00:00
スピーカー 2
佐島さんにとってプロフェッショナルとは?
スピーカー 1
まあまあ、1円でもお金もらったプロですよね。
スピーカー 2
マンガ760始まります。
佐島とにわのマンガ760
スピーカー 1
忙しい社会人2人がワイワイマンガを語るマンガ760、お送りするのは佐島と
スピーカー 2
にわです。
スピーカー 1
マンガ760は佐島とにわがいろんなマンガの魅力をふんわりワイワイお伝えするラジオです。
語りたいポイントのために必要な部分をネタバレしていくスタイルなので、まあ大きいのは基本的にないんですけども、どうしても軽くはネタバレしてしまいます。
ネタバレは一切困るという人はマンガを読んでからご視聴ください。
スピーカー 2
グッドボタンチャンネル登録コメントもよろしくお願いします。
はいということで今回のマンガはザ・ファブルです。佐島さん知ってますか?
あのマンガ自体は少し前にV6の岡田くんが主演で実写の映画にもなってました。
なんかその時期に確かねアマゾンでちょっと1巻2巻3巻ぐらいタダで配ってたんでそれだけ読みましたね。
佐島さん的にはどうでした?ハマった?そんなに。
スピーカー 1
面白かったですよでも。
スピーカー 2
続きを買うまでにはいたってない。
スピーカー 1
買ってはない。正直に言うと買ってはない。
スピーカー 2
そうか。あのねこのマンガは社会人の教科書的なマンガなんで、
ぜひ新社会人とかあとは入社1,2年、1,2,3年目ぐらいの人にぜひ読んでもらいたいということで今回選びました。
スピーカー 1
これでも反社の方の話じゃありませんでしたっけ?
スピーカー 2
そこは気にしない。
スピーカー 1
学べるとこはあると。
スピーカー 2
はい。で今回のテーマに行こうと思うんですけれども、
今回のテーマは新社会人はこれを読め。プロフェッショナル。ザ・ファブル。
スピーカー 1
まあマンガで学ぶ仕事論的なやつですよね。
スピーカー 2
そうそうそう。たまにありますけど、そんな感じの切り口でね、今回はちょっとファブルについてしゃべりたいなと。
スピーカー 1
わかりました。
スピーカー 2
で、まだマンガのあらすじを説明してなかったので改めてお話しておくと、
さっきさじまさんも言ったように反射がかかるような話なんですけど、このマンガの主人公はファブルと呼ばれる殺しの天才である一人の男なんですよね。
そのファブルが身を隠すために1年間大阪で一般人として暮らすというミッションを与えられるところから始まるマンガなんですよ。
スピーカー 1
大阪っていうのがまたね。
スピーカー 2
うん。ポイントではあるかもしれないね。さじまさんは3巻ぐらいまで読んでるってことなんで、大枠はね、わかってると思うんですけど。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
回が進むにつれて、殺し屋として持っていなかった一般の人の感情とかをファブルが持つようになるんですよ。
03:05
スピーカー 1
へー、なるほど。
スピーカー 2
人としての何かを掴み始めるみたいな感じなんですけど、でも実際は事件に巻き込まれたりして、日常系な部分もありつつの激強主人公のコメディーアクションマンガって感じですね。
スピーカー 1
なんか一般人の感情を持つとかって聞くとあれですね、ターミネーター2を思い出しますね。
スピーカー 2
でもね、穴がち間違ってないのかもしれない。この殺し屋である彼は、殺し以外のことをちゃんと別に学んできたわけじゃないんで、人の感情とかはそんなにわかってるわけではないんですよ。
なるほどね。
このファブルって今まで呼んでた男なんですけど、大阪での名前を佐藤明としているので佐藤と呼ぶことにします。
スピーカー 1
ここも一般的な名前をね。
スピーカー 2
そうそうそう。一応偽造の免許証とかを持っていて架空の人物として生きてるということなんですよね。
で、今回話したいのは、この佐藤のプロの殺し屋としての流儀が社会人にとってものすごく大事なものだと思ったので、ぜひこの社会人とか、まだ社会人歴が浅い人に呼んでもらいたいなということで今回選びました。
もうすでに身分査証してるやんけとかいろいろ言いたいことありますけど、聞きましょう。
聞いてください。まずね、1点目がプロっていう言葉にこだわるんですよ。
スピーカー 1
ああはいはいはい。
スピーカー 2
これは実は佐藤だけでもないんですけど、佐藤はやたらとプロという言葉に敏感なんですよ。で、プロだから頑張ってよねみたいなこと言われると、やたらやる気になります。
スピーカー 1
いいっすね。単純で。
スピーカー 2
そう、結構単純なんですよ。で殺し屋として、殺しもプロとして仕事でやってるんですよ。
