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このポッドキャスト、まなびのはなしでは、大人の学びをサポートしている2人が、それぞれにつけた、考えたことを話したいから話しています。
では、よろしくお願いします。
お願いします。第1回なのでね、今日はお互いの自己紹介っていうところからいきましょう。
それぞれ、大人の学びに仕事として関わってるんですけど、
そもそも、えみさん、学びの道って言うんですかね、
えみさんは、教育とか大人の学びに、いつから関わっているんですか、そもそも。
関わっているで言うと、かれこれ25年になります。
それを学び始めたのは、さらにどのくらい前なんですか?
それとも、学びは後で始めたの?
おそらくね、学びは後だと思いますね。
仕事にしているのが25年。
英語を教えて先生とか呼ばれていたけど、学びなんて全然考えたことなかったし、
学びの定義にもよりますけど、
今振り返って学びが、私の中で学びが始まったのって、やっぱりアメリカに留学して、
2、3年経ってからかなっていう感じがしています。
それは今から何年前になるんですか、その学びを意識したと。
16年くらい前ですかね。
じゃあ、働いてから、働いて9年くらい経ったと。
それでようやく自分の中で学びが始まっている気がします。
なるほど。
友子さんはどうですか?
自分の学び、自分が学びに入ったっていうのは、どこを起点と思っていらっしゃいますか?
そうですね、私は多分、先に仕事が先だったんですよね。
13年前かな、13年前に金融から人材育成の世界に入って仕事で、
そこで初めて学びっていう世界に入ったので、
そうですね、そんな感じです。
教育学部っていう形のあるところにお勉強しに行ったっていうのが、
今から11年前とか、
仕事を始めてから2年くらい経ったときに、教育学部っていうところにアメリカに留学したときに、
改めて人はどう学ぶかみたいなのを学んだっていうのが、
自分の中での歴史ですかね。
そこからずっとそういう系の仕事をしたりとか、そういう系の勉強をしているので、そんな感じです。
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働き始めて学びってこういうことかなって、
なんとなく分かってきたみたいなのが共通しているのかなっていう気がします。
もちろん友子さんはずっと早いけれども、
いろんな速度が早いので、
例えば学校で学んでいなかったわけではないと思うし、
仕事を始めて学びがないわけではないけれども、
今振り返ると、なんかそれじゃないっていう気がしているっていう感じでしょうかね。
ちなみに私、10年ちょっと前に人材育成の世界に入る前は、
研修とかいう座って勉強する時間みたいな、すごい気合いな人間で、
時間のもだろうなって思ってたような人間なんですよね。
大人の学びってなると、当時は多分祖父に勉強するとか、
母親の勉強をするとか、
分かりやすいゴールがあって、
それに向かって試験勉強するみたいなものが勉強だと思ってたことがあって、
そこからずいぶん遠くに来たなと思うんだけど、
学びってそういう定義を私は持ってたんですよね。
結構長い間。
勉強するっていう言葉と、学ぶっていう言葉の使い分けみたいなのも、
最近はすごく進んだなっていう気がしています。
確かにね。
私が子供の時なんかは勉強するしかなかった感じがするんですけど、
最近は学ぶの方がよく聞くなっていう印象ですね。
確かに学ぶ、あんまり言わなかったですよね。
学び、学ぶ、そんなことを考えている我々が、
どこで出会ったかみたいなことも自己紹介のエピソードなので、
言おうかと思うんですけど、実際何年でしたっけねっていうのは、
私あまり正確に覚えていない。
2011か12だと思います。
いや、11は私東京にいたので、
じゃあ12かな。
12か13、10年前ぐらいです。
多分10年前ぐらい。
そういうことですね。
ニューヨークでね、会ったんですよね。
トモコさんがね、作ってくれた学びの会っていうのにね、
確かに、そんな会の名前でしたね。
懐かしい。
聞いてる人はね、何のこっちゃって感じですけどね。
そうですね。
最初ね、でもね、オンラインだったと思います。
覚えてます?
