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  2. #32 『プラネテス』宇宙ばなし..
2022-09-06 40:55

#32 『プラネテス』宇宙ばなしコラボ!20年前の宇宙マンガは2070年代をどう描く?【佐々木亮の宇宙ばなし×マンガ760】

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宇宙専門家と宇宙マンガを楽しむ回
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夢とエゴに満ちた航宙士志望の青年・星野八郎太(通称ハチマキ)の成長を軸に描く「惑う人々(プラネテス)」たちの物語/1日10分宇宙時間/佐島父も聞いてる「佐々木亮の宇宙ばなし」/現代のサラリーマンに通ずる/宇宙専門家がプラネテス読んでみた/宇宙ゴミ(デブリ)掃除屋さんが現実の宇宙ビジネスのキープレーヤーに/ケスラーシンドローム/月面居住者は10年以内に現れる?/木星は資源が豊富?/謝りたいこと/

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00:00
僕、ずっとね、マンガ作品の題材になっている職業の方とか、その分野の専門家の方と一緒にマンガを読むっていうのをやってみたかったんですよね。
はいはい。あのー、料理マンガやったら、例えば料理人の方と読むとかってことね。
そうそうそうそう。で、今回は宇宙マンガ、プラネテスの話をしたいと思ってるんですけど、
宇宙といえば、ねえ。
忙しい二人がいろんなマンガの魅力をワイワイ語るマンガ760をお送りするのは佐島とにわです。
この番組はSpotify独占配信でお送りしています。
前回告知していた通り、今回は僕たちと同じくSpotify独占配信番組の佐々木亮の宇宙話さんと一緒にマンガプラネテスを軸に話していきたいと思ってます。
佐々木さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ではですね、早速なんですけど佐々木さん、自己紹介の方よろしくお願いいたします。
はい、同じくSpotify独占配信番組佐々木亮の宇宙話をやっている佐々木亮と申します。
1日10分宇宙時間っていうのをテーマに、毎日宇宙の天文学だったり、宇宙ビジネスの話っていうのをマニアックにしているチャンネルになってるので、今回はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
うちのお父さんも聞いてます。
聞いてる。
びっくりしましたよ。
いや本当にね、なんか佐々木亮さんとコラボするなんてお前ちゃんと聞いとかなあかんぞってめっちゃ言われましたよ。
お父さんに言われるっていう。
めっちゃめっちゃ面白いこと言ってるからお父さんに言われました。
すげえ嬉しいそれ。
家族に興味持たれてないなあSpotify独占配信になったのに。
普通そうだと思いますよ。
え、そう?
なんかその話もちょっとしたい気もしますが、今回はね、プラネテスという漫画の話をぜひ佐々木さんと一緒にしたいなと思っておりましてですね。
作品の内容の話とかしたいと思ってるんですけど、先にあらすじだけザグッと紹介しておきたいと思います。
プラネテスのあらすじですが、死がない宇宙廃棄物、これデブリですね。
デブリの回収船に乗り込む星のハチロータ、通称ハチマキが大きな夢を持ちつつも貧相な現実と不安定な自分に抗いきれずにいると。
さらにその回収船の同僚のユーリが失った妻の思い出に後ろ髪を引かれて自分の未来を探せずにいるみたいな状況ですと。
宇宙開発が進んで先進各国がその県政を清掃権の外まで及ぼしているんだけれども、生きることその強さも弱さも何も変わらなかったみたいなサラリーマンっぽい感じの話ですよね。ザクッと言うと。
サラリーマンなのかな?
