忙しい社会人2人がワイワイ映画を語るエイガ760をお送りするのは、佐島と…
え?ついにやりやがったな。
佐島とにわのマンガ760
忙しい社会人2人がワイワイ漫画を語るマンガ760をお送りするのは、佐島と…
にわです。
マンガ760は佐島とにわがいろんな漫画の魅力をふんわりワイワイお伝えするラジオです。
SpotifyやPodcastで毎週18時頃に更新しています。
番組の感想、語ってほしい漫画のリクエストは、メール・ツイートで受け付けています。
ツイートの場合は、ハッシュタグ漫画760、メールは、
sajima.niwa.gmail.comまで。
公式サイトからも送れるので、番組概要欄をご確認ください。
なお、語りたいポイントのために軽くネタバレをしてしまいます。
ネタバレは一切困るという人は、漫画を読んでからご視聴ください。
漫画760の一周年企画として、4月3日土曜日の夜の8時から生配信をするとお伝えしておりますが、
この生配信で取り扱うお便りを募集しております。
テーマの紹介を、にわさんお願いします。
はい、生配信のテーマは、あなたの初恋、ガチ恋キャラです。
おー、甘いの来たね。
甘い、甘いのか、甘くなるかどうかは僕ら次第じゃん。
どっちかというと酸っぱい方がでかいかもしれないな、我々は。
というのもですね、お便りが一見届いておりまして、読みますね。
はい。
ラジオネームうーたんさん。
漫画760のさじまさん、にわさん、はじめまして。うーたんと申します。
ポッドキャストアワードのノミネートでこの番組を知った新山リスナーで、
趣味の漫画を書きながらお二人の漫画トークを楽しく聞いております。
毎回新旧、メジャー、マイナーを織り混ぜた漫画たちを、
軽い語り口の中に見え隠れする漫画愛と、
さじまさんが好きあれば映画ネタを入れた時、
にわさんが映画ネタわからんと返すような、
混ざりそうで混ざらないトークが大好きで、
とても聞き心地がいい番組です。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
そんなお二人に機会があれば、漫画での初恋キャラや、
マジ恋キャラで語っていただきたいです。
どのあたりが好きとか、リアルだとそれはちょっとみたいに、
お互いの推しキャラに色々突っ込んでいただけたら嬉しいです。
それでは一リスナーとして素敵な漫画話楽しみにしています。
これお互いの初恋キャラにケチつけ合えばいいってこと?
いや言い方悪いけど、
でも普段そういうことしてるからね。
せやね。
ケチつけ合いましょうか。
で、このいただいたお便りのテーマをですね、
生配信のトークテーマにしたいと思っておりまして、
ちょっと僕らだけの話だともったいないなと思ったので、
皆さんからもですね、初恋ガチ恋キャラについて、
そのサメの悪魔を元に協力して台風の悪魔と戦うっていうシーンがあるんですね。
6作品もかけて戦い続けてたチェーンソーとサメが協力するっていうただただ熱い展開なんですよ。
これ知ってる人しか知らんよなこの設定。
いやでもほら、タイトルにシャークネードって書いてるからさ。
タイトルに書いてるのかそうかそうか。
そうなんですよ。
これ言ったらサスケとナルトとかが急に協力しだすみたいな感じなわけですよ。
一緒にすんのやめてもらっていいですかね。
いやなんでだよ、ちょっとそれは失礼じゃん。
いやいやいやそれは一緒じゃないな。
いやでもずっと戦い続けた奴らが協力するわけですから。
いやーそこを一緒にしたらあかんわ。
チェーンソーマンの中ではずっと仲いいけどね。
あーサメとね、はいはいはい。
仲いいんやけど。
ちなみにねこれ49話がサメハリケーンっていう名前だったんですよ。
はいはいはい。
でそれ読んでこれあの映画のことやんって思ってたんですけど。
うんうんうん。
そしたら50話でシャークネイドって普通につけてきて、結局言うんかいってなったっていう。
タイトルでもボケてくる藤本先生好きやなっていうね。
映画好きにしか100%伝わらへんボケをしてるわけや。
そういう角度のボケも入れてきてる。
このシャークネイドって映画好きの中では多分有名な作品ですけど、
いわゆるそのごく一般の人からすると多分あんま知らないですよね。
いやでもこれ日本でもロケしてたぐらいですからね日本で人気すぎて。
日本で人気あったから日本でロケしてた?
まあやっぱそういう業界ですから映画って。
そういうもんなの?
まあちなみにねサメの悪魔に関連してですねデビルシャークっていう映画もありまして、
これはねもうB級ですらないZ級映画やねんけど、サメ映画ファンの崇拝の対象になってるっていうね。
え何の情報?
