なんか、やばいカルト団体とか、インシュー村っぽさを感じさせてしまうよね。
あとは、飛行機の中で、ぐっすり寝てたゴロウさんが、うわーって言うんだよね。
それとか、けっこう夢とか、現実でなさっぽさが、なんかちょっと、これ本当なのかな?
そもそも、島で目覚めたときのさ、狭い倉庫みたいなとこに寝かされててさ、鍵かけられてるとかさ、
しかも、韓国語が聞こえてくるけど、これ、北じゃなきゃいいなとかさ、
ちょっと、アルシオンランチの、謎の船に乗せられてるシーンを思い出した。
明らかにどこかの国の船に乗せられてるってやつ。
しかし、予告で見てて、食中毒かますのはわかってたけどさ、
きのことるシーンね、もう一直線に死に向かってて、大丈夫かな?この人はって思っちゃうよね。
なんかね、ひたすら食べる話じゃん、なんだけれども、死をね、見てしまうよ、その向こうに。
なんかさ、恐れず、マイペースに、ひたすら赴くままに生きてるっていう人の話っていう。
飛べることは生きることと死ぬことに直結してるわけですけども、なんかね、ブラックアウトが微妙に長かったりとかね。
ちょっとね、ところどころね、不安にさせられるところがあったね。
あの、小田切城のね、さびれ切った店の真っ暗さとかさ、
あれ、コロナになってダメになったとか言ってるから、2、3年ぐらい前からほったらかしにされてる店ってことなんだろうけど、それだけであんなにガラスくもるかね。
あれは、この10年ぐらいの間に、ずっとさ、孤独のグルメって10年ぐらいも続いてるよね。
の中で、取材したお店があんなふうになっちゃったっていうお店もあるんじゃないの?
それ、順番が逆でしょ。取材されて繁盛するっていうところも書いてて、これ現実メタだなと思ったんだけど、
全福祉六郎だっけ?
縁の件一月。
そこはあったけども、さびれてるっていうところはさ、別にそんなことは言ってないというか、そんなネガティブなこと書かないだろう。
この映画の中でそういうことを言ってるんじゃなくて、今思ったんだけど、
今までに取り上げたお店の中には、コロナでだいぶ食品、食べ物の業界ってすごい、飲食業って圧迫されたじゃない?
だから、孤独のグルメに取り上げられた店の中でも、閉店してる店はけっこうあるよね。
かもしれないね。
それはそれとして、なんぼほったらかしてたって言っても、あそこまで汚くはならないだろうという外観がね。
一番びっくりしたのが、あそこの中でチャーハンしかないけどって言われたのがびっくりした。
チャーハン出すんだって思った。
しかもうまいっていう。
しかし、おだひり嬢は歳とらなすぎて、普段何食ってんだって思うわな。
顔にそういうのが出づらいタイプなのかな。
もともと最初におだひり嬢を見たときから、もともと血色悪げな顔っぽいイメージがあるんだけど、
もとからああいう感じだったから、印象がむしろ変わらないよね。
そうね。
それや、遠藤健一ってさ、フェリー最後の行っちゃったよって言ってたおじさん、あれも遠藤健一じゃなかった?
違うかな?
似てるけど、違うと思う。
違う人?
私、今回遠藤健一出るって言うから、ちょっと見てたけど、あのおじさんは遠藤健一じゃなかったと思う。
ないか。あれこれ遠藤健一かなって思った一瞬ね。
誰かなんか見たことのありそうな俳優さんっぽいのっていう目で見てたけど、遠藤健一じゃないと思う、たぶんね。
遠藤健一がモノローグ喋りながらリハーサルやるじゃない。
わあ、すごい不自然。
だけど、本番はモノローグ喋りませんのでねとか言ってる。
そりゃそうだよねって。
めっちゃ隣の見て、チャーハンうまそうとか言ってるおじさん嫌だよなって思ってさ。
今回、食べるシーンという食べるシーンがだいたいさ、見られてたりするじゃん。落ち着かないよね。
そうね。あと、韓国のさ、その入館の人がさ、あっちの人がモノローグ出してるのね。
そうね。
しかしこいつうまそうに食うなとかさ。
そう、食べれない人の前でさって言ってね。
そう。逆にあれだよね、ドラマ版のさ、この最後の追い込みのテーマ曲とかがさからないし、
モノローグもほんとに最初のフランスのところだけかな、食べてるところ。
あとはサバイバル食食ってるときもそうか、モノローグ出してたけど。
最後は、最後っていうか、韓国の島で食べてるときとか、ラーメンを食べてるときとか、もうだったのよかったよね。
韓国の島で食べてるとき、モノローグ少しあったような気もするが、でもなんか少ないんだよね。
基本的にドラマ版はめちゃめちゃダジャレとかしょうもないことを言いながら食べ続けてる。
そこらへん抑え目になってる。