03:00
え、なんか僕はすごい大人の事情にすごい、あーわかりましたーっつってこう忖度してたけど、何かのきっかけで、いややっぱ俺がやりたいことやるんだーみたいな、現代のサラリーマンに通ずるような話やなーと思いながら読んでました。
確かにそういう心理的な描写めっちゃ上手いですよね。
僕はめちゃめちゃ感動しました。
僕もめっちゃ感動しましたね。
最後もうちょっと泣いちゃったもん。
いや泣きますね。
割とあれそうね、そのなんて言ったら、サイエンスフィクションの技術のところにめっちゃフォーカスしてるというよりは、まあ人間ドラマのところにフォーカスしてるというか。
うんうんうん。
2人がめちゃくちゃ感動してるっていうことなんですけど。
二羽さんハマってなさそうな。
いやいやそんなことないですよ。
そうなんですよねー。
なんか熱量が感じられない。
そんなことない、これから話したいと思ってるんでちょっと待ってください。
あ、ほんとですか。
今回は宇宙専門家がプラネティス呼んでみたということでね、毎日その宇宙の情報を発信されている笹木さんがプラネティスを呼んで気になったこととかを僕らがお聞きしていきたいなと思っております。
はい、すいませんこんな俗っぽい感じになってしまった。
そうですね、今回コラボさせてもらうってなって、やっぱちゃんと読み直したんですよ。
もともと好きだったんでプラネティスの話したいですっていうのを多分最初に僕からぶつけさせてもらったかなと思うんですけど。
であれですよね、今回のコラボではここでストーリーの中だったりっていうのを話していって、もっと細かい話、宇宙ってこんな感じでこれどうなのとかっていうのは僕のチャンネルで喋るみたいな感じですよね。
はい、そうですね。
ということで、じゃあもう早速いいですか?僕の方から。
もう丸投げしちゃいます早速お願いします。
はい、大きく分けて2つぐらいちょっと今回取り上げたいなと思ってるんですけど、まず1つはやっぱさじまさんから紹介あった宇宙デブリっていうのが一種、物語の中心になってると思うので、宇宙デブリの掃除をする人っていうのは一体現実世界でどうなってるんだみたいなっていうところの話なんですけど。
専門家っぽい。
この物語自体がそもそも2070年とかっていうちょっと未来の話なんですよね。
今から4,50年後の未来の話をしてるんですけど、実際の宇宙ビジネスのキープレイヤーになっているアストロスケールっていう会社が実はもう宇宙デブリの除去に向かって動いていて、何なら世界的にものすごく有名な企業としてピックアップされているっていう現状があるんですよ。
はいはい、ちょっと予習しましたよこれは。
本当ですか?
佐々木さんのやつで。
デブリ界で。
デブリはやっぱ重要なんですよ。宇宙開発をするっていうのにあたっては。物語の中でもいろいろ触れられてたんですけど、やっぱ宇宙デブリが存在してると周りのまっすぐ頑張ってる宇宙ミッションに対して被害が及んでしまうと。
06:14
例えば宇宙デブリって簡単に言えば宇宙空間に漂ってて、地球の軌道の周りをぐるぐる回っているゴミとかなので、それってものすごいスピードで回ってるんですね。地球を90分で一周するとかのスピードで。
そんな早いって。
90分で一周やばいっすね。
そっか。
秒速めっちゃ早かったっすもんね。
めちゃめちゃ早いんですよ。僕もちょっと細かい数字忘れちゃったんですけど。っていうスピードで回っていて、なので他のものもそのスピードで回ってるから、基本的にはあんまり干渉はしないんですけど、やっぱ少し早く回ってるものがあったりとか、ちょっと違う軌道からいきなり飛んでくるものとかってなると、
一気に高速球をデリケートな人工衛星の機体にぶつけられてしまうみたいなところで、ミッションがいきなり終わってしまうとかっていうのが結構あるんですよ。それでなると、今流行りの持続可能な宇宙開発みたいな、持続可能性ってなんかよく言うじゃないですか。SDGsみたいな。
SDGs。
あれの流れで宇宙開発も持続的にやっていけるようにしましょうっていうので、デブリを出さないとか除去するっていうのが重要になってるんですよね。
で、そんな中でアストロスケールっていう会社はもう何年も前から宇宙デブリっていうところを、宇宙デブリ除去っていうのをメインの事業として進めていて、実際に今もう実証実験まで進んでるっていうところで動いているのがこの会社なんですよ。
そのデブリ除去するっていうのは、宇宙に浮かんでるデブリをキャッチするんですか?
そうですね。人工衛星で飛んでるデブリをキャッチするみたいなイメージで、このプラネティスの世界みたいに人が行って大気圏に蹴り落とすみたいな、そんなことしない。
ちなみに作中で大気圏にゴミを蹴り落とすみたいな描写ありましたけど、あれってできそうなもんなんですか?そんな簡単に落とせるもんではないんですか?
いや、そう。もっと力必要だと思いますね。
人の力では無理?
やっぱこの90分でぐるぐる回ってるっていう、その感性の力みたいなのがあるんで、ちょっとやっぱちょっとぐらいを押すぐらいじゃ多分軌道はずれなくて、継続的に力を与えていってちょっとずつ軌道を下に落としていくみたいなのがやっぱり理想的な除去の仕方になるので、多分蹴ってだと除去できないはずなんですよ。
めっちゃ強いパワードスーツの可能性はあるってことですか?
