないと論外って感じですよね。
前も言ったけど被写体として撮ってるならそれは許可取らなきゃいけないし、
撮影の文化と影響
スピーカー 1
風景がちょっとつって顔がわからないぐらいだったら、っていう認識ではあるのね。
勝手な俺の中の線引きだけど、わかっちゃうのはちゃんと取らなきゃダメだよ。
スピーカー 2
ダメですね。ただ撮ってるだけならいいと思うんですよ。
スピーカー 3
どこにも出さない。
スピーカー 2
でもインスタに載せて、しかもその人はフォトグラファーだから、
それをお金にしてるってことじゃないですか。
そのメープルさんの写真自体が売ることはないとしても、
その写真を見てその人の腕を押して頼む人もいるかもしれないし、
スピーカー 1
仕事につながってますから。
スピーカー 2
今は人じゃなくても場所とかでもダメですからね。
スピーカー 1
場所もダメなの?
スピーカー 2
最近話題になったのは、水族館でイルカの写真を撮って、
それを写真集に載せたと。
スピーカー 1
ただその水族館は許可してませんよと。
写真集に載せたってことは商業利用ですよね。
ただその施設で写真を撮ること自体、
スピーカー 2
本当はカメラマンがなりわいだったら、
ほぼNGだと思うんですよ。
それをグレーゾーンにしてくれてたような文化がある。
ただ施設の規定には商業利用する撮影には許可がありますみたいなことは、
スピーカー 1
ほぼどの施設もありと書いてると思うんですよ、規約が。
スピーカー 2
なので、あんまりどこってわかる状態で撮って、
安易にSNSに載せるっていうのは、
スピーカー 1
私はそれ自体NGかなとは思いますけどね。
スピーカー 2
例えば、思い出はいいですよ。
商業利用じゃないですから。
スピーカー 3
これはフォトグラファーの仕事の信念。
スピーカー 2
私怖いなと思ったのがもう一個あって、
このカフェで撮ってること自体、許可とってるのかなって。
スピーカー 1
いやいや、撮ってないでしょ。
絶対撮ってないでしょ、それ。
スピーカー 3
これだってもし、
スピーカー 2
このメープルさんとかメープルさん同様にカフェに撮られた人が、
訴えたら、そのカフェだって損害被りますからね。
スピーカー 1
あー、損害ありますね。
スピーカー 2
撮ってる人がいるのに野放ししてたから、
このカフェが賠償しろ、みたいな。
カメラマンというね。
カメラマンにはカメラマンで請求するけど、
みたいな話にもなりかねませんから。
スピーカー 1
そうなるとお店はカメラマンに請求するでしょうけど。
スピーカー 2
いやもうだからね、どこにでもカメラがある時代の問題はそこですね。
スピーカー 1
そうだね。
スピーカー 2
やだねー、やだねー。
スピーカー 3
嫌ですね。
スピーカー 1
やだねー。
いやわかりますよ、お気持ちね。メープルさんがもやもやする。
しかも、もし旦那さんのほうがそれを気にする人だって言うからね。
スピーカー 2
これ旦那さんが知っちゃったらめっちゃ嫌な気持ちになる可能性高いよね。
スピーカー 1
これはどうしますか。法的な手段に出ますか。
スピーカー 2
せめてインスタに通報したほうがいいと思いますよ。
スピーカー 3
そのアカウント自体をバーンしてもらって。
スピーカー 1
これフォトグラファーってなっちゃうなよ。
まあ、おたさんはフォトグラファーだけど。
え?
フォトグラファーって言いたかったから言ってみた。
スピーカー 2
普通の人に撮られるのも嫌ですよ、やっぱり。
私なんかだって撮影して歩いてると勝手に撮られてますからね、後ろから。
私が外で撮影してると、私が撮影してる姿を結構誰かに撮られてる。
スピーカー 1
なんで撮るの?
スピーカー 2
わかんないです。
スピーカー 1
写真撮ってる女の子を撮ろうっていう気持ちの悪い人がいるの?
スピーカー 2
いますよ、私もしょっちゅう撮られてます。
ただもうそれがどこに載ってて、誰が撮ってるかもうわかんないから。
できちゃってしまえば。
わかんないからずっと、どこでどうやって使われてるんだろうと思って嫌な気持ちですよ。
スピーカー 1
ああ、なるほど。
まあ、おたさんもあの写真が出たら嫌だねって思うのはあるよ。
スピーカー 2
あの写真?
