今回そのおじぷとさんよりいただきましたテーマは、キングダムでございます。
おじぷとさん内でもワードがたびたび出てくる漫画、キングダムで今回話をさせていただきます。
それでは今回のタイトルはこちら。
キングダムの展開納得いか?
キングダム、現在週刊ヤングジャンプにて連載中の漫画でして、単行本で75巻、もうすぐ76巻出るかなという長期連載の漫画でございます。
キングダム好きだよという方は、ポッドキャスト界でもネットでもたびたび見聞しますし、
僕もキングダム好きなんですけども、ただ納得いかないなという描写も所々あったりします。
今回その話をさせていただきます。
まずはキングダムのざっとした話を紹介させていただきますと、
この作品は中国の春秋戦国時代を舞台にしております。
500年以上の戦乱が続いていた春秋戦国時代。
数々の国が消えていきまして、最後に残ったのが戦国七雄と言われる7カ国。
遠征、率真、勧義、長と言われる戦国七雄。
その中でも最終的には秦という国が他の国を滅ぼしまして、長きにわたる戦乱のように終始を打ちました。
またそれ以前にも中国には王朝など国を治めていたと言ってもいい国々があります。
例えば周王朝とか殷王朝などもありますけども、
中国全土を統一したのはこの秦の国が初めてでありまして、
その偉業を称えるためにも統一を成し遂げた秦の国の王様、
英政は秦の始皇帝とも言われます。
この皇帝というのも他の王よりも偉いよということで、皇帝という称号を生み出した。
その始めての皇帝ということで始まりの皇帝、始皇帝と言われたりもします。
この作品ではその秦において始皇帝である英政が秦の国の王様となりまして、
中国を統一するまでを描いた作品でございます。
ただこの始皇帝こと英政に作集でもよくスポット当たっているんですけども、
主にこの作品の主人公と言われるのは秦の国の将軍李信。
李信は延という国や清という国を滅ぼす際に貢献をしているものの、
有名な逸話にもなっているような大失敗もしている将軍李信。
その李信が戸籍もない下僕の微分から成り上がっていきまして、
戦場で功績を上げていき、夢である天下の大将軍を目指しつつ、
そして戦乱のない時代を目指していくという作品でございます。
ざっとしたあらすじがこんなところかなとも思われます。
本当に面白いと思います。
この春秋戦国時代は秦の国もそれ以外の国も様々な天才であるとか、
魅力的な人物が本当多い時代でございます。
その中でも下僕という下の微分から成り上がっていく過程で、
様々な偉人たちと交流していく姿であるとか、
大将軍になるまでの成り上がりストーリーとしても話も分かりやすく、
いろいろな登場人物が出てくるので面白いなと思います。
またこの李信なんですけども、
本来であれば下僕の微分ではなくて、それなりの家の生まれたとも言われてるんですけども、
あえて下僕の微分とかで、その頃に王様との付き合いがあった、
いろいろ王様をサポートしてあげたとかね、
そういうのがありますと、後に大失敗を犯す李信ですけども、
粛清がされなかったと。
英政の過去と友情とか様々なこともありまして、
李信に対して甘い処分になってしまうのは仕方ないかなと、
話としても分かりやすいストーリーかなとも思われます。
またいろんな作品におきましては、英政は本当に悪く描かれるんですけども、
この作品では基本的に良い人物として描かれております。
ちょっとブラック会社の気質みたいなところも見え隠れしますけども、
基本的には良い人物として描かれております。
そういったものめずらしさもありまして、
他の作品とは一線を隠しているところもあるかなと思います。
こういったようなキングダムという作品の面白いところとか、
好きなところとかをあげようと思えばいくらでもあげられるんですけども、
ただそれでも納得いかないというところが多い作品なんですよね。
細かいところが抜きにしても、いくら漫画だと言ってもちょっと待ってくれよというね。
それを今回2点話させていただく。
その2点と言いますのは、
1つはシンという国の強さと他国の強さを比較した時のバランス感覚。
もう1個はリボクという、この作品によく出てくるリボクという敵キャラですけども、
彼の描写、この2点は正直僕は本当に納得いかないです。
そこを話させていただきますと、
まずシンという国の強さと他国の強さの比較。
