買い物の体験
おはようございます。ジャパンにケアを。札幌でB型就労支援でカフェ&雑貨屋をやっている、ジャパニケア札幌のりんりんです。
今日は、買い物は小さな冒険、新しい道、新しい発見についてお話しします。
気になる方は最後まで聞いてください。
特に利用者さんとの日々の関わりや外出支援に興味のある方は、きっとヒントになると思います。
私たちの事業所では、カフェを併設した小さな雑貨店を運営しています。
利用者さんと一緒に食事やコーヒーなどのドリンクを提供したり、雑貨やクラフトビールを販売したりしています。
私りんりんは、地下鉄丸山公園駅から徒歩6分ほどの場所にある、ジャパニケア札幌のスタッフです。
マノメオというお店が私たちの職場です。
このチャンネルでは、事業所での日々の出来事を通して福祉事業の魅力や素晴らしさを学ばせていただいていることについて発信しています。
うちで働きたいよとか利用したいよという方、またご質問などがあれば概要欄よりお問い合わせください。
それでは早速、今日の本題です。
今日のテーマは、買い物は小さな冒険、新しい道、新しい発見です。
ポイントは3つです。
1つ目、買い物は作業ではなく体験。
2つ目、新しい道には発見がある。
3つ目、小さな冒険が自信につながる。
1つ目、買い物は作業でなく体験。
カフェを運営していると買い物は欠かせません。
でも私たちにとってそれは、ただの材料を仕入れる仕事ではなく、利用者さんにとっての大事な学びと成長の時間でもあります。
朝、今日は買い物に行きましょうと声をかけると、はい行きましょうと楽しそうに準備を始める方が多いです。
その姿を見ると、もうそれだけで社会の一員としての意識を感じます。
お店を出ると外の空気がスッと肌に触れて、季節の変化を感じる瞬間があります。
春は少し風が冷たいけど日差しが柔らかくて、夏は汗をかきながらも暑いけど気持ちいいねと笑い合う。
冬は手がかじかむ中で雪がふわふわしていると笑いながら歩きます。
その一歩一歩がみんなにとって大切な社会参加の時間です。
スーパーに着くと買い物リストを一緒に確認します。
今日のサラダに使うトマトどれがいいかな、このレタスシャキシャキしてそうだよ。
そんなやりとりの中に自分の意見を伝える力が育っていくんです。
そして何より買い物を終えた後にありがとう助かりましたと声をかけると、いえいえと笑顔で返してくれる。
その表情には自分が役に立てたという喜びがあふれています。
私たちがつい作業だと思ってしまうことも利用者さんにとっては誰かと協力して社会の中で役割を果たす体験。
それが日常の中にある一番大切な時間だと思います。
小さな冒険と自信の獲得
二つ目、新しい道には発見がある。
私たちの事業所では買い物のたびに違う道を歩くことが多いです。
これ実は利用者さんのちょっとした遊び心から始まった習慣なんです。
いつもの同じ道だとただの往復になってしまいます。
でもほんの少し曲がる角度を変えるだけで見える景色が全然違うんです。
こっちの道行ってみようか。
え、そんなところに道があったんですか?
そんな顔をしながら歩くとまるで遠足みたいにワクワクします。
ある日通りかかった民家の前に小さな手作りガーデンがありました。
木の枝にビール瓶のようなものが挿してあって、
これ何だろう?芸術作品かな?なんて話しながら
みんなで立ち止まってじっと観察していました。
写真撮っていいかな?いや怒られたら困るからやめとこう。
そんなやりとりをしながら笑いあって、
またこの道通ろうねと言って帰る。
ほんの10分ほどの買い物の道中がまるで一つの小さな冒険になるんです。
四季の移ろいも感じます。
春には桜、夏には青々とした木々、
秋には落ち葉を踏み、落ち葉を踏みながらカサカサ音がするねと笑う。
冬には真っ白な雪を見ながら雪だるま作りたいねなんて言葉も出ます。
それを通じて感じるのは景色を一緒に見ることの豊かさです。
利用者さん一人一人が見つける発見が違うんです。
この花、うちの近所にもあるよ。
このお店、前から気になってたんです。
その何気ない一言がその人の世界を少し広げるきっかけになります。
新しい道を歩くことは新しい自分を見つけること。
買い物はそんな時間でもあります。
3つ目、小さな冒険が自信につながる。
買い物が終わって帰ってくる道すがら、
寒かったけど楽しかったね。
今日通った道で見た花、スマホで検索しちゃったねと笑い合う。
その瞬間に感じるのはやり切ったという達成感です。
重たい荷物を持ってくれる方もいます。
りんりんさん持ちますよと手を伸ばしてくれる姿は本当に頼もしい。
そういう瞬間にこの人は本当に成長してるなぁと感じます。
ある利用者さんは買い物リストにある品物を見つけに
店内をくまなく探し歩いてくれます。
その一方で夢中になりすぎて疲れてしまうこともあります。
例えば買い物の途中でもう少しだけ頑張りたいと言って
無理をしてしまう方もいます。
そんな時私たちスタッフが大切にしているのは
無理をさせない勇気です。
ちょっと座ってお茶飲もうか。
今日はこれぐらいでいいね。
そうやって本人の頑張りたい気持ちを尊重しながら
休むことも大切な力だと伝えていく。
買い物は小さな冒険。
でもその冒険の中には人とのつながり、挑戦
そして見守る愛情がたくさん詰まっています。
私たちの事業所ではこうした一つ一つの経験が
利用者さんのできたという自信になり
次のステップに進む力になっていると感じています。
今日のテーマは買い物は小さな冒険
新しい道、新しい発見でした。
ポイントは3つ。
1つ目、買い物は作業ではなく体験。
2つ目、新しい道には発見がある。
3つ目、小さな冒険が自信につながる。
日常の中にある当たり前を少し丁寧に見ることで
私たちはたくさんの学びを見つけることができます。
利用者さんが見せてくれる笑顔や真剣な表情
それを支えるスタッフの眼差し
その全部が私たちの事業所の温かい風景です。
本日の話はここまで。いかがでしたでしょうか。
利用してみたい、一緒に働きたいという方
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ジャパニケアを札幌市から
就労継続支援B型事業所
ジャパニケア札幌のリンリンがお届けしました。
また次の配信でお会いしましょう。
それでは素敵な一日をお過ごしください。