スピーカー 1
ああ、気になりますね。
出たら嫌だなーって思う。
スキャンダラス、スキャンダラスって。
スピーカー 2
おたさんのあの写真を見かけた方がいらっしゃいましたら、ぜひ見つけた先のリンクをお便りに送ってください。
スピーカー 1
やめてほしい。
スピーカー 2
確認してね、すぐ通報しましょう。
スピーカー 1
通報するか裁判起こして儲けましょう。
スピーカー 3
そんなわけで、回収できたかどうかわかりませんけど、ぜひ通報してください。
そういうのを載せたら通報されるっていう流れができてしまえば、いい加減ね、肖像権の概念が浸透すると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
スピーカー 2
1、カメラのお願いでした。
メイプルさん、ありがとうございました。
情報量と熱中力の考察
本日のトークテーマは、「情報量と熱中力」です。
スピーカー 3
情報量と熱中力。
スピーカー 1
はい。どういうことかといいますと、
スピーカー 2
なんか私、人を急に思い出したのが、
小学生の時に、将来ニューヨークに住みたいな、住めなくてもあわよくば行ってみたいなっていう気持ちがあって、
なんでそう思ったんだよ。
某ね、旅行雑誌、年に1回出る系の旅行雑誌あるじゃないですか。
うん。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
あれのね、ニューヨークの買って。
でも、しょっちゅう読んでたわけですよ、休憩時間とかね。
でも、地図も覚えたりして、読み込みすぎて。
でも、その年が終わっても、買った雑誌をずっと読んでたわけです、何年もね。
俺が中学生になっても読んでたわけですよ。
スピーカー 1
で、なんかここに載ってるこのマグカップいつか欲しいなとかね、思って。
スピーカー 2
で、それとは別に、図書館で某雑誌の専門雑誌のバックナンバーとかを奥から出してきてもらって、
それを放課後読み漁ったりとかしてたわけですよ。
そういう古いものを繰り返しね。
一冊を繰り返したり、バックナンバーを繰り返したり。
で、その頃ってインターネットがなかったか、家庭用のパソコンがようやく一台家に来て、調べ物ちょっとできるぐらいの時代ですよ。
と言ってもですよ、クリックしたところで時間がかなりかかるわけですよ。
クルクルでしたっけ、イルカでしたっけ。
なんかあったね、ダイヤラップしてね。
ADSLの時代とかです。
その頃って本当に、そうやって一つの手に入れた情報を何回も何回も咀嚼して吸収していったなって思って。
でも今って情報量がかなりあふれてるから、簡単に調べ物とかもできちゃうじゃないですか。
スピーカー 1
できるね。
スピーカー 2
でも、調べたことをすぐ忘れちゃうし、咀嚼していく時間が逆にない。
情報量が多すぎて、手に入る情報量もそうですけど、自然と入ってくる情報量も多すぎて、
なかなか自分の中に入ったものを咀嚼する時間がないから、熱中していくものがだんだん少なくなってきたなって思ったんです。
雑誌購入の復活
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
うんぶのことを思い出した時に。
スピーカー 1
うんぶのことをね。
スピーカー 2
だからこの便利すぎる世の中って、本当怖いなと思ってですよ。
で、私最近雑誌買うのをちょっと復活しまして。
おお、いいじゃない。
はい。前はね、本当にもうインターネットの時代に突入しても、ファッション誌がものすごい好きで、読んだりもしてて。
でも、もともとファッション誌好きなんで、中高時代とかも洋雑誌まで手を出して。
洋雑誌と東洋経済を、これはなんで名前出しちゃったんだろう。東洋経済を学校のカバンに入れて持ち歩いてるぐらいな謎の女子高生だったんですけど。
気持ち悪いな。
でも、辞めるきっかけがありまして、編集長が変わった時に意味わかんないフォントの組み合わせで雑誌を作り出したから。
スピーカー 1
ああ、そういうのあるね。
スピーカー 2
自分の中のファッション愛の精神がそれを許容できなかった。
スピーカー 1
それが辞めるきっかけで、インターネット時代になったから辞めたわけじゃなかったんですけど。
スピーカー 2
でも辞めたきっかけで、やっぱりインターネットから接種するようになっちゃったんですよ、情報ね。
そうすると本当にどんどんどんどん雑誌を買う機会も少なくなって。
でも、雑誌を意図的に買うように復活してみてから気づいたのが、やっぱり誰かが熱意を込めてまとめてくれた情報。
しかもそれって1ヶ月に1回とかね。最近は雑誌屋2ヶ月に1回とかのものもありますけど。
その短絶対に情報の内容を変えられないわけじゃないですか。印刷しちゃったら。
そうですよ。
当たり前ですけど。だからそれなりの熱意でやってるはずですよね。
そういうちゃんと精査されて出された情報ってこんなにも美味しいんだと思いました。
スピーカー 1
美味しいっていうのは、味に例えただけで。
スピーカー 2
こんなにも繰り返せるし、自分の中にとどまる。1回読んだだけでも自分の中にとどまる情報なんだっていうのもすごいよくわかりました。
だから、何でしょうね、この情報量の多すぎる世の中が怖いです、私。
情報の取捨選択
スピーカー 2
いやいや、そりゃそうよ。
止められないんじゃないですか。意図的に雑誌買うとかできますけど、インターネットを見ないとかテレビを見ないってしても、
スピーカー 1
そういう世の中、スマホがないと何もできないだけ。そういうシステムだったりする世の中でもありますから。
スピーカー 2
止められない情報量の多さの中で生きなきゃいけない今後の人生。
AIに色々相談してる人間が何言ってるんだって感じですけど、本当怖いなって急に恐ろしくなってます。
スピーカー 1
いやいやいや、そりゃそうですよ。
スピーカー 2
たなさん、どうですか、情報量多いなと思って意図的に遮断することとかあります?
