1. 映画の感想をふたりでダラダラ喋るやつ
  2. #141『私がやりました』の感想..
2023-11-24 17:26

#141『私がやりました』の感想をふたりでダラダラ喋ったやつ

フランス落語

() 『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』 : デニーロとディカプリオが見事なクズ男を演じる。

() 『バービー』 : 男性社会はクソだけど女は女で大概だし、どっちもクソなのでどうにか折り合いつけてやっていこうぜ! みたいな話。

() おっぺえ : 悟空風。

() 男は死ね。こちとら慈善事業じゃねえんだ。 : 漫画『神聖モテモテ王国』において、火災現場からナオン(女)を救い出してモテるべく放たれた台詞「逃げ遅れたナオン等ございましたら、お気軽に声をかけてください。男は死ね。こちとら慈善事業やってんじゃねえんだ。」→ 参考

() ファーザー : 漫画『神聖モテモテ王国』の登場人物。ナオンにモテるためにさまざまな作戦を実行するが、そのたびに死ぬか警察に捕まる。

サマリー

彼がやったのは、1935年のフランスを舞台にしたおしゃれな映画です。美術や衣装、構図の撮り方がすごく良かったそうです。映画には男性女性社会の皮肉批判やフランス語の特徴など、風刺的な要素が含まれています。彼らは映画『私がやりました』について話し合い、ストーリーや衣装、登場人物の行動についてダラダラと話したエピソードがあります。

