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2020-06-10 16:23

#56 「調べる技術書く技術」佐藤優 【お話聞いて回】

次の書評動画に選んだ,佐藤優氏の「調べる技術書く技術」。 

そのプレゼンのために,一度わたしの理解度を確認しておくために,お話を聞いてくださいという企画です。 

ちゃんと理解していないところは,間が空いたり意味のない「うー」なんていう声が連発したり,自分で何言っているのかわからなくなったり,前後の脈絡がとれなくなったりします。 

そういうところを今一度読んで理解を深めプレゼン撮影本番に備えます。

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Lyustyleの知的迷走ラジオ、第56回目の今日は、「お話聞いて回」です。佐藤雅史の調べる技術書く技術についてのお話を聞いてください。
知的生活ネットワーク動画の中の次の動画には、佐藤雅史さんの調べる技術書く技術を選びました。
佐藤雅史さんについては知らない方はいないだろうというぐらい、知の巨人ですよね。作家であり、元外務省主任分析官という、きょろっとした目で見られたらおっと思いますよね。
知の塊ですよね。そして学ぶ技術、表す技術に本当に長けた方で、池上明さんとよくコラボして本を作ったりされていらっしゃいます。
この方の調べる技術書く技術、この本は誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意というように表示が書かれてあるんですけれども、
現代ですね、双子部落下化をしているじゃないですか。持つものと持たざるものというような。
佐藤雅史は後ろの子部という言い方をされるんですが、その後ろの子部にならないためには、教養力がいるというふうに言われます。
教養力というのは想定外のことに対して適切に考えて行動する力と、それが必要だというわけです。
そのためには質の良いインプットとアウトプットが欠かせないというわけなんですが、ここでアウトプットと知的生産ということをちょっと分けて考えていらっしゃるんですけどね。
私たちというのは仕事をしているときに必ず知的生産を何らかの形でやっているわけですよね。
マニュアルを書いたりとか、レポートを書いたりとか、調査したことをまとめたりとか、自分で物語を書いたりとか、本を書いたりとか、それとか論文を書いたりとかね、
そのように人に評価される、人の目に見える形で発表される、そういうことを知的生産という言い方をされていますよね。
対してアウトプットというのはですね、学んだことを書いたり話したりするということですよね。
インプットというのは聞くこと、読むことなんですが、この質の良いインプット、聞くこと、それから読むことを繰り返すことで質の良いアウトプット、話すこと、書くことですね。
そういうことができるので、できるだけ質を高めていくことで、それを繰り返していくことで、その教養力が高まっていって、そして良い知的生産ができるというようなことなんです。
知的生産というのをなぜここで言うかというとですね、AIが発展していく中で人間の仕事がよく奪われるというふうに言うんですけれども、
AIが得意とするのは分析ですよね。しかし人間固有のできることというのは、付加価値を作るということですよね。
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分析はAIができるけれども、しかし付加価値は人間しかできないと。
それは人間固有の知的活動ということの知的生産というのは、付加価値をつけることと言えるということなんですよ。
それをできるのは人間なので、AIができない付加価値を作るということが必要なわけですよね。
その付加価値を作るということは、一つは総合力ですね。さまざまな力を動員して付加価値を作っていくわけです。
そのさまざまな力を動員するというところが、これがインプット力とアウトプット力、そしてその土台となるコミュニケーション力ですね。
この3つの柱でお話ししますよというのが、ここまでが前段なんですね。
まとめると、人間というのは知的生産というものをみんな仕事の中でやっている。
幸せになるため、より充実した生活を送るため、また生き残っていくためには知的生産の質を上げる、知的生産を濃くする、それが非常に必要になってくる。
この知的生産というのはAIができないことであって、それは付加価値をつけることであるから、
分析が得意なAIに対して総合力を働かせて生み出す付加価値、これを行うのが知的生産であると。
だからこれが豊かでないとAIに負けてしまうということですね。
その知的生産の質を上げていくのがインプット力、アウトプット力、そしてコミュニケーション力というわけですね。
これが前段です。
次に良質のアウトプットと良質のインプットということなんですけれども、
まず良質なアウトプットをするためには良質なインプットが必要だという、これはもうよくわかりますよね。
まずインプットの質を高めていくということについて考えていきます。
インプットは佐藤勝さんに言うと2種類あって、
一つは理解力の土台を作るインプット、そしてアウトプットのためのインプット、この2つということです。