その会のイベントじゃなくて、1対1で。
トモコさんが開催してくれた、
ムークの勉強会。
ムークの勉強会。
誰に対して私やってたんですかね、勉強会。
誰に対してだったんだろうな、
私はなんかお誘いを受けて、
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参加したっていう記憶があります。
記憶が、私悪すぎて記憶よくない。
そんなワークショップやったんでしたっけって思いながら。
そう、なんかCムークとか。
はいはいはい。
それで、そういうのがあるんですよって話をされていて、
あ、私何年か前にそれを受講しました、みたいな。
あれはCムークだったんだ。
なんかけど、覚えてます。覚えてます。
そうだね、Cムーク。
聞いてる人はね、ムークってなんだみたいな感じだと思うんですけどね。
そう、オンライン講座。
講座ね、エデックスとかね、コーセラとかね。
いや、確かにCムークとXムークがあってみたいな話を、
それ確かなんか結構少ない、小さなグループで話したんだと思います。
そしたら、そこに確かエミさんがいて、
Cムーク知ってましたとか、なんか参加してましたみたいな確か発言をされていて、
あ、なんかこんなマニアな人がいると私は思った気がした。
あった。
なんかCムークについて書いたブログがあって、
もう3文的な、なんかもう適当なメモみたいなブログなんですけど、
たまにアクセスがあって、日本から誰かがCムークについて検索しているって思うことがあったりします。
不思議ですよね、今の時代Cムークについてなんか、
教育学部のね、学生さんとかが検索してるのかなとか思ったり。
今使う情報というより、今歴史を振り返るっていう意味があるかもしれないですね。
知り合っているかも。
確かに。
なんかちょっと話が長くなってしまったけど、
2人の出会いはそうですよね。
ニューヨークで教育に関わっている日本人っていう感じのカテゴリーで
引き寄せられたご縁だったんですよね。
はい、引き寄せていただきました。
やっと今に10年、10年経ちました。
そんななんか、今エミさんが人の学びに関わってきて、
今特に興味があることとかってあるんですか?
今興味があることかわかんないですけど、
私が面白いなって思うのは、学びがある時こうグーッと進んだり、
パタッと止まったり、なんかそういう動きに興味があります。
そういうものを作り上げる要因に興味があるんですか?
要因、そうですね。
学び自体って基本的には放っておいても進むというか、
学習者の側が常に種火みたいなものはあると思っているんだけれど、
でもそれがある時にグワッと燃え上がるみたいなきっかけがあったり、
自然に発火したり、かと思ったらすごく弱まったり、
そういうものを観察する、見守るっていうのがとても面白いなって思っています。
具体的にエミさんが見ている、この人学んでいるっていうのは具体的にどういう人が?
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私が関わっているのは日本人で英語を学んでいる人たちなので、
例えば学校で英語が嫌いだったとかで、
英語って聞いただけでちょっとうんざりしちゃうようなところから始まったとしても、
何かのきっかけで、こういうことだったんですね。
だから自分はあの時嫌いだったんだ、みたいなことが分かったり、
それじゃないんだったらできそうとか、
あるいは今考えるとあの嫌な経験も役に立つのかも、みたいな何かね。
解釈が変わったりとか、そういうことで、
自分でブレーキかけていたのが一気にアクセルに変わるみたいな、
何かそういう瞬間に立ち会うっていうのは面白いことだなぁと思っています。
うん、でも見ているかもしれないですね。
トモコさんもですか?