ありますね。アイアンマンみたいな。
で、そのアストラスケールさんはキャッチされるんですね。落とすんじゃなくて。
キャッチする。で、それでそのキャッチしたタイミングで、例えば人工衛星がスラスターみたいなエンジンみたいなのを吹いて軌道をずらしていくっていうような形で、軌道上からデブリを除去するっていうような、そんな状況を今作り上げようとしているっていうところですね。
09:18
後々そのキャッチしたデブリはどっかで回収できるんですか?
それこそ大気圏に落とすとか。
最終的には落とすかもしれないですね。
その燃やし切れるだろうかみたいなのはちゃんと計算されて、地上に落ちたらもう大変なことになるんで。
で、どこで落とすかみたいなところはちゃんと計算されて、燃え切らない場合は多分また別の方法があるのかなと思うんですけど。
実際あれって人工衛星の廃棄された人工衛星とかもあったと思うんですけど、あれって大体どれぐらいの大きさやったら燃え尽きるもんなんですか?その大気圏に落とした時に。
結構模擬的に出てるのは比較的小さいやつがイメージ図としては出ていて、最近流行りのもので言うと、大体どのくらいだろうな。
人間が抱えられるぐらいの大きさの人工衛星って今手軽に打ち上げられるようになってるんですよ。
手軽にっても数億円かかるんですけど。
それは手軽とは多分言わない。
今までに比べれば手軽ってことですね。
相当手軽ですね。
ニワさん今までだと100億円とかかかってたのが最近では50億円とかになってるんですよ。
財布の感覚バグってるだけだと思う。
っていうこの間佐々木さんのラジオで聞いたやつそのまま言ってるだけ。
そうやって使ってもらいたいんで僕のチャンネルは。
結構ニワさんにこのプラネティスの話してる時もどやりながら佐々木さんので聞いたやつ言ってましたね。
そう聞いたらすごいダサく聞こえてきた佐々木さんが。
道理で話しやすいわけですねテーマが。
そんなちっちゃいやつじゃないと逆に燃え尽きないんですね。
そうですね。
あとやっぱりそもそもそれを落とすために飛ばされた人工衛星とかも比較的手軽なやつだったりもするので。
そこは多分まずは現実的な大きさのものをちゃんとカバーしていって。
多分ここから事業としてはスケールしていくみたいな形になるのかなと思いますね。
これ事業としてその宇宙ゴミを掃除するってことなんですけど。
どこで儲かるんですかというか。
誰がその宇宙ゴミを回収することでお金払ってくれるんですかっていうのがすごい疑問なんですけど。
これがそこ多分結構肝で。
環境問題とかに取り組んでる会社もじゃあどこがお金払ってるんだみたいなところになってきたりするじゃないですか。
地球上のところですね。
そうですそうですそうです。
ってなってくるみたいな感じでどっちかっていうとそういうデブリを除去できるような。
12:01
例えば人工衛星がキャッチしやすいような構造をちゃんと最初からつけましょうねとか。
っていう標準装備になるようなところで例えばお金が回るっていうような話もされてたりとか。
人工衛星が取りに行くから人工衛星についてるマジックハンドではないんですけど。
ガチャって宇宙空間に飛んでるもう使ってない人工衛星にドッキングする歯みたいな。
マジックハンドみたいなのがあってそれがちゃんと向こうにも同じような機構がついてると掴みやすい。
メスとオスのパーツがあってガチャっとくっつければ。
凹凸が噛み合うみたいな。
そうですそうです。
ってなっているのを例えば標準装備させるとかってなって今後人工衛星はちゃんと自分外側の力で落とすことができるだったりとか。
そういったところをさせるとじゃあこの装備つけるのにいくらねとかっていうお金の回り方もありますし。
でもやっぱ基本的には政府とかになってくるんだろうなぁとは思いますね。
でこれもしかしたらちょっと妄想が入る部分はあるんですけど。
例えば企業がどんどんどんどん人工衛星打ち上げてくってなってその企業のもう使わなくなった人工衛星のせいでこのデブリの大群みたいなのが例えばできちゃうってなると。
その会社の評判って多分めっちゃ落ちるじゃないですか。
いわゆる地球で環境汚染してる会社みたいな。
