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2023-11-21 07:07

リーダーの真摯さ〜ドラッカー365の金言より

#ドラッカー #マネジメント #中小企業診断士 #キャリア
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専門知識の領域をですね、ビジネスとかマネジメントとしてコンテンツを提供していこうということで、当面はですね、ドラッカーの言葉からお伝えしていきたいなと思っているんですけど、
ドラッカーの365の金言という書籍からですね、ドラッカーの言葉を紹介していきたいと思っています。
一年分のですね、365個の名言というか金言があるので、一つ一つ紹介していきたいと思っています。
一応書籍上ですね、1月1日のところに記載されているのが、リーダーの真摯さというところです。
そんなに長い文章じゃないので、そもそもここの文章ですね、読むところから共有させていただきたいなと思っています。
1月1日、リーダーの真摯さ。組織の精神はトップから生まれる。
真摯さを絶対視して初めてマネジメントの真剣さが示される。
それはまず人事に現れる。リーダーシップが発揮されるのは真摯さによってである。
藩となるのも真摯さによってである。
真摯さはごまかせない。
共に働く者、特に部下には上司が真摯であるかどうかは数週間でわかる。
無能、無知、頼りなさ、態度の悪さには寛大かもしれない。
だが真摯さの欠如は許さない。そのようなものを選ぶ者を許さない。
このことは特にトップについて言える。
組織の精神はトップから生まれるからである。
組織が偉大たり得るのはトップが偉大だからである。
組織が腐るのはトップが腐るからである。
木は梢から枯れるというとの言葉通りである。
藩とすることのできないものを高い地位につけてはならない。
マネジメントよりということですね。
この真摯さという言葉はドラッガーの書籍の中にたくさん出てくるんですけど
英語ではintegrityと言って完全性を意味する言葉が語源だと言われているんですけど
和訳の第一人者であった上田さんという方がこれを真摯さと訳しているということです。
ドラッガー自身もこのintegrity、真摯さというものの言葉の定義は
そもそも非常に難しいという前置きをした上で
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でも実際じゃあ真摯さって何なんだということについては
逆説的に真摯さを書いている場合の特徴というものを5つ挙げていて
そこから押し量っていくしかないかなというところです。
その真摯さを欠如した特徴が5つあるので
ご紹介します。
自らの仕事に高い基準を設定しない者
人格よりも頭の良さを重視する者
何が正しいかよりも誰が正しいかに関心を持つ者
部下に脅威を感じる者
強みよりも弱みに目を向ける者
この5つが真摯さを書いている人の特徴ということで言っています。
正直まだ私自身も真摯さというものが何なのかというのは非常に掴み切れていないんですけど
少なくともここに書いてある5つのことについては
日々意識をして真摯さがある状態を作っていきたいと思っています。
実際に書かれている順番とか表現というのは
自分なりに解釈を入れて書き換えたり順番を入れ替えたりしてみたんですけど
自分が思ったのは日本語の真摯さということとともに
インテグリティ・完全性という言葉も結構重要なんじゃないかなと思っていました。
もちろん完璧主義になって色々仕事が遅くなったり
結果仕事に悪影響を与えたりということもあるので
そこのバランスがすごく難しいなと思っているんですけど
絶対に書けてはいけないものを書かせてはならないということだったりとか
一貫性を保たなきゃいけないものにほころびがあってはいけないと
そんなような意味で捉えました。
なので自分の仕事に高い基準を設定するということだったり
ただ儲かればいいとかそういった頭の良さみたいなことばっかりに
変調するということではなくて
人としてというところをしっかり土台として持つということだったりとか
そういった土台の上に弱みじゃなくて強みというものを
自分にも周囲の人にも発揮できるような
そういったところに目を向けていくということが非常に大事じゃないかなと思いました。
おそらくこの真摯さというのは
ドラッガーの言葉と付き合っていく中で
また自分の中に理解できることが増えていくんじゃないかなと思っているんですけど
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この1月1日、365日のうち
1月1日にこれが書かれているというところには
何か意味があるんだろうなというふうに思っています。
ここはまだ私自身も理解していないところなんですけど
ドラッガーはこの真摯さというのは
肯定的にはほとんど身につけられないということを言っています。
正直、これを読んだ時に身も蓋もないことを言われているような気がして
どう捉えていいのか分からなかったところがあるんですけど
少なくともドラッガーはこの真摯さについては
生まれ持った資質であるというふうな言い方をしています。
なかなか1月1日、1発目から答えのない問いではあるんですけど
ちょっとこんなところから向き合って考えていきたいなというふうに思っています。
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