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2018-02-27

第284回 「コーポレート・ライフサイクルの9ステージ」

全ての企業は、シード(種)〜エンディング(墓場)までの9ステップを歩みます。エンディングに行かないようにするためには、6つ目のメイズ(迷路)のステージでの戦略がポイントになります。


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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
リスナーの皆さん、こんにちは。経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日は、私の品川のオフィスから、コーポレート・ライフサイクルの旧ステージという話をしたいと思います。
コーポレート・ライフサイクルというのは、会社というか事業が生まれて、
そしてそれが成長してピークを迎えて、そして最後、事業自体が終わってしまう。
プロダクト・ライフサイクルという考え方の会社版ですよね。
9つのステージがありまして、1つ目がシード、2つ目がスモール、3つ目がグロウ、4つ目がマネージ、
5つ目がピーク、6つ目がメイズ、7つ目がエイジング、8つ目がターミナル、9つ目がエンディングということで、
シード、タネから始まってエンディング、最後、ご収書様ということになるわけなんですけども、
それぞれの段階で必要なこと、大事なことをちょっと説明していきたいと思います。
シード、タネ巻きの状態ですから、このステージで必要なのは、とにかく売る力、セールスとマーケティングに力を入れないといけないと、
そしてとにかく体力労働が必要だということですよね。
次にスモール、ここで必要なのは中核商品、機関商品と言ってもいいかもしれないんですけども、
これを売っていたら、儲かってちゃんと利益が出続けるという、中核の商品、機関商品、ヒット商品を作って、
これをとにかく売るということが大事になってきます。
そしてこの段階になると、将来に備えてミッションやビジョンなど経営計画、経営理念を持っておかないと、
これからどういうふうに成長していくのか、どの方向に向かっていくのか分からないので、
このスモールの段階でミッションとビジョンをしっかり定めることが、今後の発展に向かって大切ということになります。
それから3つ目のステージ、グロウ。成長ですから、このステージに必要なのは売上市場主義から利益の出る体質へという、
売上じゃなくて利益にフォーカスするということですよね。
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だから経営とかファイナンスを勉強して、お金を残すということを考えないといけないです。
それから事業を大きくするために銀行からの借り入れとか資金調達とか、そういったことも必要になるし、
あとこのステージでさらに成長しようと思ったらジョイントベンチャーとか、そういった他人の力を借りるということも必要になってきます。
そして4つ目のステージ、マネージ。マネジメントですから、ここは自分一人大山の大将から組織で成果を出すというチームを作って、
組織的にマネージメントを行って、チームで会社を動かして商品を販売し利益を出していく、売上を作る利益を出していくというマネージメントが必要になってきます。
そして5つ目のステージ、ピーク。ここはピークなんで、次のビジネスを生み出す新商品の開発。
今の機関商品にプラスして新しい利益をしっかりと生み出す機関商品を作ることが大切だし、人材育成をやってこないと組織が大きくなってこないんですよね。
これはまたさらに発展させようと思ったら、M&Aとかそういったことも考える必要があるということですね。
それから6つ目のステージ、メイズ。メイズというのは迷路という意味ですけど、ここは次の方針、フォーカスする方向性を決めるということで、事業や人生の方向性を意思決定することがすごく大切で、
ピークを一つ超えちゃってるんで、ほっとくと後も下がっていく一歩なんですよね。このまま現状維持という選択をすると、エイジング、終わりへの道を真っしぐらってことになるので、
この段階で次のステージに上がれるか上がれないかというのが会社、組織が存続できるかどうかという大きなターニングポイントになります。
そして7つ目のステージ、エイジング。年を取っていくということなので、このステージに必要なのは事業規模の縮小とかリストラーですよね。
とりあえずここで何とか持ちこたえないと最後エンディングに向かってしまうということなので、ここで必要なのは規模の縮小やリストラーということですね。
8つ目、ターミナル。このステージに必要なものは支援してくれる人や組織を探すこと。もうこのステージに来ると社長一人の力では組織をどうしようもできないんですよね。
だから援助してくれる人や、もしくはM&Aをされる側というところを考える必要があります。
そして最後のステージ、9番。9番目のステージがエンディング。次の事業自体を閉じてしまうわけですから、次の人生、次のビジネス、自分自身の次のビジョンですよね。
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これを決めて一旦この事業は終わりにして、次どういうふうにしていくのかということをまたゼロからスタートする。
1番のシード種まきから始めるという、そういう9つのライフサイクルと、そしてそのステージに、ライフサイクルにおける9つのステージと、そのステージごとに重要なポイントがあります。
おさらいをしておきますと、1番目がシード種まき。2番目がスモール。機関商品を小さくてもいいから機関商品を作る。
3つ目がグロウ。成長発展させる。4つ目がマネージ。マネジメントで、組織で会社が回っていくようにする。
ピーク。そして6番目のメイズ。この6番目が一番大事で、その事業自体が終わってしまうか、また逆に1つ次の上のステージに行くのかの別れ目がメイズ。
そしてほっとくと7番目のエイジング。年をとって8つ目ターミナル。支援してくれる人を探さないといけない状態になって、最後9番目エンディングというふうに、ライフサイクルが生まれて、それから死ぬまで9つのステージがあるという話です。
ですので、今日私の話を聞いてもらって、自分の事業が、自分の会社が今どのステージにいるのか、これをちょっと考えていただいて、それぞれポイントが大事なポイントというのがあるので、そのポイントを重点を置いてやっていかないと経営環境というのは常に変わりますので、先に先に手を打っておくということが非常に大切かなというふうに思います。
ということで、今日は信長のオフィスからコーポレートライフサイクル9つのステージと、そしてその9つのステージでそれぞれ大切なことというお話をさせていただきました。今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
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