そうですそうですそうです。
ってなるとやっぱみんな気にしなきゃいけないみたいな。
でなんかあそこの会社こんな問題起こしてるけどデブリとして残らないような取り組みしてなかったらしいぞみたいな話になるとやっぱ会社として良くないと思うので。
そういったところでそういう装備をつけておく一種保険みたいな形にはなるのかなと思いますね。
そのSDGsのもう宇宙まで含んだ話なんですよね。
これやっぱ作中でもちょっと触れられてたんですけどデブリめっちゃ増えて1個のデブリが例えば1万個のデブリ作るってなったらその1万個がさらに次の1個1個が1万個を作るみたいになって大量に無限にデブリが作られて地球の周りを薄い皮で覆っちゃうみたいな状況になる可能性があるんですよデブリって。
でそうなるともう外に出れない状態なんですよね地上から地球から出ていこうとしてももうドーム状の一種もう1枚川に覆われてるから人間はもう地球から出れないみたいな状態にそんな状態に持ってかれてしまう可能性もあるというような状況になるんで
そういう意味で結構デブリ除去っていうのが今注目度高いというか今後絶対に持続的に宇宙開発していくっていう意味では重要になってくるっていう。
なるほどなんとかシンドロームってやつですね。
ケスラシンドローム。
これプラネテスでも一応ケスラシンドロームでちょっと出てくるんですけど多分さじまさんは宇宙話でこの単語を聞いたからすごい僕に言ってきましたよ。
15:09
いやプラネテスで見てその後にデブ理解があったんでそれを聞いた時にもケスラシンドロームが出てきたんで全然プラネテスと関係ない文脈が出てきたんで
これフィクションの話じゃないんやと思ったんで。
確かに。
感じです。
これビジネスとしてそのゴミ回収をやっていってるって話なんですけどプラネテスの作中だとなんか宇宙ゴミ回収って結構雑多な仕事みたいな描かれ方をされてたと思うんですけど
それって今の考えでいくと宇宙ゴミ回収っていうのは儲かりそうなんですか。
どうなんでしょう。
一応プラネテスの中やと普通に地上で働くよりは給料いいみたいな感じでしたよね。
そうっすね。
デカすぎ的な。
給料は良さそう。
でも地上のゴミ収集の人も結構給料いいってなんか聞きますよね。
確かにそれはね言いますね。
ちょっとやっぱ危ないからっていうのもあるみたいな。
宇宙だとより危ないっすもんね。
危険手当相当つきますよね。
でもそこがお金になるかどうかみたいなちゃんとビジネスとして回るかみたいなところは今まさに宇宙ビジネス全体が取り組んでるところだったりするので今後の動きに期待って感じですね。
まだちょっと課題もありつつって感じですね。
でもなんか今までの地球上での環境問題に配慮するけどお金にならないみたいな同じ鉄は踏まないようになんか工夫はするんだろうなと思いますけどそこはでもやっぱ僕らみたいな凡人が考えるよりもその会社のトップの人がこれでいけるってこれに人生かけていけるなって思った何かがあるはずなんでそこちょっと期待って感じですよね。
じゃあまあそれで頑張って作ってもらったら僕はじゃあ一作業員としてゴミ回収に行きます。
いや行きましょう行きましょうみんなで。
そんな気軽なもんか分かんないっすけど。
ニアさん身長伸びるかもしんないですしね宇宙の。
そう身長伸びる拍子ありますからね。
嬉しいんかなそれ。
キャラ崩れるもんな。
確かに。
地球帰ってきたらもう一回みるみる縮んでいくかもしんないですけどね。
それ一番嫌ですよリバウンドみたいな。
こんな感じですかね宇宙デブリ除去っていうのが実際に現実にあるみたいな話は結構現実にあるなっていうただまあ人が行くっていうような感じではないかなみたいなそこがフィクション漫画の世界と現実の差としてはそんな感じで出てるっていう状況ですね。
僕らはもう単純にフィクション作品として読んでたんで本物なのか嘘なのか全くわからなかったのでちょっとその現実の区別がつき始めてきました。
なんか実際この舞台設定だと機械を生かせるより人間を生かせた方が安いみたいなとこあったりするんですかね。
18:03
あーどうなんだろう。
でもなんかそんな雰囲気ありますよね。