まあまあそうですね。
そこに一切の感情はなくて、最初の方のくだりでそのヤクザの人たちに、お前そんな人殺してんやから何人殺したって一緒なんやろ好きで殺しやってんやろみたいなこと言われるんですよ。
でもそうじゃない。俺は仕事で殺しをやってるだけで別に快楽でやってるわけでもなんでもないんやと。
っていうことを説明してて、そこに仕事に感情がないからこそブレもないんですよね。
スピーカー 1
ちょっと油断するとかね。
スピーカー 2
そうそう油断もないし、その人に情けもないし、一切ブレがない。だから仕事にも失敗しないんですよ。
スピーカー 1
なるほどな。
スピーカー 2
これは殺しを極めてきた佐藤だからこそなんですけど、もう人をやるのは普通に散歩するのと同じレベルらしい。
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スピーカー 1
散歩でもプロとか関係ないでしょ。みんな実際プロレベルでやってるよねってことですよね。ずっとやってきたから何も考えんでもできるやろということですよね。
スピーカー 2
仕事として極まってるんですよ。
ここまではもう前提で誰でもなるほどねって感じの話なんですけど、こっからが重要で、プロの一般人として彼は過ごさないといけないんですよ。
スピーカー 1
プロの一般人ちょっとわかんないですけど。
スピーカー 2
プロとして一般人をちゃんと演じないといけないわけなんですよね。
スピーカー 1
プロ市民とかって聞くと全然違う類の人が出てきちゃう。
スピーカー 2
一切一般じゃないと思われてはいけない。
スピーカー 1
そうね。隠れないといけないから。
スピーカー 2
だからわざと喧嘩でやられたフリもできるんですよね。
スピーカー 1
映画のあれでもありましたよね。予告編でも。
スピーカー 2
めちゃめちゃ強いのに絡まれてもやられたフリができる。でも実際は自分にダメージはほぼゼロっていう。
スピーカー 1
むしろ殴った方が怪我してて、殴ってきた拳にわざと頭当てに行って相手の指を2本ぐらい折ったり。
スピーカー 2
それはプロなの?
スピーカー 1
プロプロ。
スピーカー 2
それはやられないといけないんじゃないんだって。
やられてるんですよ。でもやられたフリはしている。でもちゃんと向こうにも痛い目を合わせてるんですよね。でも殴って、自分が怪我されてよくあることなんで。
スピーカー 1
確かに確かに。なんか事故っぽい感じで見せかけたんですよね。折れたのもたまたま当たっちゃったみたいな。
スピーカー 2
痛たたたーってこっちも痛がりながら向こうも痛いみたいな。
スピーカー 1
なるほどなるほど。
そんなところにプロ意識が潜んでるんですよ。彼にも。で、加えてですよ。お金はもう持ってるんですよ。すでに生活するお金は。
スピーカー 2
殺し屋としての仕事をやってたんで結構たんまり持ってて別に働かなくても大丈夫なんですよ。
そうね。
でもプロとして一般人の生活をするために時給800円のバイトとかもするんですよ。
僕の1円でももらえばプロローンを使えば確かにそうね。プロの市民として。
そう、プロの一般人としての生活をちゃんと充実させるためにバイトするんですよね。
スピーカー 2
で、一応履歴書とか書かないといけないじゃないですかバイトでもね。
で、配達のバイトに応募するときに元配送屋っていう体でその配達のバイトを始めて。
スピーカー 1
履歴書に嘘書くっていうのはプロなの?
スピーカー 2
だって履歴がないから。作るしかない。
スピーカー 1
まあまあまあ置いておきましょう。
スピーカー 2
本物のこと書いたら。
09:00
スピーカー 1
そこがプロなのかどうか置いておきましょう。
スピーカー 2
それはプロの一般人として過ごすためにプロとして嘘をついてるんですよ。
スピーカー 1
どういうこと?
なんかもう無茶苦茶やな。
言いたいことはわかるけどなんか全然理にかなってない感じがする。
まあはい。
スピーカー 2
その元配送屋っていう体で配達のバイトを始めて、
あの車輪で配達が40分かかるところを20分で終わらせます。
スピーカー 1
車輪で40分かかるとこ行くんやって感じするけどな。
スピーカー 2
なんかすごいお金のないバイト先なんでね。
車用車はチャリやっててチャリで行くんですけど。
でもそれも元配送屋から体は強いっていうのをアピールしてちゃんと入社して。
スピーカー 1
ああそういうことね。
配達もすごいペースで終わらせるっていうね。
なるほど。
スピーカー 2
これがねすげえ。プロとしての意識がすげえ。
スピーカー 1
思ってたよりレベルが低いところのプロローンな気がするけど。
スピーカー 2
なんでなんで?