やっぱりね、最初のフランスのところで、ゴローさんがフランスパン革命とか言い出したときに、
俺は何を見てるんだって思ったもんね。わざわざ劇場まで来て何を見てるんだって。
いつも通りの孤独のグルメなんだけど、映画のスタッフをそろえて一体何をやってるんだろうって思っちゃった。
いや、それがおもしろいんだけどさ。
だけども、このノリで食べるシーンを全部最後までやってたら、本当に最後まで何を見てるんだろうってなるので、
抑え目にしたのは正解だと。
パリ編だけ。この孤独のグルメ、パリ編っていうのは、普段のゴローさんの調子で戦いのBGMとかもかけて、
くだらないダジャレを言ういつものゴローさんでパリ編をやりました。
そこで、ルなんとかって言って、フランス語版の孤独のグルメみたいなタイトルが出た後、
日本に戻ってきてから改めてタイトルが出るじゃん。孤独のグルメって言って。
そこからが本編だよね。
導入だからね。クラスは依頼を受けるまでの。
で、今回思ったのが、厚かましい顧客がいなくてよかった。
厚かましいといえば、厚かましいのが、思い出の汁をお願いするおじいさんなんだけど、
でも、今回うれしかったのは、それに対して、ありがとうって言ってくれたんだよね。そこが一番よかったな。
基本的に、ドラマ版はスペシャルでもそうだけども、ゴローさんが嫌なトラブルに巻き込まれたりするんだよ。
そんで、疲れ果てて、あ、腹が減ったってなるから、そういうのがなくてよかったです。
だいたい、仕事のストレスとか、人間関係とか、トラブルとか、
嫌な状況で、ストレスに巻き込まれた状態で、腹が減ったなって、いつもみたいにポンポンしちゃうっていうのが、いつものドラマのパターンなんだけど、
そうなんだよね。ドラマも好きなんだけども、ちょっとね、俺、導入パートはストレスだったりするんだよね。原作はそういうとこないので。
原作のゴローさんって、食事っていうのは自由でなければならないんだって言って、店主がすごい若い子をどなり飛ばすお店屋でさ、起こるシーンがあるでしょ?
アームロックかけてたね。
でね、なんかその自由っていうのがね、なんか実写のゴローさんってね、またなんか違う解釈なのかなってちょっと思った次第。
まあ、別のものとして、年の頃だって全然違うしね。
なんかね、またしげさんの解釈のもので、のびのびとゴローさんって、実写の猪頭ゴローさんっていう、もう別物だよね、が出来上がってるんだなっていうのを。
そういう日には自分で脚本書いて、監督までやっちゃうわけで、あの人が毎年毎年孤独のグルメを刺すのがさ、名物みたいになってるけど、風物詩というか、こんなおっさんが飯食べてるだけの、見て喜んでる人の気が知れないみたいな言葉で言ってるくせに、実際大好きなんだよね、このドラマが。
ツンデレ親父スタイルなのかな?スタンスとしてさ、アンチっぽい感じで、実はもうなんか結構作品自体を愛なのかな、一瞬の返してるんですかね。
毎年出してるアンチコメントで打線が組めるからね。
なんかアンチらしいって聞くんだけど、ねじくれた愛なのかなって。
ねじくれた愛なのかな、なんだかんだでね、当たり役だからね。
出世作にはなったわけで、だけど、まぁ実際フードファイトなわけじゃん、ロケとか。
最初のビーフシチューなんか、ほとんど噛まずに飲み込んでるみたいなふうにがっかり言ってて、ゴローさんなんかの年の人が、あれだけの量を食べると、きつかろうなとか思っちゃわない?
やっぱり役者さんは体を作るのも仕事なわけですからね。
内蔵ってそんなに…。
わからない。
内蔵ってのは才能だと。
じゃあ才能があったんでしょうよ。10年やってられるんだから。
すげえなぁ。
筋肉とかだと、鍛えてさ、デザインして鍛えられるものかもしれないけど、内蔵ってどうなのかなって思ってね。
まぁフードファイトの人だってトレーニングは欠かさないらしいから、それなりに鍛わるんじゃないですかね。
なんか最後、お腹空いたでしょって言われて、ちょっとなんか、うーんってなったかな。
大志の壁が。
破られたよね。
だから、なんかね、不思議なゴローさんだな。
こっちに話しかけてくることはない人だからね。
なんか、またしげさんなりにやりたいことがあったんだろうな、という感じがする。
まぁちゃんと映画にはなってたけど、やっぱりザ・ムービーの息は出ないよね、という感じでもある。
でも思ってたよりは、おもしろかったかな。
お腹空いたかと言われると、そうでもない。
ただ、汁は飲みたいなって思って、そのあと、お店蒸し鳥と、あとスープがなんか、あ、うれしいなって。