理解力の土台を作るインプットというのは、リベラルアーツとか基礎力とかそういうことに類するものなんですが、
アウトプットの質を左右する土台となるようなこと、基本的なことですね。
これがあることで、アウトプットのためのインプット、何かを表さなきゃいけないから勉強するという、
そのインプットもしやすくなるわけですね。
だってもう土台が非常にあるわけで、その理解度が底上げされるという意味でインプットができるわけですから、最初から下手入っているようなもんですよね。
ですから、当然より高みにいけるわけですから、アウトプットの質も高まるということで。
土台が早くなるということとともに、地の組み替えも頻繁に起こるようになりますよね。
それだけたくさんのものを知っているわけですからね。
良質なアウトプットに結びつき良いインプットということについて考えています。
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一つは、高校の教科書レベルの知識と教養だと言います。
また、仕事に関しては大学レベルの基礎知識を知っておくべきだということを言うんですね。
これってですね、佐藤正さんに言うとこれはOSだと。
これらは常にアップデートされることによって、初めて有益なインプットを活用できるということを言われています。
実はよくわかりますよね。
高校の教科書レベルの知識、教養としては、高校の日本史A、世界史A、そして政治経済、数学1のA、この4つをですね、しっかり学んでおくと、学び直しておくべきだと言います。
高校の教科書を学び直すんですね。
これでですね、先申し上げた新聞とか、そういう生の情報からのインプットの質が高くなるということです。
基本的なことを知っていると、これおかしいんじゃないということで、フェイクに騙されなくなるということですよね。
また、高校の基礎力に関しては、ブルーバックスの物理、科学、生物、地学、こういうのを読んでもいいということで、とにかく基礎をしっかりまず身につけておくことだと言いますよね。
さらにですね、哲学の入門書、そういうものを読むということですね。
あとはですね、ネットで学ぶならば、信頼できるネットソースに絞れということで、先申し上げたNHKニュースウェブ、それからジャパンナレッジを進めてあります。
Wikipedia自体はその信頼度というのが低いわけですよね。
Googleの検索はね、ノイズがたくさんあるから、非常に効率が悪いと。
だからWikipediaのGoogle検索は使わないというふうに言われています。
ジャパンナレッジだったらね、月額1600円ぐらいですけれども、これは非常に信頼性のある百科辞典とか、さまざまな辞典が横断検索できるので、それが一番信頼できるというふうに言われています。
それをお勧めされていますね。
また、ネットで独学するには、iStudyU、それからStudyサプリを進めてあります。
なぜかというと、講師が勝ち残っている人だからというわけですね。
なるほど、確かにということですね。
ということでですね、アウトプットの仕方ということです。
知識をアウトプットするということで、情報を自分のものにする、適切に整理するためのアウトプットという考え方ですね。
学んだことをですね、まず表すことによって定着すると。
佐藤さんは手書きを推奨しておりますね。
記録という行為で効率よく自分のものにするという、記憶への定着がそこで上がるということですよね。
それからね、ノートには一冊のノートに書くと。
効率ですよね。
あれこれ探したりする必要ない、このノートと決めておくことで、ここになければどこにもないという情報を作り出すわけですね。
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それから日誌を書こうと、日誌で一日を振り返る。
行動の記録というのはね、記憶のトリガーになるわけですからね。
そして本の抜粋とコメントというふうなことが述べられてありました。
本のただの抜き書きだけじゃなくて、そこに必ずコメントを入れておくということですよね。
次に思考力を鍛えるということではですね、自分の頭で考えるために読書ノートをつけるということです。
そこはね、批判的な思考力ということを実に大切にしてあって、ここで思考力というのはね。
まず書いてあることを理解した上で、自分なりの評価を書き加えることで、自分はこう思うんだと。
それは賛成でもいいし、いや自分はこう思うと反対でもいいし、それを必ず書いておくということですね。
それを読書ノートというように言われます。
あとですね、話すこともいいんですけれども、話すこともいいんですが、
それよりも参照不可、何も見ない状況の中で一旦書くということをすごく勧めてありますね。
あとですね、複数の情報から何が違うのかを考えて複元式を磨くということも大切だというふうに言っています。
以上ですね、質の良いインプットと質の良いアウトプットというところからね、今述べたんですけど。
もう一つですね、それらのためのインフラの成立ということでね、三つ目の柱なんですが、
ここではですね、知的生産を続けるにはお金が必要だと、これは本当にそうだと思いますよね。
渡辺翔一氏もお金の大切さについて述べてありました。
