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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
リスナーの皆さん、こんにちは。経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日も前回に引き続きまして、品川の新オフィスでお話をさせていただきたいと思います。
先週もお話したんですけど、引っ越してやっと本とか書類が整理をされて、分類されてということで、本をいろいろ見返したわけなんですけど、
本ってね、何て言うんですかね、たまにこれ何回も読んでるんだけど、やっぱり読みたいなって思う本ってありますよね。
そういう本を書ける人って素晴らしいと思うんですけど、
本のね、段ボールに入っているのを分類して、また入れ直す時に一冊一冊見るじゃないですか。
その時に、去年ね、石原慎太郎さんが書いた天才、田中角栄元首相の本ですけどもね、
自分が田中角栄になりきって書いたというベストセラーですけども、
すごく面白いなと思うのが、現役の時ね、石原慎太郎は田中派じゃなくて反対派閥ですから、
当然仲も悪かったということなんですけども、その人がね、自分がなりかわって、しかも天才というタイトルで田中角栄のことを書いているっていう、
それだけでもね、ちょっと読みたくなるなっていうことなんですけども、
この本を読むとね、いかに今の平成という時代の日本がね、この昭和の時代に田中角栄という人がいたからこそ、
このスピードでこういうふうに発展したんだっていうね、その礎を全部この人がね、
日本列島改造計画というところから、グランドビジョンですよね、この人が書いたグランドビジョンが、
後々の総理大臣がずっとバトンを引き継ぎながらどんどん発展をさせてきているっていうのがね、すごくわかって、
この人一代で本当天才ですよね、どれだけの日本が進歩したか、どれだけ経済発展したかっていうことなんですけども、
もうこんなすごいリーダーシップを持った人はひょっとしたら現れないんじゃないかというふうに思いますけれども、
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田中角栄の核にAの坂井郎は私の中井孝之の与志と同じなんで、子供の頃に自己紹介するときに、
中井孝之ですと真ん中の中に井戸の井、最後は高森の高に田中角栄のAですというふうに自己紹介してたんですけど、
最近さすがに若い人たちに田中角栄はわからないので、最近はもう繁栄のAですと言ってるんですけど、
子供のとき、若いときはそういうふうに自己紹介をしてました。
この天才は原東社から出てるので、ぜひ、もうこれ面白すぎて一気に僕も読みましたけど、読んでいただけたらなと思うんですが、
もう一つ今日紹介したいのは天才じゃなくて、宝島社から出てます田中角栄100の言葉。
日本人に贈る人生と仕事の心へということで、前回が小山勲道さんの幸せの仕事術ということで、
仕事術とマインドセットですよね。これすごく役立つので、ぜひこちらの本も読んでいただけたらと思うんですけどね。
例えば、100の言葉の中の一つ、「要件は瓶銭一枚に大きな字で書け。始めに結論を得え。理由は三つまでだ。このように三つでまとめきれない大事はない。」
深いですよね。始めに結論を得え。理由は三つまでだ。このように三つでまとめきれない大事はない。
まさにその通りですよね。いかにこの書面実務家だったかということがわかると思うんですけど。
それから僕一番好きなのは、伝説の大蔵大臣就任演説ということで、1962年ちょうど私が生まれた年ですよね。
大蔵大臣に就任した田中角栄が大蔵官僚前に放った伝説の就任演説というのがあるんですけど、
ちょっと読んでみますね。
私が田中角栄だ。尋常小学校高等科卒業である。諸君は日本中の秀才であり、財政金融の専門家ぞろいだ。
私は素人だが、棘の多い門松をたくさんくぐってきて、いささか仕事のコツを知っている。
そこからスピーチが始まるんですけど、大蔵官僚は当時、度肝を抜かれるわけなんですけど、
そして最後の結論が、できることはやる、できないことはやらない。しかし全ての責任はこの足顔以上。
できることはやる、できないことはやらない。しかし全ての責任はこの足顔以上。
スピーチを締めるわけなんですけども、いかにこの人の演出家としての才能とか、音質を尽くす力とか、力強さ、リーダーシップ、
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そういったことが集約されているスピーチだと思うんですけども。
あと僕が好きなのは、必要なのは学歴でなく学問だよと。学歴は過去の栄光、学問は現在に来ている。
まさにその通りですよね。学歴、大事だと僕は思いますけど、学歴だけで何でもできるって言うわけじゃないですかね。やっぱり学問ですよね。
それからこれも好きなんですけど、優れた指導者は人間を好き嫌いしない。能力を見極めて適材適所に配置する。
肝心なのは大事を任せられる人を見つけることだ。優れた指導者は人間を好き嫌いしないってすごいですよね。