いやあのサメの悪魔って言ったのにデビルシャークを通称デビシャオの話をしないのはちょっと不自然じゃないですかって後でツイッターで突っ込まれるのはちょっと嫌やなと思って。
いやいやそんな映画ヘビーユーザー聞いてないと思うけどな。
今回だけは映画760にするから。
いやもうだってもうすでに今まで聞いてる人らちょっとポカーンてしてるもん。
いやー見てくれると思うねんなシャークネイド。
シャークネイドほんま見てほしい。1作品目しか見てへんけど。
思いでやめとるがな。
ちょっとねそれを見たいなっていうテンションにならないと見づらいとかあるよね。
まあ1個ぐらいだったらちょっと見てみたいかなって気はする。
そうそうそう1作品目でお腹いっぱいあった。
はい。
まあちょっとねあのいろいろふざけて話してきましたけど。
うん。
あのね二羽さんどこまで読んだんだっけそういえば。
ちょっとね僕記憶が曖昧で。
うん。
なんやけどバニラスカイの夢の中って主人公全く幸せじゃないんですよね。
自分の思い通りに全く行ってない。
だから夢に逃げても絶対に不幸はついてくるっていうのを突きつけられてるエピソードな気がするんですよね。
なるほど。
こべにちゃんは夢じゃなくて現実だからそれは不幸なことついてくるでしょって言ってたけどバニラスカイっていうタイトルが出てるっていうのを前提にこのセリフを読むと
こべにちゃんは夢の生活っていうのを手に入れたことがないから夢に夢を抱いているというかそういうセリフが出ちゃっただけなんかなっていう感じがしてすげー不敬ってなったっていう。
なんかちょっと深い感じしますね。
映画見てない僕でもちょっと思うかも。
さらにね、こべにちゃんは夢の生活を手に入れたことがない一方でデンジは自分が夢に描いてきた生活を手に入れてるんですよ。
結構最初の方が手に入れてたじゃないですか。パンにジャム塗ってみたいな。
夢を手に入れて幸せになっていってるはずやのに不幸なこともそれに比例して増えてるっていう。
のが割とチェンソーマンのデンジのなんていうんだろうな。
デンジが経験していかないといけないことっていうのでテーマの一つとして描かれてて。
改めてでもここで夢に逃げても不幸ついてくるでみたいな現実を突きつけられるっていう。
でもたまたまテレビで見たチェンソーマンすごいみたいな番組見るんですけど、
それを見て俺こういうヒーローチェンソーマンになりてーって新たな夢を見ちゃうっていうのが
なんかうわーめっちゃ切ねーってなるんですよ。また不幸を積み重ねようとしてるってなるんですよ。
その夢の中には不幸がないと信じて突き進もうとしてるってなるっていうね。
ちょっと切ないなって思うシーンなんですけど。
こんなねめちゃくそ暗い話で終わりそうなんでもう一個言っとくと。
バニラスカイで映画の方ね。繰り返し出てくるセリフの一つに酸っぱさがなければ甘さは引き立たないっていうのがあるんですね。
あのチェンソーマン僕ににわさんに呼んでほしいんであえて言わないですけど、
最後まで読んだ人やったらあデンジが落とし入れられた状況と真逆やんって思うはずやん。
印象的なセリフがある映画のタイトルをわざとこのデンジのターニングポイントになるエピソードに持ってくるっていうのは、
今説明したいろんなところでバニラスカイを綴るところがあるから、
どういう解釈が正しいのかとかどういう解釈がいいのかっていうのはわかんないんですけど、
僕的には酸っぱさをめちゃめちゃ噛み締めてるデンジに幸あれって言ってるんかなっていう風に思うっていう。
うわー漫画も映画も見てへんから全然つかみ切れてね最後。
めちゃめちゃ面白そうな感じしてるけどつかみ切れてないわ多分本質は。
いやーこれね読みながら。
いやー。
このバニラスカイのセリフを頭の片隅に置きながら読みながら。
これー、んーまぁちょっと検討しますわ。
ちょっと検討しますわ。
でね、ちょっと時間限られてるんで省いたんですけど、
レゼちゃんっていう子が一人で公安に乗り込むエピソードとかは、
女ガンマン皆殺しのメロディーっていう映画があるんですけど、そっからタイトルもじられてましたね。
多分エピソードのタイトルになってた映画僕がざっと見た限りで、
あーこれあれやなって思ったのはこの4本ぐらいかな。
めちゃめちゃ映画知識出してきません。
これ映画好きがねやりがちなんですよ。
ひけらかしてくるやつ。
ひけらかすの好きな人多い気がする。
そういうのなかなか理解してあげられへんな。
他にもね、ここあの映画やんってなるシーンあったりして、