スピーカー 1
いや別に職に寄せんはないけどね。
スピーカー 2
これを掃除で行くと、要はその配達が何分とか実は重要ではなくて。
スピーカー 1
まあまあまあ。
スピーカー 2
きちんとね。元は殺し屋なわけですよ。
殺し屋として報酬をもらって仕事をしている以上、プロとしての誇りをまず持っていると。
何かにつけて、まあプロやからやなーって言うんですよね。プロやからなーって言うんですよね。
もう自分にそのプロとしての誇りを持っていて、そして結果を必ず出すっていう佐藤の流儀。これは見習うべき。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
言っときますけど、殺し屋としての能力めちゃめちゃ高いですからね。
スピーカー 1
確かに高かった覚えがある。
強すぎる。
確かに社会人ね、特にたぶん1年目2年目3年目とかになってくると、わりとまあ給料もそれなりにバイト料は全然出て、
急に時給800円のことやれって言われると手抜きそうなもんやけど、でも金が発生している以上プロやみたいなね。
与えられた金以上の仕事するんやみたいなね。いいな。
スピーカー 2
大事なんですよね。
プロや。
プロ。でね、これがまあ1点目ですよ。でもこのプロ論は結構言われると思うんですよ。
まあまあ確かにね。
社会人としてお金をもらってやってるんだからきちんとその財界払いなさいって結構教えられることじゃない。
スピーカー 1
次の2点目をね、より聞いてほしくて。2点目はあるもので工夫するっていう。
あの手元にあるものでってこと?
スピーカー 2
自分の身の回りにあるもので今あるもので工夫をするっていうのを大切にしていて。
佐藤はたまに体の鉛を取るために何日か山に入ったりするんですよ。
文化的な生活をしてると人間としての能力が下がるって言って。
12:05
スピーカー 1
逆にね。
スピーカー 2
で山に持って入るのはウエストポーチ1つ分の荷物のナイフくらいなんですよ。
それで何日か過ごしきります。
基本的に他のものは現地調達。
スピーカー 1
食料とかも?
スピーカー 2
そうそうそう。食料は蛇とかバッタとかカエル捕まえて食べるんですよ。
スピーカー 1
なるほどなるほど。
スピーカー 2
あるもので工夫するっていうのが佐藤は口にも出して言ってて。
いろいろ買ったりして準備するんじゃなくて自分の今あるもんで何とかするんやと。
すごいなと思ったのはクマに一回一緒についてきたやつが襲われるんですよね。
襲われるというか近くに寄ってくるんか。
クマが人間の荷物を荒らしたりしてそのクマを撃退しないといけないっていう状況になるんですよね。
その時にマムシをまず捕まえてマムシから毒を取ってその毒をナイフと木の棒で作った槍に塗り込んでクマを撃退するんですよ。
普通だったら無理じゃないですか。両銃持ってみたいな。
でもそれをこうやってやればなんとかなるみたいなことを言ってやりきっちゃうんですよ。
スピーカー 1
プロや。プロやな。
スピーカー 2
殺し屋としての工夫もすごくて一般人になれって言われた時に殺し屋として持っていた銃を中身は全部捨てちゃうんですよ。
スピーカー 1
弾をってことですか?