映画の雰囲気と美術
よかった。雰囲気がね。
おしゃれな映画だったよね。
おしゃれっていうか、1935年とのことだったんだけど、美術とか衣装とか、あと構図の撮り方とか、すごい良かったんだよね。
美術、小物が良かったな。
小物も良かった。服も良かった。あと車も良かった。
そう、車良かった。
建築家の家に向かう時の車でしょ?青いピカピカの。
うん、とか、シトロウェンとかね、いろんな車が話題にも上がってたし。
見ててね、すごいいいのあって、目にね、話はめっちゃ風刺だよね。
フランス映画って、よくわかんないけど、こんな感じかなって想像するフランス映画がそこにありましたね。
ああ、なるほど、これがフランス映画だよね。知らんけどってなった。
レンズが少しキレのないぼやっとした感じの古い映画っぽく撮ってたりとか、音楽がさ、やっぱり音がそんなに良くないさ、レトロな雰囲気を出してて、
昔の舞台っぽい、昔の映画っぽい、わざとやってる演出と、
あと、当たり前だけど、みんなフランス語喋っててさ、めちゃめちゃ破裂音の多い言語だよね。
ぱぴぷぺぽがすごく多くてさ、で、みんな結構顔近づけて喋るから、ツバめっちゃ飛んでるんだろうなぁとか思いながら見てたけど、
そら耳をね、すごいしてしまう。
ああ、なんかすいませんって字幕のところですいませんって聞こえたわ、俺。
うん、とかね、なんかね、あの、ちょっと忘れちゃったんだけど、いちいち単語がね、日本語でのそら耳でね、出てきてしまって、
まあね、音がやっぱり独特だなって思ったね、フランス語。
で、まあさっきも言った通り、話はさ、まあよくある、あの女性蔑視だったりとか、男性女性社会に対しての皮肉批判っていう、まあ最近よく見るよね、たまたまだけど。
最近だったら、キラーズオブザフラワームーンって、なんか、
もうそうだし、バービーとかもそうだし、
テーマのかぶるところは、あの、最近よく見るやつなんだけど、
なんかその、当時のショースタイルを、
演出方法の話をしてるんだね、そうだね、
キラーズオブザフラワームーンの場合は、ラジオショーでしたって感じで、監督ご本人が出演して、こんな感じでしたわーって、
やるって感じだったけど、今回は芝居の中の芝居の中のって感じで、入れ子にしていくことで、
だからテーマ的には現代っぽくなって、スタイルとしては1930何年当時の、トーキーから移行後の間もない感じの雰囲気の映画。
テーマ的には、当然現代に至るまで脈々とさ、男性女性社会みたいなのが続いてるから、全然現代に通じるお話なんだけども、
やっぱりこういうのってさ、100年前とかさ、何十年前とかの方が、より今より現状が広かったわけだから、
そういう場を舞台にして描かれる方が、こう伝わりやすいというか、より男の酷さが際立つ映画になるよね。裁判のシーンとかさ、
あのハンジとかがさ、もうひどいじゃない?質問がセクハラだったりとかさ、最後に死刑を請求する時にも、妻たちを調子に乗らせるなとか、
女たちを怖がらせるために、ぜひ死刑を。とかさ、言っててさ、そこまで極端なことは当時だって言ってなかったんだろうけれども、
これが1935年だから、なんとなく見れる。これが、もし現代劇だったら、さすがにそんなこと言うやついないじゃん?
1935年のフランスだったら、こんなやつもいたのかな?ぐらいの感じでさ、ギリギリ見れるんだけど。
というわけで、これはほら、最近よく見がちなさ、男はクソ、みんな死ぬ映画なんだけど、
今回はさ、女の側がみんな舌高でさ、最終的には全員うまいこと言ってるし、男はだいたいが最終的にひどい目にあってる。
っていうのはね、もう割り切っててよかったな。だから、バキバキお芝居にしてるよね。
お芝居ね。演出方法の話で言うとさ、
ハンジがさ、勝手な想像でさ、マドレーヌのさ、動機とかをストーリー作って言うところ。
あれセリフもさ、状況説明も全部ハンジさんの声だからさ、見てて落語かよって思ったんだよね。
ひとり芝居とかね、いろんな表現方法があるもんだなぁと思いました。
まあ、ツッコミは的に入ってたんだよね。
トラピュさんがさ、
こちら教術書ですって、ところどころ矛盾してますがって言いながら渡すのすごいよかった。
すっごい思い込み入ってますね、とか言われてるんだけど、きっとあいつはこれこれこういうことで殺したに違いないとか、
それを聞いてる間のトラピュさんの顔が面白いんだよね。
あと最後にあの無性映画の大女優さんがさ、ハンジのところに来てさ、あの判決を出したハンジはクソだみたいなこと言ったら本人です。
その後大爆笑してるトラピュさんね。僕はあの人が一番好きでした。
あの人ね、暴行に心配があるって言ったけど、後のプレジットのシーンで暴行移植に成功ってなってたのでよかったねってなった。
最後のね、ケンジは妻に首をかき切られて死んだって言われてるし、
あの建築家の人いたじゃん?あの人がさ、妻を愛してるって言ってさ、マドレーヌの誘いに乗らずにそれでも援助してくれるって、あれこの人いい男だったんだと思ったら、最後になんか貫通罪で逮捕されたとかでさ、