スピーカー 1
ああ、いや、うーん、そう、いや、意図的に遮断。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
意図的に遮断することはねえかな。
スピーカー 2
うーん、ご自分の何か熱中してることとか熱中したいことに影響してるというか、阻害してるっていう感じはないんですかね。
昔と何ら変わりなく熱中できてます?
スピーカー 1
昔より、今のこの時代があるから熱中できてる方の方が俺は強いかな。
昔知れなかったものを知れてる分、
結局これだけいろんな情報が増えて、いろんなものを本当に選びきれないほど選択肢はあるじゃない。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
でも、若い頃と今で熱中してること変わってないから、そこを深掘りができるだけ。
新たに何か自分のあれを広げるっていうよりかは、前までから持ってたものを深掘りする方に行ってるから、ところが全然いい時代だなと思うんです。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
いろんなものを見つけたい、いろんなことを知りたいっていうよりかは、今まであって、ここをもっと知りたかったんだよなってことを今知ってるから、
スピーカー 2
これは全然いい時代だなって思ってる。
お父さんは情報の取捨選択が上手なんでしょうね。
スピーカー 1
そうかもね。
スピーカー 2
なんか私は、自分が興味ある分野以外のことも入ってきちゃう分はすごいノイズなんですよ。
見えないんじゃなくてノイズになってて、自分が知りたい分野のことは情報量が多くなってありがたいけど、
でも濃度を濃くできるんじゃなくて、どんどん注がれて薄まってっちゃう。
自分が潜っていく深度に注がれる量が間に合ってない感じがしちゃって。
それなんかもう、潜ろうとしても浮力で戻されちゃうみたいな。
だからなんか昔より熱中できてないみたいな。
スピーカー 1
なるほどね。
感覚はありますね。
スピーカー 2
基本的に俺ってさ、いろんなことに興味がないの。
スピーカー 1
他人様もそうだし。
そうですね。
世間に興味がないわけじゃないけど、どちらかというと自分に集中してるというか、
自分の周りにフォーカスしてるから。
なんていうのかな。あんまりそんなに難しい。
スピーカー 2
そうね、あんま興味がないんですよ。
だから本当にいらない情報はいらないし、入ってきたとて、はねのけるし。
スピーカー 1
知りたいことだけ知れるっていうか。
スピーカー 2
ノイズにもならないですか。
スピーカー 1
例えばよ、すっごいこれが合っているかどうかわかんないけど、
Xでさ、フォロワーだけのタイムラインとオススメがある。
オススメでもあんま知りたくねえわっていう情報を見ちゃうときはあるよね。
スピーカー 2
それはね。
スピーカー 1
それで嫌な気持ちにはなったりするけど。
でもそれに引っかかるものがあって、それを突き詰めようかなって思うときもあったりもするから。
たまたま得た情報から何か気になることが生まれることもあるから。
自分の知りたい情報が漏れるのが基本なんだけど、
でもそういう自分が求めてないところから入ってきた情報で何か引っかかるものがあったら、
それは新たな出会いだっていうふうに捉えるから、
それはそれでまあいいんじゃないのかなと思う。
なんか成長につながるかなと思う。
ほら、基本空っぽの人間だから。
あなただから別にそんなに困らない。
あなたみたいに何かを引き詰めるとか極めて生きてないから。
俺はもう型のない人間。
型はその都度その都度作っていく人間だから。
スピーカー 2
めちゃめちゃ柔軟。
スピーカー 1
柔軟じゃないね。興味がないからそうなんだと思うの。
こだわるところはこだわるけど、こだわらないところは一切こだわらないから。
スピーカー 2
だからすごいいびつな形してるんだよね。
スピーカー 1
すごいいい時代だなと思う。
なんかさ、これ全然話したくなっちゃったから話してもいい?