スピーカー 2
弾だけじゃなくて銃の構造的に側以外に実際に弾が発射される中身のバレルっていうんですかね。みたいな部品とかは全部捨てて外身だけ持ってたんですよ。
スピーカー 1
ほんまに外身だけ。これは俺の命を救ってくれたことのある銃やから外身だけは絶対持っていくって言って。
なるほどね。
なんやかんややってたらトラブルに巻き込まれて仕事をやることになって。そしたらホームセンターで買える材料で自分で銃の中身を作るんですよね。
スピーカー 2
あるものでね。
鉱作をしてバレルとか作って、あとは銃の弾も花火の火薬とかを詰めて釣り用の重りを先に弾として込めてみたいなことをやるんですよ。
スピーカー 1
はぁ〜なるほど。
スピーカー 2
そう。なんかそれ一応なんて言ったらハッシュパピーとかいう自作の銃かなんかそんな名前が本当はあるらしいんですけど。
なんかあれめちゃくちゃ簡単な機構の銃のやつですね。なんか昔第二次世界大戦かなんかの時にどっかの国がばら撒いたみたいなやつ。
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スピーカー 2
そうなんや。でもそれも言っても強くないんですけど、それを使って工夫して仕事を遂行するんですよね。相手は本物の銃を持ってましたその時。
スピーカー 1
別になんか怪しい筋から買ったりとかもせず。
スピーカー 2
あるもので工夫する。自分で煙玉とかも作ってましたからね。
スピーカー 1
煙玉すごいな。銃より煙玉の方がすごい気がするけどな。
スピーカー 2
でここから佐藤のここから何を学べるかって、社会人として仕事をしていたら基本的には今ある人物金で戦っていかないといけない場面が多いじゃないですか。
スピーカー 1
急になんか嫌なこと言ってくるな。
スピーカー 2
リアルにね。しかも何がだるいって基本的にその資源は足りてないわけじゃないですか。人足りない金足りないって。常にそうなんすよね。でもそんなことばっかりを嘆いてられない社会人では。だからあるもので工夫してやり切ると。
何かが足りないっていう状況が新社会人にとって一番ストレスのかかるところじゃないかなって気がするんですよ。例えば上司が自分と気合わへん人でも、この上司嫌やなって愚痴るじゃないですか。でも絶対その上司と付き合ってやっていかないといけないから。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
そのストレスをどう上手にあるもので工夫して自分の成功に導くかってすごい大切なことで。
スピーカー 1
はいはいはい。急に真面目な話になってきたな。
それをね。
耳が痛い。
スピーカー 2
僕は佐藤から学んだわけですよ。
スピーカー 1
殺し屋から。
そう。
なるほど。
スピーカー 2
プロの殺し屋佐藤はすげえなと。
スピーカー 1
確かにスヌーピーもね、昔僕らは配られたカードで勝負するしかないんだって言ってましたからね。
スピーカー 2
ありましたね、そういう名言ね。
スピーカー 1
そう。確かに確かにそう。
スピーカー 2
そういうことなんですよ。社外出てすごい、例えば勤めてちょっとイライラして、こんな会社あかんわ俺は他の会社やってやれるっていうね。それが成功な場合もありますけど。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
なかなかね、そんなことばっか言ってられないから。
スピーカー 1
いやまさか今回なんか後半説教みたいになるとは思わへんかったな。
スピーカー 2
そんなこと。
スピーカー 1
見たいわなんか。
スピーカー 2
でしょ。
スピーカー 1
いや聞いてる人も中にはイライラしてる人多いと思うんですよ。なんやねんこいつみたいな。
スピーカー 2
というね、プロフェッショナル佐藤明の仕事の流儀でしたという。
はい。
新社会人、それから入社1,2,3年目の人はぜひね、このファブルを読んで、プロとしてのね、社会人としての何かっていうのを得れるんじゃないかなと僕は思いました。
18:06
スピーカー 1
なるほど。僕らはね、漫画760お金発生してないんで。そんな堅苦しいことは抜きにね。
スピーカー 2
急になんか逃げが始まった。
スピーカー 1
もらってもだって。
スピーカー 2
そりゃもらってない。
スピーカー 1
もらってからにしてくださいよそれは。
もらい始めたら僕もね、このプロとしてやりますよこれは。
スピーカー 2
なんかめんどくさくなってきたな。
スピーカー 1
まあね、僕らでもね、結構参考になる部分ありそうですもんね。もう新社会人ってわけじゃないけど。
スピーカー 2
そうですね。読み返してて、なんかいいこと言ってるなって思う。
それと共にね、このファブルって殺し屋の漫画って言ってるんですけど、実はこう日常系のクスクス笑えるところが結構あって。
はいはいはい。
ぶっちゃけ天然なんで、そういうところとね、合わせて楽しんでもらえたらなと。クスクス笑えるいい漫画なんでオススメです。
スピーカー 1
確かに表紙ちょっとね、なんかシリアスな漫画なのかなって感じはしますもんね。
スピーカー 2
そうそうそう。ぜひ読んでください。
スピーカー 1
漫画760はSpotifyやAppleのポッドキャストなどで公開されています。
スピーカー 2
好きな漫画を語ってほしいポイントなどあれば何でもコメントDMでください。
スピーカー 1
今週は投げ銭にさせてください。
スピーカー 2
プロになりたい。
スピーカー 1
プロになりたいので投げ銭を募集します。
スピーカー 2
プロになるには僕らのこの喋りではちょっとまだまだじゃないかな。
スピーカー 1
まだダメか。じゃあこのままだらだらやるか。ではまた来週バイバイ。
スピーカー 2
バイバイ。