作中におきましては、シンという国が田舎の国で、山猿ばかりで、文化的に遅れたりとか、
大したことないような国というふうに描写されているところが多々あります。
実際、春秋戦国時代の当初から中期にかけては、
シンという国は西の方にありまして、目立たない国とか田舎の国と言われるのも正直わかります。
やっぱり当初のシンという国は経済でも文化的にも遅れているという面は多々ありました。
実際、当時の春秋戦国時代とかの中期から後期に入るくらいまでの中国とか中華というところは、
漢、義、朝あたりに人口が集まったり、経済的にも義を中心としておりました。
漢、義、朝あたりがお金の面とか、いろんな文化とかで栄えているところがありました。
これは理由としましては、戦国時代で様々な国が争っていましたけれども、
ただ、一応、周王朝、周という国が中華のトップではありました。
形式上ですけどね。
もともとは、周という国が中華で一番の国ではあったんですけれども、
その周が異民族に攻められるとかで崩壊してしまいます。
そこから、周王朝の権威が落ちたことで、各地域で権力者とかが、どんどん当革を表していくようになります。
それで、春秋戦国時代に突入していきます。
周王朝は他国に比べても兵力とかでも、正直劣ってはいたんですけども、
ただ、一応、戦国の後期の方までは、周王朝、権威は残っておりました。
なので、なんだかんだでどの国も、周王朝には頭が上がらないという感じではありました。
で、この周王朝の都が洛陽、現在でいう中国の河南省洛陽市あたりなんですけども、
その周辺地域、関義町あたりなので、やっぱり王朝の周りということもありまして、
関義町あたりが経済的にも文化的にも栄えておりました。
この関義町三国は、戦国時期の中でも一時的には中華の真ん中あたりに位置している国々でございます。
一応、沿西、創新、関義町、沿が一番北で、次に西は東、左、南、次の新は西ということで、
まずは、北、東、南、西というのを沿西、創新、紹介していきまして、
最後に関義町は真ん中の方という風になっているので、関義町は真ん中なんだなという、
あとは、沿西、創新というのは、北、東、南、西という順番になっているんだなと思えると覚えやすいかなと思います。
真という国は中心部から考えると西の方なんですけども、田舎の方というのはね、
かんとか木とか町に比べたら離れてるし、田舎の方だって言われております。
また、人口面でも正直、真という国はそんなに多くの人数はなかったです。
どうしても人口としましても、義とか町とかそこら辺の中心部、文化とかが栄えているところに集まってくるんですけども、
真という国は、もともとの真という国の部分におきましては、中華全体でも34分の1くらいの人口、
これは戦国の中期から後期あたりですけども、中華全体の34分の1くらいの人口しかいないよという国ではあります。
真という国の部分ですね。
ただ、これなんですけども、ちょっと言葉のロジックみたいなのがありまして、
後に真の将軍の柴作が羽植という地域を攻め落とします。
中国家における南西あたりですね。
三国主が好きな方ですと、劉備。劉備が皇帝を名乗った植。
となると、真という国はやっぱりそんな強くないのかなと思われるかもしれませんけども、
真という国は軍事面において超大国でした。
正直キングダムの時代、戦国の後期に関しては、
完全なる真の一強状態です。
作品の中でもとても大きく扱われた戦いでありますけども、
真対合唱軍。5カ国が協力をして真に攻め込んだという戦い。
キングダムの作品の中でも大きく扱われました。
この戦いは漫画ではめちゃくちゃ苦戦してました。
資料ではあまり描かれていなかった。
合唱軍は割とあっさり敗れたとも言われております。
この戦いの実質的な責任者は戦国使君の一人、春信君でした。
春信君はこの戦いに敗れた後、あまりの敗戦の酷さに王の怒りを買いまして、
その後は表舞台に出てくることはなくなったと言われております。
合唱軍は真へ攻め込みました。
韓国艦まで攻め込みましたよって戦いが起きた時、
正直合唱軍は真はまともに戦うとしないだろう。
実際にはそこで真の国は門を開けて、
逆に合唱軍に対して攻め込んだと言われます。
それによって春信君は逃げるようにして真を後にした。
実際には合唱軍は真に攻め込んだはいいものの、