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
なんかね、今ね、もたあさんが個人的に乗ってる車は平成の車なのね。
最近ちょっと調子が悪くて入院してるのね、お友達のところに。
台車を借りてるんだけど、
その台車もすごい最新化って言われたらそんなこともないんだけど、
でももたあさんが乗ってる車よりかは新しいのね。
で、その車、いわゆる鍵がないの。
スピーカー 2
ああ、なんか触れたら開くとか?近づいたら開くみたいな?
スピーカー 1
触れたら開くとか、
これ今の知ってるか知らないかわかんないけどさ、
家の鍵とかもさ、ちゃんと鍵っていう形の鍵なのね。
もたあさんが持ってる鍵って全部。
カード式とか指紋認証とかそういうのではなくて、
金属でできたものを鍵穴に刺して、
それをひねるっていう初歩的なタイプの鍵。
それはお家にしてもそうだし、車にしてもそうだね。
スピーカー 3
で、今借りてる台車は鍵を指す場所がない。
スピーカー 1
だからなんか、
Bluetoothみたいなもので鍵的なものと車が認証しあって、
ボタンを押すとエンジンがかかるという理屈だと思ってもらえばいいんだけど、
それって一見するとすごい便利だなと思う人もいると思うんだけど、
でもよく考えてほしいんだけど、
スピーカー 2
その発信してるものを持ってないと鍵は開けられない。
スピーカー 3
だったら別に、鍵タイプの鍵でいいじゃんと思う。
スピーカー 2
でね、ここからが結構重要なの。
スピーカー 1
この発信するタイプの鍵って、
ちょっと前もニュースとかインターネットとかでもよく見たんだけど、
簡単に盗難しやすいんだって。
やり方はニュースとかインターネットとかで出てくるんだけど、
例えばお家の横に駐車場があって車が止まってるじゃない?
それを強力なアンテナ的なもので受信して、
スピーカー 2
勝手に車が開けてエンジンかけることができる。
スピーカー 1
っていうやり方があるらしいんだけど、
これだけ便利になったように見せかけてて、
そんな処方的なことで盗まれるようなものなのに。
便利だなって思わされてるだけっていうところもあるよね。
世の中の仕組みに。
ちょっと待って、結局アナログと変わってなくない?っていう。
それを自分がどう判断して取捨選択していくのかっていうのと、
スピーカー 2
情報っていうのは似てるような気がするの。
スピーカー 1
何にでもされても飛びついたりする人は、
どんどん情報っていうものに翻弄されていくと思うんだけど、
スピーカー 2
そんなに必要な情報ってなくない?生きていく上で。
そうなんですよね。
スピーカー 1
そういうものを選ばせることによって惑わせるっていうか、
あんまり考えさせないようにしてるような気もするの、最近。
スピーカー 2
取捨選択の力を奪われてる感じだしね。
スピーカー 1
そうでしょ。
お父さんはもともと、サニーちゃんもそうだけど、
考え事をずっとしてるような人間だから、
そんなに選択肢出されたとって思っちゃう。
それはそう。
しかも、一見して便利に見えることも、
情報の影響
スピーカー 1
これ開かねえんだったら、アナログの形のままでよかったじゃねえかって思ってる人間だから。
結局電波を飛ばすものがなければ鍵は開けられないから。
だったら普通の金属の鍵タイプのものでいいじゃねえかと思うけど。
それが全部スマホでできるって言うならまだわかるんだけど、
でもそうではないわけじゃない。
スピーカー 2
何か別のものは結局持たなきゃいけないんですよ。
スピーカー 1
だから、そういうところは情報に似てるなって思ったんですよ。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
だから、与えられてるものに疑問を持つとか考えるとかっていうことは、
人間はしていかなきゃいけない。
結局は自分が考えるってことが大事だと思うんですよ。
スピーカー 2
そうなると、今までは考えなくてよかったことも考えなきゃいけないじゃないですか。
それで、心がそがれていくわけですよ。
情報とか物もそうですけど、特にSNSとかだと感情が入ってますでしょ、人の。
スピーカー 1
だって人の感情に敏感だから、その情報に深入りしたくても感情の上積みだけ取っちゃうんですよ。
だからそれがすごい心をそいでいく。
それで余計、気力が奪われていくっていうか。