もうめちゃめちゃ楽しいですよ。
ファイアパンチじゃないわ。チェーンソーマーは。
いや違うの言ってもて。
チェーンソーマーはそういう楽しみ方もできる。
なるほどね。正直沢島さんが映画のこと喋りたいだけやんって最初思ってたんですけど、
ほんまにこの作者の先生が映画好きなんすね。
ファイアパンチでも映画の話結構出てきてたからね。
そうね。映画好きのキャラクターによってみたいな話もあって。
そうそうそうそう。
でもなんかファイアパンチの時とか、あとなんか呪術回戦とかでもちょっと映画の話出てきてたりしてましたけど、
あれってどっちかっていうとその漫画の世界の中にも僕らが見てる映画と同じような映画があって、
それについてちょっと語るみたいなシーンがあったんですけど、
チェーンソーマーやとテーマを引っ張ってきたりとか、
バニラスカイの話みたいにね。
バニラスカイの話は出ないんですよ、全然。
まあ直接的にはね。
なんやけどこう深いテーマのところで映画から引用してる。
深い浅いっていうかテーマの部分で引用してるっていう使い方なんで、
こういう作品の描き方あんねんなーって思ったっていう。
めちゃめちゃ楽しんでますよ。
やばいですね。バニラスカイとかあんま覚えてへんかったからもう1回見たからね。
これさじまさんの話聞いてチェーンソーマー読むかどうかで言うと若干ちょっと迷ってますね。
なんで?
僕も序盤から途中まで読んだんですけど、こんなにこの映画ネタが仕込まれてるというか、
映画知識があった上で読むのとない状態で読むのじゃ全然多分感じてることが違うと思うんですよね。
いやでもそれで言うとチェーンソーマーがすごい上手いこと作ってて、
これなんかおまけみたいな感じなんですよ。映画の話って。
僕だからずっとおまけの話してる。
いやでも知った上で読みたいなってちょっと思っちゃいました今回に関しては。
え、じゃあ読む?見れば?
いやそれは多分見ないけど。
なんてな。
いやー分かったあのね、武器人間とシャークネイドはいいですわ。バニラスカイだけ見てじゃん。
うそ、僕の中ではシャークネイドがいいかなって思ってた。
シャークネイド多分あの2話分ぐらいしかないから。
エピソードというかそのチェーンソーマーの方で言うとね。
あーなるほどね。テーマ的なところで言うとそんな重要じゃないってこと。
シャークネイドが生きるのは多分2話分ぐらい。
バニラスカイはもう11巻まで積み重ねてきたもの全てがここに出てるから。
あーなるほどね。
こっちの方が大事どっちかっていうと。
まあシャークネイドの方が映画的には進めたいけどね。
いやそう思ったんで、ちょっとこの映画を見てから読むか漫画系読むかちょっと今回の話聞いて迷いましたね。
僕の中でも2週目に映画見てからチェーンソーマーをもう一回読み返すっていうのもありかなと思いましたけどね。
うーん、なるほどね。
まずはその小難しいこととか考えずにファーっと読んで。
はいはいはい。
僕はそもそも1週目バニラスカイっていうエピソードの名前に気づいてなかったですからね。
いわゆるチェーンソーマーを読んでる読者の方で、
まあ映画知ってる方はこの作り方というかテーマに気づいてると思うんですけど、
知らない人って多分バーって読み進めて見方が違う部分多少あると思うんですよね。
だから1週目ほんまにチェーンソーマーのメインというか軸の部分に集中して、
2週目にそういう、こういう重ね方なんやとかこういう引用なんやとかっていうのを楽しむっていうのがなんか作品に対しては真摯な気がする。
うんうんうん、なるほどね。
ちなみにね、ちょっとしょうもない話で申し訳ないんですけど、最終決戦でね、ラスボスと戦うわけですよチェーンソーマーが。
はいはい。
で、その時にね、クソ映画。
ちょっと僕この表現あまり好きじゃないんですけど、クソ映画に対する価値観の話になるんですよ。
うんうんうん。
で、正直それまでラスボスにも心惹かれてたし、多分みんなラスボスやけど魅力的やなと思ってたと思うんですけど、
僕はここでそのラスボスが面白くない映画はなくなった方がいいと思いますがっていいよって。
いいよって。
ここで完全に心離れて、殺せとデンジ。
うん。
しかもデンジもそれ聞いて、うーん、じゃあやっぱ殺すしかねえなっていう。
めちゃめちゃ最高のクライマックスへの入り方をしてくれたっていう。
さじまさんそもそも面白くないと言われてる映画にワクワクしてますもんね、いつも。
ダメ映画ね。
ダメ映画っていう表現なんよ、さじまさん。
ダメ映画って言ってる。