戦いになると真の国の強さにおじけついたのではないかとも言われております。
5か国合わせても真にはかなうことはない。
それくらい軍事力の差が真とその他の国ではありました。
ではなぜ人口がそんなに多くないし、
武器も特別優れてるわけではないにも変わらず、
真が軍事大国だったかと言いますと、
真の政治制度がとても優れていたということがあります。
キングダムの時代よりも100年ほど前に、
真では小王というとても優秀な政治家がいました。
この小王の名前はキングダムにも出てきております。
小王の改革によって真がすごく強くなってきました。
話せば長くなるので省略します。
今回は2つだけ話します。
1つ目は真の国の都の位置を変えて中央集権制度を整えたこと。
2つ目は真将必伐の徹底。
ではなぜこの2つの改革で国が強くなったのかを簡単に話します。
当時の政治は主に封建制度でした。
封建制度は、王が家臣に領地を与えます。
領地を与えられた家臣は領主になります。
領主がそれぞれ自分たちの領土の中で政治を行い、
領地経営をするというスタイルでした。
この封建制度は国全体で他の国と戦おうとなった時に、
いろいろとデメリットがあります。
例えば、各領主が自分たちの裁量で兵を出そうとなったりもします。
本来であれば、ある地域の領主に
あなたの地域からは3万の兵を出してくださいと言ったとしても、
家の領土は経営的に厳しいです。
3万の兵を出せないです。
すみません。今回は1万5千で勘弁してくださいね。
各領主や各領土の状況の判断が影響を受けてしまい、
思いのほか兵が集まりにくいことがあります。
また、国で強制的にお前のところは3万の兵を出せと命令したとします。
その命令をしたときに、王がまずその領主に命令をします。
領主が命令を受け取ってから、その地域の兵を募ったりするのですが、
こういうふうに、王の命令から領主を1回挟むことになるので、
どうしてもタイムラグが生じます。
本来であれば、緊急事態とか、すぐにでも兵を欲しい時、
攻め込む時でも守る時でもすぐに兵を欲しい時でも、
そういったタイムラグが起きてしまうのはなかなかつらいところですし、
領主の判断とかで兵が集まらないとなりますと、
それこそまずいことになってしまいます。
ということで、まず、小王は都の位置を変えまして、
そして、都からの命令が真の領土、各地に届きやすいという位置に変えました。
そして、そこから中後集権化。
各地域に国直属の機関などを設置しました。
各地の情報を吸い上げます。
そして、その情報を見ながら、国の中心部で政治を考えまして、
そして、国から直接指令を出すようにしました。
それによって、王たちの命令を直接スピーディーに届くようにしました。
領主を挟まなくなることで、タイムラグがなくなりますし、
あと、各地の情報を国の中心部は実感に握っているので、
この地域はこれくらい兵を出せるよねとか、
そんなのが、その地域でも命令を聞くしかないという状況にできました。
そういったので、国としての判断がしやすいようになります。
他国とは、いわば様々な領主たちがいて、
様々な考えが言い汲んでしまっているのに対して、
チンという国は、もう一つの大きな塊となるので、
戦争を行うための判断力とか行動力を向上させました。
これによって、軍事力を整えた一つ目の要因として、
中豪集権化があるんですけども、そして二つ目。
信証出発。
信証出発、これは功績を上げたらしっかり評価して、
修正させたり、報酬を取らせましょうね。
逆に失敗をするとか、あとは思うような功績を上げられなかったら、
ペナルティーを与えます。
この信証出発。これを徹底させました。
これは国の偉い人とかでも問わず、
王の欠縁者とかでも関係なく、この信証出発を徹底させました。
どの国におきましても正直、王の欠縁者とか、
名家の人たちとかが優遇されてしまうというのがありました。
そうなりますと、実力はあるんですけども、
なかなか評価されないという人たちがゴロゴロといました。
で、チンという国はこの信証出発を徹底させました。
それによりどうなったかと言いますと、
他国から優秀な人材がチンに来るようになりました。
他の国で思うような評価を得られていない、
そんな優秀な人たちが、いやこの国だったら自分のことを評価してくれるに違いないということで、
こぞって優秀な人が集まるようになりました。