なんか思ったより人いるなみたいな。
そうっすね。
結構人いるから。
その当時はやっぱあれってプランティスって20年ぐらい前の作品。
20年前ぐらい。
ってなってくるとちょっとまだその機械に全て任せれるみたいな雰囲気よりはやっぱ人間行く方が現実的だろうっていう発想になりやすいのかなと思いますよね。
その当時だと。
99年当時の2027年、2070年像みたいなのが今の2070年像とちょっと違うって感じですね。
全然違いますよねきっと。
それこそドラえもんの世界絶対まだ無理だろうみたいな。
確かに言われてみたらプランティスまだ携帯使ってましたよね。
ビデオ通話はできるけど形がいわゆる昔のあの柄形みたいな感じの形してました。
そんな感じだった気がしますね。
やっぱりこの99年的なところが。
いやーありますよ。
あるんすね。
その当時から見たら作り始めた時から見たら本当に70年後とかの世界を描いてるわけですもんね。
70年今のスピードで変わってったら結構あり得るんじゃないかなって思えそうな雰囲気があって。
これ次の話題行っちゃっても大丈夫ですか。
どうぞどうぞ。
あり得そうだなって思うのがあってそれがまあ月面にもう生活圏ができてたじゃないですか物語の中で。
なんか大都市みたいな感じになってましたよね月面都市というか。
しかもなんかこう怪我したら一旦月の病院に入るみたいなっていうぐらい人間の生活圏が月に伸びてるっていう描写があったのは
あれ穴勝ちフィクションとは言い切れないんじゃないかなみたいな感じも最近結構出てて。
月面居住とかっていうのを例えば今アポロ計画の後継役でアルテミス計画っていうのがあるんですけど。
それで10年15年とかの間に人がもう月面に住んでるみたいなその時は1000人とかっていうような構想なんですけど。
そういう状況が10年後ぐらいの目標に設定されてる上で世界中の宇宙機関がどんどんどんどん宇宙開発を進めて月面をもう開発しまくっていこうっていう計画がもうスピードで進んでるんですよ今。
でそうなると10年15年後に1000人いたらまあそっからさらに40年後とかってなると月面で全然生活圏が豊かになってるとかっていうのはありえそうだなっていう。
21:01
またちょっと現実に良いフィクション具合だなっていう感じは思いましたね。
読んでて最近の動きと合わせて読むとそんな感じです。
今ちょっと聞いてて思ったんですけど本当に10年で住めそうなんですか。
それで言うと意外といけんじゃないかなみたいな。
そうなんですかなんか僕らからするとやっぱなんかそもそも月になんていうか行くだけでもめちゃくちゃ大変そうっていうイメージがあってその上住むっていうのがちょっとこうもうイメージから外れてるレベルなんで。
今でも月の周りに人工衛星とかもう7、8カ国分ぐらい回ってるんですよ。
っていうのがあったりしてプラスでもう今年の間には月面着陸船の打ち上げが決まってたりとか。
もう決まってるんですか。
もう打ち上げ秒読みって感じです。
もうそんな近いんだ。
しかもその着陸船なんかでっかい着陸船が月面に降りてそこから細かいミッションがなんかこう8個10個ぐらいがファーって出ていくみたいなそんなミッションが控えてるんですけどそのどでかい着陸船も日本製なんですよ。
日本の企業が作ってる。
おー日本すご。
すごいんですよ。
っていうのがあってだから今年はまあそういう機械が月面に行くみたいなタイミングが来て。
今募集してる宇宙飛行士、宇宙飛行士の募集が今この1年間で選抜試験がどんどんやってるんですけど。
その人たちは数年後に訓練全部完了したタイミングで月面のミッションにアサインされるような人たちなんじゃないかって言われてるので。
数年後にはやっぱこう人が何人かまたアポロの時代みたいに行ってるような状態になる。
じゃあそっから5年とかで定期的に人が宇宙飛行士が行ってるってなったらそこに居住スペースみたいなのができてって思ったら10年15年まで見たらありえそうかなみたいな。
いやーなんか僕らには全然近しい未来に思えないんですけど。
この間なんかあれですよね、宇宙旅行みたいな、元ゾゾの前澤さんとか行かれてました?