そうですね、結構その視点が変わるとか視野が広がるとか、
結局その人たちを障害みたいな、
目の前にちょっと邪魔をしているものがなくなったりとか、
ちょっと軽くなったりとかすると、
エミさんが言っているようにね、
自分たちが前に進んでいく、
その瞬間みたいなのが結構楽しいなというふうに私も思いますね。
エミさんの場合は言葉っていう話があって、
結構苦手意識がある人はすごい大物が目の前にあって、
なかなか前に行けなかったりとかあると思うんですけど、
私の場合はどういう学びかなっていうと、
もう少し文化的というか、育ってきた環境とか、
それまで体験していたこととか、
周りにいた大人の常識とか、
何かそういうものによって気づかれている、
壁?壁とも思っていないかもしれないけども、
それがちょっと解けたりすると、
ちょっといろんなところに行けたり、いろんな景色が見れるみたいな、
そういうタイプの学びに自分は興味があって、
けど似てて視点が変わるし、広がるみたいなところに興味があるなと思う。
なんか思いがけず似てるっていうところに着地しそうな回ですけど、
別に無理やりやってるわけじゃないですけどね。
あと私一つは、もう一個別の視点であるのは、
私とみさん大人の話ですけど、
今の時代に子供がどういう風に学ぶのかなみたいな、
ちょっと興味があって、
それは子供たちって一人で学ぶわけではないので、
周りにいる親もそうだし、学校の先生もそうだし、
家と学校以外のサードプレスというか、
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全然別のところで子供たちは学んだりしていくと思うんですけど、
そこにいるちょっと年上の人たちみたいな人がどう関わるのが、
今一番求められているのかなみたいなことにも興味がありますかね。
違う時代すぎて、イメージもつかないですけど、
今の子たちの小学校生活とか、
イメージもつかないんだけど、実際にある学校はそんなに変わってないかもしれないですけど、
見てる世界とは絶対違うんだろうなとか。
もちろん時代っていうのは大きな要素ですけど、
でも、たとえ同じ時代でも同じ場所だったとしても、
違う人だから、きっとこの人は自分とは違う学び方なんだろうなっていうのは、
大前提として持っていたほうがいいような気がしますね。
エミさんが今言ったの結構面白いですね。
世代が違わなくてもって面白いもんですね。
今日は同じ世代の中を生きている同志でも、
それぞれ学び方は違うかもしれないっていう。
そうですね。
同じ世代とか同じ国とかであれば同じっていう風に思うよりは、
でも別の人だから違うって思って始まったほうが、
いろいろとスムーズにいく気がしますね。
そうですよね。
自分が高校生の時とか振り返ると、
みんな同じような学習塾に行き、
同じような試験対策をして、
大学受験の勉強は基本的には横並びでやってたイメージはありますけどね。
友子さんもその中にいたいっていう自覚ですか?
そうです。私塾通い大好きでしたから。
でも好きで通ってる子は多くない気がするけど。
そうですね。多分変わってたと思うんですけど、
分かりやすい定義の中でゲーム攻略のようにしていれば、
自己好評感も高く前進してる感も得て、
すごい分かりやすいレールにとして乗っていたみたいな、
自己認識はありますけどね。
楽しかったですけど、
学校が楽しかった?
学校は勉強メインの学校じゃなかったので、
本当に楽しかった。文化祭、体育祭、山登りとかたくさんあって、
それだけじゃ物足りなくて塾にも行ってて、
塾も楽しかったみたいな感じ。
だけどだから多様な感じじゃなかったです。その時は。
学力という意味では横並びでみんな生物にとか勉強したりとかしてたのは、
多様も何もなかったような気がします。
なるほどな。
じゃあ学校は割と社交の場、勉強は塾みたいな風に分かれてたっていう感じなのかな?
結構分けてたかなと思いますね。同じ学年の友達たちも。
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だけど社交の場の中でも何人か先生や面白い授業をしてくださる先生がいて、
テストの対策とか受験対策じゃないけど、
学ぶのが楽しいっていうのを教えてくれた先生がいました。
すごいな。そんな高校生の時点で学ぶことが楽しいって知っていたってすごいな。
それはだからやっぱり先生のおかげだと思うんですよね。
科学の先生はご飯、食事と掛け合わせて授業を教えてくれてましたし、
数学の先生は古典と掛け合わせて教えてくれていて、そういうの楽しかった。
わけわからなかった時もいっぱいありましたけど。
一応私も先生方の名誉のために言っておきますけど、
うちの学校にもきっといい先生はいらっしゃったと思います。
そんなことを体験したことも、社会人の時はほとんど忘れてましたけど、
やっぱり教育とか人の学びに関わることを考えるようになって、
現体験にああいう先生の関わり方とか、こういう風な自分の体験とかがあったら、
みたいに思うことはありますね。
なんかアメリカの教育大学院のクラスで好きだった先生の話とかしてくださいみたいな、
一周させられたこと何回かありますけど、あります?
