今回はオノマトペがキーワードです。オノマトペと言うと、日本語では擬声語とか擬態語と言う言葉でご存知かもしれませんが、実はこれが外国語の学習に非常に役立つと言うことを実感しましたので、それを今回はご紹介させていただきます。お楽しみに。

サマリー

彼はオノマトペに注目して、言語習得における重要性を考えています。オノマトペは子供たちにとって理解しやすく、身体感覚に近い言葉であり、言語の獲得の初期段階に必要な要素です。第5回のポッドキャストでは、擬音語や擬態語の魅力や使い方について話されています。

オノマトペの重要性
学び楽しくラジオ、日本語575ラーニングファンポエムラジオ
はいみなさんこんにちは、Nonaka Tsunehiroです。いかがお過ごしでしょうか。
今日もオーストラリアのブリス弁から楽しい話題をお送りしたいと思います。
さて今日はですね、キーワードはオノマトペ、オノマトペでございます。
これは日本語で言ったら、擬声語とか擬態語とか言われる言葉ですね。
例えば、ツヤツヤとかね、スラスラとかね、コンコンとか、そういう音ですね。
この音が実は言語を習得する上で、とても大切な役割を果たしているってことをですね、学んでですね。
それを実際に授業で使ったらですね、これが効果的なんだったという話をね、今日はしたいと思います。
これは皆さんの外国語の学習とか教育にね、大いに役立つ話だと思いますので、最後までどうぞお楽しみに。
まずは実践例をお話しする前に、私がなぜオノマトペに注目したかについてお話ししたいと思います。
オノマトペが言語習得に持つ重要な意味については、最近イマイムツミさんと秋田キミさんという方がおかけになった「言語の本質」という本を読んで非常にね、インスパイアされたんです。
その本によると、大人が小さな子供に話しかけるときはよくオノマトペを使うそうです。
これは私たちの経験的にもわかりますよね。
お父さんやお母さんは直感的に一般的な言葉を使うよりも、ワンワンとかニャンニャンとかペコペコとかシクシクとかオノマトペを使った方が子供たちの理解が進むとわかっているのかもしれませんね。
ではなぜ子供たちはオノマトペの方がよく理解できるんでしょうか。
そもそもオノマトペは脳で認識されるときに言語やで認識されるのではなくて環境の音として認識される傾向があるそうです。
つまりより自分の体と結びついて知覚される傾向があるようなんですね。
つまり言語の本質によると言語の獲得する、言語を獲得するということは何らかの形で自分の身体性と接地する経験が必要だということを言っているようです。
別の言い方で言えば人間の身体感覚を通して言語は獲得されていくようなんですよね。
全く自分に関係のない外国語をただ機械的に何度も何度も聞いているだけでは言語は身につかないということですよね。
特に子供は大人のように抽象的な概念を初めから理解することが難しくて、より自分の身体感覚に近い言葉から覚える傾向があって、その代表的な言葉がオノマトペというわけですね。
つまりオノマトペは幼い子供にとって最も身体感覚に近いものがあり、人間の言語の獲得の初期段階には欠かせないものみたいですね。
オノマトペの重要性については、「ムツミ・イマイ・キミ・アキタ」と書かれています。
本によると、幼い子供にとってオノマトペは大人がよく使います。
あなたの個人的な経験からは知っているかもしれません。
お父さんやお母さんは、オノマトペを使う場合は、子供たちがオノマトペをよりよく理解するかもしれません。
例えば、ワンワン、ニャンニャン、ペコペコ、シクシクなどです。
普通の言葉を使わずに。
では、なぜ子供たちはオノマトペをより理解しますか?
まず、オノマトペが脳に認識されるとき、
環境の音として認識されるのではなく、言語の範囲で認識されるのではなく、
人間の体により接続されるようになります。
つまり、言語の天性によっては、
言語を獲得するには、
人間の体の実感を持つ経験が必要とされています。
もう一方で、言語は人間の体の感覚で獲得されます。
つまり、言語を獲得することは、
あなたが自分の言語について何も関わらずに
機械的に電話を聞くことだけではありません。
子供たちにとっては、
子供たちと同じように、
初期のアブストラクトコンセプトを理解するのが難しいです。
そして、自分の体の感覚に近い言葉から学ぶことが多いです。
オノマトペはこのような例です。
つまり、オノマトペは
子供たちにとっては、
人間の言語の獲得の最初のステージで重要です。
オノマトペの実践例
続いて、私の日本語の授業におけるオノマトペの実践例をご紹介します。
私の教えている小学校2年生のクラスで、
単元がお祝いなんですけども、
お祝いに使われるおめでとうとか、ありがとうとか、
嬉しいとか、誕生日とか、幸せなどの言葉が、
実はオノマトペと結びつけると非常に理解が進んで、
記憶の定着もぐんと上がることがわかったんですよね。
例えばこんな感じです。
おめでとう
うれしい
しあわせ
ありがとう
たのしい
こうした言葉を、ただ私が繰り返し言うんじゃなくて、
実際に子どもたちにそれぞれの言葉に合わせた動作をやってもらって、
体を使ってこういった言葉を何度も練習するんです。
例えば、たんたんたんたん誕生日の時には、
両手を叩いて、まるで誕生パーティーみたいな感じで表現するようにしています。
その時は子どもたちに関連した写真を見せたりして、
よりイメージを膨らましてもらったりしています。
その結果、これまで全く子どもたちの日常生活や身体感覚から切り離されていた日本語が、
オノマトペを通じて子どもたちの日常生活や身体感覚とリンクして、