例えば、Googleで検索している情報とSNSで得る情報ってあるじゃない。
これ、SNSはどっちかというとプロレスだと思ってるから。
これはエンターテインメントだと思ってるので、そんなにそがれる感じはしない。
さっきの話につながるんだけど、興味がねえから、お前らに。
まず俺という人間はお前らというものに興味がないから。
だからそういうふうに斜めに見れる。
がっぷり四つで組んで真正面からってなるとたぶんそがれるんだと思う。
常にそういう斜めだったり、下から見てたり。
興味がないので、たぶん心の奥底でバカにしながら見てたりするんですよ。
興味がないものにはね。
興味があるものに対してとか人に対してはそういうことはないけど、
興味のないものとか、興味のない人に対してはそういう感情でおりますので。
だからあんまりそがれることはないかなって。
スピーカー 2
これはあれですね、実際の人付き合いとそんなに変わらないかもしれないですね。
スピーカー 3
根本的に変わらないと思ってますよ。
スピーカー 1
人も情報も。
スピーカー 2
人付き合いに置き換えたときに、実際の人付き合いで私は感情を摂取しちゃうから。
スピーカー 1
俺もどっちかとしては摂取しちゃうんだけど。
スピーカー 2
無念にね、物理的にいなければ摂取せずに済むから。
だから女の子同士で群れないっていう手段で自分を守ってきましたけど。
その遮断する手段さえ得られれば、この情報化社会でも生き抜けるってことですね。
情報を遮断するっていうよりは、今まで人付き合いで人の感情から身を守ってきた術と同じように、
情報からの感情から自分を守れればいいと。
スピーカー 1
そう思いますね。
全部一緒だと思います。
スピーカー 2
そうですね。自分が実際どう生きて自分を守ってきたかの方法を、
今の社会で使える手段を見出すっていうことができれば、
この情報があふれた社会でも、この感情にかかわらず、
どんなことからも身を守って心がそがれることがないということですね。
スピーカー 1
と思います。
人付き合いと情報
スピーカー 2
結論にたどり着きました。
スピーカー 1
やっと。
スピーカー 2
ありがとうございます。
車は鍵穴敷に戻しなさいという結論ですね。
家もな。
スピーカー 1
結局持ってるんだ。何かしら持たされてるんだったら、一緒でええやろって思ってます。
はい、そういうことです。
スピーカー 3
本日のトークテーマは、情報量と熱中力でございました。
ご質問やご感想をお待ちしております。
番組配信ページの概要欄にあるお便りフォームまでお寄せください。
リッスンでお聞きくださっている方は、そちらでもお待ちしております。
また、Xにてハッシュタグまぬまくひらがなでまぬまくをつけて、
ご感想をポストいただけますと、安眠効果が得られるとの噂が、
小学生の頃読み込んでいた文部に書いてあったとかないとか。
そして、番組公式LINEでは配信情報やLINEだけの太田さんの気まぐれ音声コンテンツをお届けしております。
概要欄にあるリンクから是非ご登録ください。
そしてそして、静まぬまくらは、YouTubeでもお聞きいただけます。
そちらではお便りコーナー、夜のもやもや回収便に3回以上お送りいただいた方は、
専用の再生リスト化となっておりますので、ご自分だけの再生リスト化を目指して、
ぜひぜひチャレンジしてみてください。もやもやなお便りをお待ちしております。
スピーカー 1
ではまた次回の眠れぬ夜にお会いしましょう。
情報量と、何ですか?熱量ですか?熱中力ですか?
こういうとこですよね。熱中力のない男。こんなもんですよね。
何でしょう。全部一緒だと思います。全部一緒なんです。
人も物も情報も、結局そことの向き合い方っていうのは、
生きていく術にも似ていると思っておりますので、
考えるっていうことが大事だと思うんです。
考えることによってどう対峙していくかっていうことを、なんていうのかな。
難しいけど選んでいくことが大事だと思います。
なんでもかんでもね。物は形を変えていくわけですけど、結局物は持たされるわけです。
だったら昔のまんまで形良くないって思います。そういうことです。
何がいいと言うかというと、そういうことです。
全然まとまりませんけど、そういうことなんです。
考えてみてください。それぞれが。では。
おやすみなさーい。
43:00

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