この本の中にはお金の貯め方、使い方、賢い使い方、貯め方、そういうことが述べてあるんですけど、ここでは逃したいと思います。
そしてここで述べられているのは人脈ですね。
この人脈というのは持続的な知的活動のインフラとなるよということです。
安心して暮らせて働くことができる人間関係のこと、これは実に重要なインフラだと言われます。
そのためにはコミュニケーション能力は欠かせないわけで、この人脈というのはセーフティに行ったときの役割もありますと。
助け合って乗り越える関係性ということを気づいておくことが大切だというわけですね。
またセーフティネットというだけでなくて、人脈があると複数の視野がそこでできるわけですから、
自分だけの一人おがりにならない視野が狭くなるということを防ぐこともできます。
また自分の時間を友人と共有すると、自分の部屋に招いて一緒に食事を振る舞うとか、
そのようなことで人脈を築いていくということが自分の知的生産のための重要なインフラになっていくよというわけですね。
これらの土台の上に持続可能な知的生産力が身についていきますということですね。
それが可能になるということです。
そしてその質を高めることが人生を充実させることになるので、
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良質なインプット、良質なアウトプットを繰り返していきましょうというわけです。
その先に良い知的生産が生まれますということで、
ここで本とかですね、ブログとか動画とか、またマニュアルレポートとかね、
そういうようなものが生まれていく質が高くなっていきますということですね。
このような知的生産の質が高まるということが引いては、
自分の人生を豊かにすることになる。
双子ブラクダの方の前のコブに何とかなりなさいということなんですね。
これらを読んだ上でですね、自分のことなんですけれどもね。
私の場合ですけれども、この知的生活ネットワーク動画チャンネルに
価値ある動画を蓄積しようと思うことが、これが私の場合の知的生産です。
それによって人生も充実をしてきていますよね。
この知的生産を生むためにですね、私は本をまず読む時間を作りました。
そして読み方を工夫しました。
今ここで言っているようにポッドキャストでお話をしてみています。
この後ブログに台本を書きます。そしてそれをもとにプレゼンを作ります。
そしてそれを元に話してそれを撮影という、いくつものアウトプットを繰り返していくわけですね。
こうして何度も何度も書いたり話したりするということで、
そのような自分メディアの方法を私は持っているということですね。
ですから知的生産物であるこの動画ですね、ネットワーク動画の
どんどん充実していくんじゃないかなというふうに思っているところです。
はい、今日は佐藤正さんの調べる技術、書く技術についてお話ししました。
情報が多すぎるという時代を生き抜いていくための最強の知的生産術ということで
ご紹介したいというふうに思いました。
はい、いかがだったでしょうか。
今ですね、アウトプットに関する本が本当によく出ていますよね。
先日もなるけまこと氏のアウトプットについての本を読んだところですが、
今の時代の中でアウトプットをするということ、
これは本当に大事なこととされていますよね。
アウトプットなきインプットはただの娯楽であるというふうに
佐藤が書いている本もありました。
娯楽であるというかね、小説とかね、そのようなものはアウトプットがなくて
インプット自体が楽しいのでただの娯楽でいいんですけれども、
ただそれをですね、やはりこんな漫画が面白かった、こんな映画が面白かった、こんな小説が面白かった、
それを楽しむ娯楽ではいいんですが、
人に話してみたりとかブログに書いてみたりというようなアウトプットをすることでですね、
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さっきの映画を見たとか面白い小説を読んだとかいう、
そういうインプットの経験がさらに増幅されて、
良いインプットに変わっていくということになるんじゃないでしょうかね。
そしてそのことのおかげでさらにインプットしたことが、
読んだ本がより明らかになったりとかね、
映画がより感動的になったりとか、引いては自分の人生が豊かになると、
そういうようなことではないかなというふうに思います。
自分のものとしてものを考えるための大切な武器になるということなので、
里政さんはですね、アウトプットというのは誰でもアウトプットすべきであって、
トップ1%の人がするような特別なことじゃないというようなことを言ってありました。
今日はですね、これを書評動画にするにあたっての、
自分の理解度を測るためにお話を聞いていただきました。
途中でカットしたようなところもあるし、詰まったようなところもあるんですけれども、
これをもう一度整理して、明日今度はブログで台本を書いて、
週末にプレゼンを作っておこうというような形を考えているところです。
どうもお付き合いいただいてありがとうございました。
それではまた。里政でした。
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