ないです。同じ教育学校でなかった。
教員が集まるクラスだから。
そうですよね。それ今言おうと思ってて。
教員になりたい、また教員をよりいい教員にしたい、みたいな思ってる人が来ているから。
そうでしょうね。
そういうクラスの始まりには、自身の先生の思い出を絡めて自己紹介してくださいみたいなのが回ってくる時があって、
その度に話すことないなっていつも思ってました。
なるほど。私いなかったですね。
エミさん、教育学部どういうプログラムの名前だったんですか?正式名称は。
最初はTESOLですね。なので英語教育学科みたいな感じでしょうかね。
その後は?
その後は1回コミュニケーションに移っているので、教育から外れるんですけど、また教育に戻ってカリキュラムインストラクションっていう科に入っています。
トモコさんは?
私は教育とテクノロジーとイノベーションみたいな3つの単語が並んでいる学科の名前で、
どちらかというと学校の先生とか学校という形の箱に関わった人は3割とか、
私はその7割の方の学校で教えたことはないですっていう人間だったんですけど、
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そうですね、なんかテクノロジーが関わると学びていろいろいろなところで変わるよねみたいなことに興味がある人がごちゃっと混ざったプログラム。
そうですね。
うちも隣にそれに近い学科があったので、そこの授業をね、お邪魔したりとかしたのを覚えています。
なので、教員とかそういう人たちと関わっている時間が多かったので、
そうするとやっぱり学校に対してすごく良い印象を持っている人が多いかなって。
距離を持って。
来るとこ間違えちゃったかなみたいな。
暑い人いますよね、教育学校はやっぱ暑い方々が多くて。
私たちの場合は自己紹介の場合、そのプログラムでテクノロジーに関わることを学んで何したいのみたいなものが多くて、
私のその時のよく話してたことが、日本の大きな会社の部長さんとかそういう人たちに向けた研修をやっていた時に、
休み時間にスマホをね、受講者の方が使っていて、
当時はモバイルラーニングとかそういうのそんなに普及していなかった時代だったんですけど、
研修の中でも面倒くさいなって思って参加されている方とかいる中で、
休み時間のスマホをいじるときは危機としているというか、
この人たちもスマホを使うのを学んだんだよなと思ってた時に、
何歳になってもすごくシンプルに作られているものだった、テクノロジーを学べるっていうのを見て、
もうちょっと研修とかの体験面白くできないかなと思ってきたんです、みたいな感じで、
素晴らしい。
いや素晴らしくはないんですけど、なんか普通に謎だったんですよね。
この人たちってどうやったら楽しく研修に参加してくれるんだろうかって思ってた時に、
スマホを持って新しいことをこの人たちは学んでらっしゃるっていうのを思って、
ここに来ました、みたいな。
それが私の自己紹介ストーリーだったんですよ。
私は毎回、自己紹介、何よ困ったなって思ってた記憶しかないんですけど、
燃えている方とか学校、こんな素敵な先生がいたので私も目指しましたみたいな話が多い中、
日本から来ました。
私は学校はあまり好きじゃなかったので、そういう子にも学びが起きるようになったらいいなと思って、
その方法を探しています、みたいな。
そんな話をしてた気がします。
いいじゃないですか。重要なことですよね。
本当に重要だと思います。さっきのテストの話じゃないですけど、
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やっぱりなんか、学校のフォーマットが楽しい人とそうじゃない人で言うと、
そうじゃない人のほうがマジョリティだと思うんですよね。
いわゆるテストの詰め込んで、戦略を立てて、攻略して、
わかりやすい答えをゲットするみたいな、当時あった勉強のあり方が好きじゃない人のほうが全然マジョリティだと思うので、
そういうねみさんみたいな人が教育学に行くって重要ですよね。
たまたまね、そういう流れになっただけなんですけどね。
なるほど。
じゃあ、第1回そんな感じにしますか?
そんな感じですかね。
多分これからもう少しね、こんなのあったんですよとか、これどう思います?みたいな、
具体でお互いおしゃべりし合うみたいな感じになると思うんですけど、
今日はね、まったりでこれからどんなことが起きるかわからないポッドキャストですが、
定期的に発信できればと思ってます。
では、次回まで。
はい、ではでは。さようなら。