これまで以上の臨場感を持って子どもたちに受け入れられたようなんですよね。
つまり、子どもたちのオーストラリアでの日常生活と日本語が、
日本語がオノマトペによって橋渡しされた感じと言ったらいいでしょうか。
実は1週間前に初めてこのオノマトペを使った授業をしたんですけども、
1週間経った今も子どもたちは全然忘れずに覚えているんですよね。
ちょっとこれにはびっくりしました。
もちろんオノマトペだけで外国語が取得されることはないと思います。
しかし言語を習得する初期段階においてオノマトペの持つ力は莫大なものがあって、
外国語を習得する最初の段階でこれからも大いにオノマトペを使っていきたいと思いました。
そこで一句。
オノマトペの国境を超える力
2年目のお仕事はお祝いです。
お祝いの中で使われた言葉の種類はお祝い、ありがとう、お誕生日、幸せなものなど、
オノマトペについてはよく理解されていて、記憶力の保持も大きく改善されています。
例えば、日本語の授業をした時にこういう言葉を使いました。
誕生日 meaning birthday
おめでとう meaning congratulations
嬉しい meaning I'm happy
幸せ meaning happiness
ありがとう meaning thank you
楽しい meaning fun
I don't just repeat these words back and forth, but I actually have the children do the movement for each word and practice these words over and over again using their bodies.
For example, when I say タン タン タン タン 誕生日
I clap my hands to express the feeling of a birthday party. I then show the children related pictures to help them visualize it more fully.
As a result, the Japanese language, which had been completely disconnected from children's daily lives and physical senses, seemed to be linked to their daily lives and physical senses through onomatopoeia.
And was accepted by the children with a greater sense of reality than ever before.
In other words, the children's daily life in Australia and the Japanese language seemed to be bridged by the onomatopoeia.
In fact, a week ago, I gave my first lesson using this onomatopoeia, and even now, a week later, the children have not forgotten it at all.
I was a little surprised.
Of course, I don't think that an onomatopoeia alone is enough to acquire a foreign language.
However, the power of onomatopoeia in the initial stage of language acquisition is enormous, and I would like to continue to use onomatopoeia in the initial stage of foreign language acquisition.
So, let me share my haiku.
さあ、今回の放送はいかがだったでしょうか?
今回はオノマトペに焦点を当ててお話をさせていただきました。
ここオーストラリアにもオノマトペはありますが、日本のオノマトペとちょっと違うんですよね。
今回の放送はいかがだったでしょうか?
今回はオノマトペに焦点を当ててお話をさせていただきました。
ここオーストラリアにもオノマトペはありますが、日本のオノマトペとちょっと違うんですよね。
例えば、豚の鳴き声はブーブーではなくてオインクオインクですし、
犬の鳴き声はワンワンではなくウォフウォフですし、
カエルの鳴き声はゲロゲロではなくてリピリピです。
しかし不思議なことに、今回ご紹介したようにタンタンタンタンというような日本的なオノマトペであっても簡単に受け入れてもらいました。
何かオノマトペには国境や文化を超えた特別な力があるのかもしれません。
不思議なことに、今回ご紹介したようにタンタンタンタンというような日本的なオノマトペであっても簡単に受け入れてもらいました。
何かオノマトペには国境や文化を超えた特別な力があるのかもしれません。
それではまた次回お会いいたしましょう。ありがとうございました。
それではまた次回お会いいたしましょう。ありがとうございました。
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