まさにその通り。この人が多くの人の心を掴んで、みんながこの人を尽くしたってよく分かりますよね。
それから大事なのは数字と事実だ。嘘か本当か調べればすぐ分かる。根拠に乏しい理屈は立ちどころに化けの皮が剥がれる。
そうおっしゃる通りですよね。根拠と事実大事ですね。
それからこれすごいなと思うんですけど、必ず返事は出せ。たとえ結果が相手の思い通りでなかったとしても、聞いてくれたんだとなる。
これは大切なことなんだということでね。こういう人としての在り方。
もし結果が出せなかったときでもこういうふうに考えるっていう、この辺がすごいですよね。
それから学生運動ってあるんですけど、今学生運動ってリスナーの皆さんひょっとしたら学生運動そのものが何か理解できない方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
当時いろいろ安保反対とかいろんな学生が政治にすごく興味を持ってストアやったりとかデモやったりとかそういうの盛り上がってたんですよね、この当時。
それについて田中核衛が何と語ったかというと、学生運動を振り広げる若者たちがいると。
経験が浅くて視野が狭いが真面目に祖国の行き先を考え心配している。若者はあれでいいっていう。
すごいですよね。
それからね、これいいですね。
人に金を渡すときは頭を下げて渡せ、くれてやると思ったらそれは死に金だということで。
素晴らしいですよね、やっぱりこの人ね。
それから失敗は嫌というほどした方がいい。
そうするとバカでない限り骨身に染みる判断力分別ができてくる。これが成長の正体だということでね。
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やっぱり失敗しないとダメですよね。当たり前ですけど、何でも自分の思った通りにできるってことはありえないわけですから。
たくさん失敗をしてそこから軌道修正をして失敗を成功に変えていくっていうこの力。
これがやっぱり人生を切り開いていく上でも大事だし、ビジネスをやっていく上でも非常に大事ですよね。
それから一番大切なのは何よりも人との接し方だ。それは戦略や戦術と違う。
人間は年齢に関係なく男でも女でも好きな人は好きなんだ。
これ大事ですよね。
一番大切なのは何よりも人との接し方だということでおっしゃる通りですよね。
それから人の一生はやはり運だと思う。実力があってもダメなものはダメ。
努力と根気、勉強こういったものが運を捉えるきっかけになるということで、やっぱり運ってありますよね。
その時に勝手に運が来るわけじゃないので、運を呼び寄せるための努力とか、普段からやっとくべきですよね。
そういったことももちろん政治家ですから運がすごく大事だと思うんですけど。
これちょっと異色で面白いんですけど、新聞で信用できるものが3つある。
死亡記事に株の値段、それにテレビの案内欄、この3つに嘘はないという。
これもなかなか面白いというか、まさにその通りですよね。
それから処制術というか、基本的な人との接し方だと思うんですけど、
相手が立てなくなるまでやっつければ敵方の意向は去らない。
徹底的に論破してしまっては相手が救われない。
土俵際には追い詰めるが、土俵の外に押し出す必要はないという。
土俵際には追い詰めるが、土俵の外に押し出す必要はないという。
まさに政治家ですよね。
こういうことで、今日は天才、田中格夫、日本の本当に現代の礎を作った、本当の意味での天才政治家だと思うんですけども。
この田中格夫100の言葉と、石原慎太郎さんが書いた天才の話をしましたけど、
ぜひリスナーの皆さんも、田中格夫好きかどうかは別にして、
こういった日本の礎を築いた歴史的な、今となっては歴史的人物だと思うんですけども、
そういった人の言葉とか考え方を研究するとか、また参考にするということをぜひされるといいかなと思います。
もちろん、私も明治維新とか大好きですし、本もいっぱい読みますし、戦国時代好きな男の人も多いと思いますし、
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三国志も好きですけど、そういう歴史的な人物の生き方とか言葉とか言うのもそうですけど、
そういう意味で、現代の歴史、レジェンド田中格夫の言葉も参考にされて、
皆さんの普段の生活や、また人生とビジネスのバランスの取れた成功のために役立っていただければと思います。
ということで、今日は品川の新しいオフィスから田中格夫さんの話をさせていただきました。
今日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
今回の番組はいかがだったでしょうか。
あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功のための気づきがあれば幸いです。
なお、番組ではリスナーの皆様からの質問をホームページの受付フォームから募集しています。
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ではまたお見にかかりましょう。