やってましたやってました。
もうそういう時代だから全然宇宙に行くだけやったらそんなになんかアポロの時代みたいに危険なわけでもないっていう時代になってるってことですよね。
しかも最近飛行機で宇宙行くっていうパターンが主流になりつつあるというか。
プラネティスの作中でも宇宙船で宇宙空間旅行してるみたいな描写があるんですけど、あんな感じで地上からも飛行機でバーって行って、ある程度高いとこまで行ったら飛行機のなんか下についてるちょっとミサイル的なやつにみんな乗って、そこから安全に宇宙に行くみたいな方法とかが結構主流になりつつあるというか。
24:17
スペースポートですね。
スペースポートまさに。
これも佐々木さんの知恵。
大分でしたっけ?日本やと。
大分と、あとは北海道とかに宇宙港っていう港ですね。宇宙港スペースポートっていうのを作って、そこからどんどんロケットだったり飛行機だったりっていうのを打ち上げていって、宇宙への玄関みたいな使い方をしてもらおうっていう動きが世界中で出てるみたいな。
今60カ所ぐらいあるらしいんですよ。スペースポートとして登録されてる場所が。
だからそういうもう飛行機に乗るために空港行くみたいなノリで、宇宙行くために宇宙港行って、宇宙に手軽に行くみたいな時代は結構なんか自慢ができつつあるみたいな。
じゃあ別に1000人送るのもそんなにベラボーに大変ってわけでもないって感じです。なんか昔のアポロのイメージとかだと本当そんなにクルー多くないじゃないですか。
そうですね。行ったの3人とかですよね。歩いたのは2人とかなんで、それよりはなんか意外とイケてるなみたいな感じになる可能性は全然あると思います。
大量に人を運ぼうと思えば運べる時代ではないってことですかね。
これ10年、15年ぐらいに進めるようになって、作中の2070年頃だとルナリアンっていって月面で生まれた人、月面人が出てきてるじゃないですか。
ありましたね。
それは2070年って考えるとありえそうですか。
いやどうなんですか。あの作中の中でも数人っていう話だったじゃないですか。
確か4人とかそんなレベルでしたね。
で、やっぱ健康被害エグいみたいな話がどうしても突きまとうのが宇宙開発というか、重力がかかってるからこそ骨が頑張ってるみたいな状態らしくて、骨からいろんな成分が抜け出しちゃうらしいですよね。無重力いったり重力弱くなると。
骨がポソポソになるコツ少々になるし、ポッドキャストでも一回取り上げたんですけど、尿炉血跡とかになるとか。
で、だからまあそれが、じゃあ宇宙で生まれた子供それに適応してるのかみたいな話は多分ここから出てくるんだろうなと思うんですけど、現実世界でも。
なので、今んところ人間宇宙適してないよなみたいな雰囲気あるから。
いなそう。それはちょっと厳しそう。
27:01
産むなよっていう。
リスク高いよっていう話ですね。
作中でも仕方なく地球に降りてこれない、母親の体の健康的に地球に降りてこれないから月面で生まざるを得なかったみたいな感じでしたもんね。
そうですね確かそんな感じだったんで。
いやでもどうなんすかね。
宇宙で作っちゃったってことですもんねきっと。
そうですよね。
もう相当馴染んでないと無理じゃないですか。月面にいるっていう状況が日常化してないと難しそうだから。
月面の基地とかじゃなくてもほんと都市みたいな人が住んでプライバシーもあるような状態とかになってないとそういうことも考えられないですか。
ならないと思いますね。
なんか気になるところとかありました逆に僕、それこそ木製とか。
木製って資源豊富なんですか。
木製資源豊富かは結構際どい話かなと思って。
なんで木製いくんだろうっていうのは浅い知識ですけどちょっと思いましたね。
作中では人間にとっては無限のエネルギー庫になり売るからいくぞみたいな感じだったと思うんですけど。
そうですね木製って地上がないんですよ。
ガス惑星って呼ばれているもので基本的には気体と液体で構成されて、気体というかガスですね。
で構成されているものなのでそこがだからどう思って書いてるのかは正直ピンときていないというか。
じゃあ木製に到着した時に着陸はできないんですかガスっていうことは。
そうですね基本的にはできないと思っておいた方が。
じゃあそのまま着陸しようとして中心部に進んでいくとどうなるんですか。
中心部の方は液体になってるっていう話なんですよね。
イメージ的には何に近いかな。朝もやがかかった湖ぐらいの感じですかね。
上から見たらあそこら辺小学生が雲乗れるって考えるみたいな感じで。
パッと見なんか地上あるっぽいぞみたいな白いふわふわした感じで行けそうだなみたいな。
行っても乗ろうと思ったら全然乗れなくてガスでスカスカだからって言って。
で湖そうそうしてもらうとそこから下行くといつかこう水面にたどり着くみたいな感じで。
もうちょい多分境界線は滑らかだと思うんですけどガスと水の。
