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こんにちは、じょいです。
34回目の配信になります。
昨日とその前から、オーストラリアにいた時の話を初めて話をしてます。
昨日までは、オーストラリアのパースっていうところに、
日本語の先生のアシスタントボランティアとして行くことになって、
ワーキングホリデービザを取得して、そこに行きました。
で、1年間っていう期間が決まっていて、それで実際、向こうではホームステイっていう形で、
向こうのオーストラリア人でしたね、オーストラリア人の家庭にお世話になりながら、
昼間、平日は、その学校で日本語の授業のアシスタントっていう形で働く。
働くと言ってもボランティアなので、お給料は出ないんですけど、
そういう生活が、大学卒業してすぐかな、4月から行ったので、そこから始まりました。
で、結局、大学卒業してすぐの、ボランティアとはいえ、一応働くっていう形だったんで、
何でしょう、最初の働き経験がそれなんですよね。
ボランティアなんですけど、一応人前に立って何かを教えるとか、サポートをするみたいなことをしたのは、それが最初なんですけど、
まさか最初が日本人以外だとは思ってなくて、
もう幼少中高一貫の私立のプライベートの学校だったんですけど、
担当してたのは小学校3年生かな、4年生ですね。
4年生から高校3年生までの幅広い生徒たち、児童生徒を相手にしてましたけど、
一応日本語ネイティブのアシスタントっていうことなんで、
私はもちろん後ろから、授業の後ろからこう見ててサポートしたり、
その日本語の先生の作るワークシートとかのお手伝いをしたり、日本語のチェックをしたりっていうのを最初は任されてやっていて、
だんだん様子を見て、もっとこうした方がいいとか、
自分はこうやって行った方がいいかなと思いますよ、みたいな考えを言ったりしたら、じゃあそうしようか、みたいな風にもなっていくんですけど、
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だいたいは日本語の先生、正規の先生が決められていて、それをお手伝いするっていう形で、
一応最初の就業、就業体験、お仕事が始まりました。
最初はどんな感じかなと思って見てましたけど、
昨日も少しお話ししたんですけど、オーストラリアは結構日本語教育が盛んな国で、
そうやって小学校から選択授業の一つですけどね、
だから日本で言うと何ですか、書道とか図工とか美術とか、そういうのの延長かな、
国語とか、英語とか、そういう形で語学の第二外国語として習うっていうのは高校生ぐらいからかな、
もっと言うと中3から高3ぐらいまでかなっていう感じで、
で、その日本語を受験科目で使うことももちろんできるんですね、大学受験の。
なんですけど、そこまで続ける子は正直もう本当に少ない、少なかったです、その学校はですね。
小学校4年生は日本みたいに30人ぐらいいて、一学級ですね。
で、その子たちが日本語の教室に来て、そこでこう、何でしょう、文化体験ですよね、小学校の段階ではですね。
だから日本食レストランに体験で行って、お箸の使い方やってみようとか、いただきます、言えるかなとか、
教室だったら例えば、面白いなと思ったのは、そう何でしょう、靴、靴を買った時にもらう箱ってあるじゃないですか、
で、あれを一つの和室、和室に見立てて、それでその中に、例えば座布団を作って入れたり、
その襖を作って入れたり、割り箸とかなんですよ、なんですけど、竹串とかね、そういうので布をつけてとか、
で、綿入れてみたいな、で、ここにチャブ台があってみたいな、その日本の和室をその靴の箱に作ってみようみたいな、
だから図工ですよね、ほぼ。
で、その時にその用語が日本語が出てくるんで、座布団とかですね、布団とか、和室とかですね、
そういうのを体験、体験というか、教える、異文化理解教育。
で、使う文字はローマ字です。
だから小学校4年生、5年生、6年生まではローマ字で、
例えば何でしょう、和室だったら、washitsu
っていう風に国語に書いて、和室っていう音だけ教えるんですよね、だから音だけ教える。