あれこの人もダメじゃんってなったね。あとクソ男と言えば、なんだっけ、恋人の愛人になってくれって言ってた。
ボンボンでしょ?
ボンボン。彼が働いてくれるって言ってさ、なんて幸せなんでしょうとか言ってたけどさ、それでいいの?あなたはって思ったね。
だからみんなね、
そうなんですよ。結局ね、あのマドレーヌもポーリーヌもね、他人の死を利用して、実際には殺してないのに、それで成り上がったって言うんで、
まあゲスはゲスなんですけれども、まあコメディだし、その大女優さんも含めて、全員したたかにね、男から金引っ張って成功してるっていうオチは嫌じゃなかったな。
本当に悪口だよね。
まあわかりやすいお話で終わりましたね。
結局さ、あの悪徳プロデューサーから純潔を守ったじゃないけれども、それを売りにして成り上がったくせに、あの建築家の人にさ、相談しに行く時にはさ、酔っ払ったふりしてさ、
おっぺい出してさ、
おっぺいが出て、そんな、ねえ、それこそそんなバナナなんだけどさ、
さすがにクソ女って思ったけどね、最初のところもさ、あの家賃をさ、払わない時にさ、ほら2ヶ月いなかったから払わなくていいとかさ、いろいろごねてるところとかも、あそこら辺も相当イライラしたけどね、
そう、で、なんか大谷さんはやっぱり最後の新聞記事でひどい目にあってたよね。
うーん。
なんかやらかしてたみたいだけど。
うん。
大谷さん何だったのかね、何か忘れちゃったんだよな、パッパッパって言っちゃうから。
うん。
あのね、新聞記事でね、まあ大抵男がひどい目にあってるっていう、うん、あそこら辺の演出?
うん。
そう、役者さんを紹介しつつ、その後を説明するっていうのと、コントとかもさ、よかったし、うん、あそこの絵面が好きだな、うん、新聞記事、パパパーってとこ。
うん。
なんかボンボンは問題なくね、解消ついたみたいだけどね。
うーん。
うん。
言いたかってね、君のことは愛してるけれども、僕がね、これを愛せると思う?でもお金のためにその人と結婚して、でも愛するのは君だとか言って、すごいクソ野郎なんだよね。
クソ野郎、アンドレだ、アンドレ。
アンドレ。
君を愛するのが僕の仕事だとか言って、固くなり働こうとしないやつ。
うん。
うん。
そうなんだよ、それと結婚できるって喜んでるバトルエイヌは何なの?って思っちゃったよね。
うん。
うん。
みんなを、
うん。
同家として、
うん、そうね。
うん。
描くことで、
うん。
そういうスタイルのコメディなんだろうね。
まあね、だから登場人物にはバカしかいないんだけども。
うん。
うん。
うん、なんだけども、
うん。
あの、雰囲気がね、
うん。
よくって、今日たまたまこう、ちょっと平日で、
うん。
ね、あの、なんというか、ふぎりからちょっと経ってる映画を、
わりと空いてる映画館で、
うん。
見て、のんびりすることができたっていうのが、
2は、ちょうどいい映画だなって思ったわ。
まあね、で、また普段全く見ないタイプの映画ってのもあってね、
うん。
うん、わりかし新鮮ではあったかな。
そうなんだよね、で、なんか、
あ、そう、フランスパンがさ、すっごいおいしそうでさ、
もう帰りに思わず買っちゃったのよ、フランスパンをね。
あ、そうなんだ。
うん。
いやあ、しかしね、あの、ハンジと話してるときにも、
このストーリーだったら、有罪にはならないですよねって言って、
うん。
え、無罪なの?じゃあ私がやりましたとかいうところは、ちょっとおもしろかった。
まあ。
そこでさ、あの、その後の無罪を勝ち取るところと、
それで名前が売れて成功するっていうビジョンがなければ、
私がやりましたっていうさ、
メリットはないと思うんだけどね。
うん。
あくまで無罪は無罪なんだから、そう言っときゃいいのに、
なんで、え、無罪になるなら私がやりましたっていうのはよくわからんかった。
うん。
うん。
その後、大女優さんが出てきて、
私の犯罪を返してとかいうのもおもしろいけどね、
ひどいセリフだよ。
うん。
うん。
なんて言うんだろう、風刺を見る頭に切り替えないと見られないんだよね。
うん。
言ってることがデタラメだっていうのをさ、
映画『私がやりました』の見どころ
あの、楽しむには、なんかちょっとこう、
なんらかのこう、気合を入れないと、
うん。
わかんなくなっちゃう。
いやだからまあ、さっきの話に戻るけども、
1935年っていう状況だから、
多少現実離れしてても、
物語として受け入れられたなっていうところがある。
うん。
やっぱり、自分に近いと違和感っていうのは、
感じやすいっていうのは前に、
邦画と洋画の話でもした通りでさ、
うん。
うん。
フランスだし、
うん。
お昔の話だから、
うん。
こんなとんでもねえ話でも、受け入れられたかなっていう。
じゃあ、他国でかつ100年近く経ってるってことが、
いい感じのフィルターになって、
すんなりと話が入ってくると。
うん。
あとはフランスの100年近く前っていうのは、