そんな感じで中心に行くほど水になってるみたいな水というか液体になってるっていう感じになるはずだから。
そこの上に漂着する船みたいなのはもしかしたらあるかもしれないですね。
発想としては。
液体部分に。
ガスの部分なのかその液体の部分がエネルギー源になり得るんじゃないかみたいな設定ってことですよね。
30:06
ヘリウムとかがめっちゃ多いらしいんで水素とかヘリウムが地球とかよりも多いって言われてるんで。
であの作中でも確かエネルギーどう使うってなった時にヘリウムをうまく使ってエネルギー源として使おうみたいになってたから。
ヘリウムがたくさんある木製はもうエネルギータンクだみたいな発想には確かになりやすいかなと思いますよね。
それはそれでまた木製のエネルギーを吸い尽くしそうな話ですけど。
貪欲すぎますよねマジで。
地球吸い上げたから次はじゃあ月行こうっつって。
あれも多分月のエネルギーがめちゃめちゃあるからそれを使って行って。
でもう火星にも行けてじゃあもう木製行って。
で木製でエネルギー蓄えまくったら次また多分違う惑星行こうみたいな話になってみたいな。
貪欲な人間の汚い面が。
侵略者になるわけですね。
侵略ですよね完全に。
意外とプラネティスは結構明るく書かれてましたけど人類のために俺たちは行くんだみたいな感じで書かれてましたけどちょっと一歩引いた目で見ると侵略者っぽい感じがします。
だってえげつないエンジン積んでも7年かかるっていう描写じゃないですか木製行くのに。
7年かかって行く先にあるエネルギーなんてどうやって使うよみたいな。
確かに。
持って帰ってくるのもエネルギー使いそうですねそもそも。
なんかその月面行くはその後になんか地球からも近いしその後火星とかに行こうとしてる計画があるから拠点としては悪くないですよ。
けど木製まで行っちゃうと本当に生活圏をそこに移す人がいてそこからさらにもっと深い宇宙を目指す人がいてみたいなことになってくるのかなっていうのでちょっと現実味はなさそうな雰囲気は感じちゃいますねわざわざ人が行くのかみたいな。
70年だと厳しそうって感じ。
厳しそう。
もっと先の話。
人工衛星飛ばすとかだったらありえそうな気もしますけど。
はいはいはい。
ちょっとそろそろ時間もかなり経ってきましたのでちょっといろいろ聞きたいことあるんですけどもこのあたりで一旦締めさせていただきたいなと思います。
はい。
佐々木さんありがとうございました。
ありがとうございました。
めっちゃ楽しかったです。
二羽さん聞いてなかったですね佐々木さんのポッドキャストちゃんと知識蓄えておかないと。
なんなんそれ自分が予習してたからマウント取ってくるやつさこれ。
なかなかね二羽さんにマウント取る機会ないんで取れるときに取っとかんと。
僕はケスラシンドロームの回はデブリの回は聞いてきてたんですけど他のはねたまに聞いてるぐらいそんな知識を出せるほどは勉強不足でした。
33:00
僕も単語を出しただけでしたけど。
浅いマウントの取り方でした。
いや大丈夫ですよもう0か1かでねだいぶどれぐらいマウント取れるか変わりますからね。
ありがとうございます。
佐々木さん最後にもし何か告知とかあればぜひこの場でしていただければと思うんですけど。
ありがとうございます。
1日10分宇宙時間っていうのをテーマに毎日ポッドキャストで宇宙の話をしております。
今回漫画760で話させていただいたみたいに結構ポップに漫画とかをベースに話す部分も映画とかもたまにあるのでそういったのを聞いていただけたりとか。
あとは興味あったらどんどんどんどん宇宙に関する話題を取っていけるような。
そして僕のチャンネルを使って周りにマウントを取っていただければと思います。
絶対良くない使い方やと思う。
我ながら。
ということで漫画760と同様Spotify独占配信で頑張っておりますので引き続きよろしくお願いいたします。
最初に佐々木さんから言ってもらったように佐々木涼の宇宙話の方にも佐島とお庭が出演させていただいているのでぜひそちらも聞いていただければと思います。
よろしくお願いします。
今日は佐々木さんありがとうございました。
ありがとうございました。
漫画760
エンディングです。
今日はね初のコラボ会ということだったので2人でちょっとフリーで話しましょうかということで。
まあ初ではないですけどね厳密に言うと。
まあポッドキャストの配信としては初めてだったわけですよね。
そうですねそうですね。
佐島さんいかがでしたか佐々木さん来ていただきましたが。
いやーやっぱめっちゃ楽しかったし時間足りひんかったな。
そうね思ったより時間経ってしまってちょっと切った感ありますね。
そうもっと本間は聞きたいこといっぱいあってメモだけはあったんですけどなんかちょっと僕のメモの威力を発揮する前に終わっちゃった感があったんで。
なんかそのメモの魔力みたいな持ってるんですか。
そうそうそうだいぶメモ力高いから僕。