で、歌歌ったりして、日本語の音に馴染むっていうのが小学校段階です。
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で、その後中学校段階、で、オーストラリアは5年生の時に6年生、6年生の次に7年生っていう風に、
7、8、9年生、10年生、11年生、12年生という風に書き方をするんですけど、
日本でいう中学校にあたるのが、7年生から9年生まで。
で、7年生に入ってくると初めてひらがなの文字が導入されてました。
なので、あっていう、あいうえおの文字を書く練習をするとかですね。
で、また学年が上がればカタカナが出てくるとか、
漢字とか、ああいうのが出てくるのはもう高校生段階になってからっていう感じです。
本当に基本的な漢字だけですけど。
なので、まずそのシステムにびっくりしました。
もっと、何でしょう、日本語教育的に結構こう上のこと、難しめのことを小学校段階からやってるのかなという風に想像していったんですけど、
実情は全然そんな感じで、小学校時代は音声。
中学校になって初めてひらがなカタカナ。
で、高校段階で漢字と会話ですね。
会話は中学校段階から少しずつ難しくはなっていきます。
質問をするとかですね。
てフォームとかますフォームとかそういうのが出てきて、それをするっていうのが始まりでした。
で、一緒に教えてたその日本語教師の先生はイラン出身の先生で、
そこがまた面白いなと思うんですけど、オーストラリアってやっぱり移民の人が結構多い。
もともとオーストラリアに住んでた人も、生まれ育った人ももちろんいますけど、移民から始まってる人もいるので、
そんなしてその人もイラン出身なんだけど、オーストラリアに来て、かつしかも日本語を教えるっていう仕事をしてる。
知り合ったオーストラリア人だけじゃなくて、オーストラリアで知り合った人の中にもいろんな出身地の人がやっぱりいて、
なんかすごく面白い、面白いっていうか興味深い国だなっていうのはすごく思いました。
で、まあ学校のシステムもだいぶ違って、小学校までは、6年生までは日本と同じですね。
担任の先生がいて、教室があって、そこで全ての教育活動をするけど、7年生、中学校段階に入ったら、もう特定の教室はないんですよ。
で、ロッカーだけがあって、朝学校に登校したら、そのホームルームの先生だけは決まってるので、担任の先生ですね。
担任の先生のとこに行って、朝の会みたいなのだけはするけど、連絡事項とかね、そういうのはするんですけど、
それはあとはもう自分の選択した授業で、自分たちで動いていく。
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で、昼食時間とかはもうお庭で食べたり、特定の教室を持たないので、好きなところで食べて構わない。
で、以前のエピソードでも話しましたけど、もう3時にはもう、2時半から3時にはもう放課っていう形なんで、それぞれが自分のペースで帰っていく。
とっても自由だなって思って、びっくりしましたけどね。
それですごく伸び伸びと、本当にゆっくりとしたカリキュラムで伸び伸びと、子供たち、もちろん宿題とかもないので、ほとんど、日本語においてはですね。
なので、ほんと楽しそうに日本語勉強する姿を見ていて、なんかやっぱ楽しさって大事だよな、学ぶ上でっていうのはすごく思ったし、
もちろん高校3年生で受験に必要だと思って学んでる子たちもいるんですけど、やっぱその子たちは真剣に、それを大学受験の科目の一つで選択はしてるんで、レベルの高いことをしましたし、
私もアシスタントとしてその面接の練習をしたりとかですね、そういうのはしました。
けど、やっぱ楽しいがベースにあるんで、そこまで日本語ずっとやろうっていう、高校3年生まで続けようという子たちは、やっぱだいぶモチベーションも高くて、すごくなんかいいなと思って、
こういう形で日本も語学教育ができたらいいのになーっていうふうに、しみじみ思ったのが、それが最初の就業体験というかですね、オーストラリアでの日本語教育体験でした。
はい、ちょっと時間が来てしまいましたので、また続きは次回です。お疲れ様です。