うん。
やっぱり美術がおしゃれでいいなという話に戻る。
おしゃれだよね。
うん。
あの裁判所のところでさ、
みんながこう、
何?
手元と、
うん。
電気スタンドとかもさ、
うん。
めちゃめちゃかっこいいの。
うーん、見てなかったな。
うん。
とかね、
小物が実によかったですね。
最初のボロアパートのさ、
通路とかさ、
うん。
うん。
階段登っていくところもかっこよかった。
ドレムが帰ってくるところの、
テクテク歩いてるところのシーンで、
うん。
あの、立橋の、
立橋?橋のさ、
立橋じゃないよ。
橋の、
うん。
欄間っていうかなんか、
うん。
あれがすごい構図とられてて、
綺麗だなって、
なんか、
標識の位置とかもよかったなと思った。
標識か、標識出てたっけ?
出た。
パリスって書いてあった気がする。
あとは服ね。
服ね。
だから、当時だから、
あの、毛皮がダメですって言われる前のやつってことで、
ボロにキツネを羽織ってたりするんだよね。
ああ、そうね。首に巻きつけてたね。
うん。
キツネの足とかそのままついてるみたいなさ。
うん。
とかね、
あと、あの、舞台に出たときの、
長い真珠のアクセサリーとか。
うん。
あれね、なんか、
雨に歌えばとかを見ると、
なんか、
ちょっとこう、
ショーの中での服装みたいな感じで、
出てくるブレスとかがさ、
当時のモード?
うん。
って感じで、
うん。
いいんだけどさ、
そういう良さがありましたな。
なるほどね。
なんでこう、右肩にだけ毛皮かけんねん、あんたみたいな。
登場人物の行動と反応
なんでって?
おかしいの?右側だけだと。
なんで右肩だけ、
なんなん?ってちょっと思わん。
いや、わかんないけど。
助けがけする場所ってあるんじゃないの?
助けがけじゃないんだけどさ、
右肩だけまたぎになってる感じの。
またぎって言うな。
焼け革がね、びよーんってね。
実用じゃなくて、
ファッション?
なんだなって思った、当時のおしゃれスタイルがさ。
いや、別にアシンメトリーのファッションなんて、
昔からあるんじゃないの?
実用性よりは、
おしゃれを求めてた感じになると、
あんな、
いい暮らしをしているっていうのになると、
そういう服になるわけじゃん。
あれでしょ?
事件が起こる前のさ、
貧乏暮らししてた頃ってさ、
わりと普通のなんかブラウスとか、
ニッチョキとかさ、
そんな感じの素朴なスタイルだったんだけど、
なり上がってからはさ、
そうね、はではでな。
とにかく毛皮毛皮みたいな、
高級者は高級者みたいな。
で、メイドさんも出てくる。
あれ、メイドさんかわいそうだったな。
っていうか、メイドさんの前で、
思いっきり殺したの殺してないのの話をするなって、
そんなセキュララな話をするなって思ったよね。
かわいそうって思った。
あの人をね、
ちゃんと黙っていられるかっていうね、
絶対他で話したくなっちゃうじゃん。
あんなこと言っとったでって。
わかんないけどさ、
一斉封尾したゴシップってことになってるんでしょ?
そうそう。
過政府は見たどころがさ、
そう、いちかえつこになっちゃうかと思ってる。
普通に横にいるところで平気で話してるからね、あれで。
過政府の目の前でって感じで。
あれはひどいと思った。
かわいそうだなって。
あとはまあ、
男は死ね。こちとら事前事業じゃねえんだ。
っていうファーザーの言葉を思い出したぐらいかな。
まあ、だから最近は男は死ねー映画が多いですねっていう話なんですけど、
そのためにファーザーがメガホントークをしてくるわけだ。
ご来場の皆様、お困りのナオンの方はおられませんか?
いたらお声掛けください。
男は死ね。こちとら事前事業じゃねえんだ。
そう、そこまでが大事。
究極に己の利がいいね。
利得のためだけにみんな動いてるっていうのがね、やっぱり面白いよね。
あの、ボンボンのパパさん、タイヤ会社の社長さんとかもね、
有刺が受けられるってなった途端に反応が良くなったりとか、
天のシールがクルーってなる。
あと、あれだよね、犯罪者じゃなかったんだ、息子の嫁がみたいな。
あれ、でもそうなると有刺が受けられないのでは?とかさ、反応がクルクル変わったりとか。
あとはあれだね、あの、マドレーヌが一世を風靡してるのを見てさ、他の女優さんとかがさ、
私もあいつ殺した方が良かったのかしら?とかさ、なってる。
そう、あ、そっか、男殺せばいいんだ、みたいな感じになってる人が多かったりとか、実際に愛人殺しちゃったりとか。
あと、男の人もさ、マドレーヌが来るって聞いて、あれ、俺殺されるの?みたいにビビったりとかさ、
そういうのもね、ちょっとフフって笑うギャグ、ああいうのもね、嫌いではない。
結構だから、話的にはえぐいことをやってるんだけども、割かし軽くさらっと書くからね、なんかヘラヘラも笑ってみてしまったけれど。
コッケーではあるんだけれども、っていうね。
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