そうなんかな。
高い高いメモだけは長く撮るから。
それはいいことかわかんないですね。
僕はねこれもしかしたら本編でも言ったかもしれないんですけどなんかこう全く知らない世界のフィクション作品漫画を読むとそれが全くのフィクションなのか現実ベースのフィクションなのかってわからんことが正直多いじゃないですか。
だけど今回みたいにこう宇宙のね専門の方がいるとあここらへんは割と現実に近い話でここらへんはちょっとこうファンタジーに近いところなんだみたいながわかってなんていうか理解の上ですごい助かりましたね。
なんか今回のやつあれですよねケスラーシンドロームとかがその話になりましたよね。
うんうんうんうん。
なんかあれ僕も読んだ時へーそういう設定ねみたいな思ってたけど実際あるんやって感じでしょ。
36:03
実際にあるっていうのはまずわかりますよね。
いやーなんかそういうところは面白いですよねやっぱり。
いやーなんか木星行けるんかと思ってたら木星行くのはどうなんやみたいなもあったりね。
いやーでもやっぱりね人間強欲やから行くんすよ。
行ったところでどうすんにゃみたいな話もありましたが。
そういうところのなんていうんだろうあそこリアルなんやっていうのも知れるしあそこを現実の設定から外してきてるんやフィクションにしてるんやってところもなんかその作者の人のクリエイティブディシジョンみたいな。
どこをフィクションにするかどこを現実に近くするかってことね。
なんでそこ外してるんやろうみたいなのがなんかこう見えるからすごい良いですよね作者の意図が見えやすいっていうか。
でめちゃくちゃ楽しんでたんですけど一つ謝りたいことがありまして収録的にはお互いのコラボの音声を撮った後両方とも撮った後に今このエンディングトークを撮ってるわけですね。
ですごい謝りたいことがあってもう僕途中から正直言うとご近所さんの車の音とあと娘のこう騒がしい音でめちゃくちゃテンパってて。
吹かしますからねにわさんの近所の人。
いやまぁ吹かしますというか車好きな方がいらっしゃるんで結構音がするんですけどそれでもしかしたら娘の声とか車の音が入ってるかもしれない。
途中で何回かね中断というかちょっと待ってくださいみたいなタイミングがありました。
特に佐々木さんの方の音源に入ってる可能性が非常に高くてそれはもうこの場を借りてすごい謝りたいなと思ってごめんなさい。
いやもうだってにわさん佐々木さんの方で僕と佐々木さんが映画の話しだした時何も喋れへんくてめっちゃびっくりして。
やばいにわさん不機嫌になってると思って。
ごめんなさいにわさん入れないですよねみたいな言ったらなんかちょっと娘がみたいな感じだったんですよね。
別に佐々木さんが映画の話をするっていうのは割とあることで僕にとってはそんな困ったことではないんですけど。
でもいつもにわさんにしてるけど今回はにわさんじゃなかった。
違う人と盛り上がっててこれは3人で喋ってるのは良くないなって思いました僕は。
それは盛り上がってるのは良いんですけどもう気が気じゃなかったの僕は。
これ佐々木さんに渡す音源やけどこれ大丈夫と思ってすげーおよおよしてたんですよ。
確かにね編集しないといけないところが増えるわけですからね。
もしかしたら向こうで娘のあーガンガンガンみたいな音が入ってるかもしれないですけど。
それもねあの今回漫画760聞いた後に佐々木さんの方聞かれる方はもしかしたらそういうトラブルというかアクシデントがあるかもしれないっていうのを頭に入れた上で聞いてもらえると。
そうにわさんが離れたタイミングで僕も佐々木さんと喋るわけじゃないですか。
39:03
にわさんおらんけど喋ろうと思って僕がメモに残してたことをめっちゃしょうもない質問を聞いて一盛り上がりしてたんですけど。
そこはにわさんがいないがためにすべてカットされる。
それは仕方ないごめんなさい。
どっかでボーナストラックみたいな感じで出そうかな。
それはいいですね確かに。
めっちゃしょうもない話しちゃいましたね。
いや何の話してたか聞かんとこそろそろ終わろうかな。
ということで佐々木さんの方から先に聞いて漫画760に来てくださった方は本当にありがとうございますまた今後も聞いてくださいというところなんですけれども。
漫画760から聞いた人はぜひこの後ねまだ聞かれてなかったら佐々木亮の宇宙話さんの方もぜひ聞いていただければと思います。
よろしくお願いします。
最後にお知らせです。
10月1日土曜日下北沢ボーナストラックで開催されるポッドキャスターによるマーケットイベントポッドキャストウィークエンドオータム22に漫画760がブース出展グッズ販売を行います。
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ではまた来週。バイバイ。
バイバイ。
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