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あなたはなぜ墓に行かないのか?100カ国を巡った「墓マイラー」
2026-05-25 08:13

あなたはなぜ墓に行かないのか?100カ国を巡った「墓マイラー」

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サマリー

文芸研究家のカジッポン・マルコ・ザンケツ氏は、29年間で100カ国を訪れ、2300人もの偉人のお墓を巡礼してきた「墓マイラー」である。19歳でドストエフスキーのお墓を訪れたことをきっかけに、芸術家たちの人生に触れ、孤独や苦悩を乗り越えた彼らとの一体感を感じるようになった。カジッポン氏は、芸術は時間や国境を超えて人々に感動を与え、他者への共感力を示すものだと語る。彼にとって墓参りは、偉大な先人たちからの「ラストメッセージ」を受け取る行為であり、人生を豊かにする不可欠な営みである。

墓マイラーとは?カジッポン・マルコ・ザンケツ氏の紹介
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突然ですが、皆さんは歴史上の人物とか芸術家のお墓に参るという
お墓参りの習慣あります?自分の親族ではなくて。
世の中には墓マイラーと呼ばれる人たちがいるんですよね。
歴史上の人物の足跡に思いを馳せ、そしてそのお墓を巡礼するんです。
今日はそんな墓マイラーの名付け親をご紹介します。
文芸研究家のカジッポン・マルコ・ザンケツさん。
彼はなんと29年間で100カ国を訪れたんです。
そして2300人もの偉人のお墓を巡礼してきてるんですよね。
今回のお話の出どころとなったのは、
私が2017年にスクラップしておいたネット記事のメモからなんです。
これは2016年の記事に掲載されていた内容を、
私が2017年にスクラップしたということなので、
その時からもう10年経っているんですね。
なのでさらに多くの国を訪れていらっしゃるんじゃないかなと思うんです。
なぜそこまでしてお墓を巡るのでしょうか。
今日はカジッポンさんの情熱あふれる巡礼ストーリーをご紹介します。
そして芸術が持つ本当の力についてお話してみたいと思います。
初のお墓参りと「アートサンダー」体験
カジッポンさんが初めてお墓巡礼をしたのは19歳の時だったそうです。
向かったのはロシアのサンクトフェテルブルグです。
目的は作家ドストエフスキーのお墓だったんです。
10代の頃カジッポンさんは精神的にとてもしんどい時期を過ごしていたそうです。
その時ドストエフスキーの罪と罰を呼んだそうです。
そして人類も捨てたもんやないなと救われたんだそうです。
ドストエフスキーはご両親に次ぐ恩人だったということなんですね。
だからどうしても一言お礼を言いたいと思ったそうです。
お墓を見つけた時彼は感激してダッシュしました。
そして手のひらで墓石に触れスパシーバー、つまりありがとうと伝えたんです。
この瞬間全身が雷に打たれたような衝撃を受けたということなんですね。
アートサンダーと言ってあります。
僕のヒーローは架空じゃなかったと感じたそうです。本当にいたんだと。
熱い血が通ったように感じて鳥肌が立ったとのこと。
彼はこの体験をアートサンダーと呼んでいるんですね。
ふと後ろを振り返った。
そこにはチャイコフスキーとかムソルグスキーのお墓が並んでいたそうです。
大好きな作曲家たちなんですね。
彼は一人一人のお墓にスパシーバーと伝えてもらったそうです。
つまり彼には恩人がいっぱいいたということをご本人が確認したわけですね。
感動を貰い放しでは申し訳ないと。
そういうふうに考えて、ベートベンやゴッホとか手塚治虫シェイクスピア、
全ての人に感謝を伝えないといけないと思ったんだそうですね。
これが29年にも及ぶお墓巡礼の始まりだったとのことです。
海外での墓巡礼の苦労と奇跡
海外でのお墓巡礼は決して簡単ではありませんよね。
特にインターネットが普及していない時代は大変でした。
現地での聞き込みが基本だったからですね。
これは2000年のことなんですけど、
彼はアメリカのアイダホ州に行きました。
ヘミングウェイのお墓を訪ねるためです。
しかし近くの町まで着いたのに、オチへ行くバスがないんだそうです。
タクシーだと往復で10万円以上かかれそうです。
彼がしょげていたんですよね。
すると、デンマーク人の旅人が声をかけてくれたそうです。
なんと翌日に往復11時間もドライブして連れて行ってくれたんだそうです。
お礼のお金を渡そうとしたんですが、その人は受け取らなかったということです。
僕もヘミングウェイを愛しているからと言ったんだそうです。
同じ年の7月にも信じられないことが起きました。
スヌピーの作者、チャールズ・シュルツのお墓を探していたときのことです。
新聞の記事だけを頼りにカリフォルニア州の町へ行きました。
警察署で場所を聞いて地図をもらったんですね。
しかし、2時間探しても全く見つからないと。
子供に聞くと、いやこんなとこにそんなのないよと言われたということです。
彼は涙目で警察署に戻りました。
そして、言うミステイクと訴えたんだそうです。
すると警察が調べ直してくれたと。
そして正しい場所がわかったということですね。
でももう時間がありませんでした。
すると警察は、ノープロブレムと笑いました。
なんとパトカーに彼を乗せてサイレンを鳴らして、
お墓まで急行してくれたんですね。
まさに彼らの芸術への愛が奇跡を起こした瞬間だったそうです。
孤独と芸術の}=(-)
カジポンさんはなんでそこまで芸術にのめり込んだんでしょうか。
実は彼もまた孤独を経験していました。
高校2年生で家を出て一人暮らしを始めました。
失恋もたくさん経験しました。
好きな人のために美術を猛勉強したそうです。
でもね、玉砕だったんですね。
そしてまた別の人に近づきたくて、
ショパンのコンクールについて調べ尽くしたんだそうです。
それでも振られてしまいました。
でも彼は芸術というダイヤモンドをそこで拾うことができたんです。
偉大な芸術家たちも孤独や苦悶を抱えていました。
ベートーヴェンやショパンも生涯独身。
彼は偉人たちとスクラムを決めたような気がしたんだそうです。
だから失恋にも耐えられたんだということです。
彼は長年の文芸研究とお墓巡礼を通じて、
芸術が示す「同じところを見る」真理
ある真理にたどり着いたということです。
それは他人と違うところを見るのが戦争、
同じところを見るのが芸術という言葉です。
アンデフランクのお墓でのことです。
彼女のお墓の前には世界中から手紙が届いていました。
スペイン語、フランス語、ハングル、日本のオリズムもあったそうです。
素晴らしい作品は時間も国境も超えます。
読む人に感動を与える。
それは人間には他者への共感力があるということですよね。
国籍や文化が違っても私たちは分かり合います。
芸術作品は人を信じられる証拠だったと彼は感じたということですね。
まさに同じところを見るのが芸術という言葉そのものです。
墓参りの意義と日常への応用
はい、いかがでしたでしょうか。
カジポンさんはこう言っています。
お墓はそこに眠る人のラストメッセージだと。
彼は何でそんなにお墓に行くのかと聞かれてこう答えています。
むしろあなたはなぜお墓に行かないのか教えてほしいですね。
彼にとってお墓人類は息をするのと同じことなんだそうですね。
私たちも心を動かされる作品に出会うことがあります。
その時作者の人生や思いに少しだけ寄り添ってみてはいかがでしょうか。
きっと日常が少しだけ豊かになるんじゃないでしょうか。
この番組ではこのようにシニアの日常を一方だけアップデートできるようなお話をお届けしています。
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それではまた。リュースタイルでした。
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